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声を合わせ唄わん。
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今度の9月12日から13日、ローマから教皇さまがパリにいらっしゃるのです。
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夏のおヴぁかんすのターニングポイントでもあり、閑散とした花の都はパリではありますが、そろそろ其処此処彼処のローマン・カトリックの教会にはそのお知らせが掲げられたりもし始めていると思います。

今年に入ってローマ教皇ベネディクト16世聖下 Benoît XVI がおみ足運ばれた国がエイメリカやオーストラリアというアングロサクソーンかつ一見快楽的国家であり、その教皇さまをお迎えするためのショーやら商売たるやプロフェッシオナルの域であり、それを見せ付けられたおフランスとしては、エイメリカやオーストラリぃに負けてなるかいっっ!と取り合えず準備委員会が企画したのが、こつら(↓) カワユス~ぅ
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いや、も、もすかすて、ヤッバーい? Σ( ̄△ ̄; 

おフランスは北東部で発祥の「教区には属さず教皇直結」を自称なさる某団体のみなさまがたにとりましては突っ込みどころ満載の「婦女子用袖なしT-シャツ(←某団体にわかりやすい表現を使ったつもり)」を出すとわっっ。これはエキュメニカル拒否か(元々その対象ぢゃないけど)、はたまた挑戦状かヾ(`◇´)。
通販ではござらんようなので、欲すぃ方はこちらを頼りにどうぞ。ブティックさんも N’hésitez pas っておっしゃってるし。
Débardeurs jaunes soleil pour les femmes au prix de 8 €, tee-shirts ras de cou bleu grec pour les hommes à 10 €.

N’hésitez pas à les offrir autour de vous !

Boutique ouverte le mardi de 9h à 12 h et le mercredi et vendredi de 14 h à 18 h au Service de la Communication - 9-11 rue Franquet (grande porte vitrée)- 75015 Paris. M° Convention ou Plaisance - Bus 62, 89, 95
婦女子のための黄色い袖なしTシャツより、男子用のギリシャの青色Tee-shirt に興味が湧くンだが。エーゲ海の青色だっぺ?

教皇さまの「御来巴里」が2ヶ月を切ったこともあり、公式HPでは既に9月13日午前10時からアンヴァリッド前の大広場 ほれ、アレクサンドル三世橋を左岸に向かって渡って目の前に広がるあそこです。左に長距離バス停がござるよね であげられる野外ミサで唄われる聖歌の一覧Les Chants de la messe avec le Pape が掲載されています(印刷不可能設定されたPDFファイルですが)。その日のために皆の衆、よくよく練習して来いよ、という23 =André Vingt-Trois 指令でございます。
できることは何でもします、モン・シニョール。
たとえミーが音痴でも、喜んで。
ですわよね。
ここにはこのごミサで唄われる聖歌を丸ごと掲載することはできませんが、ま・ここっつぁんができる範囲で以下に掲載いたしやす。
★ 開祭 Chant d'entrée : Peuple de Dieu cité de l'Emmanuel
☆ あわれみの賛歌 Kyrie : Grégorien XVI+polyphonie
☆ 栄光の賛歌 Gloria : Grégorien VIII (des Anges)
★ 答唄詩篇 Psaume 115 (12-13, 17-18) : Mon Dieu, je t'offrirai le sacrifice de louange
☆ アレルヤ唱 Alléluia : de L. Deiss
☆ 信仰宣言 Credo
☆ 奉納 Procession des oblats : Jubilemus de François Couperin
★ 感謝の賛歌 Sanctus : de Saint Sévrin
☆ 主祷文 Pater Noster 
★ 平和の賛歌 Agnus Dei : Agneau de Dieu

★★ 拝領唱 Chant pendant la communion :
     Nous sommes le corps du Christ
     Celui qui a mangé de ce pain

☆ 聖歌 Motet : Ave Verum de Saint-Saëns

☆ 閉祭(聖母へ) Chant à la Vierge : Salve Regina
お察しのとおり、★ はフランス語、☆ はラテン語です。歌唱14曲中、6曲がフランス語、8曲はラテン語ですので、これならお上もちょっとはご満足?ちょっとだけご立腹?

