ロ・マノドゥ Laure Manaudou は何度も繰り返しました。Photo par France Télévisions
![]() 前回のアテネ・オリンピックの競泳女子400m自由形で金メダルを獲得して以降、フランス共和国の花だったロ・マノドゥが北京オリンピックでは決勝に残るどころか予選落ちを繰り返すという現実。最悪の結果が出るたびにインタヴュウでのロ・マノドゥは「Je sais pas pourquoi. 知らない、わからない」を繰り返すばかりでした。 足が届くような深さでもうかつに溺れるま・ここっつぁんが、オリンピック金メダリストかつ欧州しゃんぴおんぬでもあるロ・マノドゥさまに意見するのも何ですが、今回のオリンピックで画面からロ・マノドゥの涙声を聞こえてくるたびに返答していたのが、 ![]() Photo par Adam Pretty/Getty Images Sport でした。わたくしにおいてはこの爪の長さは風紀違反ヾ(`◇´) ロ・マノドゥさまの指と指の間に膜が張っているなら兎も角、10本の指々からこんなに伸びた爪々が水ン中をかんまわすためには障害にならないのでせうか?普通、水をこの長い爪を持つ手のひらで上から叩いて後ろに持っていくとしたら重いよね。もちろん安易に水に溺れるド素人のあちしの判断に過ぎませんけれど、爪を切ったら順位がひとつぐらいは上がった可能性があったのではないかとふと思うンですが。 というか、もし順位やらメダルに対してがむしゃらだったら、私なら爪を切って、ねいるあーとするけれど。短めの爪でフレンチもかわいいよ。それともこの長さの爪の方が有利なのかすら? ...ま、いいや。わたくしには他人事だから。(-。-) ボソッ なんつぅか、アテネオリンピックで金メダルを獲得して以降、フランス共和国におけるロ・マノドゥの扱いが尋常でなかったというか、そりゃ、ロ・マノドゥはずめて競泳でおフランスに金メダルを持ち帰られたスゥパァスタアなんでしょうけれど。イタリアのスイマーと恋愛してイタリアに国籍を変えて北京オリンピックに参加するだろうという噂だの、この4年間でコーチが3回変わったことだの、ロ・マノドゥ関連の話題ではいずれもアマチュア選手としての謙虚さがまったく見えず、傲慢心がピョンピョンあちらこちらから生える繰り返しにしか見えませんでした。だ、か、ら、今回の結果は本人がわからないだけというか、きょうになってもまだ本人がわからないんだったらそれまでなんぢゃないかと思いました、まる。 le 21 août 2008, Pie X
二〇〇八年八月八日午後八時八分から中華人民共和國は北京 ぺかん、Pékinで夏季オリンピック大会が始まりました。末広がりでおめでたいことですこと。
かの北京とフランスの時差は6時間だそうで、フランスでは連日、毎晩(毎朝?)午前3時から生中継が放映されていたりします。開会式のキャスターたちが「ヴァカンス中ですし、早く寝て、午前三時からテレビを見ればいいでしょう」とお気楽極楽な無責任発言をしていたのもなんともフランスらしいと思いました。 さて、夏季オリンピックといえば4年に一度のお楽しみで、ま・ここっつぁんなんぞはテレビが熱くなっても観るのを止められなかったりしますが、人生のほとんどを母国・日本國で過ごしたま・ここっつぁんにしてみれば「夏季オリンピックが来れば、思い出すー♪」必ず観戦したい競技があるのです。ハァハァの水泳や、かつておとめ心をわくわくさせた女子体操や、バレーボール、マラソンなどなど。とっころが、必ず観れて当たり前だと疑いなく信じていた競技がフランスでは放映されなかったりします。 けふは(現在のところ)開会第三日目でありますが、例として9日を挙げてみましょう。9日ですが、日本ではテレビ画面で重量挙げ、柔道、バドミントン、競泳、射撃、男子体操、自転車ロードレース、サッカーなどをご覧になれたかと思います。 ぐゎっっ、ま・ここっつぁんが今年の今月 放映するにしても競技の優先順位が日本とはまるで違うフランスなのでした。 特に、生中継を拝見しているうちについうっかり惚れてしまった競技は馬術(調教)でした。 ![]() 画面を眺めていても、司会者と解説者の声を除いてしまうと、 ちゃっかぽこちゃかぽこ、ぱっかぽこぱかぽこ、とーんっとんの繰り返しで、断続的に観客の静かなどよめきのみ。