「ほっ」と。キャンペーン
カテゴリ:Vive le pape!( 32 )
時を待つ。時は来る。
昨日の水曜日。
ヴァチカンでの一般謁見で。
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Photo : O TEMPO

ウソもつけないし、偽善者にもなれない自分、正直な気持を吐露すればショックでした。
昨晩はこの時の様子の写真を6枚見ました。私が知るこの世の中が本当にちっぽけなのだと少しだけ実感しました。もっと強く実感せねばならないのだろうけれど、私には勇気がないので、情けなく思いました。

世界中の、神学を学ぶ方々から批判が飛ぶフランシスコ教皇さまの説教やメッセーヂの中身ではありますが、市井に普通に生きる婦女子のひとりである私にはとてもわかりやすいし、いつも必ず私たちにヒト釘刺しながらも、「さあ、一緒に努力してみましょう。行なってみましょう」と励ましをくださる。あまちゃんの台詞を借りるならば、
たいしたもんだとおもいます。
さて、昨日も満員御礼の垂れ幕が出そうな人出の一般謁見で、フランシスコ教皇さまが「幼児洗礼はできるだけ早く」とおっしゃったとのこと。このお話、カトリックとしては当たり前だのクラッカーなのですけれど、不思議なことに日本国という国の中のカトリックさんにおかれましては、子供のシューキョーは自分で選ぶのが良いので幼児洗礼を授けないという珍説がまかり通っていたりします。これぞ、ち、ん、せ、つ。

数年前にカトリック信者家庭の幼児洗礼は当たり前だと信じて疑うこともなかった私が、幼児洗礼が間違っているとカトリック信者さん(=成人洗礼第一世代のみなさまがた)にコテンパンに叩かれたトラウマがございまして、お話にならないのでそれを限りに対話を二度としないことに決めたけれど、数年を経て、フランシスコ教皇さまから直に幼児洗礼についての勧めをあらためて出してくださったこと は、でお・ぐらあしあす です。私本人だけでなく、私の知人まで加えて、見ず知らずのカトリック信者さんと名乗る方々にコテンパンにボコボコされている間、自分のこころが惨めにもなりましたし、自分からその場を離れたとは言え、こころの傷は完治していないように自覚しますが、こういう経験や痛みも意味連関を成しているのだと昨日のフランシスコ教皇さまの言葉でいっそうわかったように思います(未だわかりきったという悟りに私は至っていませんが)。

少し考えてみると、こんな当たり前のカトリックの生活習慣を一般謁見の席でのメッセージを使って、目の前の群集と世界中の民に知らせねばならないと言うことは、それは世界中のカトリックの民が幼児洗礼を忘れていたり、あえて我が子に受洗をさせないと成人であるオトナが自己都合あって独善で決めていることが事実であり、そういうオトナへの警鐘を教皇さまが愛をもってお口から出したのでしょう。だから、「幼児洗礼をできるだけ早く」と勧める言葉は決して「やかましいドラではない」のだぞ、っと。今までカトリックにおける幼児洗礼を早く受けさせるという慣習を知らなかったオトナは、フランシスコ教皇さまを通じて「知ってしまいました」ね。実行しませう、まる



le 7 novembre 2013, Karine



【付 記】
11月19日付のDaily Mail 紙(大英帝國)に、教皇さまが接吻した人物についての特集記事が掲載されました。記事の内容だけでなく、写真も豊富に掲載されております。以下、クリックし、ご覧ください。

'I felt as though my heart was leaving my body': Terribly disfigured man who was held by the Pope relives the moment that moved the world
Read more: http://www.dailymail.co.uk/news/article-2509678/I-felt-heart-leaving-body-Terribly-disfigured-man-held-Pope-relives-moment-moved-world.html



【追 記】
11月29日付の、日本語版CNN.co.jp の国際面でもこの件についての記事が掲載されました。
「法王は私を抱き締めた」――難病の男性の人生を変えた日
http://www.cnn.co.jp/world/35040610.html

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by ma_cocotte | 2013-11-07 17:35 | Vive le pape! | Comments(0)
・・・あ、ない。
何が?

