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Sarkozy=0 サルコぢに何をかけても無駄である。
だって、サルコぢニュル nul だから。
nul ニュルというのはフランス語で「無」、「0 ゼロ」を表します。私がこの nul というフランス語を「日本語で無、ゼロです」と断言しないのは、日本語の「無」や「ゼロ」の意味より深く重い印象があるからです。この世のどこでも「無」や「0」にどの数字をかけたところで「無」であり「0」ですから、重いも深いもあったもんぢゃあねぇ、なんですが、なんというか日常の会話の中でもし「T'es nul!、テ・ニュル」と言われたら「くっだらねー。そんな話は止めろ」という他人の愚論に止めをかけるような強さがあるし、象徴的な例はサッカーで、両者が0点で終わるゲームをフランス語でMatch nul マッチ・ニュルと呼び、これは文字通りではなく「面白みに欠ける恥ずべき試合」という意味合いが含まれています。フランス語で nul を使えば文章全体を全面否定できるし、品質にしろ、ヒトにしろ、もし nul ならば無価値、無効、無能、「まったくダメダメ」なのです。
もういい加減、2週間に一度の割合でε= (´∞` ) bof... としか言いようのない話題を提供してくれる我らが皇帝サルコぢ一世サマですが、中道左派の全国紙おリベラシオン紙の一般読者コメント欄にたふたふ、
Sarkozy est vraiment un gros con.
サルコぢは本当に大マヌケだ。
なんて投稿がありました。あてくしなんぞは成り上がりの神聖皇帝サルさまにおかれましては既にグロコンどころかニュルだとうっかり思っちゃっていますが、"Sarkozy est con"のキーワードでググったら引っかかる、引っかかる。まるで市谷駅前の釣堀はたまた伊東の大漁苑のごとくでございます。

  070.gif Sarkozy est nul en orthographe  サルコぢは綴り字で無能だ。
  071.gif Sarkozy est nul en vente  サルコぢは商売についてわかっていない。
  070.gif Sarkozy est nul en Histoire !  サルコぢは歴史について無知だ。
  071.gif Le mariage des Sarkozy est-il Nul ? サルコぢの結婚は無効?


そして、こんなのも釣れてしまった。

  Sarkozy est définitivement nul. サルコぢは永遠に無能である。 024.gif

..._| ̄|○ あいやー。フランスびとってキッツーぅ ヾ(`◇´)

さて、ひとつ前のエントリーの『サルねた』には続きがあります。もちろんニュル認定も時間の問題なお話です。

先日2月13日、花の都お巴里で催されたCRIF (フランスにおけるユダヤ教指導者連合、確か超宗派)での晩餐会で「フランスの良心」そのものであるサルコぢ一世サマが「CM2 (セエムドゥ、日本國の10~11歳時の学年)でショア SHOAH、すなわち第二次世界大戦時のユダヤ人迫害について、特に約11000人のユダヤ系フランス人の子供が犠牲になったことについて教えることを義務付けることにする」と述べられたのです。テサロニケからスペインを経由してフランスに移住したスファラディ系のサルコママ(アンドレ Andrée Mallahとおっしゃる)に懇願でもされたのでせうか?

この突然の発案発表がこれまた 世間で大騒ぎ になり、フランス社会党党首のフランソワ・オランド François Holland 氏(=セゴ姐の元カウンターパーツ)は一度賛成を表明したものの撤回、矢面に出されているのは左派でありながら、前回の大統領選挙でセゴ姐を支持せずサルコぢ支援をしたシモーヌ・ヴェイユ Simone Veil 女史であります。昨年、彼女がサルコぢ支持を表明した時も「ああ、二人ともユダヤんだからね」と冷めた発言がほうぼうで聞かれたものです。シモーヌ・ヴェイユ女史ご自身が16歳の時、ニースからアウシュヴィッツに移動収容された経験があるユダヤ系フランス人であり、今回、サルコぢサマのおん口からCM2のお子たちへのショア関連教育義務の話題を耳にした途端、シモーヌ・ヴェイユ女史は«Mon sang s’est glacé»、つまり
『私の血は凍りついた』
のだそうです。 サルコぢも恩人の血を凍らせちゃあいけねぇな。シモーヌ・ヴェイユ女史自身、フランスに生還後、自分が経験したことを思い出すのにも数年かかり、それを他人に語ることにも何年もかかったことを考えると、とてもぢゃないが10才の多感な子供に教えて良いなんて思えないのだそうです。