目には美しく、耳には優しく、まさしく癒し的競技なのであります。 ![]() ココは香港で、貴殿はシュヴァリエ Chevalier、21世紀の騎士でございますよ。「21世紀の騎士」なんて我がハツをときめかせる言の葉ぁはぁ。選手の装束の美しさといい、お馬さんにしてもたてがみをキュートに編んでいただいたりして、醸し出す雰囲気の麗しいこと。 щ(゚Д゚)щ たまりまへんな。この装束ならば向かう敵はヴァチカンのスイス兵くらいなもんでしょうけれど、アテネ五輪でメダルを勝ち取った彼、ニコラ・トゥゼン Nicolas Touzaint 選手なんて、 ![]() 白馬、いや、おフランスでは葦毛馬にお乗り遊ばしているニコラさまのお姿は王子のごとくでありますが、その行く末の雲行きは怪しく、今回のオリンピックではニコラさまもヂャンさまも敗退だとかで、おフランスはオリンピック委員会に抗議を表明する らしいだす。 フランスって今では「オリンピックの定番」って感じぃ。 le 10 août 2008, Laurent
先の4月21日の夜、France 2 で放映された検証番組 Complément d'enquête のテーマは『北京オリンピック開催まで100日:邪魔されたオリンピック』というものでした。
ビデオはこちら(↓)かなーり 面白かったです。 約一時間半強の番組の中でさらに4テーマのルポが紹介され、一本目が中國から、二本目がフランスから、三本目がメキシコとエイメリカから過去にボイコットしたことでの元選手のトラウマについて、四本目が2014年に冬季五輪が開催されるロシアからのレポートで、特に前半の二本が私個人としては興味深かったです。 一本目で紹介されたのは中國にフェンシング種目の監督として雇われたフランス人の話でした。当初、妻帯で中國に引っ越し、中國側が用意したすばらしい宿舎に住み始めたものの奥様は半年でフランスに帰国、現在、このコーチは単身で中國に残り、選手を育て続けています。画面前に披露された契約書には中國選手が金メダルを獲得した際の成功報酬についても明記されていました。この監督の中國ライフについてのルポの中で、ビデオでは開始後16分あたりで中國フェンシングチームの選手たちの生活ぶりが流れますが、中國某所にある巨大オリンピック選手養成訓練施設に缶詰になっている女性選手二人の寄宿生活が映し出され、テレビも見放題、インターネットも使いたい放題だとまず紹介はされますが、撮影スタッフが選手にチベットで何があったか知っているかと質問すると「海外遠征に行っていたので知らない」、続いてルームメイトである別の選手の発言が Pour te dire que Ça me interesse pas.щ(゚Д゚)щ こう、出たかぁあああああっっ! と、思いました。(・_・) チベットで起こったことは「興味がない」で片付けられちゃうんだ。中國びとが言う「中國がひとつ」が本当なら、今回のチベット暴動はあきらかに動乱状態なんだから、海外遠征中だったとしても「真の中國びと」なら興味がわいちゃうンぢゃないの?ロジックが壊れてまへんか。いきなりブルヂョワが目の前でひけらかされていることを「見とーない、聞きとーない」と背中見せているような態度を取るとはゴルゴダの道のペトロで十分ぢゃなかろうか。あ、中國は真の政教分離国家だからこういうリンク付けは受け付けないンだった。 中國政府がオリンピック参加選手に与えている使命は「メダルを取ること」のみで、その理由付けはまったく選手の脳にインプットしていないそうです。彼らはメダルを取るなら何だってしちゃうし、メダルを取るのに邪魔なことは関わらないマシーンと化しているのだな。 さて、番組の二本目のルポルターヂュ。 こりは個人的にはワクワクするほど面白すぎでした。 なんてったって「国境無き記者団 Reporters sans Frontières(RSF)」の三人組が命綱もつけずにエッフェル塔にのぼり、例の黒手錠旗を掲げるまでのビデオが流れます。見ているこっちまでハツがドキドキ、息がハァハァしちゃう、まさに「事件は現場で起こってるんだ」であります。上のビデオでは開始後26分45秒あたりからRSF@パリについて流れ始めます。 ....これ、下りる時の方がめっちゃくちゃ怖いよね。(((゜Д゜;;)))お三方ともご無事で何よりでふ。 