カトリックの長女國という異名を持つおフランスですが、この選曲、いかがなもんでしょうね。
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ね?  AP/Carlo Ferraro

兎にも角にも、今から練習して、当日は 画面の前 で、
声を合わせ唄わん 060.gif060.gif060.gif 聖歌603番で、どうかひとつ

le 31 juillet 2008, Ignace de Loyola
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by ma_cocotte | 2008-07-31 22:20 | Vive le pape! | Comments(6)
引いてもダメなら、押してみな。
ココんちのポストに入っていた広告の或るページです。
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キッチンと食卓関連のジャンキーなものが一杯。欲しいものばかりですけれど、その中でもここに目が行ってしまいました。

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台所で使う刃物が6種類入って、ぬぁんと 
3ユーロ95ッサンチーム でっせー、奥さん?
狂高騰し続けるユーロが171円@ユーロだとして、この包丁6本セットの値段を四捨五入して4ユーロとしても、

684円 どっぴゃくはちぢゅうよえん でっせ、でっせぇ?

こんな「もってけ、ドロボー」価格に魂を奪われるのは、そうわたくし、ま・ここっつぁん。天下無敵のドけちが店に飛び込まなくてどーするよ?すぐ頭から飛び込みに行って来ました。落下地点で手に取りましたのがこれ(↓)。こちら、現場です。
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ヾ(T▽T)ノ゙ 嗚呼、なつかしの 日本語 だらくぇえええ。ヾ(T▽T)ノ゙


プロの切れ味6点セット


な、なんて甘美な響きなのでせう。藤山寛美。.......見たひぃ、松竹新喜劇ぃ。
買ったところで不安になるほどの廉価ですけれど、買ってしまいましたんがな。
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ココんちに持ち帰り、中を見てみますと、和食のレシピまでついておりました。フランスでの調理ですが、ご高齢のマダムであればあるほど調理の基本はナイフとピーラーのみの二本使いで、その手さばきたるや達人でございます。ココんちでは包丁代わりにドイツのH社の包丁もどきを5年以上使っておりましたが、包丁の先端も欠けたこともあり、この激安6本セットを買ってみましたが、切れ味はもちろん、
ε= (´∞` ) Bof...悪い
どうしたものかと考えているうちに思い出したことが、確かのこぎりにおいて日本國と欧州では逆という話。つまり、日本國では確か手前に引くと切れますが、欧州では身から押し出した時に切れるという話です。長年使い慣れたドイツ製の包丁もどきを扱う時と逆を想像しつつ包丁を操ってみたら「切れる」ではありませんか。やってみるもんですね、はい。
それにしても、この包丁を推薦なさってる
島田源一 さんってどなた?

le 29 juillet 2008, Marthe

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by ma_cocotte | 2008-07-29 17:29 | 『?』なたわ言 | Comments(6)
なぜ、これが、『ぢぇずぃっと』?
そんぢょそこらで見かけるヴィエノワズリ(Viennoiseries、=菓子パン)棚です。
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ここ(↑)はココんちの近所のイィパァマルシェ hypermarché の片隅にあるサンドウヰッチ屋さんの棚で、ま・ここっつぁんが買出しに行くたびに小休止を取ったりしますが、この棚の美味しそうな菓子パンを眺めるたびに「なんで?」と凝視してしまう菓子パンがここには常備されています。そ、れ、は、こちら(↓)。
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Jésuite ぢぇずぃっと

ぢぇずぃっと Jésuite ですが、日本語に訳すと『イエズス会の修道者』です。
なぜまた、この菓子パンが、ぢぇずぃっとぉ ? 
この菓子パン「イエズス会の修道者」ですが、形は二等辺三角形で、長辺が約20cm弱、底辺が10cmほど。パイのようなクロワッサン生地の中にアーモンド繊維がしっかり残っているクリームがたんまりと入り、上にメレンゲ、更にその上にアーモンドスライスをたっぷり乗せて、オーヴンでぢっくり焼いてあります。

で、すこぶる美味しいのですよ、この『イエズス会士』が ヾ(`◇´)

