カテゴリ:黙れ、小童!マクロンろん( 10 )
決戦の相手が悪かった・・・
と結論付けないと、自分が悲しく情けなるだけの晩でありました。
ええ、昨晩のおマクロン大統領閣下がお出ましになったナマ番組の視聴後感想・・・。

私はフランス共和国という国でガイジンですので、昨晩のこの番組視聴もあんまり真面目になれませんでしたけれども、しっかし、なんだな、大統領になってもマクロンの話術は変わらず、というか、以前にも増していっそう悪化しているかもしれません。

昨晩は母国語日本語であっても難しい話題に追い付けない私が仏蘭西語の、それもおマクロン流のまくしたてる仏蘭西語を聴いたところで限界が見えておりますが、途中から見始めた私の印象では兎に角、おマクロン大統領閣下はお言葉をまくしたて、まくしたて、まくしたて、お目の前のヂャアナリストお三方に言葉を挟ませる間を与えません。ようやくヂャアナリストからの言葉が挟まったところで最後まで聞かずに話し始めるか、ヂャアナリストが話し始めても以前のテーマをぐちぐち話し続けて、ヂャアナリストからの質問が私たちの耳によく伝わらないことばかり。しっか~も、ヂャアナリストからの質問に対しておマクロン大統領閣下の返答が的を外れていることが多く、こちとら最初はおマクロン大統領閣下が話を逸らしているのかしら?と捉えていましたが、これが数度続くと、ただでさえマクロンについて冷ややか、毛嫌いしている私なんぞはついうっかり「もしかして、こいつ、バカ?」と思ってしまいました。不敬罪だわね。

しかも、私の聴解力以前に目が大問題で、私がテレビ画面の前に座って最初に目にしたのが、エリゼ宮内のインタビュウ会場となっていたお部屋の壁面に飾られていた二枚の絵画で、「な、な、なんぢゃこりゃあ?」とお目目パチクリパチクリしたところで、それらの絵画が画面から消えることはなく、番組の最後までその絵画の全体やら一部が常に目に入ってくるとゆう・・・正直、吐き気。これ ↓ の写真の左上がそのうちの一枚。
b0070127_14214990.jpg
http://www.20minutes.fr/societe/2151519-20171016-video-logement-macron-veut-baisser-temps-loyers-hlm-apl

もう一枚は右の側面壁に飾られておりましてね。私だけでしょうけれども、好きになれない絵と言うか、この写真の絵というかポスターもそうですが、エリゼ宮のこの部屋には似合わなくありません? 私にはソヴィエト臭が漂う絵だわあ。大統領の奥さんの趣味なのかしら。趣味ワル・・・

で、インタビュウですけれども、午後9時10分くらいに終わったところで、なんら未来も希望も感じませんでした。なんだな、マクロンはご自分が大統領の椅子に着座したところで終わっちゃってンぢゃないですかね。自画自賛したって彼の言葉から何も臣民を思う気持ちが伝わってきませんでした。年金生活者について、学生の住居難や就労問題、失業者、テロの犠牲となったひとびとについていたわりもねぎらいもないまま、「ボクは間違っていない。僕は凄い」とばかり、他者を遮ってまくしたてたところで、臣民の気持ちは離れて行くばかりです。そりゃ、あんたは成功者ですよ、はいはい、よーくわかってますよ。でもさ、あんたがそこに座っているのは誰のおかげだい?ですよ、まったく。番組の中盤にはヂャアナリスト3方の表情は既に呆れ顔であり、口元にはニヒルな笑みが浮かんでおりました。画面前のこちとら、「ヂャアナリスト三方の方がマクロン大統領よりアタマいいンぢゃないかいね?」と思う有様。

一時間も大統領が一方的に言葉をまくしたてているのを聞いて、こちらの口からは「黙れ、小童マクロン」という懐かしい台詞であり、なんちゅうか、このエントリーのタイトルに戻り、「もし大統領選挙の決選相手が極右でなかったら、このヒト、本当に当選してたかね?」と思わないと、ほんと自分が情けないとしか言いようがないシラケ鳥、飛んでいく、南の空へ、みじめ、みじめ・・・だったのでした。共和国民に同情するあるよ。あと4年半の我慢だよ。ま、マクロンに次はないね、うん。

私はロラン・ヴォキエ Laurent Wauquiez に期待している今日この頃なのさ。うっふん。

le 16 octobre 2017, Marguerite-Marie




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by ma_cocotte | 2017-10-16 14:46 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(2)
滑り落ちたところで浮かんで来たマクロンろん
きょうの朝、小童マクロン大統領の支持率が40%に落ち込んだことを話して数時間。
午後になって飛び込んだニュウスがこちら。

