<< 盛者必衰の理を顕はす。 どんぶり?ざる?それとも...... >>
あれから、150年
今から150年前のきょう2月11日、ピレネー山脈の麓にあるルルド Lourdes という小さな町のはずれの茂みで聖母マリアがベルナデットという少女の前に姿を現しました。
その記念日の一日前、2月10日11時から国営放送France 2で聖母が出現したというマサビエル Massabielle という名の洞窟の前であげられたミサが生中継されました。
Messe à Lourdes
150ème anniversaire des apparitions
http://www.lejourduseigneur.com/emissions/2008/04_02/messe_a_lourdes_00001
私はこれまで2度、1999年7月、2000年8月にルルドに行ったことがありますが、真夏でも朝夕の冷えが厳しい土地です。2月の今、ルルドの寒さを想像もできませんが、家計を助けるために薪を集めに獣道を抜け、川べりの沼地に辿り着いた少女の手足は寒さで悴んでいたのではないかと思います。

子供の頃、おとぎ話のように聞いたルルドの奇跡が150年も前の遠い昔の出来事のように思われたり、たった150年しか経っていない出来事なのだと驚いてみたり。果たしてどちらの感覚が本当なのでしょう?たった150年前の出来事なのに年間約600万人の巡礼者が訪れる大聖地と化した田舎町ルルドです。ルルドの国鉄駅に降りた瞬間に老若男女の誰もが自分より少しでも楽ではない人に手を差し伸べるという動きが目の前で繰り広げられ、聖域に入った時のあの妙な静けさと昂揚が作る独特な雰囲気。いつかまたその雰囲気の中に身を置いて、自分に「できること」を熟考してみたいものです。

今年の12月8日までにルルドに行けたらいいなあ...ココんちから車で4時間くらいらしい。

le 11 février 2008, Notre Dame de Lourdes

【追 記】2008年2月11日のTF1 ニュウスのビデオクリップより
50.000 personnes célèbrent l'apparition de la Vierge Marie à Lourdes
  50000人の巡礼者が集うルルドの様子です。

Lourdes : témoignage de ''miraculés'' reconnus par l'Eglise
  1858年以降、奇跡が認められた68症例のうち、44番目の奇跡認定者の女性の
  紹介です。68症例のうち、現在も生存しているのは8症例、うち3名がフランス人。
[PR]
by ma_cocotte | 2008-02-11 02:50 | 『?』なKTOりっくん | Comments(4)
Commented by kyoto-catholic at 2008-02-11 10:49 x
はじめまして
ルルドの記事をトラックバックさせていただきました。

大変詳しく、正確な記事だったので助かりました。
またちょくちょく寄らせていただきます。
Commented by ma_cocotte at 2008-02-11 17:09
❒ kyoto-catholicさま、はじめまして、そして、ようこそ。
ルルドのお話はいろいろな面から何度かエントリーいたしました。
ご笑覧くださいませ。ご意見も伺えましたらうれしいです。
Commented by Hiro-san@ヒロさん日記 at 2008-02-12 09:09 x
まここっと様、片道8時間のノルマンディー上陸作戦より帰還いたしました。ルルド攻略はもとより、アミアンも敵の守りが堅く突破できませんでした。ご笑覧のほど。
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1705432
Commented by ma_cocotte at 2008-02-12 16:54
❒ おお、ヒロさんさま、お帰りなさいませ。
ロダンの「カレの人々」を思い出しますなあ。

ヂャンヌ・ダルク関連ならポワチエあたりも史跡が多いですよ。
ルルドはオルレアンからだと6~8時間くらいでしょうか。
アミアンは残念ですね。私もいつか訪問したいフランス一デカい聖堂です。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 盛者必衰の理を顕はす。 どんぶり?ざる?それとも...... >>