調べてみましたら、
Le jésuite est une pâtisserie française célèbre. Il s’agit d’un petit triangle de pâte feuilletée fourré à la frangipane et recouvert de glaçage. Le nom vient de ce que, à l’origine, ces pâtisseries étaient recouvertes de praline ou de glaçage au chocolat en forme de chapeau à bords relevés comme ceux des Jésuites.  -Jésuite (pâtisserie)

___φ( ̄^ ̄ ) フムフムム。どうも本物のヂェズィットなる菓子パンはメレンゲではなくシュワシュワ砂糖(グラサァヂュ、glaçage)が表面を覆っているようですね。この菓子パンの元祖はプラリネクリームが詰まったチョコレートにシュワシュワ砂糖がかかったもので、その形がはねっかえったイエズス会士の帽子(!?)に似ていたからだと。
イエズス会の帽子ぃ?....んなもんあるンかい?
調べてみましたら、こんな絵をめっけました。
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17世紀後半、中国に宣教に出た数学者でもあるイエズス会司祭だそうです。小さくてわかりにくいですけれど、帽子のふちがはねっかえっていますね。ヂェズィットなる菓子パンにおかれましては縁が跳ね返って見えませんが、パンの縁のパイ生地がこんもり膨らんで、サクサクだけれど、パンくずがボロボロ落ちるのは事実でござるぞ。このヂェズィットを上手に食べ尽くす(!)にはテクが要ります。

さて、フランス語における ぢぇずぃっと jésuite ですが、『イエズス会士』という意味以外に『偽善者』とか『猫かぶり』なんて意味もあるのだ、ぞっと。

まあ、こんな菓子パンの名前ひとつで自らが「調べる」方向にいざなわれるのも、
ぢぇずぃっと jésuite のせいだっっ。
いや、我がツルツル脳に皺を入れるきっかけを下さるイエズス会士に感謝。
でお・ぐらしあす。今後ともおよろしく。

にしてもだな、フランヂパンやプラリネ・クリームがイエズス会士の脳味噌とは・・・ぢゅるるる。

7月31日に向けて、ぢぇずいっとを繰り返し食べたら、少しは頭が良くなるかな。いや、太る。

le 26 juillet 2008, Anne et Joachim
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by ma_cocotte | 2008-07-26 17:38 | The ou Cafe? | Comments(12)
ヂャウ・ハランバン夫人、偶然にも『黒白赤』を身にまとう。
母上のことがあって、今振り返っても雲の中を彷徨い漂う2008年3月15日ですが、ヂャウ・ハランバン夫人は春の温かい日差しを感じつつもこんなコオトを羽織って外出したのでした。
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2月24日に帰天した母上のコオトです。着の身着のまま実家に戻ったヂャウ・ハランバン夫人が遺品整理中に見つけたコオトです。母上とは身長も体格も違うヂャウ・ハランバン夫人ですが、羽織ったら着れたので着ることにしました。


このコオトを羽織って、地下鉄に飛び乗って、着いた先がココ。終着駅です。
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♪♪\(^ω^\)  うらわみその~  ( /^ω^)/♪♪


改札口を出て右に行くとドえらくでかいショッピングモールがあるそうですが、ヂャウ・ハランバン夫人は左に向きを変え、すたこら歩き始めたのでした。
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人の波に乗るように、
左は線路に操車場、右は原っぱ


きょろきょろしつつテクテクと歩くこと、10分強。目標が目の前に現われました。
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まさか日が暮れたら一人で歩くにはとてつもない勇気が必要な道の先にこのような世界が広がっていようとは・・・・。
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着席してあたりを見回せば、マッカッカァのカーっっ!
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蹴球に疎いヂャウ・ハランバン夫人でも、この蹴球競技場を根城とする軍団がマッカッカーなのは存じてはおりましたが、根城に侵入してヴぃっくり。なんとマッカッカーな軍団のサブ色は白と黒、そう、この日、身につけた母上のコオトと同じ配色だったのです!
おら、たまげたな。
なにしろすり鉢の中にいるのですから、熱気も渦巻いて立ち上る。