あれ? 写真が掲載されない・・・
では、こちらではどうでしょう。

あんまりよくわからない写真ですが、Paris Match紙の記事です。
最初の写真が載らなかった記事はSPA(動物愛護協会)のもの。クリックすると何枚か写真をご覧になれます。

兎にも角にも何が飛び込んで来たのかと申しますと、マクロン夫妻が動物愛護協会から黒の成犬(グリフォンとラブラドオルの雑種)を引き取り、ネモ Nemo と名付けたのでした。

小童マクロン、初めて一善w


le 29 août 2017, Sabine



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by ma_cocotte | 2017-08-29 02:36 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(0)
滑り落ちて行く、小童マクロンろん。
今月に入って28日目w
葉月八月のはじめにマクロン大統領の人気が落ちていることが市井の話題になり、おヴァカンスのせいなのか一時下火になったものの、ココんところ長月九月を目の前にしてこの話題が蒸し返され始めました。

きょうの朝のニュウスによりますとエンマニュエル・マクロン大統領の人気は40%ぎーりぎりで、就任当初(いつだったっけ?今年の5月?)の人気は60%越えだったのにたった3か月で40%ぎりぎり。このような人気急降下は前世紀終わりのシラク大統領に続いてマクロン氏が二人目らしい。なんでも一番、一等賞が大好きのマクロンくんでもこの話題ばかりは前例があってホっとしているのではないでしょうか。そして、まもなく9月の新年度となって、小童マクロンくんの人気はぶり返しますでしょうか?

私個人は小童マクロンくんについて大統領就任前からの異常な我の強さに付いていけず・・・というか、別に大統領ぢゃなくても、どんな世界であれ、頂点に立つ長上さんやら「上つ者」は頂点にいながらにして裾野に行けば行くほど増える臣民に仕える者になるという離れ業ができないと、臣民がどんどん去るのも時間の問題であり、それまでの安定した三角形からあっという間にカカシ、やじろべえというふーらふらの不安定なアタマでっかちに化けると私は信じているンです。

小童マクロンさんはほうぼうでアタマがすこぶる良いとほめちぎられ、学業を終えてからの職歴が銀行家でそんぢょそこらの銀行員とは一緒にしてくれるな、何もかも抜本的に銀行家なんかと違うとまで言われているのに、大統領の座についても尚、ナポレオンの生まれ変わりに夢見る夢男ちゃんで、その夢の実現のために臣民を捨て駒にすることの繰り返しを止めない。こんな矛盾あるのかなあ。アタマも良くて、お金もあるなら、国庫や国民に頼らないで、自分の好きなところに壮麗なお城を建てて、その中で「ナポレオンごっこ」すりゃいいでしょ。振り回される国民だってあんたよりバカでもそれなりに考え、判断する(自由が我々にはある、うん)。
マクロンろんの我が異常に強いと思うのはたった二代前のサルコぢがケネディ家の1960年代スタイルを真似することに執心して根こそぎ大失敗したことに目が行かないこと・・・というか、ケネディの真似は失敗するのはわかっているが俺様のナポレオンの真似は失敗しないぜ、べいべ、なンですかねぇ。

小童マクロンだけでなく、プゥチンやらトランp、キムなんちゃらにアベと「上つ者」としていかがなものか?と脳みそツルツルでも不安になるエラいひとが次々と沸いて出るのも世紀末が間近いという証なのでしょうか。

そーゆー難しいことの波に私は流されるしかありませんけれど、そんなことより気になることがあり、それは小童マクロン皇帝ご本人ではなく、そうさなマクロンを聖ルイ(9世)王の母ブロンシュさまのごときブリヂット后。それも私が気にしているのは世間で騒がれている彼女のスタイルや服のセンスではなくて、ただただ、ブリヂット后のようなカツラと入れ歯だけはご免蒙るという祈りだけです。すこぶるお金持ちなのだからもそっと自然なヅラと歯を選べないのかね?



le 28 août 2017, Augustin

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by ma_cocotte | 2017-08-28 16:27 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(0)
へそで茶ぁ沸かしてまう。
まったくもっての笑止千万。← 嫌味よ、イヤミ。