この「国境無き記者団 Reporters sans Frontières(RSF)」ですけれども、今回のチベット暴動がきっかけで北京オリンピック・ボイコットを騒ぎ始めたのではありません。彼らは1980年台から既に中國の報道のあり方について訴え続け、2001年7月13日、オリンピック委員会が2008年夏季オリンピックの開催地を北京とすることを宣言したと同時にボイコット活動を開始しているので、この3月は偶発的にチベット暴動が勃発したと言えます。この団体の長上であるロベール・メナール Robert Ménard 自身、1953年アルジェリアはオランで生まれたピエ・ノワール、つまりアルジェリア独立戦争でフランス本土に戻った「動乱の経験者」でありますが、彼が現在に至るまで中國に関して訴え続けていることは1980年に活動を開始してから、中國の独裁がなんら改善されていないことにあります。なぜこの国境を越えたRSFという組織が日本であまり知られてもいなければ発展しないかというと、国境なき記者団が日本國の記者クラブ制度を「排他的かつ報道の自由を阻害している」という鋭い主張をし続けているにもかかわらず、日本國の主要マスコミが無視し続けていることにあるらしいです。 ___φ( ̄^ ̄ ) 恥ずかしいかも、ニホーン。で、この国境なき記者団@おフランスと中道から左二番目に位置する全国紙おリベラシオン Libération さまが北京オリンピック開催日から遡ること6ヶ月前の2008年2月8日からオリンピック開会式の8月8日まで共同キャンペーンを続けており、毎週始めのおリベラシオンさまに国境なき記者団を支持する有名人が掲載されることになっております。その第一週目に登場された方がこの方(↓) ![]() Photo par AFP 写真は今年2月8日、キャンペーン開始初日、ポスター掲載初日にパリで中國人と一緒に撮影したものです。国境なき記者団のHPで毎週、新しいポスター掲載が更新され続けておりますがhttp://www.rsf.org/article.php3?id_article=25196、第二週に登場のヴァンサン・ペレス、第7週のエマニュエル・ベアール、第9週のヂェーン・バーキンあたりは日本國でもハツが高鳴る方が多いかと存じます。が、彼らはフランスでは左派系人道主義者で有名だったりします。聖火リレー当日にチベット市民支持集会にヂェーン・バーキンが参加していたことは誰もが知るところですが、エマニュエル・ベアールが大活躍しているのはチェチェン難民救済運動ですね。キャロル・ブケーに至っては、彼女は移民救済運動で首相府に拒まれたもんだから大統領府に直談判しちゃうほどの活動家だったりします。http://www.dailymotion.com/video/x4gzbt_envoye-special-carole-bouquet-sans_politics 私は今週まで14枚のポスターの中では第一週のキャロル・ブケーさまが一番好きでっす。 ( ̄ε ̄)b あ、その話ではありまへんでした。パリの聖火リレーはオリンピック関係者のみでのリレーで、長野のように芸能人などの参加はありませんでした。国際だろうが内政だろうがヒトにまつわる諸問題についても日本國とフランスでは芸能人の関わり方が大きく異なると、今回のチベット暴動を境にあらためて実感した私でした。 そして、フランスと中國の関係は、神聖皇帝サルコぢサマのポケットがなぜか同時膨張する中國への偏愛だけでなく、中國内にフランスから出稼ぎに行って、中國政府に管理されている「人質」が多すぎかもしれません。カラスの行水のごとく安直に撤退は今のフランスにはできませんね。現在、フランスに寄生する中國からの大量の移住者に「フランスの自由を悪用するな」と厳しく主張する民間人は数多いますが、その逆はありません。中國内に住むフランスびとが中國に不満を持ってもそれを表明する自由はありません。先日、生討論番組 Ce soir (ou jamais!) に登場したパリでの中國人留学生による中國に賛同しないフランス人に対しての不満を表明するデモを主催した中國人女性は現中國が真の民主国家で自由を愛していることは貴方が中國に来ればわかる、と言っていました。自分達の世代が中國の政権を握った時に更なる理想が開花することを楽しみにしてくれ、とも。 チベット問題研究家のおぢちゃん(ヂャン・ポル・リブ Jean-Paul Ribes 氏)に「ああ、もういい。自分の言葉で語ってくれないか」とぼやかれてましたけれどね。私もそう思いました。北京の大学を卒業してからパリに留学できるほどの才を持つこの女性にはすこぶる暗記力はあっても、語句の意味がまるでわかっていません。 興味ないから なんでしょうね。 le 28 avril 2008, Valérie
