![]() 南仏蘭西からココ新天地に引っ越して5年を過ぎましたのに、大西洋をぢっくり眺めたことは一度だけ。こうして5月の大西洋を拝んだのは初めてでした。 昨年の秋だったか同じ場所から海を眺めた時、確かに古い灯台は海に浮かんでいたのに、今回は海より手前に建っており、海を埋め立てたのかと思いきや、引き潮のせいで灯台が陸にあるように見えるのだと後になってわかりました。 ![]() 大西洋は地中海と異なり潮の満ち引きの差がとても大きいのだそうです。 写真の銀色に光っているところは砂浜で潮が満ちると海底になります。 小さい黒粒はよーく見るとヒトだとわかります。 ![]() まだまだ私には知ることがこの世にいっぱいあると思いました。 le 11 mai 2012, Estelle ![]() ココんちの近所で。 何の木でしょう? 近くに寄ってみました。 ![]() 花は鞠のように愛らしく、 葉は塩漬けにしたら美味しくなりそうに思えたりもします。 まさか仏蘭西のこんな超ウルトラスーパーど田舎で、奈良の都の八重桜が育っていることはなからふ。 が、しかし・・・はて? le 14 avril 2012, Maxime ![]() 昨年9月に参りましたストラスブゥの大聖堂の右奥の奥の光があまり届かない場所にひっそりと磔十字が置かれておりまして、しばし仰ぎ、眺め、思い、うつむく。 ![]() なんだか私、何もわからないまま死ぬことになりそう、とふとそんな予感。 ![]() そう思いながら磔を仰ぎつつイエズスさまを見ても・・・涙。 le 6 avril 2012, Célestin
今年は今度の土曜日の日没から復活祭となります。
今週は1日の日曜日からラ・スメヌ・サント La semaine sainte、=聖週間に入り、巷では身も心も復活祭の準備に本格的に入ります。そんなわけ・・・と書いたらこぢつけなのですけれど、聖水曜日 mercredi saint の朝、 ![]() モクモクモク。 あっと言う間にちいさなココんちは抹香臭くなりました。 いえ、抹香の薫りが立ちこめ、包まれました。 生きる昭和の化石のま・ここっつぁんには抹香でピンと来ても、平成の世を生きるみんなたちにおかれましては「フランキンセンス」という語でピンと来るでしょう。きょう、ココんちで焚いたフランキンセンスはレバノン産のもので、隣町の女子カルメル会で求めたものです。 ![]() ずぼらなま・ここっつぁんがなぜかようなことを始めたのかと申しますと、半月ほど前に日本國から届いた本を読んだからなのです。 ![]() ご本に書かれていることをいろいろ試してみたくなり、フランキンセンスと香炉だけでなく、エッセンシャルオイルや木製の衣紋かけもろもろ探すこの頃のま・ここっつぁんです。 きょうび21世紀、こういう形の福音宣教もあると思いました。 さて、明日から聖木曜日、聖金曜日、復活徹夜祭を経て復活の主日を迎えます。 よい準備をしてまいりましょう。 le 4 avril 2012, Isidore
庭で労作していたら、
![]() ココんちの横の車道をパカポコとお馬さん。 野生の鹿が横行するカナダのバンフやカルガリーあたりの環境には負けますが、ココんちあたりもそれ相当の田舎でございますね。 そして、ココんちのサクラんぼの花はいっそう咲き誇り、 ![]() ああ、春爛漫 これで鶯の声が聴こえたら本当にうれしい。 そして、これで鶯餅をいただけたら本当にしあわせ。 le 1er avril 2012, Hugues
昨日、サクラのようでサクラではない花がココんちの庭で咲き始めていることに気がつきました。
![]() 一夜明け、きょうの朝の咲きっぷりはこんな感じ。 サクラのような花で、サクラの幹のような幹だけれどサクラではありません。 サクランボの木です。 本物のサクラに比べるとサクランボの木の方が若葉の出が早いでしょうか? 今から5年ほど前、一本の枝もない、枝のように細い苗木のサクランボを植えましたが、ようやく枝が十本近くになりましたでしょうか。本物のサクラを拝みたいことはヤマヤマでありますが、日本國から10,000kmも北西方向に離れたココんちでは早春にサクランボの花を拝めるだけでもうれしいものです。 さて、こちらは山吹のようで山吹でない花ではなく、本物の山吹 Corête du Japon です。 ![]() ココ新天地に引っ越して来てまもなく近所のマダムから株を分けていただきました。まだ小さいけれど、ほっぽらかしておいても元気に、一年中繰り返し花を咲かせます。いずれは生垣になるほどほこってくれることを祈りつつ。 春だ、春。 le 30 mars 2012, Amédée
きょう2011年6月12日は聖霊降臨の祭日です。
![]() 聖霊降臨の祭日はその年の復活祭のお祝い日を元に数えるので、仏蘭西の暦においても聖霊降臨の翌日がLe lundi de Pentecôte (聖霊降臨翌日の月曜日)という国定移動祝祭日になっています。 今頃気づくなんて私の脳みそが蛍光灯だから故ですが、聖霊降臨のお祭り日から遡ること十日前の昇天祭 Ascension の国定移動祝祭日からこの聖霊降臨翌日の月曜日まで、どうも就学年齢の子供がいない共和国民がこぞって7月、8月の大ヴァカンス前に小ヴァカンスを取るのです。ですから、お店は兎も角、お役所関係に行ったところで機能半減状態でございます。復活祭を迎える日が遅かろうが早かろうが、お役所と向き合わねばならない家庭の諸事情は5月末までに速やかに終えることがよろしいかと改めて思いました。 le 12 juin 2011, Guy 写真はルルドのバジリカ聖堂の、聖霊降臨を表したモザイク画です。