昨晩のニュウス番組で繰り返されていたことですが、小童!マクロン大統領閣下ちゃまの支持率が早くも就任直後から10%下降し、54%だとか。この数値は神聖賢愚帝サルコぢやフランソワ・オランド王に比べても低いンだとか。
ま、そりゃ、そうだろう。
21世紀に入って16年も経っているのに、どこの誰が39ちゃいの坊やの野望「ボク、ナポレオンになりたい」を心身けずってかなえるのだろう。心身けずって自らの能力と体力を国民のしゃーわせのために削りつくすのが大統領の役目だろうにね。

兎に角、あたし、ココで一度たりとも小童!マクロンについて賛美してないから。
現在まで彼は「アタマでっかちの尻すぼみ」ぢゃん。
キレたらピストル打ちまくる 目ン玉つながりのおまわりさんだっちゃ。

共和国民がマクロンちゃまの御世に我慢するのも残り5年を切りました。長いわね。


le 24 juillet 2017, Christine




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by ma_cocotte | 2017-07-24 15:23 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(0)
小童マクロンちゃまは断捨離が大、大、大好き
先のフランス共和国軍参謀総長辞任の話題。
少し冷静になって思い巡らしたら、エマニュエル・マクロン大統領閣下の粛清は今に始まったのではなく、ちょびっと前のフランソワ・バイルゥ François Bayrou を筆頭に今年5月17日に任命したばかりの MoDem 党(バイルゥが長上)選出の大臣たちが35日後の6月21日に辞任した件を思い出しました。それは表向き、スキャンダル(MoDem党内における資金の不正流用)に端を発していたので、法務大臣となったばかりの党首バイルゥも去るという話の流れになったわけです。

この一件を知った私は「ああ、御用済みでポイっなのね」と正直。
我らが愛する坊やマクロンちゃまが無事、大統領の座に就いたので、もう田舎ゾンビの票なんかいらねーよ、切ってまえ!ということ。愛するかわいい小童マクロンちゃまをゴミ屋敷には住まわせない。マクロンちゃまの周囲の不用品はちゃっちゃと捨てるとな。
同時にマクロン本人だかマクロン周囲のブレインズの狡猾と恐ろしさを実感したのでした。でも、こやつらを畏れないけどねw

というのも、そもそも、前もココに殴り書きましたが、大統領予備選の時点でマクロンがバイルゥと手をつないだのは、マクロンにとって農村部から票を得ることがヒジョーに難しかったから、です。特にマクロンの公私になんら縁のないヌーヴェルアキテエヌね。ココは南部が仏蘭西共和党、北部、中部は仏蘭西社会党が絶対で、中部より下の南東部でバイルゥ率いるMoDem党に一定の支持者がいるのです。社会党政権から離れた新参者マクロンがウマいこと言って騙せるのはバイルゥのMoDem党なンですよ。どーゆー話をマクロン一派がバイルゥに持っていったのか具体的にわからなくても、そこはかとなくミギでそこはかとなくヒダリな思考をバイルゥに話せば「結構簡単に騙せる」というのは今回の大統領選に限ったことではありません。今世紀に入って、いや、前世紀の終わりからかもしれませんけれど、バイルゥの立ち位置はのらりくらりで、大統領選挙のたびに「あれ?前回と考えが変わったの?」という点がひとつやふたつあるのは当たり前でした。まぢ、昭和の化石の私にはバイルゥは日本国で例えるならばかつての民社党かい?と。それくらい綱渡りの揺れ具合が怪しいわけ。だから、今回、バイルゥが予備選段階でマクロン支持を表明したことも「ああ、今はね。いつまで続くやら」とシラけてもいました。

その結果が組閣後たった35日でバイルゥ勢力全員が閣僚から消えたという現実。
このオチを招いた仕掛人って誰だったンだろうなあ。たいしたシナリオライターです。
バイルゥ率いるMoDem党がマクロン支持もあってこうして大統領に当選。おそらく事前に「おマクロンちゃまが大統領当選したあかつきには貴殿には重要閣僚の座をさしあげよう」とお話あって、バイルゥはそんな飴玉に騙されたンではないかと、これまた容易に妄想できるのでした。バイルゥってこれだけ長く、選挙のたびに舞台に上がっているのに未だにどこかあか抜けないし、オドオドしているのも特徴で、彼の醸し出す雰囲気はどこかフランソワ・オランド大統領にも備わっているように思うのです。カリスマやらスタア性に欠けるのかな? MoDem党をマクロンちゃま新党に敢えて飲み込まなかったこともバイルゥには甘い汁が苦菜に転じたわけで、薄暗い密室で「所詮、アタマの違い」とディズニーアニメの悪役のような笑みを浮かべたのは誰なんだろう?5年後に知れるかな?