相変わらず、フランスの鶏 Le Coq gaulois は中國サマに火炙られておりますね。
![]() 全国紙おリベラシオンさまの記事タイトルにこんなのがありました。 La France s’incline devant Pékinというのは、どういうことかと言うと、 ![]() Photo par AFP フランス語がわからなくても一目でわかりますね。ああ、フランス共和国においては写真においても風刺画においてもヨソの国の「聖女」(金晶 Jin Jing サマとおっしゃるとか)をこうして掲載できます。国境を越えて万民にわかりやすいですこと。 動詞 incliner のみなら「頭を下げる」、「首を傾げる」というような意味なんですけれど、これにse(s' )とdevantが前後に付くと「屈服する」、「従属する」という意味を含みます。つまり「フランスは北京に屈服する」と訳されちゃってもしょーがないかな。だって 頬にキスして♪ ぢゃなくて、手の甲にキスです。神聖皇帝サルコぢが教皇さまの指輪に接吻したっけか?しとらんよ。なのに、サルコぢの遣 "Il est gentil, son message est positif... "出たよ、19日の中國人留学生デモで聞こえたキーワード Positif ポヂティヴ ぐゎ。この一語で世界中に散らばる この件で共和国内で問題になっているのはサルコぢの意向と民意が真っ向から対立していることにあって、このままで行くと民意の筆頭代弁者は花の都はおパリ市長のベルトラン・ドゥラノエ Bertrand Delanoë 氏になるでしょう。 ![]() 4月21日、パリ市議会でダライ・ラマ14世 Dalaï Lama XIV をパリ名誉市民とする市長提案についての投票が行われましたけれど、裏サルコぢ上皇が居座るUMPも、フランス共産党(PCF)も最初から棄権、投票は緑の党とフランス社会党(PS)だけで行われました。ドゥラノエ氏が推挙するという噂が流れた時点で、中國政府は各方面に賛成票に投票してくれるなと水面下で動いたにも関わらず、賛成60票、反対2票であっさり通過してしまいました。反対の2票は中華人民共和國から移住した人々の大居住区を抱えるパリ三区と四区のシチョさんだったそう。区民の意向を中央(=パリ市)に代表して伝えるのが区長の役目でしょうから、たとえお二人が社会党員でもドゥラノエさまの意向に「Oui, monsieur うぃーい、むっしゅう」と言えなかったのもロジックでありましょう。ドゥラノエさまがダライ・ラマ師をパリ名誉市民に推挙したことで「フランス政府への挑発行為」とも言われていますが、ドゥラノエさま曰く、2003年に既にダライ・ラマ師と友好状態にあり以前から考えていたことらしいです。 この投票の翌日夕刻、国営放送France 5 の生討論番組 C dans l'air の御題は JO : Delanoë ranime la flammeです。タイトルは文学的深読みをお勧めします。(^_^) 番組には今では共和国に住む誰もが「またこいつか」とうっかり思ってしまうほど有名になったいつもの「サルコに愛されるおよばれ特派員 from 上海」ツェン・ルオラン Ruolin Zheng ちゃん(写真)が登場です。 「フランスは中國と等しく、完全政教分離、真の人権国家であり、フランスは中國が見習うべき鑑でもあるのに、今回、フランス国民の一部がこのような行動に出たことは誠に遺憾であります。」だって。 流石、特派員だ、うまいね、このぉ(グリグリ)ヾ(`◇´) ところで、あの英語で叫んでいたチベット支持者 pro-Tibet はフランス人なのだろうか? この討論番組の中でこんな会話がありました。 Christophe Barbier : フランス在住の中國人は不平不満を自由にデモで表現することができますが、中華人民共和国内在住のフランス人が中國人による不買運動もろもろについての異論をあなたの国でデモの形で表現できますか?