前出のおリベラシオンさまの読者投稿欄の意見もざっと読むとやはり「心がまだ柔らかい成長期であり」「ヒトの死を実感する」年齢にあたる10才時に虐殺にあたる事実を話すのは心理的影響が大きく重過ぎるとありますね。ココんちのフランスびと♂にも聞きましたが、中学生(=日本國の小6~中3の四年間)の後半年が適当ではないかという意見ですね。
フランスですが日本に比べると精神や心理の世界では先を歩いているし、それ故に神経質というか分析が細やかだったりします。例えば、日本國でも知られる「星の王子様 Le Petit Prince」をフランス語を習得する成人の集いの中で引用しようとすると、先生の方からこの本は心理的影響があるので自分では扱いきれないので触れたくない、なんて返答をもらったりします。日本だったらそれこそ10才くらいの子に「読めば」なんてポンと渡しちゃう本だったりしますけれど、こちらではそういう扱いはしない本らしいです。ノンフィクシオンであるショアの義務教育化について共和国民が未来の共和国を担うお子たちのために真剣になるのもフランスでは当然自然かと思います。つまり、誰もフランスにおいてショアの事実を隠滅せよ、とは言っておらず、教えるにあたってそれを知る人間の将来に影響しない最良の時期を見定めよ、と有識者も庶民もサルコぢさまに進言しているに過ぎないのであります。

が、どうもね、このニコラ・サルコぢという自らが「良心」である皇帝サマですが「公人としての下準備」に励まれるのがお嫌いらしい。例えば、昨年12月のヴァチカン訪問前にも側近がヴァチカン基礎知識を前もって学ばれるように勧めたのに、「朕は良心なりなり」なサルコぢ一世サマはそれを断ったことで、平服でヴァチカンに参内し、指輪にチューの所作も知らず、教皇さまにベトベト触って、摩訶不思議な「朕がイチオシのフレンチ・カトちゃんズ」を教皇さまにご紹介あそばしたそうです。世間一般で「摩訶不思議なフレンチ・カトちゃんズ」ではあっても彼らが教皇さまにした所作は神聖皇帝サルコぢ一世サマより常識ある所作であったことも事実です。

今回のCRIF での発言も、本当なら、謙虚な皇帝サマだったなら、前もって教育学や心理学の識者、ユダヤ系の生存者や有識者と話し合ってから、晩餐会のスピーチで口にすりゃあいいのに、そうしたら「口にできない」とわかっているから打ち合わせしなかったんだな。
っにゃろめーっっ。

で、ここで思い出すのが、皇帝サルコぢ一世さまが第二皇妃セシリアさまとの間にもうけられた第三王子ルイ Louis さまであります。ルイ坊って10才だよな、確か。皇帝サマはご自分の愛息にショアを教えても大丈夫という核心があるからこそCRIFで「10才の子にショアの事実を義務教育!」なんて公言できるのだな、と拝察して調べたら、ルイ王子はにゃんと、
ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ スイスの学校に在学中 ヾ(o゚ω゚o)ノ゙
ヂュネーヴ Genève はプチ・ランシィ Petit-Lancy にござるランルティテュ・フロリモン l'Institut Florimont という耶蘇系の学校に今年1月7日から通われているそうです。だっから昨年11月の離婚時には既にセシリアさまがヂュネーヴに拠点を移されていたのですね。皇帝サルコぢサマがたった3か月で再婚あそばしましたけれど、セシリアさまもこの3月に或る実業家と再婚あそばされると既に噂になっておりますわね。なんだかなー、セシリアさんの母校の創立者は昨年5月に列聖された「紫シスター」ことマリ・ユゥヂェニ Marie-Eugénie さまを泣かせるようなことをしやがって・・・ブツブツ。

