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21世紀から8年経っても、公私混同。
先日、ココんちに日仏夫婦が来ました。
双方の留学先であるエイメリカで出会い、恋に落ち、子供を産み、フランスに戻ってきた二人であります。英語学を主に言語&音声学の片割れとこんぴーた関係の専門家であるもう片方です。こんな田舎にそんなのがいるのか!? いたりするのがフランスです。都会に住めない、住みたくないフランスびとって多いのです。「なぜ田舎がいいの?」と質問したところで「それはフランスが美しいからさ」と返答してきます。

昨年末からどうもココんちのこんぴーたの調子が心身共に悪いのです。こんぴーたの「身」は箱でありますが、どうも箱の中身に納まっているハツ(心)もよろしくない。画面に変な情報ばかり紹介してきやがったりします。しかも私が専門としていることでも画面から提供される情報で脳内便秘状態になっていたので、ここぞとばかりにこの夫婦にずずずいーっと話してみました。話してみるものですね。私にとって難しいことも、彼らにとっては取るに足りないことなのです。ココんちのこんぴーたの前でお二人がかわりばんこにピコチコいぢられて、こんぴーたの問題も、私がわからなかったことも画面の向こうに叩きつけていました。「ま、2、3日様子を見ることです。相手の反応を待ちましょう」と医者のようなことを言って彼らは帰って行きました。相手の反応次第で次の対応をするそうです。
先生、ありがとうございました。
わからないことは知ったかぶりしないで師と仰ぐ、先輩と慕う人に話せば済むことですね。ああ、すっきり。そこに愛があれば必ずや力になってくれるものです。今日、まい・こんぴーたの画面が反応を知らせてきましたが、どうも先生の投薬は効き目がなかったようです。また先生に荒い治療してもらわねばなりません。敵は毒。根こそぎ溶かすのがいいような気もいたします。

そんな治療をまい・こんぴーたにお二人で行っている間に、我らが地元の話題になりました。

私が一か月ほど日本にいた間に共和国内で統一地方選挙が行われました。3月9日だったと思います。私は選挙権を持たないガイジンですし、ココ新天地はフランス社会党が絶対の地盤で無敵ということもあり興味がありませんでしたが、どうも市長が代わり、前市長と同じフランス社会党(PS)党員の女性議員が新市長となったそうです。前市長は選挙直前にいきなり社会党から推薦を断られたんだって。...知らなかったねー。ココんちの夫Pからメールで「選挙はくだらなかった。ぼふ。」と報告があり、母のことで精一杯だった私は彼に突っ込みも入れないまま忘れ去っていたのです。(●`皿´ ●#) キィーッ 何で教えてくれなかったのよっ!と叫んでみたところ、「ほら、大統領選の時だったかウチの呼び鈴を鳴らしてビラを置いていったマダムが市長になったんだよ」とポツリ。ええ、あの人があ?

で、雑談。
今週になって、この女性新市長が突然、町外れに建設中の市営サッカー場の工事を中止すると発表したのです。理由は お金がない。
そうだと思います。というのは、このサッカー場はもし2012年にパリ・オリンピックが実現したら予選会場のひとつとして使用される予定でした。ところが、パリは落選し、ロンドンがオリンピック開催地となりました。だから期待していた予算が入らなくなってしまったのでしょう。こんな小都市ではその埋め合わせは難しいです。それも世界中で注目されるようなフランス一部リーグを抱える都市ならともかく、なんだかヨレヨレのひなびたしょぼしょぼサッカーチームですし、そのチームを養っているのだって市なんですからして。

ところが、話はまだありました。そのヨレしょぼサッカーチームのホームグラウンドにはある人物の名前が掲げられていますが、この新市長さんと同じ苗字なのです。そう、二人は親子。彼女のパパもかつてこの市の市長であったので名前がサッカー場に冠されたのです。
( ̄ε ̄)b  はっはーん。そういうことかあ。
どういうことかというと、建設予定の新スタヂアムには新しい名称があり、市長の父親の名前が冠されるわけではありません。新しいスタヂアムの建設は前市長から引き継がれた借金事業であり、ここらで一発、お金がかかる引継ぎは早期切捨てにして市民にまわすわよ!と宣言した方が投票時の人気を一日でも長く維持できるし、なんてったって愛するパパの名前がついた現在のスタヂアムが使用され続ければパパは市民に愛される日向のパパのままであります。娘としては市長になる前からスタヂアム建設は面白くなかったわけだ。


