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いやはやなんとも、
あまりにもハラホロヒレハレで「お察し申し上げます」としか言葉にできないお話を発見。



テディベアに「ムハンマド」 名付けさせた英女性教師を逮捕 スーダン

11月27日9時29分配信 産経新聞

【ロンドン=木村正人】スーダンの首都ハルツームにある英国国際学校で9月、英国人の女性教師が7歳の児童にテディベアの名前を選ばせたところ、23人中20人がイスラム教預言者と同じ「ムハンマド」と名付けた。父母の一部が「イスラム教への冒涜(ぼうとく)だ」と騒ぎだし、現地の警察は25日、イスラム法に基づきこの教師を逮捕した。
b0070127_16533343.jpg逮捕されたのは8月に同校に赴任したばかりのジリアン・ギボンズさん(54、photo@BBC)で、英国の指導要領に基づき授業中、児童に動物の名前を付けさせた。ギボンズさんが「アブドラ」「ハッサン」「ムハンマド」の3つの名前を挙げたところ、ほとんどの児童は一番なじみの深いムハンマドを選んだという。
裁判で有罪が確定すれば、ギボンズさんは6カ月間投獄された上、40回のムチ打ちの刑か罰金刑を受ける。イスラム教ではムハンマドの偶像化が禁止されているが、同校の校長は「完全な過失で、イスラム教を侮辱する意図はなかった」と説明している。混乱を恐れて同校は来年1月まで休校とされた。



.......ε= (´∞` ) アイヤー。40回のムチ打ちは痛いと思うぞ。

イスラームの家庭で育った子供の目に映るテディ・ベアがどのように捉えられるのか私にはよくわからないけれど、私個人は子供の頃からぬいぐるみが大好きで、熊のぬいぐるみも好きで、テディ・ベアも好きよ。特にCHEEKY チーキーにハァハァ。だって、かわいいんだもん。人それぞれの好みがあるにしろ、7歳児の教室内で23人中20人がテディ・ベアを見た印象を頭の中で思い巡らしたら「アブドラ」よりも「ハッサン」よりも「ムハンマド」が良い!という意見が多かったわけです。だから熊のぬいぐるみの名前がムハンマドになったのです。こうなっちゃうと教室内の民主主義もイスラム法の国家の下では逮捕に相当する罪になっちまい、おまけに50歳を過ぎた女性に40回のムチ打ち刑というのが男女平等なんだか、男子だったらもっと凄いのよ、なのかもわからないアチラの世界であります。いや、理解に苦しむ。だいたい、そのクラスの中の男子児童のうち何人にムハンマドやその派生名がついているのかしらね?かわいいわが息子にはムハンマドと名付けてよくて、そのかわいい息子がかわいい熊にムハンマドという名前を付けると罪になるの?

つい数日前、次のようなユダヤん小噺を聞きました。
子供 : 先生、どうして人間はみな違うのですか?
ラビ : それはね、誰もが神さまにそっくりだからだよ。
味わいある話でございます。全知全能の神は自分の似姿であるヒトを作ったからこそ、人間は誰一人、同じではないのです。外見が同じ双子だって思考も嗜好も違うのだからして、この世に生を受けた過去のヒトも、今生きるヒトも、これから生まれてくるヒトも全部合わせたところでまだ神の全てにはならないのですわな。

そもそもテディベアを見て、「いとおしい」と思ったからこそ物心つく前から愛し、信頼するムハンマドさまの名前を思いついたンではないでしょうか。純真な子供であればこその選択としか思えません。それともなんだい、この事件は「先生による挑発」と考えるのでしょうか?

2005年春、独逸のHermann社から教皇ベネディクト16世ベアやらチャールズ&カミラベアなんてものが発売 されましたが、あれから二年以上が過ぎてもいまだヴァチカンからも英國王室からもこの発売元に対しクレームひとつ出ていないようでございます。イスラームのみなさま方にその話をしたところで「そりゃ、教皇も未来の英國王もこの世で最期にして偉大なる預言者ぢゃないっすから、ムハンマドさまを教皇や英國王なんかと同じ扱いにしないでくださいませんか。」と言われれば「は、こちらの無知をお許しください」としかみなさま方の信仰を尊重してお返事申し上げるしかありませんけれど。
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先日、私がお目にかかったアフリカ系移民の少年。10才くらいと思われる彼の名前はChrist-amour クリスタムール、日本語に訳すと「キリスト・愛」ですが、おフランスの場合はこの名前は問題なく戸籍登録できます(フランスには命名法が存在します)。逮捕されるどころか、名付けた親御さんの信仰に驚いちゃったりなんかします。
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↑ 2007年11月27日、スーダンは首都ハルツームのおもちゃ屋さんで。↑