しかも20日には早朝からフランス国内の 学童の学力レベルと初等教育改革の話題 がニュウスの度に流れております。サルコぢサマには改善らしいですが、わたくしには改悪かもしれません。021.gif

てなわけで、息子をスイスの学校にあずけたサルコぢサマにしてみれば
ウチの息子のおつむにも心理にも影響しないから。
という他人事かつ無責任な理想論の吐露だったってことで。さて、2週間後の次の新しい話題は何だろう。楽しみにしたくもない。

le 21 février 2008, Pierre Damien

【追 記】 21日午前6時半のニュウスで流れましたが、フランスで新興宗教サイエントロジィを受け入れるそうです。サルコぢさまが「危険な宗教ではない」と判断されたことで決定とのこと。
Le Figaro : Elysée: les sectes, un "non-problème"
L'Express : Sectes: "Nous sommes dans la confusion"

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by ma_cocotte | 2008-02-21 01:11 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(4)
Commented by しぇリ~ at 2008-02-21 18:54 x
ちょうどルイ王子がスイスの寄宿学校に入学された頃、仏国の芸能ネタ雑誌でエリゼ宮で、なかよく食卓を囲む男家族の写真が公開されました。メディアを効果的に使っているようで、あとからボロでまくり。(苦笑)
今はカルラちゃんの愛息と三人で暮らしているということですね。

サイトロを受け入れる?????
それはハリウッドスターが多いし、資金も豊富だからでしょうかね。

なにゆえに10歳児にSHOAなんでしょうね?根拠がわからず。
精神的なダメージもさることながら、まだこの頃の判断基準ですと「恨み」が募って、世界平和に繋がらないと思うのですが。。
Commented by siojake at 2008-02-21 21:27 x
末のおぼっちゃまはスイスの学校・・・・。
カルラちゃんのお子様には教えてもかまーないのか?それとも同じ学校に
放り込んじゃうおつもりなのでしょうか。

お金持って派手な人の多いとこなら、サルにドンドン食い込める~っと
世界中の妙なセクトが集合したら恐怖。無料新聞の街頭インタビュー欄に
載った3名は皆、セクトに対してpeurであるとのお答えでしたよ。
Commented by ma_cocotte at 2008-02-22 03:23
❒ しぇリ~さま、
大統領閣下ですけれど、いっそ月二回の「大統領情報番組」や雑誌を
出されればよろしいのに。月に一度はスキャンダルですものね。

カルラ皇妃の恋愛遍歴も誰もが「デギュラス」と思わず口走ってしまう
ような過去でございます。サルコを選んだ共和国民のモラルが既に
地に落ちているのか、それともサルコが当選後共和国民を裏切ったのか。

サイエントロジィ他の新興宗教も危険ではないと大統領は断言したそう
ですけれど、何を根拠に断言できるのかも、どうせ上に書いたように
基礎知識無しの思いつきで、収入があれば何でもщ(゚Д゚)щカモ~ン
に過ぎないような気がしてなりません。
こちら↓、ご覧下さいませ。
http://www.leplacide.com/dessin-de-presse/dessin-de-presse.php?dateplus=2008-02-15
Commented by ma_cocotte at 2008-02-22 03:30
❒ siojakeさま、
サルコぢサマの家族構成は今年度末まで現状維持しないという話も
既に出ておりますよね。
サルコぢサマがカルラさまのお子様については何も考えていないような
気がします。
サルコぢが12月にローマで演説した「フランスの教育現状では倫理を
教えるには不十分であり、教師は決して牧師にも司祭にもなれない」と
おっしゃったことが事実なら、そんな倫理道徳のフランスに新興宗教を
迎え入れたら大変なことになるはずです。彼のロジックは壊れていませんか。

今宵のトップニュウスですね・・・ε= (´∞` )bof
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