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田舎町、夏の夜の幻想。
夏至の夜。
今年も、昨年と同じく、共和国中が明け方3時まで音楽に酔いしれました。おらが町では一週間ほど前から町のそこここに「6月21日23時に大広場に集合!」というポスターが貼られておりましたので、オランダとロシアの試合結果を待たずにココんちを飛び出ました。

午前0時までまもなくというのに、旧市街はヒト、ひと、人。
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というか、夏至の夜ですと、完全に陽が沈んで闇となるのが22時半あたりだったりします。ですから、闇夜を迎えたばかりの田舎町です。ぐぁ、日没後にこのような賑やかさが醸し出される人出というのは革命記念日の夜か大晦日の夜くらいですね。何せ、ココは田舎でござる。

こうして旧市街についてまもなく、どこからかオペラちっくな女性の歌声が聞こえて参りました。視線を遠くにやりますと、斯様なものがこっくりと。
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ぬぁんだ!? あの光り輝く 繭玉 はっ!?

どうしても午前0時を意識するとシンデレラのお話を思い出しますが、近づいて来た「光り輝く繭玉」はこのようなもの(↓)でした。クリーック!



ふわぁあああああああ、きれい...

しかも突然、繭玉が、
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破裂して、薔薇の香りの紙吹雪がハラハラと私たちの上に降り積む。


はぁ、イイ年こいて、少女のように夢を見れるようなファンタジアな世界を目の当たりにしました。今はどうしても、こういう非日常の美しさに触れるたびに「母に見せたかった、母と一緒に感動を分かち合いたかった」と思ってしまいます。だったら母の存命中にもっと優しくすれば良かっただろう?と心の中で誰かが囁いたりもして、つらくなったりもしますが、これからは我が目に留まる興味深い事象は母の分まで目に焼き付けようと思います。

年に一度、夏至の夜、フェット・ド・ラ・ミュヂーク Fêtes de la musique の日は午前3時まで音楽を愛するヒトなら誰でも好きな場所を陣取って、お披露目することができます。昨晩はこの幻想的な世界の魔法にかかって、彼らについて行くと、運河際の中世時代の城郭に誘われ、午前0時と共に打ち上げ花火が!
打ち上げ花火を見上げる顔に、老若男女なんてありませんよね。
さあ、夏が始まります。

le 22 juin 2008, Alban
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by ma_cocotte | 2008-06-22 23:50 | 『夏』 Rien de spécial | Comments(6)
Commented by ばるなば at 2008-06-24 05:17 x
ここでは初めてのコメントになると思います。ばるなばです。
夏至の夜にそんな楽しいイベントが! 故郷の盆踊りの夜を思い出しました。でも夜の10時くらいまでですけどね~。私の田舎では港まつりというお祭りが一週間続きます。花(最近は電飾)に彩られた路面電車(花電車)が走り、市内何十箇所もで盆踊りが行われ、三万人パレードや花火大会が開催されます。
フランスでも夜店みたいなのは出るんでしょうか? まさかタコ焼きやワタアメは売ってないでしょうけど、深夜3時まで音楽を楽しみながら大人たちが過ごすのは、とても風情がありますね。ルルド巡礼とこういうお祭りを絡めてスケジュールを組み、フランスを旅してみたいものですp(^^)q
Commented by ma_cocotte at 2008-06-24 16:26
★ ばるなばさま、ようこそ。
毎年、夏至の夜(ただし、6月21日に固定されていると思われますが)に
共和国全土で開催される国民的行事なのです。凄いですよ。
音楽学校がある都市は特に華やかな雰囲気になりますし、クラシックの
コンサートもそこここで行われます。自分の好みをひとつでも多く見るにも
テクがいるくらい。

夜店、ありますよ。チュロスやドーナツ、アイスクリームなどなど。
ワタアメもあります。(パパのヒゲ、と言う名前で出ています)
ルルド巡礼ですが、拙宅あたりだと途中までサンチアゴ・デ・コンポステッラ
の巡礼道を通り、途中でルルド方面に方向をずらせますよ。
キャンピングカーをレンタするのも気軽でいいかも。
Commented by Leonie at 2008-06-25 00:39 x
ほすぃ・・・右上にUpしてくださったサッカー少年少女et イエズス様・・・。萌え~、です。(*゚ー゚*)ポッ
音楽のお祭りがあったころ、Rouen市街からバスで40分(それも一日に4本しか運行していない)ところにホームステイしていましたので、夜はおとなしくおねんねしてました・・・( ̄ヘ ̄)もったいないことしたかも・・・
Commented by ma_cocotte at 2008-06-25 00:57
★ Leonie さま、サッカー・ジーザスですけれど、通販で買えるようです。
http://www.catholicsupply.com/christmas/soccer.html

上よりお高めですが、こちら。バレエなヂェヂュクリもおります。((^m^)
http://www.catholicshopper.com/products/inspirational_sport_statues.html

旧市街に住んでいても、自分のステュディオの真下にとても上手とは
言えないミュウヂシャンが来ちゃうとなかなか寝付けずつらいですよ。
実は私がその経験者(爆笑。
Commented by きなこもち at 2008-06-25 15:06 x
お写真から人々の熱気が伝わってきますね。
日本の田舎のイメージとは異なりどうして小じゃれた街並みではありませんか。
こんな日は日本でしたら街の其処彼処に無粋な警備員が目について仕方がない状況でしょうね。
肩車された小さいお子さま連れにはちょっとびっくり・・です。今宵は特別といったところでしょうか。
ma_cocotte さまがお母様を想われることで心の中にお母様の意思は生き続けておられるように思いました。
Commented by ma_cocotte at 2008-06-25 17:14
★ きなこもちさま、
日本の夜店の風景もいいですよ。
子供の頃にゆかたを着せてもらって、観音さまの敷地で行われる盆踊りに
行ったことや、靖國のお祭りや、下谷の朝顔市など今の私には胸が
きゅうんとなる脳内走馬灯です。

もちろん市警の警官が其処此処にいらっしゃいましたよ。こちらのスリ
被害などは日本より多いし、悪質な手口だったりもします。
が、ガイジンの私の印象だと、おまわりさんの着こなしやら身のこなしが
格好いい(という、どうしてもミーハー方面にシフトしてしまいます(爆笑)

夜中にこんな感じで賑わうのは6月21日、7月14日、12月31日くらい
なので、オトナも子供も非日常な夜を楽しんでいるようです。
母が存在したから今の私がこうして生きているのですよね。まるで卵から
生まれたような傲慢が自分にはあったと反省しています。
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