これは、本当にモノホンです。わが身をその渦の中に置こうとは。


この日の対戦相手は、
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味噌カツ&海老フリャーの力みなぎる、名古屋 です。

b0070127_179558.gif尾張名古屋からわざわざ富士を越えて岩槻藩内にまでおみ足運ばれましたこと、
かたぢけのぉござるぞ。

で、試合ですけれど、この日は0対2で尾張名古屋の勝ち。正直、
...だろうと思いました。
だって、ド素人目に拝見いたしましても、尾張さんの方が球のつなぎが上手でしたもの。おいろっぱ風とでも申しましょうか。なんでも監督さんがストイコヴィッチさまで、尾張就任前に私の ヴェンゲル ハァハァさまから特訓を受けてのご来日。ド素人でもその事実を知っちゃあ、ド納得。この試合後、浦和の監督さんが辞任になったのも記憶に新しいところかもしれません。
浦和の闘士よ、いっそう赤く、

マッカッカ に燃えてください。
わたし、祈ってます~060.gif060.gif060.gif

le 23 juillet 2008, Brigitte
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by ma_cocotte | 2008-07-23 17:20 | 『旅』 Rien de special | Comments(10)
青い空、白い雲の下で、
ココんちから遠くない沼べりの寒村でこの週末、絵画祭 Festival de Peinture なるものが開かれましたので行ってみました。第二十回を数える恒例のお祭りだそうです。
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フランスのド田舎の古くて小さな村なので、教会と役所はもれなく長屋になっとります。
普段、この村を過ぎたところで人っ子ひとり見ないほどの寒村ですが、
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きょうは違った。


沼の向こうも、
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沼のこっちも、
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普段は退屈そうな若者がたむろってる教会前の広場も、
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ひと、ヒト、人、イーゼル、イーゼル、イーゼル


そして、村ぢゅう、油絵の具の独特な臭いがプーン。
そんな臭いを嗅ぎつつ、村の華やいだ雰囲気に飲まれて、絵筆を握ってみたくなったら、
どうぞこちらへ(↓)。
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なんと、 画材の移動屋台
筆、絵の具はもちろん、キャンパス、紙、イーゼル、画板も買えます。プチ檸檬だ。


どうやら、誰でもコンペティションに参加できるみたいですし、
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お腹がすいたら、教会横へ。
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ドネケバブのような芳ばしい香りが胃を搾ってくれましたが、10m近い行列ができていました。行列の長さだけでなく、行列を作れるフランスびとにヴぃっくり。お子様ランチが5ユーロ、大人のお弁当は10ユーロでした。私は買わなかったけれど、豚ロース焼肉、ツナがたっぷり乗った大盛りサラダ、チーズ、パンにワインという内容でした。

そして、珍しくこんな好天に恵まれ、楽しい一日に感謝したくなったら、どうぞこちらへ。
奥さん、右よ、右。
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起立するなり、跪くなり、なんなりと、こむちゅヴ Comme tu veux


気持ち良い、心満たされる、夏の日の午後でありました。

le 20 juillet 2008, Marina
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by ma_cocotte | 2008-07-21 00:33 | Promenons-nous! | Comments(0)
ヂャウ・ハランバン夫人、場違いな缶詰12時間を経験するの巻
ヂャウ・ハランバン夫人の ウズラハートがバクバク したままほぼ心停止状態となって二か月が過ぎてしまいました。次の帰国もまもなくですので、ここらで続きをお話しとうございます。

夜9時過ぎにビズネス階級の搭乗券を手にしたヂャウ・ハランバン夫人は広い待合にうなぎのように並ぶ長いすの隅っこにドデンと座り、時が経つのを待つことにしました。やがて多方形の待合の中心部にあった免税店が閉店となり、多方形の数面を陣取っていたアイルランドはダブリン行き飛行機への搭乗を待つ人々もいつのまにか消え失せ、23時もまわったところでようやく成田行の飛行機への搭乗アナウンスが流れました。

ナニがなんだかわからないまま自分の座席が二階級特進し、その恩恵にはあずかれても待ち時間にビズネス階級以上のテケットを手にした乗客がくつろげる休憩室使用は認められなかったヂャウ・ハランバン夫人ではありましたが、搭乗にあたっては正規のビズネスやらファアスト階級利用者同様、優先かつ別入り口からの搭乗となりました。

