「ほっ」と。キャンペーン
カテゴリ:破門→波紋→和解→破壊( 16 )
知らされた方には既にご存知のこと。 Les ordinations de prêtres lefebvristes sont "illégitimes"
ココんちあたりでは昨夕から話題のニュウス。

来る6月19日、27日、29日と聖ピオ十世会(Fraternité Sacerdotale Saint-Pie-X、略称FSSPX)が、スイス、エイメリカ、独逸において司祭、助祭計24名について叙階式を相次いで挙行しますが、昨日午前、ヴァチカンより正式にこの叙階が非合法 "illégitime" である旨の公式声明文 le communiqué が発表されました。ヴァチカンから発表された非合法の叙階式は以下のとおり。
【6月19日】 
米国ワヰノナ Winonaでのベルナアル・ティシエ・ド・マルレ司教による叙階
【6月27日】 
独逸ツァイツコッフェン Zaitzkofenでのアルフォンソ・ド・ガラッレタ司教による叙階
【6月29日】 
スイスはエコン Écôneでの総長ベルナアル・フェレ司教による叙階
27日の独逸では3司祭、3助祭が叙階されることになっており、既に地元のレーゲンスブルグ教区長ヂェラルド・ミュラア Gerard Muller 司教から今回の叙階が違法である旨、FSSPX側に伝えられたものの、叙階式は強行されるとのことです。

仏蘭西語版ヴァチカン放送局HPには公式声明文含め、既に電脳域で公開されていますが、ヴァチカン放送局日本語版HPではまだ公開されていない(?)ようです。
17/06/2009 13.50.30
Communiqué du Bureau de presse du Saint-Siège au sujet des ordinations programmées par la Fraternité Saint-Pie X

http://www.oecumene.radiovaticana.org/fr1/Articolo.asp?c=295727
もちろん仏蘭西の主要全国紙もこの件について 電脳版で分刻みの最新報道 を流しておりますが、ヴァチカン放送局が流した事実ですから、嘘も疑惑もありますまい。
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↑ 裏庭にござるヴァチカン放送局にお出ましの教皇さま ↑
ただし、6月17日ではございません。

この報道が流れてもまだ、
え?四司教の破門が既に解除されたのだから、
この四司教の按手による叙階は有効でしょ?
とおっしゃる方々もいらっしゃいますでしょうが、ヴァチカンから世界に公開された 2009年2月4日付の公式声明文 を忘れてはなりません。その文中に以下の一文が明記されています。
The lifting of the excommunication has freed the four bishops from a most grave canonical penalty, but it has not changed in any way the juridical situation of the Fraternity of St. Pius X, which for the moment does not enjoy any canonical recognition in the Catholic Church. Neither do the four bishops, though liberated from the excommunication, have a canonical function in the Church and they do not licitly exercise a ministry in it.
【註】 私はこの訳について聖域から依頼されておりませんし、こちらから聖域に認可申請もしておりませんので、私個人の判断で翻訳に信頼できる信者の部下やら畏友に訳を依頼したところで聖職者の検閲無しに公衆では掲載できません。ご了承のほど。

今回の「非合法叙階」の件で予想されるFSSPX側の反論では最後の青抜きした一文で勝負をかけてきますかねぇ。
they do not licitly exercise a ministry in it
ヴァチカン組織の仲間に入れてもらえないから、こちらの勝手をさせてもらいますよ、と。
報道を見渡すと、FSSPXのフェレ総長はカトリック教会における法規範の受け入れよりもFSSPXが主張する教会法の問題点の解決を優先し、ヴァチカンが四司教破門解除について「一時的妥協」したことで秘跡など(いずれ許されるという前提で)諸活動が今からできると主張しているらしいです。だけど、世の中はカトリック信者であろうとなかろうと、冷静に事の流れを見てみれば、2月4日文書や3月10日付書簡 がありますから、多くの報道機関はこれらの文書を引用してFSSPX側の矛盾を突いています。

しっか~も、FSSPXのフェレ総長は先日6月5日、ヴァチカン教理省長官であるウヰリアム・ヂョゼフ・ルヴェイダ William Joseph Levada 枢機卿に呼ばれ、その席で来る6月20日に教皇さまが新たなモツ・プロプリオ(自発教令)を出され、その内容は1988年に発足したエクレジア・デイ委員会の新たな構造についての説明するものであり、うやむやになっている聖ピオ十世会の現状における教会内での立場を明言しているものだと伝えられたそうです。というのも、FSSPX が2月4日付文書を無視し、ミサ他、ヴァチカンが禁じた諸活動を続けていることで再度、文書にしての通告を兼ねているようです。で、それを知らされたフェレ総長がルヴェイダ枢機卿から内示をいただいたにも関わらず、独善と独断による前倒しでの叙階式強行挙行というのはカトリックのようでカトリックではありえなーい。だって、教皇さまの委任 Autorization が出ておりませんし、そもそも教皇さまがどこにも存在していないもの。この面会後、フェレ総長は「私はルヴェイダ枢機卿をよく存じませんから」とおっしゃたそうぢゃ。長年、エクレジア・デイ委員会の長上であるダリオ・カスティヨン・オヂョス Darío Castrillón Hoyos 枢機卿なら信じられるのだとか。

17日、聖ピオ十世会が行うであろう叙階式の非合法について公式声明文が発表された段階で、ヴァチカン側は近日発表されるモツ・プロプリオにはウヰリアムソン司教の言動についての厳しい批判が込められていると示唆もしたそうです。

いずれにせよ、こんなこと ↑ は日本國のカトリックには関係ないという判断で、ヴァチカン放送局日本語版には取り上げられない事件なのかもしれません。ですが、今年1月末のFSSPX四司教の破門解除直後から第二次世界大戦における歴史修正を支持する リシャール・ウヰリアムソン司教が2004年8月に来日し、日本人のカトリック信者8名に を授けているという事実 がある以上、最早、日本のカトリックにとってヴァチカンにおける聖ピオ十世会に関わる諸問題は「日本には関係ないこと」で済まされないのではないでしょうか。迷える子羊を本当に本物のヴァチカンへの道に連れ戻すのは、「羊飼いの羊飼い」とつながる羊飼いの方々です。羊の中の威張ン某は無知の羊たちを脅しつつ、先行く羊飼いを疑わせ、そんな羊飼いより自分が優れていると本当のヴァチカンへ続く道から外れた道に羊たちを導いているのかもしれません。羊飼いさん、今一度、後ろを振り返ってみてください。貴方が道の終点まで導くべき羊の頭数が減っていませんか?早く探しましょう。おひとりで探すのが難しいのならば、今も羊飼いの歩みに続く羊たちに聞けば、どこで見失った羊が道を外れて行ったのか知っているかもしれません。

そして、道を外れた羊さんたちもFSSPXが(信頼できいない)教区や教区長を抜きにした「教皇直結」の団体であるという話に惑わされているのかもしれませんが、ヴァチカンの聖座におわします教皇さまが今回もまたFSSPXによる無断叙階式挙行について大変激怒、悲しまれているのです。羊さんから日頃お世話になっているFSSPXの羊飼いさん方にもそっと教皇さまからFSSPXに語りかけられた思し召しに向き合い、教皇さまがご自分たちに喜びをもって微笑んでくださるような言動をとるようお願いできませんか?羊が羊飼いの威厳に対して絶対盲目従順することはカトリックのようでカトリックではないはずです。

le 18 juin 2009, Léonce

La Croix : Rome met en garde la Fraternité Saint-Pie-X
Le Monde : Le Vatican déplore mais ne s'oppose pas à l'ordination de 24 nouveaux prêtres intégristes
Le Monde : Le Vatican déclare illégitimes les ordinations de prêtres lefebvristes
Le Point : ORDINATION DE PRÊTRES LEFEBVRISTES La mise en garde du Vatican
L'Express : Le pape met en garde les Lefebvristes contre des ordinations
Zenit : Fraternité Saint-Pie X : Restructuration imminente de Ecclesia Dei Menace de nouvelles excommunications en Allemagne
Zenit : Les ordinations dans la Fraternité Saint-Pie X, « illégitimes »



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by ma_cocotte | 2009-06-18 15:19 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(0)
あ、そこには触れないで!..._| ̄|○ ソウイウコトダッタノカ
久しぶりに、ウヰリアムソン師。

教皇さまからの求め に未だお返事なさらないFSSPX の司教 リシャアル・ウヰリアムソン Richard Williamson 師がブログを始められました。
Dinoscopus
http://dinoscopus.blogspot.com/
ブログから拝察するにウヰリアムソン師は大英帝國は倫敦市内にいらっさるようです。
数日前偶然知ったことですが、このウヰリアムソン師が2004年8月に日本國内にお住まいの聖ピオ十世会の信者8名の堅信、いえ、堅振 のために来日されていたのですね。

ところで、ウヰリアムソン師の来日の件について書かれたHPの最後に、ピオ会の礼拝にあずかる「兄弟姉妹への3つのお願い」が掲載されていました。今になって興味深いことに、司祭から兄弟姉妹への願いの文面の中には
「担当司祭の承認 Authorization や許可 Permission 」
「担当司祭から公式に任命 appointment」
「原則的に禁止 Forbidden 」
「理由によってお望みの方は、その都度担当司祭の許可 permission を得て下さい。事情により許可 Permission は必ず与えられるとは限りません」
とあり、はて?どこかでほんの数日前に見聞したお話 が思い起こされます。以上の注意事項を英語に訳す際、カトリックの世界でも世間でも法律に関わる単語があてられることは高等教育で語学を学ばれた方なら「コメント交換やら会話に用いる語」を当てはめません。ピオ会の神父さまもカトリックの慣習をご存知だからこそ実践され、羊に求めていらっしゃるこのような具体例があるのに、なぜピオ会とヴァチカンの完全な一致を心待ちにする世俗の方々が分断し、このカトリックで受け継がれてきた習慣を軽んじるのでしょう。

指針あがないの秘跡の第104項 だけ に限って、以上の単語の関連と用法が別の文書における解釈と異なるとヴァチカンも教会もおっしゃったことはありません。現状で第104項に限って単語の用法を例外と日本語で断言するなら、それは読み手が世俗とするなら個人の事情あって一般論を否定したいだけのことであり、もしカトリックの聖域に住まう方々が「この項に限っては例外である」とおっしゃったら、世俗は考えずに従うのみです。本物の伝統主義者 Traditionaliste なら尚更のこと。伝統主義どころか教条主義者 intégriste だったら逆にたった一冊の本の中の第104項だけの例外なんてあるめぇ。