まあ、マクロンちゃまご一行は頭脳すこぶる良い狡猾者の集まりなので、バイルゥ&MoDem党員に約束果たした35日後に一掃というのは最初からそういうシナリオが存在しており、マクロンちゃまとその仲間たちにとっては完全な想定内だったのだと思います。そして、第二弾が今回の共和国軍方面の人事であり、この度はバイルゥ&MoDemを一掃するよりは手古摺った・・・かもしれません。なぜなら、マクロンちゃまはこんにち金曜日に予定されていたピエール・ド・ヴィリエ将軍さまとの会談をもって、マクロンちゃまから将軍にクビを下したかったのに、その二日前にド・ヴィリエ将軍が自ら辞任しちゃったからね。これはマクロンちゃまとその仲間たちの中におかれましては疳の虫が切れた者数名現れたでしょうね。ド・ヴィリエの野郎、シナリオと演出をぶち壊しやがって!と。(バイルゥもド・ヴィリエのような動きをすれば株上がっただろうに)

でも、ド・ヴィリエ将軍の辞任と同日に信任がすかさず発表と言うのは、すでにマクロンちゃまから新任の将軍さんに話があったことになるし、その翌朝にマクロンちゃまと新しい参謀総長フランソワ・ルコワントル François Lecointre 将軍が南仏はイーストル Istres の空軍基地訪問をスムースに実行なさいましたしね。余談、このイーストルの空軍基地にはココんちの仏人の従妹ちゃんが現在勤務しております。ちょっと前にヨルダンに秘密ミッショーンで飛んだので、昨日、彼女がイーストルにいたかどうか今のところ不明。このイーストル空軍基地、過去にはココんちの仏人の祖父、父も奉職していたのだった。と、ココんちにおいてディープに縁ある場所にマクロンちゃまがいらっしゃった昨日なのでした。

ド・ヴィリエ将軍の辞任劇はシナリオのマイナーチェインジではありましたが、小童!マクロンちゃまと(影の)ブレインズによる粛清・・・ぢゃない、人事刷新は今後も続くと私は見ています。そろそろ大企業の人事に手が伸びるのではないかなあ。 刷新ではなく、人事断捨離。今までの一年、今後の一年でなんら変わらないならマクロンちゃまはポイっと切り捨てますよ、と。
そうゆう思い付きの刷新が世のために善にはたらくならばいいですけれど、個人の野心、野望の実現のためならば近未来はそりゃ恐ろしいこってあります。


le 21 juillet 2017, Victor



でね、昨日の夜8時からのFrance 2のニュウス。
フランス歴史遊園地 Puy du fou の国際的成功について丁寧な報道があったでしょ。
http://www.francetvinfo.fr/france/pays-de-loire/vendee/puy-du-fou-une-recette-qui-s-exporte_2292583.html
欧州では大英帝国とオランダでそっくりのスタイルの遊園地が誕生し、オランダにはニコラ・ド・ヴィリエ Nicolas de Villiers 氏が派遣されているって。彼はド・ヴィリエ将軍の甥ざますね。こんな遊園地についての報道、たんなる偶然のタイミングでしょうけれど、おぢちゃまが仏国軍参謀総長を辞任したところでド・ヴィリエ子爵家は安泰ということでしゅね。





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by ma_cocotte | 2017-07-21 17:18 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(0)
小童っ!マクロンの粛清が始まるらしい。
2017年7月17日月曜の朝。
フェイスブックの壁に並んだ報道記事で気になったのが、コレ。



今度の金曜日、今の陸軍参謀総長、仏共和国軍の頂点であるピエール・ド・ヴィリエ将軍がマクロン大統領の「み旨のまま」にならないことでほぼ絶対間違いなくクビになるであろう、という話題でありんす。
ひとつ前の拙エントリィにつながりますが、ココんちあたり、つまり今のヌゥヴェル・アキテエヌ Nouvelle Aquitaine 地方の北西部はヴァンデ県に接しており、地方違えど、電話の局番違えど(註:ヴァンデは02始まり、ヌゥヴェルアキテエヌは05始まり)、ひとびとの往来はすこぶる活発であり、こちらにはヴァンデの出の苗字、あちらにはヌゥヴェルアキテエヌ由来の苗字の家庭が多かったりするほどです。ココんちの苗字もヴァンデの出なんざんす。そーんなココんちあたりでは将軍さまのド・ヴィリエ de Villiers の苗字にぴくーんと反応してしまいます。なぜなら、ココんちあたりでド・ヴィリエと言えば、隣県ヴァンデ一の名門(子爵家)であり、「シシャクってなーに?」と口にする共和国民にも「ほら、ピュイ・デュ・フゥ Puy du Fou のオーナーさんちだよ」と言えば「うぉおお」と歓声があがります。