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祭 壇 ですぅ
Photo:L'Osservatore Romano


ココは、先週5月2日午後5時過ぎのヴァチカンはラッツィンガ名誉教皇さまの新居の小聖堂ざます。
ヴァチカン放送局手前の建物のリフォームが終わったので、2日午後4時半だったか教皇引退直後から滞在していたカステルガンドルフォの別邸から戻られたラッツィンガ名誉教皇さまをフランシスコ教皇様がお玄関先でお迎えし、その後こうして小聖堂でお祈りしたのですね。

写真でわかるとおり祭壇がないので、背面でパウロ6世典礼という、いつものラッツィンガ名誉教皇さまの日常が続くのでせう。(と書くと誤解を招くので書き足しますと、ローマ周辺の教会にはまだ祭壇を設えないまま、背面でパウロ6世ミサを捧げている聖堂がいくつもあります)

この写真を見る限り、赤いランプがないので、まだ聖櫃にご聖体が納められていないのかもしれません。(どーでもいいことですね、はい)
ここの建物にはかつてヴァチカンの聖ピエトロ大聖堂内の永久聖体礼拝のお当番修道女方がお住まいだったと伺った記憶がありますが、はて、もちろん現在も続けられている永久聖体礼拝のお当番シスターズはいずこに?(どーでもいいことですね、はい)

le 5 mai 2013, Judith
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by ma_cocotte | 2013-05-05 03:21 | Vive le pape! | Comments(0)
目に見えること、目に見えないこと
26日の火曜日から自分は少々ムっとなっています。
その理由はフランシスコ教皇さまが歴代教皇がお住まいだった公邸には引っ越さず、コンクラアヴェ開催時から滞在しているサンタマルタ Santa Martaのお部屋での滞在を続けると発表したことで、やたら日本語のマスコミがこのことについて「新ローマ法王フランシスコは簡素な生活を望む謙虚な姿勢である」と、まるで美談のごとく喧伝しているからです。
そんぢゃ、ナニかい。
今までの教皇さま方が簡素を好まず、謙虚でなかったとでもおっしゃりたいンですかい?
とね、言い返したくなります。
所詮、世界中どこの国であっても、たとえ昔はカトリックが国教だった国であっても、今回のように他人の目に見えることで清貧や謙虚「らしさ」を示さないと美談扱いにはならないのだよね。

以下の写真がフランシスコ教皇様が選ばれたサンタマルタの寝室。
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「自室は一つでベッド、机、椅子、整理ダンスしかない。」という条件だと質素とマスコミに認めていただけるようだけれど、カトリック世界において身分が聖であれ、俗であれ、カトリックの司祭館や修道院、巡礼宿、学生寮いずれの施設も備品は「ベッド、机、椅子、タンス」です。誰もが皆、この備品で生活しています。カトリック環境の生活空間では誰もが教皇さまと同じく質素なの。フランシスコ教皇さまだけが唯一の、滅多にいない「質素、簡素な教皇」ではありません。


さて、以下の写真。
こちらはコンクラアヴェに前後して、新しい教皇のために準備された仮御所の寝室です。
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確かに一見、サンタマルタのベッドよりは見栄えは良いし、立派です。
ならば、マットレスを先の教皇様のお古を用いて、もしすばらしいシャンデリアのような照明が公邸の天井にあるならば、それらを全て裸電球に替えれば、たとえ公邸に住もうとも「質素、簡素を好む清貧の法王」とでも世間で宣伝してもらえるのでしょうか?

...清貧ってそういうことではないと思う。
謙虚さも、質素であり簡素ならば謙虚であるという方程式にはならないでしょうにね。

他にも最近のヴァチカンねたでついうっかりムっとなるウワサは間髪おかずに次々と見聞してしまっていますが、ここまで来ると、私はラッツィンガア名誉教皇さまを弁護したくなります。教皇として装束、習慣含めて遵守し、生涯現役教皇であることを自ら止めたことが唯一の「我を張る様(さま)」であり、引退後は何もかもカトリック世界に既に存在する規定に従われていること。赤いお靴を脱いで、革のサンダルで過ごされる。ラッツィンガア名誉教皇さまの勇気と決断実行について、「新しい法王による改革」ネタというヒトの思惑で、ひとひとりの良心あっての潔い行いに霞をかけてはならないと思います。

ココ数日、唯一癒されている話題は、ラッツィンガア名誉教皇さまの飼い猫が新たに公開されたこと。
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お名前は、コンテッシ~ナ Contessina ちゃんでっす。

コンテッシ~ナちゃんの右の白いお皿にカリカリが、更に奥の緑の器にお水が入っているのでしょう。コンテッシ~ナちゃんに差し出す前にラッツィンガア名誉教皇さまの右手で器それぞれに十字を切られるのかしら・・・なんてしあわせな猫だこと。

le 29 mars 2013, Gladys

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by ma_cocotte | 2013-03-29 01:09 | Vive le pape! | Comments(0)
この世で二人の、白い教皇
まさか私がこの世にいる間にこのようなことを見聞できるとは思いもしませんでした。
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L'Osservatore Romano