読み手である市井に生きる人間が世間一般の定型を自分だけの信念をもって変えるにしても、例えばお仏蘭西だったらアカデミ・フォンセーズ L'Académie française に認められるまで、決められた書類に本人による「理由によってお望み」を明記し、決められた段取りを守って提出し、何年かかってもお上の沙汰を待つしかありません。生きているうちに自分の願望が受け入れられたら「運が良い」。あれれ、カトリックの世界の中と同じぢゃん。ひとつだけ違うことはアカデミ・フォンセーズは祈らずに最終決定を出しますが、カトリックの聖職者は最後に祈りをもって「アーメン」とします。ただし、教皇B16 さまはアカデミ・フォンセーズの海外在住者会員であり、仏蘭西はアングレーム Angoulême の司教クロード・ダヂャン Claude DAGENS 師もアカデミ・フォンセーズ会員であります。つまり、アカデミ・フォンセーズ全体が祈らずに最終決定を発表するのではなく、会員の中には極一部かもしれませんが、祈って答えを見定める方々もいるということです。

そっれにしても、カトリック世界の英文公文書において Be permitted (語幹は permi-)なる、宗教を抜きに世間一般の法律用語が「あがないの秘跡 第104項」のみでしか使われていないのか、日本語環境の騒ぎっぷりで不思議でしたが、調べてみたら、騒いでらっさる方々がしばしば話題、2007年7月7日付けの自発教令 Motu Proprio Summorum Pontificum から探し出すことができました。以下、一目瞭然の例をいくつか。
Art. 2. In Masses celebrated without the people, each Catholic priest of the Latin rite, whether secular or regular, may use the Roman Missal published by Bl. Pope John XXIII in 1962, or the Roman Missal promulgated by Pope Paul VI in 1970, and may do so on any day with the exception of the Easter Triduum. For such celebrations, with either one Missal or the other, the priest has no need for permission from the Apostolic See or from his Ordinary.
第2項 会衆なしに行われるミサでは、ラテン典礼のカトリック教会の司祭は皆、教区司祭と修道司祭の別にかかわらず、過越の聖なる3日間を除くすべての日に、1962年に教皇福者ヨハネ二十三世が発布したローマ・ミサ典礼書と、1970年に教皇パウロ六世が発布したローマ・ミサ典礼書のいずれをも用いることができる。いずれのミサ典礼書に従ってこのような典礼を行うにせよ、司祭はそのために使徒座ないし自らの裁治権者から許可を得る必要はない。

§ 5 In churches that are not parish or conventual churches, it is the duty of the Rector of the church to grant the above permission.
§5 小教区教会でも修道会付属教会でもない教会堂では、教会主管者司祭が上記の許可を与えなければならない。

Art. 9. § 1 The pastor, having attentively examined all aspects, may also grant permission to use the earlier ritual for the administration of the Sacraments of Baptism, Marriage, Penance, and the Anointing of the Sick, if the good of souls would seem to require it.
第9項 §1 小教区の主任司祭は、すべてのことがらを十分に考慮した上で、霊魂の善益が求める場合に、洗礼、結婚、ゆるし、病者の塗油の秘跡を執行する際に、以前の典礼を使用する許可を与えることができる。
ここ ↑ に書かれているカトリック教会内の聖俗間における「申請 application → (権能の)委任 autholization / 免許 permission 」という動作と書類の流れは教会生活全てにおける基本で、ささいなことでもこの動作を聖俗の間で常に求められているということは、ミサにもあずかり、典礼や社会司牧の手伝いもなさる方ならば、信者であろうがなかろうが、気付けることです。文頭に述べたピオ会の司祭が世俗に求めていることも同じ流れのひとつです。小さな決まりも大きな決まりもこの基本所作の応用にすぎないのだからして。ですから、「カトリック知識が司祭よりはるかに豊富なカトリック信者」といくら第三者に褒め称えられてもこのカトリック生活における基本を軽んじ、無知の羊をそそのかしているような言動を取るなら、他の第三者に「もしかしてこの方は生きたカトリック教会の中で生きていない方なのでは?」と思われたところで、それは自らご自身の教会での立場を公で表明したに過ぎません。誰のせいでもありません。まず、自分が実世界のカトリック教会で「生きる」、それしか心身をもって2000年の間、ヒトからヒトに、ヒトが決めた国境を越えて伝えられたカトリック慣習を体得する道はないし、その道は死の瞬間まで自分の魂の足で歩まねばならないのだからして。
教皇さまはじめ、こういう方々 ↑ にカトリック伝統の生活慣習を無視されている聖域の方々、お気の毒です。
教皇さまは2009年2月4日付文書の中で以下のとおりおっしゃっています。
The lifting of the excommunication has freed the four bishops from a most grave canonical penalty, but it has not changed in any way the juridical situation of the Fraternity of St. Pius X, which for the moment does not enjoy any canonical recognition in the Catholic Church. Neither do the four bishops, though liberated from the excommunication, have a canonical function in the Church and they do not licitly exercise a ministry in it.
四司教の破門解除のみであり、聖ピオ十世会の法的立場は今も解除以前と変わらず、カトリック教会内の基本手続きを無視しての秘跡執行は一切ヴァチカンに認められていないのです。世界に散らばるピオ会の聖俗信者さんがこの言葉 ↑ を無視していることが問題なのです。本当に自他共に認め合うほどの聖座直結ならば、教皇さまが求めていることが理解できるひとりひとりがまず守らなくっちゃ。

ピオ会から追放されたラゲリ師がFSSPXを何と譬えたか、教皇さまもご存知でしょう。
だって、今はしっかりつながっているお二人だもの。

le 11 juin 2009, Barnabé
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by ma_cocotte | 2009-06-11 17:03 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(0)
13日の金曜日の前日に Le mea culpa de Benoît XVI
13日の金曜日の前日2009年3月12日にヴァチカンは教皇ベネディクト16世が3月10日付で全世界の全司教宛に送った手紙を一般に公開しました。その手紙は仏蘭西語では6ページに及ぶもので、一ページ目には
LETTRE DE SA SAINTETÉ BENOÎT XVI AUX ÉVÊQUES DE L’ÉGLISE CATHOLIQUE
au sujet de la levée de l’excommunication
des quatre Évêques consacrés par Mgr Lefebvre

カトリック教会の全司教へベネディクト16世聖下からの手紙
ルフェーヴル大司教によって聖別された四司教の破門解除について
と書かれてありました。仏蘭西語ではありますが、以下、カトリック系全国紙ラ・クロワ La Croix に掲載された手紙の全文です。よろしかったら、クリック ↓
Lettre du pape Benoît XVI aux évêques sur la levée de l'excommunication
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文章のはじまりもそうですが、途中で現在のFSSPX (聖ピオ十世会)のヴァチカンにおける立場について司教さま方に語りかけるように優しくて易しい言葉で細かく説明されています。これぢゃもうFSSPX側が流す都合の良い過去の話も今の話も以前にも増して通じなくなってしまいました。ルフェーヴリストのみんなたちはこれからどんな形で教皇ベネディクト16世との関係を語られるのでしょう。
以下は3月12日夜のTF1ニュウスで流れたこの件についてのビデオです。
TF1 : Affaire Williamson : Benoît XVI s'explique
http://tf1.lci.fr/infos/jt/0,,4305121,00-affaire-williamson-benoit-xvi-s-explique-.html
une lettre aux évêques en forme de mea culpa 反省と回心を司教方に告白した手紙かあ。TF1ニュウスに登場した仏蘭西司教団広報担当司教さまも、France 3のニュウスに登場されたエヴル Evreux の司教さまも教皇さまの謙虚さに畏れを持ったようなことをおっしゃってましたが、もしかしたら日本語訳が正式に公開される可能性もあるので私の立場では訳すのを控えますけれど【3月13日追記】 ヴァチカン放送HPに掲載された記事 をご覧ください、公文書を読む際には感情移入は禁物ですが、司教さま宛のお手紙ということで読み始めますと、
ついうっかり もらい泣き (T□T) ビョー
です。ココんちの近所で鼻の穴を膨らましてこの破門解除の件で怒りまくっている9人の神父さまもこのお手紙をご覧になって鼻の穴を少し小さくしていただきたいものです。紙ふぶき、いえ、手紙が鼻にくっついて穴を塞いでしまうと呼吸も上手にできなければ、手紙の文章を読むこともできません。

それにしてもだなー。先月26日にウヰリアムソン師からヴァチカンに送られた 謝罪文 についてウヰリアムソン師が謝罪するMea Culpa(メア・クルパ、私の過ち)の具体的内容を知りたいと28日に返事したヴァチカンでしたが、その後FSSPXもウヰリアムソン師も動くことなく、第10日目に教皇さまが世界中の全司教方にご自分のいたらなさ(=Mea Culpa)を謝る手紙を送られるとは。ε= (´∞` ) ハー。来月16日に82歳の誕生日を迎えられるおぢいちゃまにこんな手紙を書かせるなんてかわいそうだ。ご老人にこのようなご心労をかけるなんて。このお手紙を読んでいると、頭を深々と下げるご老人が目の前におり、こちらが「お願いですからそこまでなさらないでください」と申し上げたくなるような状況を思い浮かべてしまうほどです。もし私が騎士勲章をもらっていたら驢馬を頼りに馳せ参じますですよ。我等がベネさまにこんな手紙を書かせる奴なんて凡人には赦すのが難し過ぎるぢゃないかっ。
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・・・・なんだけれど、教皇さまの「下準備を軽んじた」という告白については凡女の私でも「そうですね」としか申し上げられません。誰も分裂のままでいいとは思っていないけれど、一致するにしてももそっと下調べはもちろん、聖域内の霊的兄弟方との間でも密な段取りが必要だったように思います。1月24日、噂が事実となった時はそれこそ世界びっくりショーで、多くのヒトが豆鉄砲を喰らった鳩のお目目で、サブロー・キタジマの鼻の穴だもの。パウロ年の大きなプレゼントのつもりだったかもしれませんが、隠しすぎたことで驚かせすぎ。それで結果がこれぢゃあね。
B16はヒトが作った国境を取っ払った世界で成り立つカトリック教会の最長上であり、ヒトが作った国境の世界では一国家元首でもあるのですから、このままでは世界中の聖域においても俗界においても不和が平和を押しつぶしかねないことを自ら悟られて動かれたのでしょう。頂点に立つ者が公で謝らなければならないことは三角形の底辺にいるヒトよりはるかに多い。しかも教皇さまは事務的な文書ではなく、ご自身の心と気持の篭った言葉で綴られた手紙の形で霊的兄弟である司教方にまず送ることでFSSPX なる団体とご自分との関係、教会との関係をきちんと明快に説明されたかったのかもしれません。