そのピュイ・デュ・フゥってなーに?とガイジンさんから質問が飛ぶことでしょうけれど、それは一言でゆーならば遊園地。ちょっと詳しく説明するならば仏蘭西歴史遊園地なンであります。


私の記憶が確かならば、お仏蘭西ではディズニーなんちゃらよりピュイ・デュ・フゥに人気があります。おいらも南仏からココ新天地に引っ越してまもなく、神父様に連れて行っていただいたのであったw ロオマにおける迫害時代から中世、近世時代を巡り、〆がミソでヴァンデ戦争なのだな。革命政府に迫害されるひとびとの様子をよぉおおく知ることができるのぢゃった。・・・この遊園地を運営するのはピエール・ド・ヴィリエ将軍さまの兄上であるフイリップ・ド・ヴィリエ子爵氏。フイリップ兄は元政治家で、今世紀の初めには共和国大統領選挙の候補者でもありました。貴族の出であること、フイリップ兄の子息の不祥事も相俟って、政治家フイリップ・ド・ヴィリエの評判はすこぶる共和国全体で悪い。ですが、ヴァンデ県はもちろんココんちあたりでド・ヴィリエ家を悪く言う人は少ないし、この一族を悪く言う人はたいてい中道よりヒダリの限りなく突き当りに近いアタマの持ち主だったりします。この温度差だけでも、知らない人が知らない土地で流すウワサの威力はハンパないとよくわかります。一方聞いて沙汰すンな(於一のママン)ですな。
ココんちあたりでド・ヴィリエ家の評判と言えば、そりゃあ、今は共和国で一番人気の遊園地を運営するオーナー一族で、遊園地のおかげで周囲の多くの民も恩恵にあずかっているという潤滑なお金の循環ゆえの賛美がまず第一。この遊園地の人気が安定したところでド・ヴィリエ家はなんと私学運営に着手したのです。その学校は芸術に力を入れた初等教育校。


・・・で、わたすの大切な友人夫妻が自分の子女をこの学校で学ばせようと引っ越してしまったのさ・・・。友人の家庭はカトリックトラディシオナリスト(伝統主義カトリック)なのに、この学校へ。ド・ヴィリエ家は熱心なカトリック家庭で知られていますが、この学校ではカトリックとのリンクをしていません。このあたりのケジメがド・ヴィリエ家、たいしたもんぢゃないか、と思うところでもあります。熱心過ぎて私学だから創業家の宗旨を持ち込むことの方がこの世の通例でしょうにね。余談、フイリップ・ド・ヴィリエ氏も伝統カトリックヲールドの中に住まう方なので子沢山ですが、あたしが小耳に挟んだ話だとお嬢様お二人が修道女で、おひとりは観想修道女会、もうおひとりはアフリカで宣教女としてイ動かれているとのこと。これまたウワサだけれど、フイリップ氏より上越で奥さまがカト的にすこぶるたいした方なのですと



でも・・・ココで冒頭のピエール・ド・ヴィリエ将軍さまの話題に戻りますが、自分のゆーことを聞かない将軍のクビを切ってまえ!としか思いつかないエマニュエル・マクロン大統領と、仏国軍頂点の立場であるド・ヴィリエ将軍さまが常に自分の後に続く軍人を思い、熟考して、最善の策を今や上司となった小童!マクロンにはっきりと進言するという現実に共和国民はどう思い、どう捉えるのでしょうかねぇ。日本国には「氏より育ち」と言う表現がありますが、ピエール・ド・ヴィリエ将軍は氏も育ちも良くて、今の彼が「生かされている」←誰に?w ように私ゃ思えて仕方ないンですが。あのさ、今までも、今も、小童!マクロンがイエズス会の中高に通ったことで、イエズス会が「真のエリート」養成校だからマクロンも真のエリートみたいな流れが出来ちゃってるけれど、従軍経験もない39ちゃいのマクロンが自分の思い通りになってくれない、「御意、大統領閣下、ああたのおっしゃるとおりでござあます。」と言ってくれるどころか反論しやがった奴をクビにしちまおうとしていること、どこが「真のエリート」なンですかね? 大統領の権力を悪用しているだけぢゃありませんか。三文ゲームに向き合った初心者が間違ってパワーを使っちゃう感じぃ。

