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そろそろ、青葉若葉に風香る季節のはずですが、

寒いっっ!
...なんなんだ、この寒さはっっ!?
パリっ子たちは春休みだというのに、今朝の天気予報ではアルプスでは雪ざます。
ココんちあたりも昨日から強風雨の中にあり、きょうは気紛れに日が射してもすぐに風雨が始まるという繰り返しで、4月最後の一日だというのに暖房を入れているのです。

木々の新芽もこの戻り寒のせいでクタっと萎えてしまいました。かわいそうです。
とは言え、町を歩けば、こんな花も。
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 glycine です。

咲き乱れる藤を仰ぐと、子供の頃通った幼稚園のお砂場の上の藤棚をまず思い出します。そして、フランス各地で藤の開花に遅れること数週間で美しく咲く藤にそっくりのキングサリという黄色い花を思い出します。キングサリが咲けば、フランスは一年で最も花咲き乱れる季節に入ります。

さて、こんにちで4月も終わり、明日から5月。
フランスの明日は国定祝祭日ですが、なんと明日は稀なる「祭日のお重」でございます。というのも、毎年5月1日は「 Fête du Travail フェット・デュ・トラヴァイユ、=労働の祝日」ですが、今年の場合、国定移動祝祭日である「Ascension アサンシオン、=キリスト昇天祭」が同じく明日5月1日なのです。お仕事に例えるなら「ダブル・ブッキング」です。移動祝祭日とは言え、アサンシオンの祝日は復活祭から40日目で必ず木曜日になります。今年は固定祝祭日である5月1日も木曜日なので鉢合わせてしまったのです。
例年ならばフランスの5月は1日、8日のVictoire 1945、ヴぃくろわある1945、=第二次大戦終戦記念日が固定祝祭日で、たいていアサンシオンとその10日後のPentecôte、パントゥコット、=聖霊降臨祭翌日の月曜日が移動祝祭日になります ただし、パントゥコットは6月になる年も数年おきに来ますが

今年は二つの祝祭日が重なる大当たりの年です。いや、労働者にとっては一日休日が減るという ハズレ年 になります。もちろん明日5月1日は毎年恒例の各労働組合による大デモ行進が行われますが、今年だけは午前11時にもなればうるさ過ぎるほどの鐘の音があちらこちらから共和国の空を覆うことになります。

フランス生活文化好き、かつ、ガイジンの私にとって今年の5月1日は、こんな年(↓)
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13 e centenaire du Mont-Saint-Michel


b0070127_18554589.jpgフランス共和国の右袖肩上、つまりブルターニュの付け根上にあるモン・サン・ミシェル大修道院が創立されてから明日5月1日で13回目の100年祭を迎えるのだそうです。1300年も前に最初の礎が置かれたのですね。上の写真は私が2000年8月に行った時のものですが、当時は完全に世俗化された観光地でしたが、現在はFraternités de Jérusalem エルサレム博愛会という修道会が(半)観想修道生活を再開し、明日は午前11時半から23(=André Vingt trois)枢機卿による荘厳ミサ があげられるそうです。モン・サン・ミシェルでは長い歴史の中で盛者必衰どころか盛者が衰えたものの復活しちゃった理を表した感もありますが、エルサレム会のすんばらしすぎる歌唱に興味ある方はどうぞおみ足運んでくださいませね。
...って、ドエりゃあ遠いよね、あそこ。(-。-) ボソッ
フランスは木曜日が休日になると金曜日を休日にする Pont, ポン、=橋 という身勝手な習慣がありますが、どうぞみんなたちも充実の黄金週間をお過ごしくださいませ。

le 30 avril 2008, Robert
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by ma_cocotte | 2008-04-30 18:59 | 『春』 Rien de spécial | Comments(2)
Commented by なつこ at 2008-05-05 01:32 x
coco様

非常にすばらしい場所だと聞いておりまする。
でも、非常に遠いですね。(涙)
Commented by ma_cocotte at 2008-05-05 04:19
☆ なつこさま、

ぜひモン・サン・ミシェルに。
駐車場から参道はとても世俗的ですが、1300年も前にここを渡り歩いた
人々を思うと不思議な思いにかられますよ。
オムレツが有名ですけれど、フランスではこの近辺の草を食んで育った
羊のローストが名物だったりします。
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