私なんぞはお気軽極楽なヲッチャアの立場なので、こうして教皇さまから司教さま方に送られたお手紙を拝読しますと、単純に「教皇さまを悲しませちゃいけないよ」と思います。なぜって教皇ベネさまが好きだから。
こんな時こそ教皇さまのためのシモン、ヴェロニカになるんだ、ぢょー。
で、タオルはどこ?¢( ・_・) ドコ?

le 13 mars 2009, Rodrigue


以下は朝日新聞に掲載された上記の件に関する記事です。

司教の破門解除問題 ローマ法王「説明が不十分だった」
2009年3月12日21時44分配信 朝日新聞

【ローマ=南島信也】ローマ法王ベネディクト16世は12日、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺を疑問視する発言をした司教らの破門を解除して批判を受けている問題で、「私が深く後悔している過ちは、(破門解除の際の)説明が不十分だったことだ」とする書簡を出し、事実上謝罪した。5月のイスラエル、パレスチナ自治区訪問を控え、一連の問題の収束を図る狙いがある。 ▼法王は今年1月、教義上の理由で破門された超保守派の司教4人の破門を解いた。ところがその1人で英国人のリチャード・ウィリアムソン司教が昨年11月、スウェーデンのテレビインタビューに答え「ナチスのガス室で殺された者はいない」とホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を否定していたことが分かり、イスラエル政府やユダヤ人社会が激しく反発していた。 ▼法王は書簡で「情報には大きな注意を払わなければならないことを学んだ」とし、事前の情報収集が不十分だったことを認めた。さらに「お互いの無理解を乗り越えて信頼関係を築くために、ユダヤの友人たちが助けてくれたことを感謝する」とも述べ、ユダヤ人社会に対する謝意を示した。 ▼法王は5月8~15日にイエス・キリストの死と復活の地とされるエルサレム、キリスト生誕の地とされる自治区ベツレヘムなどを訪れ、ミサを行う予定だ。



【追 記@13032009】
ローマ在住で以前からFSSPX問題について追究を続けてらっしゃる神父さま Fr. John Zuhlsdorf のブログ What Does The Prayer Really Say? で教皇さまから全司教方へ送られた手紙の米語訳と、その手紙をご覧になったFSSPX総長フェレ師による公式声明文の米語訳が既に掲載され、3月12日のエントリー直後からいずれもコメント欄が大賑わいとなっております。以下、ご参考までに。
▼教皇さまから全司教方に送られた手紙について
Benedict’s Letter in English: Fr. Z comments
▼教皇さまから全司教方への書簡をご覧になったフェレ総長の公式声明文
SSPX Superior Bp. Fellay on Pope Benedict’s Letter

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by ma_cocotte | 2009-03-13 06:40 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(4)
少し距離を置いて客観的になってみませんか。 à faire preuve d'"un peu de distance et d'objectivité"
3月第一週目ヴァチカンにて、広報担当官であるフェデリコ・ロンバルディ師から記者団にこんな話があったそう。
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Crédit photo: EPA

Le Vatican appelle à plus d'objectivité sur Williamson 03.03.09 - 19:11
Le porte-parole du Vatican, le père Federico Lombardi, a appelé les journalistes à faire preuve d'"un peu de distance et d'objectivité", évoquant l'affaire de l'évêque intégriste négationniste Richard Williamson.
"Parler de cette crise dans des termes apocalyptiques me semble excessif", déclare le père Lombardi, rappelant que la presse a parlé de débâcle voire de désastre à propos de la levée de l'excommunication de l'évêque intégriste malgré ses propos négationnistes.
"L'année dernière a été un année de grands succès en termes de communication pour le pontificat", estime le père Lombardi, rappelant notamment la visite "splendide" du pape aux Etats-Unis en avril 2008 et celle effectuée en France à l'automne.
"On oublie trop vite ces expériences positives (...) Cela n'est pas juste, mais cela fait malheureusement partie de notre monde comme de celui de la communication", déclare-t-il.
Concernant l'affaire Williamson, "clarifier la situation n'a certes pas été facile (...) Cela n'a pas été la période la plus tranquille, surtout pour la salle de presse du Vatican", reconnaît-il.
Le levée de l'excommunication de l'évêque fin janvier a suscité une énorme polémique.
Le Vatican s'est déclaré vendredi insatisfait des regrets tardifs de l'évêque intégriste mais n'est pas revenu sur sa décision de lever son excommunication.
"Je crois qu'il n'y a pas eu de chambres à gaz (...) Je pense que 200.000 à 300.000 Juifs ont péri dans les camps de concentration mais pas un seul dans les chambres à gaz",
avait déclaré à la télévision suédoise Mgr Williamson, dont les propos ont été diffusés le 22 janvier, au moment même où était officialisée la décision du pape.

ヴァチカンの機関紙 L'Osservatore Romano 紙の主幹であり、イエズス会士でもあるロンバルディ師が例のウヰリアムソン師による私見自論発言について「黙示録のごとき難解な危機 cette crise dans des termes apocalyptiques」だから、ここらで客観的に距離を置いて眺め直してみないか?と記者団に提案したのだそうだ。世の中がウヰリアムソン師にまつわる話題で、ヴァチカンにおいてもっと大切な教皇さまによる外交成果などが押しつぶされてしまうことが問題でもある、と。ウヰリアムソン師に関わる件は「明確にするには簡単な状況ではないけれども clarifier la situation n'a certes pas été facile」、「(ウヰリアムソン師関連事件は、一致の道において)穏やかな基点にはならなかった。Cela n'a pas été la période la plus tranquille」ので、ヴァチカンは金曜(2月27日)に教条主義の司教からの「遅すぎた謝罪」に不満足である旨、宣言した Le Vatican s'est déclaré vendredi insatisfait des regrets tardifs de l'évêque intégriste

この記事の内容で、ロンバルディ師が FSSPXに同情した からこういう勧めを記者団にしたという話に摩り替えられると世の中に分裂を招き兼ねません。FSSPX に同情する教皇さまから「教皇絶対従順」を誓っているロンバルディ師に命じたから動かざるを得なかった、という話にも摩り替えられそうね。(*´Д`)=3 ...Bof
政教徹底分離の立場にある世界中の一般全国紙のスタッフのウヰリアムソン師関連について熱心になる態度より、むしろ注視すべきはウヰリアムソン師の件について感情的かつ独善的に動いてウヰリアムソン師盲目擁護を吹聴しているのはFSSPX とFSSPX を支援する極右系媒体で、電脳および実存での公衆における彼らの私情に訴えて「敵・味方」の立場を第三者に求める態度にハラハラしているのもヴァチカンです。カトリック教会の敵をヴァチカンから追い出す?FSSPX が不満の分子をヴァチカンから追放することで一致が来る?教皇さまは我らのもの?そりゃ、なんかカトリック枠を超えて抜本的に「?」です。なんかテレビゲームみたーい。ロンバルディ師による記者団への勧めはこの世に満遍なく、全てに、平等に喝が入っているのです。例えば、お仏蘭西の Présent プレザンという極右系夕刊紙、ここの記者はヴァチカンの中に招かれていません。この夕刊紙、首都パリのみで月曜から金曜日の夕方のみ見つけられる、カトリックの名を利用している極右紙なんですよね。今年1月24日以降、FSSPX のフェレ総長の独占インタビュウを掲載した唯一の新聞だけど、パリで市内で発売されても全てのお店で見つけられない極右夕刊紙ですよ。( ̄~ ̄;) プレザンのスタッフがロンバルディ師の勧めを受け入れる可能性は限りなくなさそうです。

le 4 mars 2009, Casimir
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by ma_cocotte | 2009-03-04 15:19 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(0)
聖下は閣下の謝罪の中身を具体的に知りたいのだよ。
ヴァチカンから2009年1月21日付で破門解除された ばかりのリシャアル・ウヰリアムソン Richard Williamson 司教(FSSPX、=聖ピオ十世会会員)が 公言している私見 につき前言撤回を求める 公式布告文が今月4日に発表 されたものの、その週末 土曜の日没 までにウヰリアムソン師から何ら動きがなかったことで世間は ヴァチカンと彼の間の問題はウヰリアムソン師側から三行半(!?)を付けたものと判断 し、翌週明けの月曜から何らこの両者間について触れることはなくなりました。
とっころが、この2月の第三週19日になって、ウヰリアムソン師の潜伏先である南米はアルゼンチンの政府から2003年から不法滞在を続け、果ては社会平和を乱す発言をした ウヰリアムソン師に国外退去命令(再入国禁止命令付)が公式発表 されました。
この命令に10日の猶予が付いたものの、ウヰリアムソン師は第五日目、カトリックが四旬節という節制月に入る前日24日にブエノスアイレスの空港から祖国大英帝國に戻るため 機上のひと となった のでありました。
翌25日、倫敦はヒイѲロオ Heathlow に無事到着なさったウヰリアムソン師が スカットランドヤアズ に囲まれてその後どこにお隠れあそばしたのかはわからず、
ま、四旬節の大黙想かいっっ!?
自ら「本物のカトリック」と名乗る高位聖職者だもんよ、無垢で愚かな羊に見本を示すのも神から与えられた義務だろうよ、と思った世間が甘くて優しかった。
。。。_| ̄|○ エェ、マダ続クノォ。
(` ´)b 続きますよん。
なんと2月26日付でウヰリアムソン師が教皇B16とエクレジアデイ委員会宛に倫敦から謝罪状を送ったと同日夜のニュウスやら報道各社HP版で流れ始めました。翌朝27日、その文面は一世俗が管理している Zenit. org というヴァチカン情報を流すWEBから初公開、発信されました。以下がウヰリアムソン師が書かれた謝罪文。ココんちにも届いたあるね。
The Holy Father and my Superior, Bishop Bernard Fellay, have requested that I reconsider the remarks I made on Swedish television four months ago, because their consequences have been so heavy.
Observing these consequences I can truthfully say that I regret having made such remarks, and that if I had known beforehand the full harm and hurt to which they would give rise, especially to the Church, but also to survivors and relatives of victims of injustice under the Third Reich, I would not have made them.
On Swedish television I gave only the opinion (..."I believe"..."I believe"...) of a non-historian, an opinion formed 20 years ago on the basis of evidence then available, and rarely expressed in public since.
However, the events of recent weeks and the advice of senior members of the Society of St. Pius X have persuaded me of my responsibility for much distress caused. To all souls that took honest scandal from what I said, before God I apologize.
As the Holy Father has said, every act of injust violence against one man hurts all mankind.

+Richard Williamson,
London, 26 February, 2009

以上っっ!
b0070127_20415515.gif これにて 一件落着。
こいつぁ春から縁起が良くなったんで、皆のもの心して節制せよぉおお。
と、高らかに拍子木、いや、天空から鐘が鳴り響いて幕が閉じ、門は開けられ、人々は喜びのうち四方八方に飛び散っていくのであった。パチパチパチ・・・となると思いきや、27日金曜の日没前 にヴァチカンからこの謝罪文についての見解が発表されました。
Le Vatican ne se contente pas du mea culpa de Richard Williamson
ヴァチカンはウヰリアムソン師の「メア・クルパ」に不足を感じている。
¢( ・_・) あのぉ、 mea culpa メア・クルパってなーに? お仏蘭西語ぢゃないよ。

教えて、エラいひとー!