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L'Osservatore Romano


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L'Osservatore Romano


土曜日の午後、カステル・ガンドルフォでの写真が次々と配信されているけれど、並んでお祈りしているお二人の写真が好きです。

土曜日の日没から聖週間に入ります。復活祭まであと七日。

le 23 mars 2013, Victorien

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by ma_cocotte | 2013-03-23 23:34 | Vive le pape! | Comments(0)
万事つつがなく
執り行われました。
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Radio Vatican en français


指輪、パリウム(子羊の毛で織られた帯状の肩被)、バクルス(牧杖)全て無事、教皇さまの御身につけました。
めでたし、めでたし。

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数日前にこんにちのご慶事のごミサの福音書朗読はギリシャ語で朗唱されると漏れ伺っていたので、実際に拝聴し、耳慣れない響きに心ときめきもしました。

ミサ中継全編はこちら ↓ で。前半2時間50分は着座式ミサ、後半はVIPとの謁見中継になっています。



さて、フランシスコ教皇さまはこうして2013年3月13日聖ヨゼフの祝日に着座されましたので、お次は国務長官はじめヴァチカン市国の人事に世間の注目の目が集まり始めることになります。

2013年3月13日現在、白い教皇はイエズス会出身のフランシスコ教皇さま、白い教皇さまの左右を支える赤い教皇と黒い教皇のうち黒い教皇はもちろんイエズス会総長、ヴァチカン市国公式新聞であるロッセルバトーレ・ロマーノ L'Osservatore Romano 紙の編集長はイエズス会の神父様、小さな欧州の欧州連合大統領はイエズス会教育で育ち、現在もイエズス会に関わる世俗さん、そして一人当たりの国内総生産世界一の国ルクセンブルク大公国の大司教もイエズス会司祭なので、まさか国務長官や赤い教皇(福音宣教省長官)にイエズス会員が選ばれるなんてことはないでしょう・・・・。え?ありえます?

さてさて、どうなりますことやら。

le 20 mars 2013, Herbert

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by ma_cocotte | 2013-03-20 05:08 | Vive le pape! | Comments(0)
30分を切りました。
きょうの朝、約30分置きに繰り返される仏国営放送ニュウスのトップニュウスはロオマからの生中継。まもなく午前9時半から先日3月13日に選ばれたフランシスコ教皇様の着座式ごミサがささげられるからです。
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なんとすばらしすぎる晴天でありましょう。
Radio Vatican en français


午前9時直前の仏国営放送 France 2 のニュウスによりますと、フランシスコ教皇さまはパパモビルに乗って広場にお出ましになったものの、すぐに下車してしまいました。動く映像で私もその事実を拝見しましたよ。
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今から10分ほど前、パパモビルから降りる直前のフランシスコ教皇さま
Vatican Radio - English Section



ヴァチカンは準備万端。いったいいくつのチボリウムなんだ・・・
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Radio Vatican en français



共同司式者なのでしょう。しあわせ。
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Radio Vatican en français


背後から聞こえるミサ生中継番組によりますと、きょうのご慶事、世界の31か国から国家元首が参列で、仏蘭西共和国からはヂャン・マルク・エロ Jean-Marc Ayrault 首相が代表として送られたとのこと。ああ、エロ首相ってとても真面目なカトリック家庭に生まれ育ったのに、大学の基礎課程時代に社会主義運動家に脳みそを洗われちゃって、現在は無神論者として毎日過ごしているムッシュウなのですよね。(-。-) ボソッ
彼にとってはタイミング悪く、こんなミッションを上長であるフランソワ・オランド大統領さんからもらっちゃったので、バツ悪そうな表情でヴァチカン宮殿内に突っ立っている様子がテレビ画面で紹介されましたけれども、1mm程度でも改心のきっかけになればよいですね。

では、しばし。
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そんぢゃ、あとでね。あ・とぅったろ。
Radio Vatican en français



le 19 mars 2013, Joseph



ところで、日本國政府からはいったいどなたが代表なので?
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by ma_cocotte | 2013-03-19 17:10 | Vive le pape! | Comments(0)
この紋が目に入らぬか!
IHSの文字がおいらにはまぶしくって...
え!? あなたさまも?(感涙
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IHSは、これまでココで何度もみんなたちとおしゃべりした、あのIHSです。
イエズス会と言えば、あい、えいち、えす emoticon-0169-dance.gifemoticon-0170-ninja.gifemoticon-0169-dance.gif
わたくしたちが教会訪問するとつい探してしまうのが、あい、えいち、えす emoticon-0169-dance.gifemoticon-0170-ninja.gifemoticon-0169-dance.gif

