カテゴリ:『春』 Rien de special( 92 )
労働者(ほぼ)完全休業の日
早いもので5月1日を迎えました。
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仏蘭西の5月1日は国定祝祭日ですが、今年は移動祝祭日の復活祭が遅かったこともあり、ココんちあたりのお子たちにとりましては復活祭休暇の第二週目でもあります。
近年、ミギだろうがヒダリだろうがこれまで共和国内でタブーとされてきた祝祭日の勤労解除運動が活発ですが、流石にきょう5月1日に開店する大規模小売店舗はなく、一部の朝市に認可が下りて午前中開店という感じです。が、朝市に営業認可が5月1日に下りるというのも共和国の中高年にしてみれば「驚きの改革」らしいです。

一方、5月1日と言えば、スズランの花を友愛の印に交換する習慣が仏蘭西の伝統としてあります。ですから、5月1日は全てのお店が閉店していても、町の至る所にスズラン売りが現れます。彼らのほとんどはプロではなく、実は素人さん。専業主婦やら小中高校生もいれば、移民さん、難民さんもスズランを売り歩いています。年に一度、5月1日だけが認可がなくても誰もが仏蘭西共和国内で商売人になれる日でもあります。
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スズランの売り方は自由で、家で栽培したものでも、野原で野生を摘んだものでも構いません。鉢植えで売るスーパーや花屋さんもありますが、路上の素人さんたちの場合、花束が多いです。今年の路上販売の平均は一束2ユーロ。中高生の男子が友達と組になってスズランを売る姿もちらほら見かけました。

兎にも角にも、ココんちでは未だ暖房のスイッチを切ることができません。
お天気も連日の雨で、午後にほんの数時間、晴れ間が出て、気温がかぁあああっと上昇し、日没と共に冷え込み、雨が降るの繰り返しです。
5月と言えば、聖母月。緑うるわしいひと月ですのにね。

le 1er mai 2014, Joseph
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by ma_cocotte | 2014-05-01 20:23 | 『春』 Rien de special | Comments(0)
ぴっ、ぴっ、ぴぃよこちゃん♪
あひるぢゃ、がぁがぁ 070.gif071.gif070.gif
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復活祭の月曜日も過ぎ、ココんちあたりでは未だお子たちの復活祭休暇中ではありますが、復活祭のために買ったお菓子の残骸に、それは、それは、やふやふ白くなってしまった昔に頂戴した香港生まれのアヒルさんと一緒に朝一番で記念撮影です。

遅らばせながら、世の中、ヒヨコさん好きの方が多いということを知りました。

le 23 avril 2014, Georges

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by ma_cocotte | 2014-04-23 15:54 | 『春』 Rien de special | Comments(0)
ご復活まで、あと数時間
ことしの復活祭は4月20日。
正確には19日の日没からキリスト教の復活祭の行事、復活徹夜祭が始まります。
そんなわけで、土曜日の夜明け前から、どこの朝市もそりゃ大賑わいで、老若男女が野菜、お肉、お魚、果物、おつまみ、チョコレエトにお菓子にパン、そしてお花を買い漁るのです。

ま・ここっつぁんものこのこと午前中、旧市街の朝市にでかけ、買ってまいりましたよ。
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Le nid de pâques

「る・に・ど・ぱく」、和訳しますと「復活祭の鳥の巣」
復活祭にいただくケーキです。
スポンジケーキとバタークリームで鳥の巣の形を作り、真ん中に卵の形をした砂糖菓子かチョコレート、マジパンのひよこさんなどを置いて、演出します。味はみんなたちのご想像とおり。素朴ですが、これをいただけば復活祭を実感し、春の到来も実感できます。今年の復活祭は移動祝祭日とは言え、例年に比べかなり遅いので、春爛漫・・・と言いたいところですが、ココんちあたりは中西部ですので、未だ朝昼晩の寒暖差が激しく、午後の、ほんの数時間だけの暖かい時を利用して上手に動くようにしています。


le 19 avril 2014, Timon

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by ma_cocotte | 2014-04-19 19:33 | 『春』 Rien de special | Comments(2)
らも+Rameaux+枝の主日
ことしのきょうは枝の主日にあたります。
ですから、これから聖週間となり、聖木曜日(最後の晩餐)、聖金曜日(受難)を経て、今度の土曜日の日没から復活祭の諸行事が行なわれることになります。
んなわけで、ココんちにもおニュウの枝が参りました。
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どーん!