(` ´)b mea culpa メア・クルパはラテン語で、日本語に訳すと「わたしのあやまち」です。カトリックのラテン語典礼において、冒頭まもなく集う者全員でこんなラテン語を唱えます。
mea culpa, mea culpa, mea maxima culpa.
これ 我が過ちなり、我が過ちなり、我が いと大いなる過ち なり
こう唱えながら1メア・クルパに付き一度、右の掌をグーにして自分の胸の真ん中を叩いて、自らの回心を公衆の中で表明する のです。頭をちょっと右に傾げつつうなだられるようにして3度叩くと、いっそう「グー good」なのね。ヴァチカンが今月始めに公での前言撤回をウヰリアムソン師に求めたのだから、こうして送られた謝罪状が「メア・クルパ、どん!」と報道文において例えられるのも「あり」でしょう。
余談ですけれど、27日午後、ヴァチカンからのニュウスに基づいて各社が掲げた記事のタイトルには mea culpa というキーワードがそのまま用いられていることが多く、21世紀になった今も訳なしで共和国民に通じるラテン語単語なんでありますね。おル・フィガロさまなんぞは
Williamson fait un mea culpa a minima
なんてタイトルで記事を掲載しました。サルでも連想できますね。ラテン語で Maxima の反対はどうやら A minima であるっちゅうことを。しかも本当ならTrois (3) mea culpa(s) だろうに un (1) mea culpa って、あーた。「我がいと些細な過ちひとつ」ですかい。
・・・あ、mea culpa って男性名詞扱いだ。メモメモ。
話し戻って、27日午後のヴァチカン側の発表によりますと、ヴァチカンはウヰリアムソン師の謝罪文の内容について不満足であり、なぜ不満足なのかと言うとウヰリアムソン師がかような美しい文を送ってきたところで、彼が なぜ謝っているのか、何について謝っているのか不明瞭だから だそうです。pour qualifier sa lettre de pardon d'«ambiguë»
ココでちょいっとおまいさんにも昨晩、お仏蘭西のニュウスで流れた関連映像のうち一本なんぞ、ご覧あそばへ。
TF1 : Polémique : Le Vatican insatisfait des excuses de Williamson ←↑ くりックリック!
Le Saint-Siège a fait savoir que les excuses formulées par l'évêque négationniste restaient insuffisantes.
Le Vatican attend des propos plus clairs, et un vrai mea culpa. ヴァチカンは「より明瞭な内容」と「本物の回心」を待っている。
(*´Д`)=3 えぇええっと、ま・ここっつぁんが先日お話したブエノスアイレス空港でのウヰリアムソん氏の下方から腕をぐうぃいいいんとグーなポーズも動く映像でご覧になれますけれども、どの指とは言いませんが拳骨の上に立ってなくて良かったかな・・・というか、ちらりと見える親指だけでも 

b0070127_1832493.gif うぉおっ、まいがっっ!  Oh, my God!
でありまして、もし白い教皇さまがこの映像をご覧になった段階で、
b0070127_18382325.jpg
いってらっさーい

でしょう。教皇さまだって毎週金曜日に必ず告解なさってんですからして。
仏蘭西のマスコミが好んでラテン語ミサの典礼文から原文のまま引っ張って、こうして掲載しているのも、深読みすればイヤミに取れたりします。というのも、聖書朗読と説教、聖歌以外全文をラテン語で唱えるミサについて、参列者本人が疎外感を感じ、参列している意味がわからないまま義務で参列しているに過ぎなかったと振り返る人が多いこと(ただし、この意見は仏蘭西だけぢゃないよ)、美を語るあまりミサの意味をすっかり忘れて勧誘しているヒトも愚かしくも存在することなどから、このウヰリアムソン師からの謝罪文が「形だけで中身がない」とヴァチカンが評価したことに納得しているヲッチャーが多いようです。メア・クルパと唱えつつ胸を三回叩くのは決まりだからそう動いているにすぎないなら、その動作が回心の表れであり、他人が眺めればいかに美しい姿であっても、その中身が空で内容がまるでなかったら?教皇さまがウヰリアムソン師に尋ねているのはまさに謝罪の中身、内容です。ウヰリアムソン君がこの文で謝っているのはテレビ出演でしょうか。「I believe....」を繰り返しつつ自分が信じていると述べたこと?個人が信じようが信じまいが事実は事実なんだがな。例えば、個人が神を信じなくても、神はいる。← カト的抜本です。ウヰリアムソン師個人がいくら「ガス室はなかった」と信じていても、ガス室はあったンです、はい。

上の2009年2月26日付で倫敦からヴァチカンに送付されたウヰリアムソン師からの謝罪状なるものですが、どうもZenit.org ではもう見れなくなっています。というのも、L'Osservatore Romano 紙編集長のフェデリコ・ロンバルディ Federico Lombardi, sj 師がエクレジアデイ委員長であるホヨス枢機卿に対し、ウヰリアムソン師の謝罪文が Zenit にのみ漏れていることについて意見したこともあるのかもしれません。
En outre, ce document n'a pas été diffusé par le Vatican mais par l'agence de presse Zenit - contrôlée par le réseau laïc des Légionnaires du Christ - à qui le cardinal Castrillon Hoyos, responsable de la commission Ecclesia Dei, aurait remis la lettre. Il est vrai que le directeur de la salle de presse du Saint-Siège - le canal officiel d'information - le jésuite Federico Lombardi, avait publiquement critiqué la gestion de cette affaire par le cardinal Castrillon Hoyos. - Le Figaro@27/02/2009 | Mise à jour : 16:34
謎って言っちゃなんですが、このウヰリアムソン師から聖座とエクレジアデイ委員会宛に送られたとされる謝罪文の冒頭に、はっきりと宛先が明記されていないのがおかしいともニュウスで流れてた。
私もそう思うで、しかし。
いっくらウヰリアムソン師でもそれくらいのマナーはご存知でしょうからに。
( ̄□ ̄;)あっ、この謝罪文、おかしいよ。だって宛先がないだけでなく、文の出だしが
The Holy Father and my Superior, Bishop Bernard Fellay,  
聖父および我が長上ベルナアル・フェレ司教
だもの。エクレジアデイ委員会でもホヨス枢機卿でもないわ。...となると、コナンよ。
いずれにせよ、四旬節に入ったところでヴァチカン側のご立腹は美しい謝罪を受け取ったところで収まる気配もないようです。如月も数時間後に終わり弥生月を迎えるっちゅうに、この件の持ち越しは確定と見た、まる

le 28 février 2009, Romain

ヴァチカンも世間もウヰリアムソン師の謝罪について 土曜日没まで 待てるのに、ウヰリアムソン師からの謝罪についてヴァチカンが金曜日没前に態度表明したこと、
(` ´)b これ、ポ、イ、ン、ト 。

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by ma_cocotte | 2009-02-28 17:25 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(35)
ウヰリアムソン君は北北東に進路を取った。
おはようございます。
昨晩、国営放送France 3 の夜のニュウス Le soir 3 で、「出て来い!ウヰリアムソン君」が大英帝國航空機に乗ってブエノスアイレスからロンドンに向かったことが報告されました。
b0070127_1601930.jpg
Mgr Williamson interrogé par la télévion argentine TN, avant de prendre l'avion pour Londres, le 24 février. © TODO NOTICIAS NETWORK CHANNEL HO / EPA


ウヰリアムソン師は大英帝國びとですので祖国に戻ることも、この日は仏蘭西語だとMardi Gras マルディグラ、=脂の火曜日と呼ばれる日で翌日から始まる四旬節(復活祭前でカトリックは節制に努める)の前日に出国することにしたことも多くの方の想定内だったと思われます。どうやらウヰリアムソン君は母国で節制月を過ごされることになりましょうか。
ウヰリアムソン師ですが、写真からも威圧感が伝わって来るような気がしないでもありませんが、昨晩のニュウス(Edition du Mardi 24 Février 2009)で流れた動くウヰリアムソン君は何を思ってか、突然、下方からグーに握った手をグイィイイインと腕に乗せて持ち上げる仕草をなさいまして、テレビ画面前のココんちの♂♀が思わず、
ひぃいいいいいいっっ
その後、天使が通った(=突然訪れる束の間の沈黙)後、ローマンカラーを隠すとこんな仕草ができるのか?いや、あのベースボールキャップをかぶったからこんなガッツポーズの応用みたいな動作をなさったのでわないきゃ?など妄想を語り合いましたけれど、破門解除された司教職の方が他人様に怒ったところでこのような感情表現はよろしくありませんね。世間を知らない無垢な羊はそんなことを目にしたら、「エラい人が権威を力で表現している」と勘違いしますから。

この場を借りて、ちょっと余談。
今回、アルゼンチン政府がウヰリアムソン師に国外退去命令を出したのはここ一ヶ月騒がれているガス室の存在を否定する発言だけでなく、ウヰリアムソン師が2003年にアルゼンチンに入国して以降、一切の公的手続きを無視しての不法滞在だったことで国外退去命令を出したと移民担当省側からは発表されています。アルゼンチン政府には宗教省も存在しますので、いずれにせよ、政府内会議での総意が「国外退去」だったのです。アルゼンチンも南米の一国ですから、おそらく宣教師ビザも段取りを踏めば取得できたでしょうに。なぜウヰリアムソン師も、FSSPX も不法滞在を選ばれたのでしょう。教会という組織内でも、市井においても順法意識に欠けるならナンピトにも同じ判断が世間から下される。それがきょうび21世紀、民主共和の政教分離の形の表れぢゃないでしょうか。

きょうはこれから、ロンドンに到着したウヰリアムソン君がテレビ画面で紹介される確率が高そうです。

以上、ご報告まで。

【追記】 国営放送France 2 の13時からのニュウスでウヰリアムソンさまが無事ロンドンに到着あそばされましたことが報告されました。  http://jt.france2.fr/13h/

le 25 février 2009, Cendres  きょうは塵に戻りましょう。


【参考資料】
* Le Figaro : L'évêque Williamson quitte l'Argentine
* Libération : L'évêque négationniste Williamson quitte l'Argentine
* Le Point : Sommé de partir, Mr Williamson a quitté l'Argentine par avion


【速 報】 今、仏蘭西時間で26日20時過ぎですが、ニュウスで繰り返しウヰリアムソン師がローマ宛に謝罪文をロンドンから送ったと流れています。けんども、謝罪のみで自持論であるガス室の存在の否定の撤回についてまったく触れない内容だとのことです。
En bref, il regrette "la douleur" engendrée par ses propos... mais pas leur teneur même.Reste à savoir comment réagira l'église.
France 2 : L'évêque Williamson "demande pardon"
AFP : L'évêque négationniste Williamson "demande pardon"
ZENIT : Mgr Williamson demande pardon à l’Eglise et aux victimes de l’holocauste
La Croix : Mgr Williamson demande pardon pour ses déclarations négationnistes
TF1 : Vatican - L'évêque négationniste "demande pardon"


以下、黒山羊さんから白い教皇さまに送られた手紙です。Zenit に掲載されたもの。
Bishop Richard Williamson Apology
"I Regret Having Made Such Remarks"
LONDON, FEB. 26, 2009 (Zenit.org).- Here is a declaration released today from Lefebvrite Bishop Richard Williamson, regarding his comments on the Holocaust in an interview aired in January by Swiss television.
* * *

The Holy Father and my Superior, Bishop Bernard Fellay, have requested that I reconsider the remarks I made on Swedish television four months ago, because their consequences have been so heavy.
Observing these consequences I can truthfully say that I regret having made such remarks, and that if I had known beforehand the full harm and hurt to which they would give rise, especially to the Church, but also to survivors and relatives of victims of injustice under the Third Reich, I would not have made them.