ですから、フランシスコ教皇さまの紋章のど真ん中に、あい、えいち、えす emoticon-0169-dance.gifemoticon-0170-ninja.gifemoticon-0169-dance.gif なんて涙がどばーっっと目から滝なんざます。

既に日本國では3月19日を迎えておりますが、欧州は未だ前日18日。3月19日はフランシスコ教皇様の着座式がヴァチカンで行われ、その式をきっかけに紋章やバクルス、指輪などが初披露されると信じていたのに、なんと前日、紋章についてはこうして披露されてしまった・・・・時代を感じます。

さて、紋章下方にフランシスコ教皇さまのモットー“Miserando atque eligendo”がございますけれど「慈しみと選びによって」と日本語に訳すらしいです。

そんぢゃ、ほなまた。(いきなり~w

le 19 mars 2013, Joseph

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by ma_cocotte | 2013-03-19 01:45 | Vive le pape! | Comments(0)
黒い靴 
フランシスコ教皇さまのお靴は「教皇さまの赤い靴」ではなく黒い靴なのでした。
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Radio Vatican en français

漏れ聞いた話によりますと、コンクラアヴェのためロオマに出発する直前、ブエノスアイレスのおともだちたちが(近未来の)フランシスコ教皇さまのお靴があまりにくたびれていたので新しい靴をプレゼントしたらしいです。こうしてお写真を拝見すると、靴底の様子からおそらくおともだちたちからいただいた黒い靴ではないかと思います。

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Vatican Radio - English Section

この黒いお靴がくたびれたら、もしかしたら「教皇さまの赤い靴」におみ足を通してくださるのかもしれません。


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Vatican Radio - English Section

ベネさまがお住まいだったお部屋が片付くまでフランシスコ教皇さまは毎日、こうして石畳の上を歩いての徒歩通勤だそうなので、黒いお靴のかかとが磨り減るのも早いでしょう。


le 17 mars 2013, Patrice


【 覚 書 】
*仏共和国民の82%が新教皇に満足しているそうだ(仏国営放送お昼のニュウスでそう言っていた)
*来週23日、フランシスコ教皇さまはカステルガンドルフォにヘリコプターで訪問。ベネさまとお昼ごはんをご一緒するとのこと。同じテーブルに二人の教皇がいるというのは「滅多に見れない」と仏国営放送夜のニュウスでそう言っていた。確かにw
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by ma_cocotte | 2013-03-17 04:22 | Vive le pape! | Comments(0)
世界でひとつの、オンリーワン!
何が「たったひとつ」なのかと言うと、フランシスコ教皇様のイカ帽、いえ、ミトラ、=司教冠です。


昨日(2013年3月14日)夕方のフランシスコ教皇さま ↓
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2008年8月15日の、(近未来の)フランシスコ教皇様 ↓
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アルゼンチン時代の、(近未来の)フランシスコ教皇様 ↓
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どうやら、いつでも、どこでも、どんな身分でも、2013年3月13日から二夜が明け、フランシスコ教皇様のミトラは今のところ「ただひとつ」のようであります。(まさかねー?)

le 15 mars 2013, Louise

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by ma_cocotte | 2013-03-15 21:42 | Vive le pape! | Comments(0)
翌朝一番に、
マリアさまの御前で、お祈り。
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Radio Vatican en français

第266代ロオマ教皇に選び出された翌朝、永遠の都ロオマ市内のサンタ・マリア・マッジョオレ聖堂でのフランシスコ教皇さま。
ウソかマコトか、昨晩の時点で「明日中にどこでも良いからマリアさまにどうしてもお祈りしたい」と生まれたてほやほやの教皇さまが希望されたとか。で、翌朝のご訪問。祭壇にお花を捧げ、黙って祈られる。

さて、やたら「歴史上初めての南米出身のローマ法王」という言葉が地球上を飛び交っておりますが、フランシスコ教皇さまのご両親は北イタリアはピエモンテ育ちであり、お二人の新天地アルゼンチンでホルヘ・マリオ(=フランシスコ教皇様)がお誕生になった。つまり、第一の国籍がアルゼンチンでも、かぎりなーくイタリアーノなフランシスコ教皇さまなのでした。

le 14 mars 2013, Mathilde



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by ma_cocotte | 2013-03-14 23:57 | Vive le pape! | Comments(0)