ビズネス階級の世界は二階に広がっておりました。
ヂャウ・ハランバン夫人にとって飛行旅客機の二階に上がることも初めてでした。
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自分に指定された席に座ろうとしたところ、客室乗務員の方が目の前にさっと現われ、コオトなど羽織っていたものを預かりましょう、とおっしゃる。おっしゃられるがまま、コオトやカーディガンを預けたところ、前方に箪笥、もとい、クローゼットがあり、乗務員の方がそれは丁寧にハンガーにかけ、クローゼットに収めてくださったのを、「私は見た」。

ビジネス階級の座席は横幅も感覚も広くて、エコノミィ階級のように一度着席してしまったら、上半身を動かすだけで全ての物に手が届くというわけには行きませんでした。バッグの置き場にも困ってしまい、とりあえず席前方の下方にバッグを置いたところ、座席をリクライニングしてしまった場合、バッグを取るのにいちいち 腹筋 でございました。なるほど、少し考えてみれば世の上流階級の女性に肥満の方が少ないのも、実は上流であればあるほど日常で動かざるを得ないほどの広い空間の中に生きているからなのでございましょう。
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さて、離陸してしばらくしましたら、まずはこのようなもの(↑)が美男な乗務員によって届けられましたでございますよ。今回の旅については、計画を立てた時点から機内では「和」にこだわろうと決意しておりましたので、日本酒をいただいてみました。

しっかり平らげて、しばらくしましたらかような物がドドンとな。
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もちろんしっかり平らげてまもなく、またもや
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どっ、どーん

大波のように、和食が、私の前に押し寄せて参りましたよ。♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪

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で、で、デセ~ェルゥ 060.gif060.gif

で、終わっちゃーねぇんだよん。よく眠れますようにと食後酒と、まかろんろん。
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食後酒もマカロンも各自お好みの種や味を選べます。


長良川の鵜のように、実家でも食べられないような和食をのどから胃に落とした後、しばしの休息時間になりましたので、ビズネスクラスですもの、椅子をぐぃいいいいいいいいんとリクライニングし、ほぼベッドのようにしてみました(ただし、決して水平ではないと体感)。どこか朦朧としながらもまわりを眺めて見ますと、深い眠りについた方、読書なさる方、こんぴーたをカチカチと叩かれている方などがいらっしゃいます。どうもこれらの皆さま方は ビズネス慣れ してらっしゃるのですね。つまり、日常でビズネスを使ってらっさる。いえ、この方々そのものがビズネス階級以上なのです。エコノミィ階級であるヂャウ・ハランバン夫人のようなドギマギがまったくありませんのでございます。お腹も一杯になって眠くなったあたりでようやくヂャウ・ハランバン夫人は自らが場違いな空間にいることを悟りつつ、
寝ちゃったんだなあ、これが。 014.gif
正確には母のことがあったので熟睡した自覚もございませんし、目を瞑っていただけかもしれませんし、断続的に寝ては半分夢の中のような感覚の繰り返しだったのかもしれません。せっかくのビズネス階級滞在ですのに、ヂャウ・ハランバン夫人には手元の画面で映画を楽しむ余裕はまるでありませんでした(こんなこと初めて)。



さて、一夜明け。またしてもこのようなものがドドンとな。
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おかみさーん、朝食ですよーっっ!

パヤッパパっ、パパッパヤー、パパッパパ、パー060.gif
銭湯開店は午後3時ごろでしたっけ。

これまたヂャウ・ハランバン夫人の実家では決して出ることのない旅館のごとき美味しい朝食をいただく機会に恵まれました。お手手とお手手を合わせて、感謝でございます。

この朝食をいただいて数時間後に成田に到着しましたが、夢うつつの中にあってヂャウ・ハランバン夫人がビズネスという階級を垣間見て感じたことは客室乗務員方のお仕事がエコノミィ階級とではまるで違うことですね。気を巡らすツボがまるで違うと思いました。ビズネス階級であるお客さまにとってはその世界のみの知識であっても、こうして働く側には臨機応変の心の余裕が必要なのだ、とわかった気がいたしました。
そして、ヂャウ・ハランバン夫人本人にとりましては、この12時間ほどのビズネス階級とう異空間での滞在において、(おそらく)天からか帰天したばかりの母の温情やら同情で夢のような快適空間にいざなわれたにも関わらず、それを楽しめ切れなかったと思いました。上手く表現できませんが、例えるなら4LDKの住まいを与えられたところで1Kしか使う余裕しかヂャウ・ハランバン夫人にはなく、3つのお部屋もリビングも開かずの部屋のまま飛行機から離れたヂャウ・ハランバン夫人とでも申しましょうか。