On Swedish television I gave only the opinion (..."I believe"..."I believe"...) of a non-historian, an opinion formed 20 years ago on the basis of evidence then available, and rarely expressed in public since.

However, the events of recent weeks and the advice of senior members of the Society of St. Pius X have persuaded me of my responsibility for much distress caused. To all souls that took honest scandal from what I said, before God I apologize.

As the Holy Father has said, every act of injust violence against one man hurts all mankind.

+Richard Williamson,
London, 26 February, 2009
ところぐゎっっ、

27日金曜日、日没前(←ココ、さりげに重要) ヴァチカン側は

ウヰリアムソン師からのこの謝罪文では不十分であると発表っっ!

ざますよ。    きびしーっっ!
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by ma_cocotte | 2009-02-25 16:29 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(8)
お好きなように、どちらでも...で、そうなるといいですね。 Comme tu veux...et, Dieu le veuille! 
先日2月20日付でこのブログに掲載しました『出て行け、ウヰリアムソン君! Partez! ....Non! Quittez, Mgr. Wiiliamson!』において、2月23日より「通りすがり」とおっしゃる論客が今年1月21日以降、主に欧米で騒がれているFSSPX(聖ピオ十世会)とヴァチカンの間の諸問題とそこから派生する事項について多数意見をくださるようになりました。いただいたご意見とのやりとりはエントリーの主題から外れつつあるとブログ主として判断し、ここで新たにエントリーいたします。ここに立ち寄られる、または集われるみんなたちの真摯なご意見をコメント欄にいただけましたら幸いです。

以下、前出のエントリーコメント欄でのこれまでのやりとりになります。
「通りすがり」さまのコメントはで表します。
なお、「通りすがり」さまのIPアドレスは既に確認しており、おそらく同一人物であることをお知らせしておきます。以下、ご一読後、各自、コマを進めてくださいまし。
Commented by 通りすがり at 2009-02-23 10:08 x
 とても、興味深い内容で、ブログのこの記事を読ませていただきました。聖書の黙示録の中で、またカトリックの公式的な聖務日課の中でも見受けられた言葉の中に、「最後の時に信仰を持つものがどれだけいるか」という主キリストの言葉がありとても心に響いた記憶があります。
 近代主義を代表する多元主義や相対主義の流れは次第に天主の存在を忘却させるとする内容の聖ピオ10世教皇の回勅(教令)に目を通して、信仰の危機は現代のことを言っているのだと確信しました。

Commented by 通りすがり at 2009-02-23 10:08 x
また、中には私的啓示だとして距離を置く人が多い、ファティマの聖母の第三の秘密に関して、B16教皇(当時ラッツインガー枢機卿)が、第3の秘密は信仰の危機についてだと仰ったことも確かに現代は信仰の危機が大問題なのだというメッセージを投げかけているのだと思っています。
 だから、そのような信仰についてよりもウィリアムソン司教の発言をメディアが取り上げて騒いで、B16教皇を叩く論調をはるのは、この社会(西洋に限らず)が反キリストであることの証なのであり、また教会内部でも教皇に一致しているように見せかけていざ破門解除に至ると教皇は間違った選択をした、と堂々と主張する司教団がいたりするのは、まさに信仰の危機とは内部から瓦解していることを意味しているからではないでしょうか?



Commented by ma_cocotte at 2009-02-23 16:37 x
★ 通りすがりさま、はじめまして。
B16はFSSPX を創立し、教皇からの返答を待たずに4司教を叙階したルフェーヴル師本人が既に帰天していること、そして、FSSPXのフェレー総長から先のモツ・プロプリオの内容だけでは不服、不十分ゆえ4司教の破門を解除していただきたいという書状を数回にわたってもらったことで破門解除「のみ」をしたに過ぎません。教会内問題はこれで完結です。
FSSPX の受け入れについては「少なくとも」二年先と言われていますし、それまでの間FSSPXに所属する聖職者が聖務を行うことを許可していません。(既にFSSPX 側はこの教皇側の命令を無視しています)
ウヰリアムソン師の発言についての問題は社会平和においての問題であり、FSSPX 側が主張する「教会内の敵」による陰謀やら「教皇が敵に丸め込まれないように祈ろう」というのは抜本から論点がずれていると思います。

続きます。

Commented by ma_cocotte at 2009-02-23 16:42 x
★ 人間だったら戦争より平和を望むのが本能で、それを各国元首が理想としていること。その各国元首のひとりがB16に過ぎない。ウヰリアムソン師の発言はまだ完成を見ていないこの世の平和を、過去の不安定な形に戻すくらいの勢いがある内容です。世間がB16教皇を叩く論調が存在するのも第二ヴァチカンを境にしての変化でしょうね。第二ヴァチカンを破棄したら、B16が何をしても臣民は「はっは~」と平伏せばいいのでしょうか?第二ヴァチカンの会議場にいらしたB16が教皇となった今、それを望んでいると?確かコンクラーベで選ばれた方ですから、それは彼に票を投じた枢機卿方の意の表れ。話がつながらなくなって来ませんか?


Commented by 通りすがり at 2009-02-24 09:02 x
ma-cotte様
 わざわざご返答ありがとうございます。
私は今の教会のあり方、または典礼のあり方に疑問を持ち続けて調べてるうちに、聖ピオ10世会の存在をネットを通して、知りました。
 破門解除に至る経緯に関して、マコッテさんの誤解があると思います。
聖ピオ10世会のフェレー総長によれば、破門解除を求めるように再三手紙を出すように促したのは教皇様のほうだと仰っています。エクレジアデイ委員会のホヨス枢機卿がそのように求め、最後通牒までだしてきたので、ローマ(教皇)の権威にすがることが聖ピオ10世会当初からの考えであったので、手紙を出し続けていたそうです。
 信仰の話をしたいというのが、聖ピオ10世会側の考えであり、さまざまに解釈できる部分が存在する第2バチカン公会議の成果である公文書に関してお話したいと言うのが本音なのだと思います。

Commented by 通りすがり at 2009-02-24 09:12 x
後、人間は平和を求めることが本能だとするマコッテさんの考えは、人間には原罪が存在することをお忘れではないかと考えてしまいました。おそらく、教会内の事情を知る人なのでカトリックの方だと存じますが、もし、人が本能に従ったら、社会は秩序を乱すのだと思います。だからこそ、理性に従って行動することが求められ、平和を希求することが必要なのだと思います。
あと、補足ですけれど、聖ピオ10世会は第2バチカン公会議を受け入れていますし、ルフェーブル大司教はその成果である公会議文書のうち信仰に関する部分と典礼に関する部分に疑問を投げかけているに過ぎません。どうでも良いように解釈できるので、カトリックの信仰を失ってしまうと警告をしていた一司教なのです。

Commented by 通りすがり at 2009-02-24 09:26 x
 あと、ウィリアムソン司教の発言で、ナチによる600万のホロコーストの否定に関してですが、マコッテさんはマルコポーロ廃刊事件をご存知ですか?
 否定派のなかには、イスラエル建国(シオニズム)を可能ならしめた理由としてネオナチによる600万のホロコーストが重要な位置を占めているので、これを否定することは国連中心に動いてきた世界を転覆させることだとして、ユダヤ系組織や欧州連合から強い圧力がくるのだと主張しています。
 歴史にタブーがあってはいけないと思っています。当時フランスの良心とまで言われたフランスの一神父様は、10年前ホロコーストに関して歴史的検証が必要だろうと仰ったことにユダヤ系組織がもう抗議し、欧州で火種になったことを思い出せば、ホロコーストを既成事実化した現在、覆せないものになっているのだと思います。



Commented by ma_cocotte at 2009-02-24 17:27 x
★ 通りすがりさま、承ります。
が、教皇さま、ベルトーネ国務長官、カスティヨン・オジョス枢機卿はじめとするエクレジア関連の方々各自が公開している今回の経緯と、フェレー師が2月4日以降、オジョス枢機卿からの再三頼まれたことで破門解除(FSSPX側では破門撤回)を願う書面を送ったという話のどちらを信じたり、支持するか、通りすがりさんの自由です。
というより、フェレー総長さまはどなたに従順を誓われているのですか?
なんか司教任命式の式次第を拝見したいですね。おそらく伝統に則ってらっしゃるから一字一句、つっかえることなく行われたと思いますけれど、まさか当時の教皇名と任命式が開催された土地の教区長名が抜けていた?まさかね。


Commented by ma_cocotte at 2009-02-24 17:37 x
★ 次に、

 > 理性に従って行動することが求められ、平和を希求すること

ですが、ウヰリアムソン師に通りすがりさんがご忠告申し上げたらいかがですか?
人間には残念ながら原罪が存在するから平和を乱そうとそそのかされることがあるのです。(と、公教要理や宗教の授業で習いませんでしたか?)平和を求めるのが本能と私が書いたのは「神=平和」であるからです(もちろん「神=愛」でもあります)。つまり神を知る個人が平和を望まないという話の流れは既にロジックが壊れています。私たちはひとりでも多くのひとに平和そのものである神を知ってもらうため、多くの宣教師が異教の土地に出てもいます。その手段として暴力をカトリックが勧めていますか?残念ながら神そのものの捉え方が異なったり、宣教手段において武力が用いられることを容認されていることで、個人の平和を壊そうとする者やら物、団体が現れたら、自らの平和を守るために防衛するでしょう。それも神を知る個人が神を愛を知ればこその本能の表れのひとつです。