一方のピエール・ド・ヴィリエ将軍さま。
フェイスブックで公開されている以下の内容が共和国民の間で静かに広がっているのでした。


Confiance コンフィアンスは和訳すると「信頼」が良いと思います。この場合においても。
仏蘭西語がよくわかンなくても、出だしが モン・シェエル・カマラド Mon cher camarade だけでもグっときます。「私の愛する同僚よ」と和訳するのが今ドキかなあ。昔だったらカマラドを戦友と訳したかもしれないし、きょうび軍から離れた世界ならばカマラドは学校ならば「同級生」、会社なら同じ部署で一緒に働く仲間たちに充てられると思います。で、天下の欧州一の陸軍と例えられる仏共和国軍陸軍の頂点に立つ人物が自分の孫のような青年兵士に向かって「同僚」と呼びかける。そして、彼らの将来の道しるべとなる言葉で語る。このConfiance 信頼の内容なんて、あーた、どこのミサの説教よ?これを話された神父様に会ってみたーい!と勘違いするほどですぜ。ド・ヴィリエ贔屓のバイアスがかかっているせいですが、私はこんなわかりやすく簡潔な「信頼」についてのお話だけでも、青年兵士たちの顔は聞き終えるまでに輝き、目ヂカラがいっそう強くなったと思いますよ(もちろん、よだれ垂らして熟睡しているだろうひとも数名いたでしょうけれどね)

兎に角、今の大方の予想がその通りになるとしたら、今度の金曜日にピエール・ド・ヴィリエ将軍はクビ、次に選ばれるのは「21世紀のイマドキの皇帝になりたい大統領の掌で転がる犬」の軍人ちゃんなンでしょう。国境取っ払ってどこぞのお露西亜の大統領の目論見と同じぢゃんね。露西亜と仏蘭西の中華思想の対立が浮き彫りになるのも時間の問題ぢゃないかと思いました。どこで浮彫になるってそりゃ、シリアざましょ。プゥチンは小童マクロンを蛇のごとくペロリと飲み込みたいだろうなあ。プゥチンが何を駒にするのか、ちょいと楽しみだったりする。

それにしても、小童!マクロンろんですが、青少年期に「僕は大きくなったらナポレオンになる!」と望んだとして、それをかなえるためにそれはアタマの良いオトナになり、皇帝も王も存在しない今の共和国で大統領の座に就いたにもかかわらず、年上だろうが年下だろうが「このハゲェエエエエ!あんたのアタマの良さは俺様の10分の一ぃいいい♪」と心の中で叫んでいるなら、巨人化した傲慢が良心をねじ伏せ抑え込んでしまっているのではないでしょうか。・・・ま、小童マクロンのそんなところは大統領選挙の予備選の生討論番組で見抜けてたよね。極右のおんな党首マリィヌが大統領の座に就くことを阻止するために投票有権者が小童マクロンに票を投じるしかなかったのも「天においては必然」であり、これから5年の国父マクロンの時代がこの世に必要だったのかもしれませんが、それにしてもこれから39ちゃいの小童マクロン大統領が「粛清まがいゴッコ」を始めるとなると、ガッコあたまの彼にそんな暴力の機会を与えた5年がとてつもなく長いです。ツルツル脳のわれ思うに、アタマが良くてもマクロン大統領は従順と服従の違いをまったく理解していないンではないかなあ。ご自分の周囲には服従する者だけを置きたいのでしょう。それぢゃ、栄華の終わりのダビデ王ぢゃん。小童よ、旧約読み直したら。

次の大統領選挙にピエール・ド・ヴィリエ将軍さまが出馬してくれないかしら?とフェイスブックに掲載されている彼の「説教集」を斜め読みしつつ、ついうっかり希望してしまいました。実現することはまずない、まる


le 17 juillet 2017, Charlotte


これ ↑ をタイプしながらちょっと思い出しましたが、フランソワ・オランド王の御世にマリアーヂュ・プル・トゥース Mariage pour Tous 同性婚姻法のドタバタがあり、この法案に反対するひとびとが国民投票を提案したのに当時の仏社会党政権はそれをまったく無視して押し切りました。その時に、政治通のマダム(この方、現在は隣村の補佐市長におなりあそばした)が一言「もしサルコぢだったらこういうことはしないわっ!民意をもっと聞かれる」とおっしゃっていたのです。・・・やっぱ、マクロンは仏社会党の流れなんだなあ、とふと。臣民の意見が聞けないまま、権力で片づけるって民主共和に歩み寄るどころか、遠のき始めている気がする。




