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今年の12月はわかりやすい。
12月も3日を過ぎました。ε= (´∞` ) 早いものね、一年って。
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フランスの生活習慣では暦の上でAvent アヴァン、=待降節に入るとクリスマスと新年の準備に入ります。家の中を飾り付けたり、少しずつご馳走の下準備に入ったり、などなど。このAvent アヴァンはカトリックの典礼暦に基づくもので、たいてい11月後半から12月はじめの日曜日のどれかからAvent が始まります。この日曜日をもってカトリック暦では一足早く新年に入るのだそうです。この日からクリスマスまで節制しつつ、24日の深夜にクライマックスのごとく大祝賀できるようコツコツと準備するのです。

今年2007年のアヴァンは12月2日でした(カトリック的には既に2008年)。師走の入り、12月1日が土曜日ということで、ココんちの地元では12月1日から旧市街にFoire de Noël フォワァル・ド・ノエル、=クリスマス市が立ち始めました。12月に入ると同時に市が立つとは今年の暦はわかりやすくてよろし。どんよりと重い曇り空の土曜日の午後、クリスマス市の初日をひやかしに行ってみました。
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今年の冬はとても寒いので、甘いもの屋さんで揚げたてのチュロスやベニェ(=ドーナツ)、焼き立てのクレープやワッフルを買ってほおばりたくなります。どこのお店もVin chaud ヴァン・ショ、ホットワインを置いています。ヴァン・ショですが、各店でまったく違う味が楽しめる飲み物です。飲み比べを一度にしたら酔っ払っちゃいますね。

こちら(↓)は「サンタクロースの帽子屋さん」
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こちら(↓)は私個人が興味あります「モロッコの焼き物屋さん。」
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お皿だけでなく奥の棚に見えるアクビちゃんのようなタジーヌ鍋が欲ぢい。仏蘭西と縁が深いマグレブ三国(アルジェリア、モロッコ、チュニジア)の中でモロッコ料理が一番美味しいというのは誰もが認める事実だったりしますが、このタジーヌ鍋で作られる蒸したお料理は絶品であります。初日だったのでまだ品物が全部出揃っていません。また覗かなくては。

こちら(↓)も地中海沿岸のお菓子屋さん。大好物。
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白蜜に長期間漬ければ漬けるほど柔らかく、美味になる中東のお菓子。腹持ちが良いのでラマダーン時にはイスラームの方々は日没と共に明け方までこれをずーっとつまんでいるので断食なのに太ったりするのです。太るってわかっていてもついつい手が出るお菓子です。南仏にいた頃は気軽に手に入るお菓子だったけれど、ココ新天地に引っ越してからは貴重な出店だったりします。

中東のお菓子屋さんの真向かいにはPain d'épice パンデピス、=香料パン屋さん。
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パンデピスというのは蜂蜜とお砂糖をたんまり入れて焼いたケーキが基本。そこにドライ・フルーツやナッツ、チョコなどいろいろな味を加えて楽しめるお菓子です。長期保存が可能なお菓子だったりもしますが、お仏蘭西人はこの焼き菓子にバタアを満遍なく2mmくらい塗ったくり、それをカフェオレやらショコラ・ショ、牛乳に浸して口にいれ、「C'est bon!美味い!」という荒業をやってくれます。パンを飲み物に浸した瞬間、表れる油膜を見た段階で
щ(゚Д゚)щ Non, merci! いや、結構です。
丁寧にご遠慮申し上げるあてくしであります。ケーキだけで十分ベトベトにド甘いあるよ。

さて、最後はこちら(↓)。
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なんてこたあない緑の木々。よく見ると根がありません。これがお仏蘭西のクリスマスツリーです。家族で選んで、パパが肩にかついで家に持ち帰り、家族揃って飾りつけ。
もういくつ寝ると、ノエルなんでしょ?
ノエルに向けて、心のお掃除もせねばの。

le 3 décembre 2007, François-Xavier
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by ma_cocotte | 2007-12-03 21:50 | 『冬』 Rien de spécial | Comments(17)
Commented by つき at 2007-12-04 03:21 x
おいしそうううう ヽ(ToT)丿
地中海は遠い・・・ けど、たべたーーーーーいです。
いや、もう、食べるしか!名前はなんだろ?と。
んで、がしがしと検索かけたのですが、「アラブ お菓子」や「地中海 お菓子」などのキーワードで、こちらのHPがヒットしまくりでした^^
結局、トルコ料理のトゥルンバ というお菓子が一番近いのでは、という結論に至ったのですが・・うーーん。ケマルパシャもシロップ漬とかいてある。
一番人気はバクラバだとありましたが・・・。
激甘いお菓子がありすぎ^^