Commented by ma_cocotte at 2009-02-24 17:55 x
★ W師の発言ですが、宗教を超えた大地の平和を壊せるほどの発言だということ。平和を希求することを促すのではなく、その逆に向かって扇動する発言をFSSPX高位聖職者としてなさった。
今日のZENIT 英語版にスペイン司教団から教皇さまへこの件について書状が送られた旨、掲載されました。
http://www.zenit.org/article-25180?l=english
アルゼンチン政府がウィリアムソン師に追放令を出したことも。
http://www.zenit.org/article-25174?l=english
次に、ホロコーストについての貴意見ですが、隣近所に身内を収容所で失った人、腕に刺青を携えた本人などがいないからそうおっしゃれるだけでは?
ナチスの強制収容所に収容されたのはユダヤ人だけでないこと、ご存知ですか?それにフランス国内には既にナチスの収容所があり、そこにはガス室も解剖室、焼却炉も現存して公開されています。
ところで、
  
  >当時フランスの良心とまで言われたフランスの一神父様

とはどなたですか?
「フランスの良心」という枕詞ですが、神を冒涜したかのような発言をするとマスコミが喜んで使いますが。代表例が現大統領サルコです。


Commented by 通りすがり at 2009-02-24 19:08 x
マコッテ様
 いくつか質問がございましたので、返答します。
フランスの良心とまで言われ方は、アベ・ピエール神父様です。
先ほどネットで調べましたら、ウィキペディアに簡単な紹介がありました。
ホロコースト否定論者が極右の人たち(腕に刺青を携えた本人と表現されているようですが)といわれるのははたまた誤解です。政治的に左派の方でも600万人のホロコースト否定論者はいくらでも存在します。
 収容された方が、ユダヤ系の人たちだけではないのは、マキシミリアンコルベ神父様の存在をご存知のカトリック信者の方はだれでも知っています。

 

Commented by ma_cocotte at 2009-02-24 19:41 x
★ 通りすがりさま、
ラベ・ピエールですが、司祭妻帯、女性祭司、ホモセクシュアルの同棲などを支持した方で、FSSPX思想とは真っ向から反対の立場ですね。
彼は性関係のあった秘書の隣に今は永眠していますよ。
彼が「フランスの良心」と世間で例えられたのは、現カトリックの考えと違う考えを公にされた方だからです。宗教を越えた左派のアイドルであることは間違いありません。そして、「腕に刺青を携えた本人」というのは収容所に収容された本人を指します。極右ではありません。
一昨年帰天されたリュスティジェ枢機卿はご両親が収容所に送られ、母上はそこで帰天、ご本人はフランス国内のカトリック信者に匿われてた方です。
通りすがりさんがどなたに従順なさるのも通りすがりさんの自由です。以下の言葉、プレゼント。

「自分にとって黒に見えても、カトリック教会が白であると宣言するなら
それを信じよう。 イグナチオ・デ・ロヨラ」
「教皇と一致していない人はカトリック者ではありえない。 ドン・ボスコ」


Commented by 通りすがり at 2009-02-24 23:06 x
 アベ、ピエール神父様に関しては仰るとおりです。だから、政治的に左派の方でもホロコースト否定論者は存在すると言うことです。
 「腕に刺青を携えた本人」を読み間違えて、上の件を取り上げたまででしたので、ホロコースト否定論は割愛しましょう。
 フェレー総長のことですが、ローマ教皇に従順ですよ。しかし、多くの教皇によって異宗教間のエキュメニカル運動を排斥され続けたのに、今のエキュメニカルを推進なさった前教皇にたいしては、厳しい批判をしていたまでです。
 しかし、教皇空位派とは違い、聖ピオ10世会は教皇の位階秩序を尊重していますよ。それが今回の破門解除の大きな要因だったのではないでしょうか?

Commented by 通りすがり at 2009-02-24 23:17 x
>宣教手段において武力が用いられることを容認されていること

そんなことは許されていませんよ、昔から。
大神学者聖トマスアキナスは、生命を殺める正当な理由は3つあると主張しています。そのうちの一つに「正しい戦争」とあり、宣教手段において武力が用いられたことは歴史上知りえませんが正当な信仰を守るべきときに戦争がなされたというのは、オスマン帝国がヨーロッパ本土に襲撃したときなど限られています。
 ウィリアムソン聖職者が上の発言をしただけで、マコッテさんの上記の発言につながるのは論理的飛躍があると思いますが。


22日から23日に変わる時点で以上のコメント交換になりました。

さて、あらためまして 通りすがり さま、最新二つのコメントについての返答をいたします。まず、フェレー総長は現時点でローマ教皇に従順ではありません。破門解除と同時に聖職停止が命じられているにも関わらず、FSSPXの会員が違法ミサを続けているのはなぜですか?

次に、
>宣教手段において武力が用いられることを容認されていること
そんなことは許されていませんよ、昔から。
わたくしは、異教徒が宣教手段において武力が用いられていることを容認されている場合を示したつもりなんですが。拙コメントの中で「その手段として暴力をカトリックが勧めていますか?」と既に問いかけ、その後に続く「残念ながら神そのものの捉え方が異なった」をカトリック内の団体にあてたつもりはまったくありません。
今回の四司教破門解除とウヰリアムソン発言と教皇庁の動きを曲解したイスラームのモロッコ移民がベルギー国内においてユダヤ系の一般家屋のポストに次々と放火した事件が既に発生していますが、論理的飛躍も何も世界中から集まった人々が共存し、互いに共通部分を見つけつつ、互いの違いを尊重しあいながら理想的平和を構築しようとしている社会に、カトリックがその平和を乱す発言を支持するのでしょうか?教皇さまみずからが平和を軽んじると?教皇さまが再び欧州内の異教徒を高い塀と厚い門の内側に閉じ込めるつもりですか?

通りすがりさん、ひとつ忘れていることがありませんか?
現教皇ベネディクト16世は今は教皇であっても、もともとは独逸の一教区司祭です。
教区司祭は教区民のために働きます。まさか聴罪を一度も経験されたことがないまま、階位を昇られた?これまで一度も独逸国内の世俗の罪を聴いたこともなければ赦したこともないとでも。年齢から拝察してホロコーストについて知りたくなくても聞こえちゃってませんか?それとも、B16ご本人がホロコーストを否定している証拠がありますか?ミギだろうがヒダリだろうが身辺に収容所の犠牲者もいなければ、市井でナチに殺められたヒトもなく、見たことも聞いたこともないからホロコースト否定発言ができるンぢゃないでしょうか。フランス人のラベ・ピエールがそれらを否定できるなら、それはそっち方面でのお勉強が熱心すぎて、記憶していた事実をすっかり忘れちゃったんでしょうね。ま、ご自分から修道生活を去られたラベ・ピエールと、破門解除された高位聖職者の立場とは異なります。例えるなら、世界に広がる大企業において中間管理職が平社員を束ねる役目があるにも関わらず、ウィリアムソン師のお口から出た私見は孤立しているに過ぎません。ガス室否定だけでなく、9.11についてのウィリアムソン師の私見も世界中の反米派が喜んでくださいますね。ウィリアムソン師が時にミギと、時にヒダリと手をつなげるのもとてもカトリックです。

現時点で国際人種差別委員会はリチャード・ウィリアムソン司教に対し、証拠を挙げて自論を正当することを認めており、それができないなら前言撤回し謝罪という流れは問答無用の命令ではありません。ですが、ウィリアムソン師は教皇庁からの2月4日付の求めに対し自論を撤回できる証拠を教皇側から出すよう願っていますよね?ヴァチカンからの証拠提出が条件でウィリアムソン師が前言撤回する可能性はあると。なぜウィリアムソン師はご自分で調べないのでしょうか?  http://www.struthof.fr/

そして、以下、
フェレー総長のことですが、ローマ教皇に従順ですよ。しかし、多くの教皇によって異宗教間のエキュメニカル運動を排斥され続けたのに、今のエキュメニカルを推進なさった前教皇にたいしては、厳しい批判をしていたまでです。
だから?多くの教皇とはどなたでしょうか?
FSSPX の会憲に「死人のごとき従順」(perinde ac cadaver)なんて言葉がないから厳しい批判を段取りを踏まず(← ここ、重要)にできたのでしょうか?


ついでにもいっちょ
しかし、教皇空位派とは違い、聖ピオ10世会は教皇の位階秩序を尊重していますよ。それが今回の破門解除の大きな要因だったのではないでしょうか?
......違うと思う。..._| ̄|○
この場を借りまして、こんな新聞記事でも読んでみましょ。

法王に相次ぐ批判…ホロコースト否定の司教「破門解除」

【ローマ=松浦一樹】ローマ法王ベネディクト16世がナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を否定する英国人司教の「破門解除」を決定し、各国のユダヤ教徒ばかりか、カトリック教会内部からも痛烈な批判を受けている。▼教会保守派である法王の指導力を疑問視したり、政治センスの欠如を指摘したりする声もあり、「法王は無謬(むびゅう)」とされるバチカン(法王庁)では、異例の事態となっている。▼法王は先月24日、スイスを拠点とする超保守派修道会に属する司教4人の破門を解いた。その中に、「ガス室は存在しなかった」と公言するなど、ホロコーストを史実と認めない英国人リチャード・ウィリアムソン司教が含まれていた。▼法王の決定を受け、イスラエルのユダヤ教最高権威である大ラビ庁は、バチカンとの関係を「無期限で中断する」と一方的に宣言。法王の母国ドイツでは、メルケル首相が「ホロコーストは否定されてはならない」と批判した。▼法王は「英国人司教の言動を、知らされていなかった」と釈明。今月12日には「ホロコーストを否定し、矮小(わいしょう)化することは犯罪行為に等しく、耐え難いこと」と述べ、事実上謝罪した。▼しかし、ほぼ同時期に、「ハリケーンが米南部を直撃したのは地元民が罪深いから」といった過激発言で知られるオーストリア人神父を、法王が司教補佐に任命していたことがわかり、騒ぎは収拾どころか拡大。オーストリア司教区が法王の決定に「不信認」を突きつけたため、神父は任命を辞退した。▼バチカンの失態が相次いだことで、法王批判は、カトリック教会内部からも噴出。バチカンで対ユダヤ教関係を担当するドイツ人のカスパー枢機卿はラジオ放送で、「法王庁内で意思の疎通に問題がある」と発言。ウィーン大司教区からは「信者の教会離れに拍車がかかっている」との苦言も飛び出している。▼バチカンは1960年代以後、他宗教との対話促進に力を入れてきたが、神学者出身で、保守色が濃厚な現法王が就任した2005年以降は「対話はむしろ後退している」(伊レプブリカ紙バチカン担当記者)との見方が強い。法王は06年にも、イスラム教が暴力を容認しているとも取れる発言を行い、イスラム諸国の反発を招いた。度重なる騒ぎに、教会の長としての法王の求心力を疑問視する声さえ出始めている。