写真 ↑ をよく見ると枝が二種類。
一種類はコレ ↓

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地元の教会聖堂で配られていたり、売られている(おそらく)ツゲの枝です。
どうも仏蘭西中西部では枝の主日にツゲを用いる習慣のようです。
そして、もう一種類はコレ ↓

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オリーヴの枝です。
この枝はココ新天地に引っ越してまもなく玄関先の土中に直植えしたオリーヴの木から切り、持参して聖別していただきました。オリーヴの枝を聖別し、家に飾る習慣はマルセイユあたり、プロヴァンス地方の習慣です。ココ新天地に引っ越して既に8年近くになりますが、プロヴァンスの習慣を捨てられないままです。
プロヴァンス恋しや、ほーやれほ。


le 13 avril 2014, Ida de Louvain



【余 談】
きょうの朝、フェイスブックの銀座教文館さんからのお知らせを通じて知ったことですけれど、

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 416年前の今日(1598年4月13日)、カトリック国フランス西部の都市ナントでアンリ4世がユグノーなどのプロテスタントの人々に対してカトリック教徒とほぼ同じ権利を与え、信仰の自由を認めました。「ナントの勅令」です。アンリ4世はもともとユグノー教徒で、国王に即位してまもなくカトリックに改宗したという経緯があります。

 一方、やはり185年前の今日(1829年4月13日)、イギリスでは「カトリック解放令」が制定され、カトリック教徒の信教の自由が公的に保障されました。1801年にイギリスは多くのカトリック教徒をもつアイルランドを併合し、アイルランド議会が解散したのですが、アメリカ独立運動や産業革命後の自由主義運動の影響もあり「アイルランドにも自由を」という運動が高まってきた、という背景があります。この「カトリック解放令」により、カトリック信者でも、議員に選ばれる権利が認められました。

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へぇええええ、年号は覚えても日付まで記憶していませんでした。
前者の話題、ナントの勅令は高校で世界史を選択していれば必ず触れますけれど、後者の話題、大英帝國のカトリック解放令については大学で英文学や欧米社会学でも専攻しないと必ずしも「知れる過去」でなかったりします。かつての大英帝國でヘンリー八世がきっかけとなってはいますが名誉革命あたりからローマンカトリックへの差別区別が大英帝國内で始まり、1829年までローマンカトリックのアングロサクソンびとにとっては相当量の不自由が強いられていました。
この複線を知っていると、先日のエリザベス女王のヴァチカン訪問などとても深い意味があるとなんとなくわかるわけです。
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by ma_cocotte | 2014-04-13 20:38 | 『春』 Rien de special | Comments(0)
咲きました、咲くら(んぼ)
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今年の収穫が豊作だと良いのですが・・・・
なにせ、さくら(んぼ)なので。

3月最後の日曜日。
夏時間初日ですのに、外は今にも泣き出しそうな寒空。
衣替えのタイミングがまだ見つかりません。


le 30 mars 2014, Amédée

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by ma_cocotte | 2014-03-30 20:22 | 『春』 Rien de special | Comments(1)
静寂な朝を迎えた。
こんにち(2013年5月20日)は仏蘭西共和国では国定移動祝祭日と大らかに今、声に出してよいのかわかりませんが、伝統においてはランディ・ド・パントコット Lundi de Pentecôte 、和訳すると「聖霊降臨翌日の月曜日」という名の休日なのです。

この「聖霊降臨翌日の月曜日」の祝日を月だか週ごとの基本労働時間数改変を理由に廃止を決めたのは、カトリックの幼児洗礼を受けたものの、両親の離婚後、ユダヤ教の生活習慣と教えで育てられたニコラ・サルコぢ前大統領でありました。オラが共和国の国父さまがお決めになったことですから臣民が従うかと思えば、これがなかなか上手く従わず、宗旨を理由に休みを決め込むミギ方面の民もいれば、家族愛を育む日を減らすなとはむかうヒダリ方面の民もおり、当初は国公立関係の団体の職員はいずれも聖霊降臨の主日翌日の月曜日に就労に出たものの、年毎にうやむやになり、果ては政府側がこの日について高齢者はじめ弱者を思い遣り、彼らのために労をささげる(つまり無給)日とかなんとか、そーゆー日に化けてしまいました。

さて、今年2013年。
ル・パリヂアン Le Parisian 紙に掲載された図説 ↓ によりますと、以下のとおり、緑色が本日開業開店、赤は本日休業なんですって。
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仏国内の空港、証券取引、国営公営美術・博物館、公営プール、清掃、(私企業ながら)大規模小売店舗はきょうは勤労日であります。___φ( ̄^ ̄ )

ココんちのように旧市街から外れた住宅地では、静寂さが外気に流れておりますよ。
私の予想に過ぎませんが、サルコぢ閣下のかつてのご提案はいずれ消えて、以前のまま、聖霊降臨の主日の翌月曜日は誰も働かない日になるのではないかなあ。

le 20 mai 2013, Bernardin

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by ma_cocotte | 2013-05-20 17:30 | 『春』 Rien de special | Comments(0)
初夏の陽気を待たずに、
今年はきょうの夕方、カンヌ映画祭 が開幕します。
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ココんちあたりは5月15日の朝も暖房のスイッチを入れたまま、雨上がりの朝を迎えたけれど、おそらく地中海側のカンヌは青い空とここちよい風の中、今夕の開会式を待つばかりなのだと想像します。きょうの朝からくりかえし流れるテレビニュウスのトップ項目はカンヌ映画祭開幕なので、とりあえずきょうの仏蘭西共和国は平和な朝を迎えたという証でしょう。(ちなみに前日昨日のトップニュウスはパリ市内でのライトな暴動だった)