Photo par AFP

それにしてもいやはやなんとも、スーダンのみんなたちをお察し申し上げますが、スーダンのみんなたちにしてみればイスラーム法で守られた国だからこそこの世の楽園なんでありましょうから、なぜ私がお察ししているのかも論じたところで点がずれるだけですね、きっと。
どうぞお幸せに。

le 27 novembre 2007, Sévrin
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by ma_cocotte | 2007-11-27 22:40 | 『?』なミュぢゅるマン | Comments(6)
Commented by つき at 2007-11-28 02:26 x
ところかわれば・・・・ということでしょうか。

思い出したのは、これ。
http://www.youtube.com/watch?v=NAu8IOY6i04

末にフランスの法律があるのですが、ほんっとに、豚にナポレオンと名前をつけたら、しょっぴかれるんですか??
あまりにも、不遜なことなのでしょうねぇ。。

ユダヤん小噺、ナイスwです。

イスラム社会は、偶像にはピリピリしてるから・・・国や地域によっては人形やぬいぐるみも、そもそもダメ、とかいう社会ですよね。
スーダンは、原理主義の派生の政府らしいですし。(ゆるくはなっているようですが)
あれぇ。スーダンって中国様と仲良しですよね?
中国人って、どこでも平気で豚食べて、酒飲んでそうなのだけど・・・・汗
Commented by ma_cocotte at 2007-11-28 03:23
> つきさま、しばしば耳にするのは「コチラの常識はアチラの非常識、
アチラの常識はコチラの非常識」というキリスト教⇔イスラームの関係
表現です。
紹介してくださったようつべ、面白いっっ!
で、ブタにナポレオンの話ですが、たぶん、ベルギー小噺だと思います。
が、人間の子供についての命名法はフランスには存在しますです。
最近になってようやく米語のような愛称を命名しても大丈夫になった
みたいです。

偶像ピリピリはユダヤのウルトラ・オーソドクスもそうだったりします。が、
イスラーム原理主義系の戒律の厳しさはアンタッチャブルでいたいです。
スーダンのこの事件、英國の要領で教育しているので治外法権扱い
なら良かったのに・・・とチラリ思ったりもしました。スーダン在住の
外国人子女のための学校ではないかと拝察するのですが、一部の
父兄とは??ですよね。ムハンマドの名前を選ばなかった3名の
お子達の親でせうか???
それにしても40鞭打ちは・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
Commented by 伊望 at 2007-11-28 08:04 x
うんざりしますね。
この話フランスのイスラム教徒はどう反応しています?
『いくらなんてもやりすぎ』という声が挙がっていませんか?

いずれにしてもイスラム原理主義者というのは本当にやっかいです。
Commented by 伊望 at 2007-11-28 08:09 x
こっちにもっと詳しい状況が説明されていました。
http://www.dailymail.co.uk/pages/live/articles/news/worldnews.html?in_article_id=496460&in_page_id=1811&ito=newsnow
Commented by ma_cocotte at 2007-11-28 17:09
>伊望さま、毎度のこととは言え、またか!な事件発生ですね。
フランスですが現在、国内不安定中なのでこの事件を取り上げた全国紙
はおル・モンドさまみたいです。
この手の問題ですが、フランス国内のイスラム教徒は毎回、二分します。
この判断に「ご尤も」を唱えるイスラーム教徒もうんぢゃりおりますよ。

おル・モンドさまの記事を読んだところ、やはり気になったのがこの学校が
英國教育要領の下、英語で教育されている私学であることです。英國
教育要領に従うなら校内で礼拝が行われているはずで、現状は異教徒が
欠席する権利があるのみです。この事件がきっかけでスーダン側は
国内の外国人向け学校内を一斉操作すると決めたらしいです。

異教徒である英国人女性にシャリアー適用というのも、んもー、
お気の毒としか申し上げようがない話です。(T_T)
Commented by ma_cocotte at 2007-11-28 17:13
>伊望さま、The Dailymail 紙の写真がショックだあ・・・・
50歳を過ぎた女性にこの刑が耐えられるかどうか人道的に救うことが
できますように。
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