その差、18,000人。 どちらの言い分が本当かよーく考えてみよう。(欽也&ナオコ) なんつーか、自分で考えずに国の意向を上手にしゃべくる国家派遣中國人は共和国内にどれほどいるのでしょうか。昨晩、France 3 の生討論番組 Ce soir et Jamais! の御題も「Débat sur le Tibet チベット関連討論」で中國人もチベット人も登場しての激論でしたが、ビデオを見ればおわかりのとおり、紹介されるなり例の「一見日の丸T-シャツ」を広げる中國人留学生のおねいさん。この女性、Jieni Fu さんとおっしゃって先の土曜日にパリで行われた大規模デモの主催者です。ビデオの30分目頃から討論が始まりますが、なんだかなー、このおねいさん。およばれ特派員さんと同じで返答が的外れです。あらかぢめ脳内インプットしたKWとビンゴすると饒舌になるんだなあ。五星紅旗は「愛国主義のシンボル」なんですって。ε= (´∞` ) bof...チベット国旗を見つけたら残らず奪い取るように中國政府がフランスにごり押ししたのはなぜだ?第三国で愛国主義を主張するなら双方とも平等ぢゃないか。この番組内で留学生のおねいさんに3月15日付のチベット動乱に関するフランス側報道と中國側報道のビデオを見てもらってますが、おねいさんの感想がフランス側報道が2~3分なのに中國側の報道を30秒しか流さないのは「おかしい」。いや、おかしいンぢゃなくてオタクの国が30秒しかチベット動乱について流してくれないンですよ。それともフランス側の報道を中國にあわせて縮めろとでもおっしゃりたいのか? 次期フランス共和国大統領選まで3年強ですが、ドゥラノエ氏が共和国民のハツをがっちり掴むには今が良いのか、それともまだ早いのかどうか。一方、現在「死に体」状態の大統領ちゃんの今宵ですが、20時15分より「神聖皇帝サルコぢサマ80分一本勝負」インタビュウ番組が生中継されます。20時15分以降はTF1でもFrance 2でも同じ番組しか流れません。日本時間ですと25日午前3時15分からになりますが、こちら(↓)で生中継をご覧になれるかもしれません。 France 2 版 : http://video-direct.francetvod.fr/player.php?id=198この生中継を見ない共和国民はいるのでしょうか? 私はガイジンだけど見るつもりです。単にサルコぢが80分間ぢっとしていられるかどうか確かめるだけですけれど。( ̄人 ̄) le 24 avril 2008, Fidèles
こういうのを「余計なお世話」と言うのです。
![]() 2008年4月19日北京で行われた「フランス人への抗議デモ」 ![]() さて、旗の文字に目を向けてみましょう。 ヂャンヌ・ダルクは売春婦で、そう思うなら、あなたがた。コルシカに行って自爆テロってください。 コルシカ独立を願う人の中にはコルシカ在住の別の血統の人々を激しく差区別しているではありませんか。 ( ̄ε ̄)b あ、だから中國人留学生はコルシカ贔屓なんだ...。ろじっく、ろじっく ♪~ ♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪ それにしても、フランスでは中國サマの願いどおり、警官隊がチベット旗を時には暴力的に奪い取って、丸めてポイして差し上げましたけれど、中國内ではこういう欧州内ならタブーの語がちりばめられた改造国旗を警官隊が奪い取ってもくださらないのでしょうか? 同じく中國でのデモでは上の旗にも明記されている「Jeanne d’Arc est une prostituée ヂャンヌ・ダルクは売春婦だ」という叫び文句がよく聞こえてきたそうで。誰が腹立ち紛れたか存じませんが、個人の妄想による根拠のない歴史捏造公開も甚だしいざます。極右政党FNの党首ヂャン・マリ・ル・ペン Jean-Marie Le Pen がヂャンヌ・ダルクを敬愛しているからのイヤミ発言とも流れていますが、そりゃ、ル・ペンよりこんなところにいきなり担ぎ出されたヂャンヌ・ダルクが迷惑ってもんよ。彼女は極右に担がれているコトだって迷惑しているかもしれないもの。cf. Jeanne, mon amour ヂャンヌが好き。 ←クリックしてご覧くださいませ。このヂャンヌの姿をご覧になって誰が「売春婦」を連想します? 中國内のデモについて動く証拠はこちら(↓)。国営放送France 3 のニュウスで流れた中國内での「(中國を支持しない)フランス人に抗議するデモですね。 Manifestation anti-francaise en Chine19日土曜日は花の都おパリにおいても共和国内各地から中國人留学生が終結してLa manifestation anti-française (中國に賛同してくれないフランスびとに抗議するデモ)が行われました。彼らが着ているお揃いのT-shirt がなぜか日章旗のように見えたりして、別ベクトルから爆笑ですが、流石、中國サマ。不眠不休でおねいさんたちが踏み踏みして作ってくださったお揃いTシャツなんでしょうね。 ![]() 日本國では中國内のデモが許可制であると伝えられていますが、フランスでは中國内でのデモは禁じられていると報道されていますので、昨日のパリでのガイジンによるデモを見たココんちのフランスびと♂などは「フランスは優しい。デモができない国のヒトのデモまで認めている」とつぶやいたりしています。 昨日のデモの様子でこちとらヴぃっくりしたことが、参加者が大きな声で「ネガティヴは見るな、ポジティヴだけを見ろ!」とフランスびとに勧めたことです。おかしいですよね。ポジティヴの中身とネガティヴの中身を彼らは確認していません。確かに「北京オリンピック開催」はポジティヴであり、「北京オリンピック開催反対」はネガティヴでしょうけれど。なぜ反対されているのか、彼らは知らなくていいと言っているのです。そもそもフランスに長期滞在できる彼らは本国でもポジティヴでしょ?選ばれた中國人ではありませんか?あんたら、国内のネガティヴ同胞を見ないのね?と問いかけたら、「Human Rights 人権」という言葉が耳に入った途端、無反応になるのと同じ反応を示しかねません。 フランスという国はポジティヴにはネガティヴがあり、それを両方考察して真が得られる、という教育を小一の子供から読み、書き、討論とあらゆる形で徹底的に教え込んでいます。ですから、ポジティヴだけしか見ないのであれば、真には至りませんがな。中國びとヒト括りと異なり、フランスびとは自分で考察して見出した答えでチベットびとにつくか、中國びとにつくか決めています。その理由づけも各自、千差万別です。 なんつうか思考回路が抜本から違うンだな。フランスでいくら騒がれても、相手にならんよ。 キミガタがこうして異国でデモができるのも、ヒトの権利を尊重しているからです。忘れてくれるな。 それに、別に中國内で仏系企業の商売が上手く行かなくなっても、サルちゃんと彼に選ばれた「愛されるお友達たち」の懐に入るお小遣いの額が変わるだけで、共和国内に住む人々の生活は昨年5月以降あいもかわらず窮屈なだけですもん。 le 20 avril 2008, Odette
花の都はおパリでの聖火リレー開催から一週間を過ぎ、聖火はヨソの大陸に移動したにもかかわらず、フランスではまだあの日の話題で盛り上がっていたりします。
![]() 聖火リレーの日@パリ市庁舎。 щ(゚Д゚)щ かっちょええ、べるとらん・どぅらのえぇええ! 現パリ市長であるベルトラン・ドゥラノエ Bertrand Delanoë 氏はフランス社会党(PS)党員ですが、本当なら聖火がパリ市庁舎前を通過する際に予定していた余興も中止して、この声明文を掲げました。社会共産主義vs.民主主義という構図においては単純にヒダリなら中國贔屓 Pro-Chine の反チベット Anti-Tibet だろ?と考えてしまいがちですが、ちょっと調べてみたところ、例えばフランス共産党(PCF)は中國贔屓 Pro-Chine、トロツキスト政党の LCR はチベット市民を最後の最後まで贔屓すること Pro-tibetains を公式表明しています。ミギよりヒダリのヴァリエイシャンがはるかに極彩色のフランスの場合、おヒダリでも必ずしも団結一致で中國サマにハハハーというわけではなさそうです。 ほんぢゃ、サルちゃんところはどうなの?となりますが、現在、神聖皇帝サルコぢ一世であらせられるサルちゃんは既に昨年11月の訪中時に「中國は単一である」と表明して、北京オリンピック開会式の指定席券を胡錦濤サマから直々にいただいてウッキッキという共和国民なら誰もが知ってる中國贔屓 Pro-Chine であります。