今年は開会式の司会が、仏蘭西より日本で人気のオドレ・トトゥ Audrey Tautou なんですよね。今宵の開会式にはレオナルド・デッカプリオが登場することもあり、今晩8時のニュウスにはレオナルド・デッカプリオさまのナマインタビュー時間が既に設定されているそうだ。

そして、今回のカンヌ映画祭の 審査委員会 の委員長がスティブン・スピルバアグ Steven SPIELBERG 監督で、委員のひとりに河瀬直美監督がいらっさる、ときたもんだ。

まっ、以上、私にはどーでもいいことなんですが、カンヌ映画祭最終日までにどうかもう少し陽気が穏やかによくなりますように。あたしゃ、今朝からまた水ッ洟が止まらず、どうやら風邪をひいちまったみたいでふ。

le 15 mai 2013, Denise

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by ma_cocotte | 2013-05-15 15:54 | 『春』 Rien de special | Comments(0)
皐月一日の朝は、
大地を打つ霰はたまた雹の轟音で目を覚ましました。
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雨戸を叩く音を聞いても強風雨だと想像していたので、雨戸を開けて驚きました。
暖房のスイッチを未だ切ることもできず、冴えない空の色ではうつむきがちになってしまいます。

五月らしい青空と新緑を一日も早く仰いでみたいです。

ところで、こんにち五月一日(ごがつついたち)は仏蘭西共和国の国定祝祭日ですので、霰雹が朝一番で轟音を残した後は、あまりある静寂に一帯が包まれています。


le 1er mai 2013, Jérémie

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by ma_cocotte | 2013-05-01 17:00 | 『春』 Rien de special | Comments(0)
三 寒 四 温
ココは間違いなく欧州の土地でしょうに、どうも今年は三寒四温が繰り返されています。
木曜日に野暮用で旧市街に参りましたら、マフラーを首にまき、冬のジャケットをはおった自分以外、行き交うひとびとは皆、袖なしにショート、サンダルでイキイキと歩いていました。それを目の当たりにし、なんだか自分が野暮で田舎者だと思い知り、恥じ入ったので、帰宅後、冬物のセーターを皆、洗濯しました。ところが、翌朝から冬の戻ったかのように冷え込み、きょう土曜日もかなり寒いです。

東京よりココはかなり北なので、かつては3月1日になったらコオトを着ないようにしていた自分も、ココでは4月1日まで延長してはいるけれど、今年は例年に比べ春の訪れが遅いというか、先の木曜のように半袖やタンクトップでも平気なほどの陽気になったり、昨日今日のように寒くなったり、悪い風邪を引きそうなので気を引き締めねばなりません。

そんな陽気なので、今週はじめに今年初のバーベQを楽しんだものの、金曜日はあまりの寒さゆえ、ウサギの腿肉を使った煮込み料理を作りました。
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ウサギのマスタード&クリーム煮、Lapin sauté à la crème, à la moutarde et aux champignons です。久しぶりにこさえたけれど、うーん、美味しかった。身体も温まりました。

3月31日から夏時間になったことで、外が真っ暗になるのは午後9時過ぎとなりました。来週は5月になるというのに暖房をまだ切ることができません。ああ、あともう少し気温が上がってくれると良いのですが。

le 27 avril 2013, Zita

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by ma_cocotte | 2013-04-27 23:22 | 『春』 Rien de special | Comments(2)
雨月ではなく卯月第三週
ようやく さくらんぼ の花が咲きました。
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いつもの年だったならば復活祭と同時に外の水道の元栓を開くのに、今年は復活祭の日、3月31日に仏蘭西の世の中が夏時間に変わったにも関わらず、外の水道の元栓を開くなんて無理、無理でした。なにせ連日の最低気温がゼロ度、いえ、マイナスでしたから。さくらんぼの蕾が開いたので、外の水道の元栓も開きました。

つい二日前の土曜日まで連日の雨、冬のような寒さでオーバーコートも、マフラーも、ブーツも身につけての外出でしたのに、こうしてぐーんと気温が上昇した途端、道行く人は袖なしやらタンクトップやら、仏蘭西びとの変わり身の早さには驚かされることばかりです。自分は未だ冬物で過ごしておりますよ。

ココんちあたりのお子たちは先週土曜日から二週間ほどおヴァカンス・ド・パック les vacances de Pâque 、復活祭休暇だそうで、外はいつもにも増してしーんと静かです。

ああ、それにしても今年の冬は長ぅござあました。
このまま過ごしやすい季節となっていきますように。


le 15 avril 2013, Paterne

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by ma_cocotte | 2013-04-15 21:13 | 『春』 Rien de special | Comments(6)