躊躇いがちに出た新芽も五月半ばを過ぎると勢いよく葉を広げ、枝を伸ばします。
ココんちのオリーヴも二周りくらい縦にも横にも大きくなり、花を咲かせました。 ![]() ココ新天地に引っ越してすぐ、南仏蘭西での日々を懐かしんでオリーヴの木のそばにラヴェンダーを植えました。 ![]() 仏蘭西の園芸店にも、日本國の園芸店と同様、改良品種のラヴェンダーも数種出ており、ココんちの庭にも数種類のラヴェンダーを植えましたが、このオリーヴの木のそばのラヴェンダーが元祖に近いと思われます。 ![]() 先週のはじめからラヴェンダーの花色がいっそう濃くなり、同時にミツバチがたくさん来るようになりました。こんな様子をこうして眺めるだけで、一昔前に訪問した南仏蘭西の山奥にある修道院のラヴェンダー畑が脳内に蘇ります。美しかった。そして、修道士方が作る蜂蜜が美味しかったこと。 ラヴェンダーの白濁蜂蜜は本当に美味しい。 焼きたてのバゲットを半分に割り、こってりとした無塩バターを塗り、更にその上に蜂蜜を塗っていただく。パンの塩味と香ばしさが口の中で混ざり合い瞬時に大自然の恵みに酔いしれることができるけれど、パンの縁でお口の中を傷つけないようにしないと血の味が混ざってしまうのです。 この週末にはラヴェンダーの周りにミツバチだけでなくモンシロチョウが遊びに来るようになりました。 ![]() 五月も残り一日なのですね。 きょうの朝はひさしぶりに雨が降りました。もう止んでしまったけれど、地面のひび割れ具合と芝の枯れ方、そして蟻の異常発生で水不足が深刻であることがわかります。蟻の地底大帝國が繁栄していることがひっしりわかる今年です。 役所から水撒き禁止令が出てしまうと、諦めなければならない草木花もあります。 園芸好きとしてはつらいところです。 le 30 mai 2011, Ferdinand ところで、今年の春の私の大失敗はさくらんぼうを全て鳥に食べつくされてしまったことです。よよよよ
2011年の聖金曜日 Le Vendredi saint を迎えました。
朝、テレビに火を入れたら、花の都はお巴里の司教座聖堂には、磔十字の破片を集めてリース=英語のwreath。形が途切れることのない輪であるため欧米のフラワーアレンジメント世界でリースは「永遠」を意味します)に収めた聖遺物があり、毎年、聖金曜日の儀式の際に私たち世俗の前に出されると紹介していました。 そんな画面を見ながら、私の脳みそが働き、思い出したのは昨年9月に行った仏蘭西は西南部の小都市 モワサック Moissac の聖堂で見たモノモノです。 ![]() ![]() そして、同じく新約聖書のヨハネ伝19章25節に、イエズスさまの十字架のかたわらには母マリアがいたとあります。この日は日没と同時にユダヤ教の安息日に入るので、日没前にイエズスさまは磔十字からおろされました。 ![]() イエズスさまの亡骸を見るマリアさま、何と言う表情でありましょう。 ![]() そして、埋葬。 日没前に済ませ、立ち会った者者は安息日に入る時間までにしっかり家に戻りました。もし本当に今の時季だったとすると、イスラエルあたりの日没は午後7時から8時の間でしょうか。小三時間で慌しくイエズスさまを埋葬されたと思われます。 ![]() 現状では、三日後にイエズスさまが死者のうちからよみがえられることになっています。m(_ _"m) le 22 avril 2011, Alexandre
ココんちあたりのお子たちは先日16日から5月1日まで復活祭休暇となりました。今度の土曜日没から日曜一杯が世に言う復活祭で、17日から一週間は聖週間 La semaine sainte という名で親しまれています。キリスト教の世界ではこの聖週間の7日の間の木曜日には最後の晩餐、金曜日にはジーザっさんの磔と死にまつわる行事があったりします。聖週間を含め復活祭にまつわる祝日は全て移動祝祭日なので毎年ずれますが、今年は2011年は特に遅い復活祭となりました。
ココんちにおいても、今日遅らばせながら17日(正確には16日の夕)に教会で聖別された枝を一年前にいただいた枝と差し替えて、一年前の枝を土の中に埋めました。 4月第三週ではありますが、ココんちあたりはまだ5度以下で夜が明けますが、太陽がある日の午後は二時も過ぎれば20度を超え、初夏の頃のようにさえ感じられます。そのここちよさは私たちだけでなく動植物も感じ取ってか、きょうの朝は雨戸を開けたらテッセンの花が開いていました。 ![]() テッセン(クレマチス)は花びらは風にも弱く繊細なのに、大地に埋めた根はすこぶる丈夫で、私たちの目に見える枝葉が枯れたように見えても、実は元気。枝の表面もパサパサしていても髄が一点、緑であれば必ず春に花を咲かせてくれます。いい花です。 ![]() 左の蕾は今にもはじけそうです。明日には花と化しているかもしれません。 le 19 avril 2011, Emma < 前のページ次のページ >
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