それにしても、クリスマス、力入ってますねぇ。
みんなで、笑顔で過ごす為に頑張るのでしょうね。
Commented by ぴよよん at 2007-12-04 20:16 x
あー、サパンほしーい!!
近所の園芸店でもなんと売っているんですが、150センチくらいで6000円也です。
これは高いですよね~?
ところで最近フランスで今頃よく見かけたドライフルーツの各種詰め合わせ、みたいなのが食べたくてしょうがないんですが、日本じゃ見当たりません。
飯田橋近辺にでも行けば売っているんでしょうか…。
Commented by ma_cocotte at 2007-12-04 22:56
>つきさま、バクラバ、美味しいですよ。というか、どれも美味しいです。
が、恐ろしいほどの甘さなので簡単に虫歯を発見できます。(^_^)
甘さ控えめならばモンテカオというお饅頭のようなビスケットがお勧め
です。シナモンがきいてボソボソっとした食感が良いです。
中はたいていナツメをつぶした餡かピーナツやアーモンドをつぶした
餡です。
揚げ菓子が主流なので腹持ちいいわ、カロリー(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
だけれど、毎日食べたいとは思いませんが、たまに無性に食べたく
なります。
地中海側なら普通のパン屋さんでも売っていたりします。お勧め。
Commented by ma_cocotte at 2007-12-04 23:02
>ぴよよんさまがおっしゃっているのは多分、13 Desserts ですね。
こちら↓に一覧です。

http://malicieuse.exblog.jp/1470139

日本で集めるのが難しいのはコワンのゼリー、白黒のヌガー、
カリソンでしょうか?
サパンが6000円ですか。日本の消費税率を考えると恐ろしい高額ですね。
フランスは19.6%・・・うみゅう。
Commented by miki3lotus at 2007-12-05 06:56
私の方にそちらはどのくらい暖かいのかしら???なんて書いてここに飛んできたら、そちらも寒そう。皆、ジャケットやコートをタイトに着ている様子。雪こそ降ってはいない物の、寒いのでしょうね。

昨年の誕生日にはパリにいておいしいディナーでした。今年はニューヨークで雪。それも良いです。
美味しそうな物ばかり,そしてかわいいお店が並んでいますね。こちらのホリデイマーケットはテントだったリです。
Commented by 伊望 at 2007-12-05 12:56 x
タジン鍋は買いましたか?
バクラヴァ、食べたいな。でもあれ作ってみると結構簡単ですよ。フィロ生地を買ってきましょう!フィロ生地、日本よりフランスの方が絶対安いから(笑)
Commented by ma_cocotte at 2007-12-05 18:46
> mikiさま、こんにちは。
そう、こちらの今年もかなり寒いです。
昨年は越冬できた植物がダメになっているのでもわかったりします。
ここ(フランス中西部)ですが、天気はイギリスっぽいです。一日に
何度も雨→曇り→晴れ間の繰り返し、雪は少ないけれど寒さは厳しい。
そんな感じです。
今年のアルプスやピレネーは既に雪の毎日みたいですよ。

ニュウヨオクも毎日、断続的に雪?みたいですね。
今年は世界中が暖冬から普通の冬に少し戻れたでしょうか。
そうだとしたら地球のために良かったことになりますね。(^_^)

上の屋台ですが、日曜大工屋に行くと買える「物置」が基本だったり
します。うちも節約して将来、お庭にこの小屋を一つ!と考えています。
Commented by ma_cocotte at 2007-12-05 18:55
>伊望さま、いえいえ、まだ買っていません。
モロッコの焼き物は温かみがあって大好きです。
ちょっと前、うちは誰も煙草を吸わないのに灰皿を買いました。
二重構造で面白いデザインです。