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by ma_cocotte | 2017-07-17 16:49 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(2)
フィヨンゴシップのおかげで楽々当選だったくせに
共和国においても時代は逆行しているなあ。
これぢゃ、ミギつきあたり、ヒダリつきあたりが理想とする国家と同じぢゃん、と思いました、まる


共和国のマスコミ業界のみんなたち、どんどん騒いでください。

「大統領の威厳」って共和国民に仕える者なんぢゃないの? 
大統領と言う身分を得たことで、上から大統領の好き勝手な取捨選択で新たな選民をこさえるなんて間違った権力の使い方だ。39歳の頭でっかちのガッコ頭に臣民が顎で動かされるなんて、ヤバい権力を小童マクロンに与えてしまったことになる。

ナポレオンやらセイクスピアやらローマ法王の真似っこばかりして、ご本人からの提案がコレって最低。

閣僚にマスコミへのリークはしないよう、って幼稚園のレベルぢゃんね。個々の倫理に問題があるのも、共和国が学校で教育しか行わないからでしょーに。報道側のせいぢゃない。頭が働かない、口元がゆるい政治家に問題がある。Bof


le 21 mai 2017, Constantin





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by ma_cocotte | 2017-05-21 15:39 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(4)
セイクスピアに毒されたひと
お誕生前からお誕生後、今に至るまでエマニュエル・マクロン大統領の演説のスタイルや仕草に違和感を持っていましたが、仕草については「愛してるのサイン」「貴様と俺とは同じ石工組合員w」とうすうすわかったので横に置いても、あの集会での演説と周囲の興奮っぷりがどうにも員数外の私には「キンモー」とつぶやいてしまうほどの「何か」がベースにあるのです。この半月、マクロンの嫁さんが25歳年上で、略奪婚で、とほうぼうから聞こえてきて、マクロン夫妻の出会いの場がイエズス会運営の中等教育校で、当時のマクロン夫人は国語教員であり演劇部の顧問、そして小童マクロンはその学校の生徒であり、演劇部員だということを見聞しました。それが、ウソか真か良く知りません。

でも、演劇部だったとすると、もしウヰリアム・セイクスピアなんざ演じていたなら、大統領戦での小童マクロンのナルシスなパーフォーマンスや演説の仕方、語の選び方など「ああ、だから、なるほど」とストーンと腑に落ちたりします。

おそらくマクロン大統領は15, 6歳当時、セイクスピアにどっぷりだったのだろうけれど、今の奥さんと一緒に頑張り、楽しんだ美しい時だったから、20年以上経っても台詞やト書きを、演じ方を忘れるどころか「りぴーと・いっと・あふたあ・みぃ」なんだ・・・妙に納得。台詞に自分を重ね、涙がこぼれてしょーがなかったンだろうなあ。ナルシストぉおおお。セイクスピアの英語はThy, thou, theeを使いますからね。言い回しやら用いる単語が優美にいざなう時もある。ああ、懐かぴぃ。(でも、あたしはさらに古いカンタベリー物語も好きよ。ちょーさー)

しっかし、ますます「黙れ、小童!」だわね。自分の言葉で語ってよ、あたしたちのために~。
騙されたらあかんで。5年の辛抱。


le 20 mai 2017, Bernardin

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by ma_cocotte | 2017-05-20 22:02 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(0)
こうゆう時に「Bof!」とか「っざっけんな」を用いる、まる
小童マクロン、内閣の人選で本性を見せるの巻ぃ。

ヂェラアル・コロンb Gérard Collomb という御人は昨日、仏蘭西共和国の内務大臣に任命された、元はリヨンの市長さん。
共和国は近年、あまりに多くのテロ事件に見舞われてしまっているので、警察組織もろもろに関わる内務大臣に誰がなるのか、は我々、特に私のようなテロにヴぃヴぃりまくっている小心者の共和国滞在者には強い関心であります。ですから、昨日はコロンb氏が任命されたことで、元は大都市リヨンの市長職だった方なので何も知らない我々は「ま、いいンぢゃない」と思っ(てしまった)。