が、皇帝になってもサルちゃんが上皇状態で居座り続けている中道右派政党のUMP 議員たちは完全二分しています。 こちら(↓)、チベット贔屓を表明した議員ズのニュウスビデオ。フランスのテレビ番組ですが、日本のようなバラエティ番組がない代わりに毎日、数本の生討論番組(デバ débat と呼ばれます)が放映されます。この一週間は聖火リレーの話題がどこでも取り上げられていましたが、日曜お昼過ぎのこの番組のデバが面白かった~。 France 5 "Revu et Corrigé"討論途中で流れる当日のとてもヴィオロンス violence な様子に目がクギ付けです。このパリ在住の中國人特派員はこの一週間、各局のデバで何度も見ました。生きるプロバガンダ戦車であります。彼の脳みそが丁寧によく洗われているのがこのビデオの中でも顕著です。 この番組の中でも取り上げられている「フランスでの悪夢」ですが、それは聖火リレーの護衛に参加した警察官が明らかにPro-Chine/Anti-Tibet (親中/反チベット)を態度で示していたことです。 ![]() フランス共和国の警官や憲兵隊、消防隊員に与えられた「聖火の安全を守る」使命はガイジンの私にだって理解できますが、なぜフランスの警官たちはPro-Tibet のみんなたちが掲げるチベット国旗だけを力ずくで取り上げることを最初から最後まで止めなかったのでしょうか?ここはフランスですよ。中國でもチベットでもありません。フランスは第三国なんだから双方の支持者が半々に存在するのが自然です。が、内務省は警官にチベット国旗を沿道に見せないようにすることだけを命じたことになります。警官は誰ひとり、中國国旗(五星紅旗)を奪い取りもしませんでした。 これ、おかしいよね?と、この疑問が討論番組で繰り返し流れているのです。上の討論番組ビデオで中國内の報道番組の様子も流れていますが、沿道はちびっとも映さず、翌日の新聞は「パリでの成功」だけを報じたのです。 確かに共和国内務省は現在の内務大臣がミシェル・アイヨ・マリ Michelle Aillot-Marie 女史であっても、かつて現皇帝サルコぢがかなり長い間内務大臣職に居座ったので(彼は首相の座を断っても内務大臣であり続けた)、内務省管轄である警察がサルコぢに完全掌握されているというのも誰もが知るところでありますが、誰がこんなアンバランスな命令を下したんでしょうか。中國サマにチベット旗奪還を懇願されたという情報もありますけれど、いつからフランスは中國の言いなりになったんだ?中國サマは今回の聖火の守り方次第で「真の中國の友人がわかる」とおっしゃったとか。フランスよ、正義のためには孤独になることもあるんだぞ。ココはフランスなんだからチベットの旗を振ったって いいぢゃあないか。(-。-) ボソッ le 15 avril 2008, Paterne
昨日7日は朝から夕方17時35分まで倫敦から届いた聖火を引き継いだ花の都お巴里市内は大変なことになっていました。お昼のニュウスも、13時のニュウスも現場からの生中継で番組の大半を埋めていました。夜19時から、20時からのニュウスもトップは「聖火リレー@パリ」でしたけれど、
ε= (´∞` ) bof ぼふ。聖火は早朝、儀式をもってエッフェル塔から出発しましたが、エッフェル塔から一直線上にあるトロカデロ広場ではチベット擁護派の集会が厳戒態勢の下で同時開催されました。おフランスにおいて既に彼らはプロ・チベタン pro-tibétains (プロ・チベット市民)と呼ばれているらしいです。一方、エッフェル塔からずっと、聖火の終着点シャルレティ競技場 Stade Charléty に至るまで沿道の選ばれた場所にいらした方々(↓)、 ![]() どちらもおフランスでは「プロ扱い」なんですね。アマぢゃない。___φ( ̄^ ̄ ) それにしてもこのマッカッカな方々(手持ちのデジカメまで赤いボディのおねいさんがいましたよ)、どこから集まったんでしょうね?中國から派遣?それとも数年前からフランスを悩ませているバックレ違法滞在者のみんなたちでしょうか?フランスにしてみれば彼らは困り者でも、彼らは母国を出国する前から手厚い保護と保証と見返りと使命を持ってフランスに入国してバックレた方々ですよねぇ。