2009年2月23日22時49分 読売新聞



....以上ですけれど、実は 通りすがり さんが一体ここで何を目標に定め、何を求めてコメントを書いていらっしゃるのか、凡な私にはわかりかねている次第です。Aidez-moi, svp.
FSSPX が正しく、ウヰリアムソン師のお考えが正しい。
ただそれだけを証明にいらしてる? ¢( ・_・) ハテ?
書き遅れましたけれど、「平和と一致」を掲げる国境を越えた巨大組織に所属する団体ならば、その団体の責任者は平和と一致の実現に努めるはずです。破門解除されたなら、今年2月4日付公文書 にある団体の最長上からの求めに応じること。命じられたことや社則を守ること。それに不平不満を持つのなら面倒くさくても社則を守り、段取りを踏んで、改善に努めること。それを何一つできないから1988年においても、今においても、傍観している世間が批判しているに過ぎない。FSSPX 認可まで少なくとも2年は要すると言われているし、ウヰリアムソン師発言以降のFSSPX側の言動から2年後の認可はありえないとまで言われ始めています。一致のために努力するのは双方であり、妥協するのが教皇側だけというのは何か違うというのが私個人の感想です。

Dieu le veuille! 
神様が通りすがりさんの思い通りになると、通りすがりさんにはいいことですね。

le 25 février 2009, Roméo


【追 記】 通りすがりさん、曰く
ルフェーブル大司教はその成果である公会議文書のうち信仰に関する部分と典礼に関する部分に疑問を投げかけているに過ぎません。どうでも良いように解釈できるので、カトリックの信仰を失ってしまうと警告をしていた一司教なのです。
1988年、ルフェーヴル師の独断による4司教任命直前にルフェーヴル師のもとを離れて教皇庁に庇護を求めた団体(FSSP)、2005年にFSSPX から追放された司祭に任された神学校(IBP)、いずれも現在、教皇庁から認可された修道会、神学校であり、彼らは1962ミサのみをあげており、ヴァチカンに戻り、ヴァチカンの指導において何ら信仰を失ってはいないと公にしています。
ついでに、以下は2009年1月8日現在のフランス共和国内、共和国軍、スイス、ルクサンブルグ、ベルギーとローマ市内で1962ミサをあげている教会のリストです。 Nouvelle autorisation とあるのは司教認可が新たに下りたことを指します。
Messes traditionnelles en France
http://www.amdg.asso.fr/lieux_messes_spv.htm
この現状で敢えてFSSPX のミサに通う理由は何でしょう。
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by ma_cocotte | 2009-02-25 00:21 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(121)
出て行け、ウヰリアムソン君! Partez! ....Non! Quittez, Mgr. Wiiliamson!
「出て来い!ウヰリアムソン君」が出て来ないまま、2日後に「破門解除一か月記念日」を控えていた2009年2月19日、アルゼンチン政府 からアルゼンチンはラ・ラハ La Reja におぢゃるFSSPX (La Fraternité Sacerdotale Saint Pie X、=聖ピオ十世会)の修道院に隠れたつもりだったリシャール・ウヰリアムソン Richard Williamson 君に
強制国外退去命令
が出てしまいましたね。ただし、政府の温情で出国まで10日間の猶予あり。

L'Argentine somme l'évêque négationniste Williamson de quitter le pays

BUENOS AIRES (AFP) — L'Argentine a donné jeudi dix jours à l'évêque britannique Richard Williamson pour quitter le pays, soulignant que ses thèses négationnistes "heurtaient profondément la société argentine, le peuple juif et l'humanité".

"Le ministre de l'Intérieur Florencio Randazzo a annoncé aujourd'hui que la Direction nationale des Migrations sommait Richard Williamson de quitter impérativement le pays dans un délai de dix jours sous peine d'être expulsé", a annoncé le ministère dans un communiqué.
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Séminaire Nuestra Senora Corredentora, résidence de Mgr Richard Williamson
à La Reja, en Argentine, le 28 janvier 2009

La levée de l'excommunication par Benoît XVI de Mgr Williamson et de trois autres évêques intégristes le 24 janvier a suscité un tollé et déclenché une crise qui a compromis les relations du Vatican avec le judaïsme et brouillé l'image du pape.
Deux jours avant le décret pontifical, Richard Williamson avait déclaré à une télévision suédoise: "Je crois qu'il n'y a pas eu de chambres à gaz (...) Je pense que 200.000 à 300.000 Juifs ont péri dans les camps de concentration mais pas un seul dans les chambres à gaz".
L'Argentine, où l'évêque négationniste réside depuis 2003, a justifié sa décision en précisant que ses papiers n'étaient pas en règle.
La Direction argentine des Migrations a fait valoir "que l'évêque a falsifié à plusieurs reprises la véritable raison de sa résidence dans ce pays, puisqu'il déclarait être employé de l'Association civile +La Tradition+, alors qu'il était prêtre et directeur du séminaire lefebvriste que la Fraternité Saint Pie X possède dans la localité de Moreno", à 40 km de Buenos Aires, précise le communiqué.
Le ministère de l'Intérieur a rappelé, ensuite, que "l'évêque Williamson est devenu connu après avoir fait des déclarations antisémites à un média suédois, dans lesquelles il a mis en doute l'Holocauste dont a été victime le peuple juif".
"Pour ces raisons, qui s'ajoutent à la ferme condamnation du gouvernement argentin de positions qui heurtent profondément la société argentine, le peuple juif et l'humanité entière, prétendant nier une vérité historique, le gouvernement décide (...) de sommer l'évêque lefebvriste de quitter le pays ou de se soumettre à l'expulsion", toujours selon le texte.
Le secrétaire au Culte, Guillermo Oliveri, a précisé que l'évêque "pouvait évidemment faire appel" de cette décision administrative. Mais il a été on ne peut plus clair en déclarant à l'AFP que "le gouvernement a décidé qu'il ne doit plus résider dans le pays".
La communauté juive d'Argentine, la plus importante en Amérique Latine, a "salué" la décision du gouvernement.
"Nous estimons juste de le déclarer +persona non grata+ et d'aller jusqu'à l'expulsion", a déclaré le président de la Délégation d'associations israélites, Aldo Donzis.
Le secrétaire général de l'AMIA, la mutuelle juive, a dit que les déclarations de Williamson "portaient atteinte à la paix sociale dont a tant besoin ce pays".
Une plainte devant la justice fédérale argentine pour apologie du négationnisme avait été déposée le 10 février à l'encontre de Williamson par le responsable de l'édition argentine du magazine américain Newsweek.
Mgr Williamson, 68 ans, devait également répondre à l'Institut national contre la discrimination (INADI) qui lui a officiellement demandé "d'infirmer ou de confirmer ses propos".


cf.
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5jVaNOoUoqCtyoky_V5zoRi5UNSdQ




なーんだ、ウヰリアムソン君は亜爾然丁(アルゼンチン)という名の天岩戸の向こうに隠れていたんだねー。ラ・ラハという町はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスから40kmほどのところにあるそうだ。
上の記事の中で注目すべきはグィレルモ・オリヴェリ Guillermo Oliveri 宗教担当大臣が"政府はウヰリアムソン師をこの国に二度と寄生することはないと決意した。 le gouvernement a décidé qu'il ne doit plus résider dans le pays". と述べていること、そしてラテン・アメリカ国内で最も重んじられているアルゼンチンのユダヤ世界が政府のこの決断を歓迎していること、などですね。過去は兎も角、きょうび21世紀のアルゼンチンは自らがヴァチカンと共にあり、アルゼンチンにおけるユダヤんを含む戦後に作られた共存社会の完成を戦後65年目(欧州の終戦は1944年)にしてこのウヰリアムソン師国外退去命令という公式声明を世界に向けて発表したことで宣言したようなもんです。ユダヤ系互助組合の長上さんも政府のこの決断が社会平和 la paix sociale につながると歓迎の上に箔を塗ったりしています。社会っつぅのはきょうび宗教の枠の外、宗教をもコーティングしているものですね。FSSPX 思想はこの逆でFSSPX 思想が社会を包括することにあります。カトリックを国教とする政教一致を世界に広げよう!なのです。そりゃ、理想なんですが、方法を間違えると彼らが蔑視している異教の原理主義者となんら変わらないわけで、ウヰリアムソン君だけでなくFSSPX が世界中の極右とお手手をつないでいる点についてつっつかれるのも時間の問題・・・というか、水面下では既に調査が始まってますよね。なんせ、ヴァチカンに挑戦状を叩きつけたようなもんなんだから。

そんなわけで、ウヰリアムソン君がアルゼンチンにいられるのも残り9日となりました。
既にスイス、フランス、カナダなど各国カトリック司教団がそれぞれこの件についての見解を公式発表していますし、もし独逸に行けば即刻逮捕級の発言をしたウヰリアムソン君であります。そして、国際人種差別委員会からウヰリアムソン師に具体的に
自持論の立証をするか、
(立証できないなら)否定するかはっきりしろぃっっ!
と、喧嘩売られてますし。こうなると、
「出て来い!ウヰリアムソン君」はこれからどこに出て行くンだろう?
ウヰリアムソン君が出国できる先は母国の大英帝國か、ヴァチカンから眺めると宣教国でしょうか?だとすると、アジアまたはアフリカ諸国でしょうか?宗教に甘くて優しいアジアかなあ。日本國だったりして。これはスーパーひとしくんを出そうか出すまいか悩むところだな。みんなたちの推測はいかがなもんでしょ?
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It's my turn?


おあとよろしいようで。

le 20 février 2009, Aimée


今朝一番の国営放送ニュウス http://jt.france2.fr/8h/ がきっかけでのエントリーでした。とりあえず~♪
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by ma_cocotte | 2009-02-20 17:08 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(51)
恐惶しない人による強攻により教皇が強行の強硬決着す。
2009年2月12日夜のニュウスで繰り返し流れました。
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Photo L'Osservatore Romano/AP

この2月12日、或る全米ユダヤ教指導者方 une délégation d'organisations juives américaines が集い、ウヰリアムソン君による「ガス室なんてないもん」発言の後はじめての会合がヴァチカンでございましたとさ。動く映像はとりあえず以下のURLで。
Euronews : Le Pape rejette le négationnisme et toute forme d’antisémitisme
教皇、歴史修正主義と全てのユダヤ排斥主義を締め出す。
http://www.euronews.net/fr/article/12/02/2009/rabbis-hear-pope-condemn-holocaust-denial/
し、 締め出すってあーた。「一致のためのはじめの一歩」だったんぢゃなかったのぉお?