タジーヌもフランスでは進化した電器製品様のものもありますが、
この素朴な土鍋だから良いのですよね。鶏肉とドライフルーツの蒸しもの、
大好物(↓)です(ただし夫は甘辛が苦手(T_T)

http://malicieuse.exblog.jp/2916020

フィロ生地というのはパイ生地みたいなものですか?
この(↓)ブリックとはまた違う生地でしょうか?

http://malicieuse.exblog.jp/3693037
Commented by ぴよよん at 2007-12-05 21:03 x
ああ、私が言ってたのって13dessertsだったんですね。
南仏のものだと思っていましたが、我が家の住んでいたパリ郊外のスーパーでもこの季節には並んでいました。
丸い箱にきれいにつめられていて、ナツメの黒が妙に印象的でした。
Commented by papillon-e at 2007-12-06 09:37
おいしそうですね。私も食したい。羨ましくって羨ましくって仕方ないです。特に、ホットワイン!!!あ~~~~~~私もいろんな味を味わいたい。シシカバブーも、また脳天一発甘いお菓子も食べたい。食べ物の興味はつきない!!
そこで、ホットワインの作り方を教えてもえませんか?これはおねだりです。迷惑でしょうが、是非教えて下さい。教えて欲しいな~~。(手を組んで上目使いで見ています)
Commented by ma_cocotte at 2007-12-06 16:12
>ぴよよんさま、こちら(大西洋側のフランス中西部)でもこの時期、
きれいに籠皿に並べられた干し果物を見るようになりました。野菜売り場
近くに置いてあったりしますよ。たいてい杏、ダーツ(棗)、プラムと殻付きの
アーモンドや胡桃が乗っています。コワンのゼリーやカリソン、ヌガーが
アラブのお菓子で代用されていたりもしますね。私はコワンのゼリーが
苦手ですが、ヌガーは黒、白共に大好物です。美味しい・・・としか
つぶやけないくらい美味しい。
ナツメはカロリーが相当高いそうです。デブの素らしいので気をつけましょう。
Commented by ma_cocotte at 2007-12-06 16:19
>ぱぴよんさまもホットワインが好きですか?
私もだーい好き。シナモンとオレンジの輪切りを入れたタイプが好きかも。
シシケバブ(ひき肉団子)もドネケバブ(細切り焼肉)どちらも美味です。
太ってもいいからかぶりついちゃおーっ!ですよ。
オリエンタルのお菓子はまじ虫歯直撃の脳天割りです。が、時折、
強烈に食べたくなります。

ホットワインですが赤ワインをお鍋で弱火で温めるだけですよ。(^_^)
仕上げにシナモン。飲む直前にお砂糖とオレンジやレモンを入れます。
入れたてだと飲む時に湯気と一緒にアルコールが鼻に入るのが注意点
です。ぜひぜひ~♪
Commented by 伊望 at 2007-12-07 22:38 x
>フィロ生地というのはパイ生地みたいなものですか?
>この(↓)ブリックとはまた違う生地でしょうか?

考えてみると、シュトルーデルの生地が一番近いと思います。ブリック、日本では市販の春巻き皮で作ることが多いですが、もしフランスの市販のブリック生地が春巻きの皮と同じ厚さ固さなら、ちょっと厚すぎるのではないか?と思います。
Commented by 伊望 at 2007-12-07 22:43 x
ホットワイン、僕は風邪引いたとき神学校の台所に忍び込んで(!)作っていました。
風邪引き用なので、赤ワインを水で少々割って薄切り生姜をたっぷりと蜂蜜を加えシナモンスティックを割りいれて煮立てアルコールを飛ばします。喉にいいですよ。
Commented by ma_cocotte at 2007-12-08 13:54
> 伊望さま、このレシピ、いいですね。___φ( ̄^ ̄ ) メモメモ
生姜を入れたら、身体の芯から温まれそう。
今年のフランスは寒いのでホットワインを欲する日が増えますね、こりゃ。
Commented by 伊望 at 2007-12-08 17:21 x
一つ忘れてました。好みであとクローブをほんの少し入れます。
Commented by ma_cocotte at 2007-12-09 04:02
> 伊望さま、クローブとは丁子でしたっけ?(いつも八角と混同してしまふ)
クローブ入りはかなりスパイシーというか、これは風邪に効きそう・・・というか、
効きます!と断言できますね。現在、外から強風の音が聞こえていることも
あり、ホットワインが恋しいです。
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