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おいしうございました、なのだ。
これは、それは、おいしうございました。 げふ
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もそっと、ちこう寄ってみませう。
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想定外のご馳走でございました。

先の日曜日、母の納骨が、母の生前の性格とそっくりな気まぐれ天気の下で滞りなく行われ、その日の夜からかつて母が元気だった頃のように、就寝時には全室の電気をきちんと消灯するようになりました。母が実家からいなくなって、ひとつ屋根の下のけぢめがついたものの、父の心のうちではまだけじめがついておらず、彼岸のうちに仲人夫妻の墓前に母についての一連のことを無事済ませたことを報告することで夫としてのけぢめがつくと決めていたようでした。母の帰天後、残された父を案じてか、かつての会社の仲間からの誘いにも「妻の納骨が済むまでは控える」と返事していたようで、繰上げで一周忌も済ませたこともあり、この彼岸明けから父は少しずつ老人なりに社会復帰するつもりなのだそうです。

幼少期を親から離れて山奥の豪雪地帯の疎開先で過ごした父は、どうも思いつきでぶらりとどこかに寄ったりするのが苦手なようでしたが、こうして愚娘が戻ってきていることですし、仲人の墓参帰りに寄ったのが東京都内の某デパートで開催中の「秋の大北海道展」でした。その会場で見つけたのがこのお弁当です。

ここに寄ったことで、当初寄るつもりだった線路向こうのデパートに寄るのを止めた父。愚娘がその理由を聞いたら、ライバル店舗の紙袋を見たら気を悪くするだろうと思ったのだそうです。夕食の席で、「うまい、うまい」とこのお弁当をほおばりながら、「ああ、良かった。これで一安心だ」ばかりを父は繰り返しました。母の納骨の日の前日、父は熟睡できないほどだったので、こうして仲人への墓参も済ませて、ある種の達成感みたいなものを感じているのかもしれません。ビールもひさしぶりに美味しく飲めたかもしれません。

一夜明け、きょうはま・ここっつぁんが持ち帰った半生パンにハムとチーズを乗せて焼き、「美味しい、美味しい、おいしかった」と、塩っぱくて重い、かりかりもっちりのパンをほおばった父でありました。もちろん巨人×阪神戦を見ながら、です。父にとって、
巨人軍は永遠です。
なのです。長島さん、命。巨人のみなさん、頑張ってくださーい。

le 27 septembre 2008, Vincent
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by ma_cocotte | 2008-09-27 20:51 | 『旅』 Rien de spécial | Comments(4)
Commented by tama at 2008-09-27 22:45 x
まあ~おいしそうだこと。北海道展にゆけば、きつと、このお弁当かつてかえりましょう。
お父様と握手!関西にいると、トラキチの前で、沈黙せざるをえません。わたしや~年だもんで、玉投げなんぞ、わからんのですが、わが息子が巨人は永遠!で巨人が勝たないと、仕事に影響がでるんですよ。巨人が負けると、職場の机の上にトラキチ殿が新聞を重ねて、おいとくらしい。それを、バサーと落として仕事するらしい。すざまじいですな~。ちなみにわが愚息は巨人が勝つと、饅頭かつて、配るとか。さすがに近頃は不景気でそれはやめたらしい。仕事がうまくゆかないと、家中こまるんで、巨人さま、ガンバつてくださいませ。・・となるわけでして・・。
Commented by ma_cocotte at 2008-09-30 08:53
★ tama さま、ぜひぜひ。
いくら食べても食べても減らないように思えるほどの量です。
蟹は豊かな自然の甘みに驚きました。

tamaさまはお身近で巨人vs阪神戦をご覧になってらっしゃるのですね。
戦うご本人は真剣そのものですが、傍観する者には微笑ましいというか。
私の実家も巨人の勝敗で父の様子が変わるので、母も私も大変でした。
というか、現在も大変です。さきほどうっかり「この分だと阪神が優勝でしょう?」
と私がつぶやいてしまったら、その後父の薀蓄分析が延々と続いて
おります。・・・・言わなきゃよかった。(爆笑
が、私も巨人に頑張ってヴィクトリーをゲットしていただきたいです。
Commented by at 2008-10-14 00:58 x
セリーグは讀賣ジャイアンツが優勝を決めたのでしたっけ?お父様喜んでおいででしょうね^^
Commented by ma_cocotte at 2008-10-14 09:16
★ 鰤さま、
はい、家庭内に平安がみなぎっております。
ヂャイアンツのみなさん、我が家の平和のためにありがとう!なのです。

昨日は銀座に参りましたが、優勝セールで盛り上がっていました。
そういえばフランスには「優勝セール」というものがないかも?
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