ニュウスはじめ報道によりますと、この会合の席で教皇ブノワ・セーズ(Benoît XVI, B16)は「2000年に行われた前教皇JPIIのユダヤ人への謝罪に申し訳ないことをしてしまった」「ホロコーストの否定は認め難く受け入れられない」とか「ホロコーストは神に対する重罪だ」などはっきりと述べられたそうです。
この言葉の後、ユダヤ教の偉い人たちは「でしたら、必ずエルサレムにおみ足を運ばれませ」とおっしゃり、おそらく5月8日から15日までヨルダンのアンマンから始まり、エルサレム、ナザレト、ベトレヘムを独逸びと教皇が史上初めて訪問されることになるようです。

JPIIが嘆きの壁の前にたたずまれていた像が今も目に浮かびますが、B16も、ですか。
カトリック系全国紙 La Croix には、
depuis Paul VI, ce voyage est un passage obligé pour tout successeur de Pierre.
パウロ6世以降、聖地巡礼は全ての聖ペトロの後継者にとって義務である。
とまで書かれていました。
あの アウシュヴィッツの式典の時 のように、突然、虹が空にかかったらどうしましょう。

ですが、教皇さまがこうしてご自身の考えを明らかにされても、時既に遅し のようで、フランス国内で既に行われたアンケート調査ではFSSPX 4司教の破門解除について反対70%、賛成27%でした。

le 13 février 2009, Béatrice
13日の金曜日の前日に最高責任者としての確固たる意見表明かあ...やるな、B16!



.....で、一方、他方の 出て来い!ウヰリアムソン君 と「ゆ、ふ、きっ」(← 好きなカナを選んで後述の「かい」 に足してください) かいな仲間たち FSSPX ですけれど。

ウヰリアムソン君は先週2月4日の教皇側からの公での前言撤回を求める命令布告文について、ヴァチカンが前言撤回できるだけの反証を提示するように求め返したとも独逸國では報道されております。ウヰったらご自分で探せるのに探さないのね。そして破門解除されたなら恭順するだろう相手に仕事を求められたと。ふぅううううん。
更にこんなニュウス ↓ もおフランスで流れてすまった。
TF1 : Pour le chef des évêques intégristes, c'est un complot
http://tf1.lci.fr/infos/monde/institutions/0,,4255023,00-pour-le-chef-des-eveques-integristes-c-est-un-complot-.html
訳しますと、教条主義者の司教の長上(註:つまりFSSPX 総長のフェレ師)が
これは陰謀である
とおっしゃったそうです。なんでも 教会内の進歩主義者とヒダリの同盟によるワナ なんですって。


・・・・はあ? (*´Д`)=3
..........「陰謀」ですかあ。 「ワナ」ですかあ。    



「教会の一致のために受け入れることになる」というヴァチカンの当初の発表やル・モンド・レリジオンの編集長さんが「巨大なカトリック教会に彼らを受け入れたところで「象」と「蚊または蟻」の関係でしょう。」なんて言葉も見聞しましたが、一致のために受け入れらた人が数日後から内部分裂を連想する語を用いた発言(「教会内の敵」という表現もある)や蚊や蟻の立場で象に蚊に倣えと強いる言動が目立っているのは傍観者として摩訶不思議でございます。まさか、蟻が自分を象と勘違いしている?

ああ、そうだ。文書改ざん疑惑 も流され始めてますね。「FSSPX は第二ヴァチカン前までを受け入れるのに、教皇が第一ヴァチカン前までを受け入れる」と書いた、書かない、ⅡがいつのまにかⅠになったのならないの・・・はあ。Web 記事の投稿欄には「第一ヴァチカン前でも、第二ヴァチカン前でも同じだろうが、ボケっ」なんて書き込みもあります。ⅠがⅡに見えた、ⅡがⅠだった、粗悪な印刷なのか、いや、ワナだ・・・暇だね。発信元に確認できるのにそれをしないでこんな話を流すってやっぱり噂どおり黒山羊さんだからきちんと読まずに食べちゃったんだよね。と、傍観者に思われちゃっても自然・・・ということは、どっちがワナをかけているのだろう?

ヴァチカン側だろうが、FSSPX側だろうが先に 陰謀 という単語を口にしちゃったらそういうことが好きな人しか贔屓してくれたりタニマチになってくれなくなってしまうのではないでしょうか?この件、ヴァチカン側は「事前にウヰリアムソン師の思想を教皇は知らなかった」と表現しても、それについてワナだの陰謀だのとは一言も言っていません。既に12日にこうして教皇B16がユダヤ教指導者方の前でおん自らの考えと態度をはっきり表明されたことでウヰリアムソン君の公での前言撤回がない限り、両者は見合ったまま組むことも難しくなってしまったようです。

こりゃ、もう、「出て来い、ウヰリアムソン君」は出て来ないか。陰謀ぢゃねぇ?

【追記】 かの写真誌 Paris Match のWeb版に2月12日付で掲載された今回の件に関するアンケート調査での結果、数値にあらためて注目されたし。
Les Français désapprouvent le pape
フランスは1905年に政教完全分離しながらも決定的分断は1968年頃を境としますし、その完全分離までの千数百年はキリスト教カトリック国だったので、現在もカトリック信者をCatholiques pratiquants (生活宗旨を守るカトリック信者、例としてアリヨ・マリ内務大臣やマダム・シラク)とCatholiques non pratiquants (洗礼済だけで生活宗旨を守らないカトリック信者、例としてセゴ姐やサル)に二分します。以上を踏まえて、丁寧に記事を眺めつつ下方にスクロールしますと、共和国内における旧ミサ(1962ミサ、ラテン語典礼)の再認可を受け入れること(L’autorisation accordée de célébrer de nouveau la
messe en latin)についての表が出てきます。生活宗旨を守る人の60%、守らない人の49%、双方合わせて52%が再認可に賛成で、旧ミサ復活に反対していません。つまり、教会内どころか世知辛い世間における
・・・進歩主義も、ヒダリも関係ねーべ?
そもそもカトリックにミギもヒダリもない。
段取り踏んで教区長認可をもらって1962ミサをあげるなら、進歩主義もヒダリも賛成なんですよ。象の魂も蚊や蟻の魂も同じ価値です。だったら蚊や蟻の嗜好に認可というお墨付きをもらって象が文句を言いますか?象が気に入らなくても無理して参列せよ、なんて最高責任者は一言もおっしゃってません。

あーたたち、それが気に入らないのよねー?


兎にも角にも、電脳域やら島国で発信される伝説で惑わされませんように。>ALL
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by ma_cocotte | 2009-02-13 07:18 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(6)
ボク、教皇なんかに負けないもん。 L’évêque négationniste défie le pape
日曜日は主日だと言うのに、おフランスのお昼のニュウスはまたも
「出て来い!ウヰリアムソン君」
出て来ない!ことについて流れ出ました。どうも教皇B16 聖下の母国独逸でアンヂェラ・メルケル Angela Merkel 国母陛下がB16 聖下に強く進言したことでこの事件についてもうどうにも止まらなくなり、土曜日までにウヰリアムソン君が何の動きも見せなかったことで独逸ご一行サマの怒髪は一斉に天を突いてしまったやふです。
これは、アフトゥング! ざます。
どうやら独逸は信長気質らしい。お仏蘭西は主日明けの月曜までウヰリアムソン君の登場を待ってあげるんぢゃないかな?そして、教皇B16 さまにおかれましてはウヰリアムソンが泣くまで愛猫を撫でつつ待つことができる家康気質なのかもしれません(ご尊影はそこはかとなく鬼増し、いや、お似ましかも)。そもそも個人の宗旨が何であろうと日曜は動けないと法律で決められている仏蘭西でカトリック司教団が明日まで動かないと見込んだマスコミ各社がこの団体に油を注いでマッチ棒を擦らして挑発する午後の始まりを迎えたようです。
▼ Le Point : Refusant de s'excuser, l'évêque négationniste Williamson défie le pape
謝罪拒否、歴史否定主義のウヰリアムソン司教、教皇に挑む。
▼ TF1 : L'évêque négationniste refuse de s'excuser
歴史否定主義の司教、謝罪を拒む。
そ、し、て、14時58分発AP電によりますと、けふは主日ですのに午後一番でアンヂェラ・メルケル国母陛下は一自国民であるジョゼフ・ラッツィンガー Joseph Ratzinger (またの独逸名を Papst Benedikt XVI )に リンリン、リリン、リーリリリリリン Wow!したのだな。ラテン語ぢゃなくて独逸語での会話だったそうです。
Evêque négationniste: Angela Merkel et le pape se téléphonent
Merkel telefoniert mit Benedikt
2月8日欧州時間15時以降、ニュウス検索ではリンリンねたで満載中。それにしても牧師先生の娘アンヂェラって・・・新教徒なのに日曜日も妙に 熱 い

そう、あれ、教皇B16さまからウヰリアムソン閣下への「公で、自身から出た前言 撤回せよ」命令から四日が過ぎ、日曜日の夜が明け、日が昇ると共に雄鶏は鳴き、雌鶏は木陰に卵を産み落とし、その卵は主日の正餐に使われてしまいました。でも、かのウヰリアムソン君は今頃どこで何をしているのでしょう?そりゃ、自ら、いつでもどこでも「我こそは本物のカトリック司祭」と名乗られているウヰリアムソン君ですから、主日の午前中にはごミサをあげ、今頃は正餐後のお茶を楽しまれていることでしょう。
なっにぃいいいい!?
謝りもしない でかっっ!?
そ、そうだった。世界中の立派なカトリックさんたちは2月4日火曜付で公にされた布告文について、カトリックの主日に入る土曜の日没前までにウヰリアムソン君が「聖父のみ旨のままに」とB16の求めに応じ、告解もして、すっきりと日曜日を迎えるのだろうと予想していたのです。主日明けまで待てる仏蘭西司教団っていったい・・・だからFSSPXに批判されるのだな。でも、我こそは本物のローマン・カトリックであるウヰリアムソン君は教皇さまのお求めについて微塵も動かないまま、聖なる日を迎えられたのでした。

日曜日を前にウヰリアムソン君がこれまでの発言を撤回しなかったことで、ウヰリアムソン君がこれからも自論を撤回することはなく、むしろ撤回を求めた教皇B16 に挑んでいるのだと言う物語がこの日曜日から新たに始まりました。
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おヌシもワルよのぉお。

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ヌシほどではないわい。


ウヰリアムソン君は黒山羊 emoticon-0130-devil.gif ですから、教皇さまからの書状を読まずに食べちゃったのかもしれません。

le 8 février 2009, Jacqueline
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by ma_cocotte | 2009-02-08 22:48 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(5)