入国した時は「留学生」だったのにいつのまにか「産業スパイ」と化している方も一杯。彼らは昨年5月までハラハラドキドキしながら共和国各地に隠遁していたのに、神聖皇帝サルコぢ一世のおかげで身分は一転優遇状態となり、そしてこの機会にうぢゃうぢゃとパリに母国からの使命を受けて集結ってわけか...。そんな白々しい思いを持っているフランス共和国民は少なくないと思います。 一夜明け、早朝のニュウスでは繰り返し、昨日のパリでの出来事は悪夢 cauchemar だと述べられています。カメラマンの顔面を足蹴りしたプロ市民、逆に警察だか憲兵隊の手で撮影を妨害されたカメラなどなど、フランス国内では包み隠さず放映されているみたいです。あのカメラマン、鼻の骨が折れていないといいですが。 ![]() ロイターから公表されたこの図(↑)を見ても、エッフェル塔を出てまもなくアルマ橋あたりで既に聖火は消されていますし、厳戒態勢のシャンゼリゼあたりは無事通過できても、パリ市役所では歓迎式典が中止され代わりに「パリ市は世界のどこであっても人権を擁護する立場にある」という横断幕が窓から出され聖火を迎えました。パリ市長は社会党員ですが中國贔屓ではないようですね。聖火はノートルダムの前を過ぎ、右岸に入って国会議事堂に至りますが、ここでも複数の議員が抗議をあからさまにしており、この場で聖火はバスの中に閉じ込められ、終点まで移送となりました。 この行事で気になったのが、聖火の保護者とでも言いましょうか。いったい誰なんでしょ? このReuter 発の写真がわかりやすいかと思いますけれど、 ![]() というか、ここはフランスなのにフランスを信じられないから聖火の周りをMade in 中國で固めたのでしょうか?フランスの警察組織やら軍部も馬鹿にされたものだなあ、と正直思いました。この日のために警察、機動隊、憲兵隊、消防隊など約3000人を動員したフランスです。昨晩、France2 の20時のニュウスに登場したベルナール・ラポルト Bernard Laporte 氏(現スポーツ大臣、ラグビーナショナルチームの元監督)の話によれば聖火をバスに納める、路上に出すなど全て中國サマが判断し、おフランスに命じていたとのこと。中國さまにしてみればコミュニスト國でないフランスなんか「根こそぎ信じられない」からこういう手段を選んだと主張なさるのでしょうけれど、昨日、聖火のまわりは「ソコは中國」だったことになります。まるで「動く大使館」だな、治外法権。10日に同じことを次のサン・フランシスコでも実行するのでしょうか。米軍相手に。 まあ、ご覧あそばせ。昨日のパリの様子。このニュウスの中で中國国内でこの事実について最小限にしか報道されていないこと、独善歪曲していることも伝えられています。 私としては昨日7日放映されたC' dans l'air というナマ討論番組の中で、コメンテーターのひとりである上海出身のパリ在住中國人特派員が「中華人民共和国には宗教がない。だから本物のライック(laïque、フランスではこの語で「世俗信者」をさすが、「宗教から独立したヒト」という意もあり、中國が言うライックは後者にあたる)はわれわれ中華人民共和国民なんだ」という断言に虫唾が走りましたけれどね。よく言うよ。脳みそが洗われちゃうとこういう発言するし、こういう人々が皇帝サルコぢの御世になって擁護されているのもおかしいよ。 その番組の様子はこちら(↓)。レポートビデオ共々内容濃いです。中國さまはパリでの聖火リレーは倫敦以上に恥辱だとお話なさっていると漏れ伺いました。 La voix des Sports.com というサイトで昨日の聖火リレーについて"Le chemin de croix de la flamme olympique"、すなわち「聖火の十字架の道行き」というタイトルで記事を掲載したのは言い得てますね。聖火はサン・フランシスコへ。 チベット難民とフランスの関係についてはこの件とはまた別(フランスにおいては今更騒いでいることではない)なので、また今度。 le 8 avril 2008, Constance < 前のページ次のページ >
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