が、しかし、

その発表からまもなくして、上に添付の記事があたしのフェイスブックの壁に踊り出ました。

え?え? えぇえええ!!!???
ヂェラアル・コロンbってばっりばりのフリーメイソン会員なんだあ・・・

おいら、ヴぃくーりです。
上の記事はカトリック系のサイトだったから記事よりコメント欄が大荒れ状態(昨晩の時点)。

昨晩の初見時に「うわわわわ」と思った私ですが、ちょびっと考えれば、小童マクロンは根本から同性婚制にポジティヴな立場ですし、リヴレ・ド・ファミーユ(市民婚時に発生する手帳で、日本だったら戸籍証明みたいなもの)など登録において新生児の父母の明記を省くことにも賛成しているのだから、ご自分が国父になったことで内務大臣にフリーメイソンのおじ(い)さんを選ぶのは当然必然ですよね。ご自分の希望がいっそう確実に叶うもん。

と、以上、「こんなことになるのは当選前からわかってたぢゃん」な現実でした。
今後もこういうことが続きますね、はい。

ペストかコレラしか選択肢がなかったンだから当然だってヴぁw

ま、信憑性は横に置いても、ウヰキにはしっかりヂェラアル・コロンbが1989年からフリーメイソン会員だって書いてあるよーだ。


ま、私生活はどうでもいいことだけれど、最初の奥さんとの間に一男一女、非婚関係だった女性との間にひとり(名前がAlexandre だから性別がわからんけれど、たぶん男児だろう)、その後再婚した夫人との間に2女子で今に至るらしい。そもそも(←お、出た!)、フリーメイソンは「家族制度の概念をなくす」世界実現を目指してらっさるので、こういう「家族構成」そのものが彼らには「要らない」ンですわ。

しっかし、内閣ナンバー2の位置が正真正銘の頭蓋骨ナデナデ石工屋さんとはね。
小童、やるぢゃん。早くお前自身の本性を見せろw
小童がやたら対面するひとのほっぺた触ったり、握手も「愛してるのサイン~♪」 
何のサインって聞くだけ野暮。員数外の傍目には ガクガクブルブル ざます。


le 18 mai 2017, Pascal







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by ma_cocotte | 2017-05-18 15:12 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(0)
久しぶりに、コアビタシオンもどき?
さっき、午後二時半に仏蘭西共和国の新しい首相の名前が発表されました。
エドゥアアル・フィリップ Edouard Philippe とおっしゃる。どちらが名前で、どちらが苗字かと申しますと、エドゥアアル Edouard がお名前で、フィリプ Philippe が苗字でありんす。
よく知らないひとだなあとテレビ画面を見ながら思いつつも、こんぴーた画面を前にしたら既にFrance 3のFBページから情報が届いておりやした。

本当に便利な世の中になりました。
先日、フェイスブックの人気が落ちたという記事を目にしましたが、海外の情報についてはmixiやLINEでは抑えきれません。Twitterは文字制限があるので、せいぜい大見出しと中見出しの途中でアルファベットが文字数を食べつくしてしまうし。

漏れ聞いた話ではこのエドゥアアル・フィリプ氏。フランス共和党 Les Republicains の所属らしいです。ということは、今は独立したとは言え、元は仏蘭西社会党の大統領のもとの内閣の一員だったマクロンろんは中道左派の位置づけのままでしょうから、エドゥアアル・フィリプ氏が内政の長上(首相)となるとすると、こりは久しぶりの「コ・アビタシオーン Cohabitation」のようながんもどきになるのでしょうかしら。これからの組閣の発表でがんもどきの中身がわかってくることになりますが、社会党から自由の身となっているマクロン大統領ですから、中道の左右から気になるひとをつまむのかもしれません。

兎に角、エドゥアアル・フィリプ氏、46歳。生業は弁護士。
政治家としてのデビュウは仏蘭西社会党員だったけれど、2002年以降はUMP(仏共和党の前身)所属で今日に至る。どこまでほんとかわからないけれど、ウヰキおフランス語版を貼っておく。


まあ、ざっと見た限り、エドゥアアル・フィリップさんは小童マクロンよりさらに遠くカトリックから離れた位置の方ではないかと思います。おいおい、そうゆうこともいろいろわかってくるでしょう。

Le 16 mai 2017, Honoré


【追 記】

フィリップ氏についてちょっとわかったこと。
*妻ひとり、子供3人
*フィヨニストではなくヂュペイスト。つまり、仏共和党の予備選でアラン・ヂュペを支持していたということ。










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by ma_cocotte | 2017-05-16 00:26 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(0)