しらーーーーーーー。


こういう話、私は苦手です。20世紀に飛鳥時代な政治屋だったマルコスで十分。ところが、意外にもフランスびとというのはこの手の人情話にウルウルしたりします。「市長はパパ思いなのねー」。十戒に「父母を敬えってあるもんね」。それでも頷けねーなー。こんな話、地位を得たがために公私混同しているどっかのサルコぢと同じです。所属政党は違えど、共和国の統領がああだから、ココの市長もこうなのきゃっ?
ココんちは市の最も外環に位置しており、目の前の草原も今週から更に外環を広げるために工事が始まりました。分譲住宅と道路が建設されることになっています。その草原の果てにはスタヂアム建設のために使用されている大クレーンの長い首が見えますし、ココんちのそばに造られる道路はスタヂアムに真直ぐ続く道だという説明も聞いていました。それが新しい市長の一存でドボチョンです。この計画変更は国営放送の地方局ニュウスにしっかり流れました。あの建設途中の状態のまま放置されるのでしょうか。

こんないとも簡単に計画をへし折れるなんて、むっかーし都庁でなかったっけ?
あれは選挙公約だったからよろしなのかしら?
新市長の決断にムッとした私に更にムッとする話を教えてくれたお客さん。
それは今回の統一地方選であのアラン・ジュペ Alain Juppé がまた当選し、ボルドー市長の椅子に座ったこと。ボルドー市民、どうかしていませんか?56,62%で当選とは言え、当選は当選です。横領したおっちゃん以外に誰かいないの?いるよねぇ、フランスの5大都市のひとつでしょう? cf. 誰がジュペを思わざる。ヽ(`Д´)ノ

シラク前大統領の裏献金話も本人の健康状態が理由でモヨモヨのままですし、サルコぢ大統領の御世になって11か月、どうもフランスが歴史を逆行しているように思えてなりません。あの日、チューしていたサルコぢとセシリアちゃんも今は新しい伴侶と新しい生活に入っているのにね。私たちはこの国のエラい人たちの私事都合で好き勝手にこねくり回されています。
ほんと、日毎、住みにくくなっています。
この頃は「サルコぢ」と誰かが言えば「あの嘘つき」と返答する会話をよく耳にします。彼の人気は尽きても任期は残り4年です。強い対抗馬が出ないままのボルドーみたいなことになりませんように。

le 18 avril 2008, Parfait
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by ma_cocotte | 2008-04-18 04:55 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
Commented by LYS at 2008-04-19 21:13 x
話題が違うのですが、フランスではシナ人に対して偏見がありますか?ブログのコメントでシナ人を伴侶に持つフランス人2名が移民局のシナ人伴侶にたいする対応を不快と感じ共にイギリス移住を考えているようです。

今日パリでシナ人がオリンピックリレーの不手際を糾弾する愛国デモをするらしいですが、シナ人のあふれでる愛国心を前にフランス人はどのように考えているのでしょうか?在仏シナ人はアフォガンで経済大国シナを怒らせていいのかと恫喝してます。高額な注文を受けているフランスとしては痛いところであると思います。文句あるならシナに帰り、大陸から出るなといいたいですけど。。
Commented by ma_cocotte at 2008-04-19 22:14
❒ LYS さま、特定出身国に偏見はありませんけれど、不法なことやら
フランスの慣習にそぐわないことをすればナンピトもクリティックされますよ。
「フランス人であること」の定義や条件は何でしょうね。既に血ではありません。
この国土に生まれたことで、得た権利だけです。
彼らがエゲレスに行きたいなら行けばいいでしょう。フランスには英国からの
移住者でごった返しているのですから。丁度良いのでは。

高額な取引をしたのはサルコぢですから、サルコぢと彼のお友達が
痛いだけです。元から公私混同の訪中ではありませんか。

きちんと手続をとってのデモ行進であればそれも権利なので、それを
見て彼らの主張を読み取るに過ぎません。同意するなら参加すれば
よろしいのです。フランスにおけるデモ感覚はこんな感じです。
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