シンデレラの話を思い出したりもしますが、ヂャウ・ハランバン夫人の夢物語はこれまででございました。帰路はエコノミィ階級で、いつもの席で、いつもの食事、いつものように臨席の人や乗務員さんと漫才のように会話して、ブロイラーのようにそれを繰り返しつつも、そわそわすることなく、うさぎがぴょんぴょん跳ねつつ出迎えてくれるロワシ Roissy に到着したのでした。

それでも、母の帰天の知らせを聞いてからと言うもの、深い眠りについたかどうかさえわからないほど常にふわふわした心持だったヂャウ・ハランバン夫人に広く優雅なひと時を与えてくださった全ての方々に感謝いたします。
ヂャウ・ハランバン夫人はしあわせでした。


le 18 juillet 2008, Frédéric
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by ma_cocotte | 2008-07-18 17:45 | 『旅』 Rien de special | Comments(2)
ココで最後の「カルメル山のマリアさま」
こんにちは7月16日でしたので、お昼少し前にテクテクと歩いて某所へ参りました。
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しぃいいいいいいいいいいいいん.....



ぢっと、神父さまをお待ちします。
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しぃいいいいいいいいいいいいん.....



こんにちは水曜日ですけれど、某所ではお祝い日ですのでグロリアを唄いました。



無知で音痴のわたくしには近未来なグロリアに聴こえてしまうのでした。


ごミサの最後に、こんにちは水曜日ですけれど某所ではお祝い日ですので、全員が聖母子像がおわします方向に身体の向きを変えて、サルヴェレジナ Salve Regina というラテン語の聖歌を唄いました。


ごミサ前でございますが、ふと目を横に向けますと、このような。
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「馬のマークの参考書」ならぬ青地に「子羊ハタ坊」マークの缶々でございます。こ、これはのどから手が出るほど欲しいかも(ヂャン・バルヂャン)。


b0070127_3505276.gifま・ここっとやら、ちこう寄れ。
もそっと写真の上の方を見たいのぉ。



b0070127_3523382.gif ← 掃除を理由に聞こえないふりをするま・ここっつぁん。


b0070127_35326100.gifそこの女子、殿の思し召しを聞かんかいっっ!
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ああれぇえええ
違うだろ、おい。


殿様、目ざといですよ。青い子羊ハタ坊マークの話をして目線を写真の下に持っていけたとわたくしが安堵したのも実はぬか喜びとはこのことでござーます。一度だけですよ。
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ちょっとだけよ。


Σ( ̄△ ̄;  え?文字が小さいですと。殿、畏れながら、以下のとおりざます。
DANS UN MONASTERE VOUS AVEZ LA POSSIBILITE
DE COMMUNIER AU PRECIEUX SANG.
IL EST CONSEILLE DE COMMUNIER PAR INTINCTION.
VOUS GARDEZ L'HOSTIE DANS LA MAIN ET VOUS
LA TREMPEZ DANS LE CALICE QUI VOUS EST PRESENTE.

...に、日本語に訳せ、とあてくしにおっしゃるだすか、お殿様。( ̄□ ̄;)? 
文語ぢゃないけど、そこんとこ、ま、どうかひとつ、およろしく。



この観想修道会においてあなたは貴重な御血を拝領することができます。
"Intinction アンタンクシオン"による拝領をお勧めします。
(つまり、)あなたは の中に ホスチア を保持し、
(続いて、)ホスチアをあなたの前に差し出されたカリスに浸します



ヾ(°0°)ノ あああ、たふたふ書いちゃったよ、ま・ここっつぁん。
知らないよーだ。(-。-) ボソッ
ま、それは横に置いて、ココんちから歩いて行けたこの某所ですが、この年末をもってこの土地から離れることが決まっております。1675年3月14日に最初の石が置かれて以降、333年もの間、この土地の旧市街地ど真ん中の高台から市全体を守ってくださっていました(毎週月曜日がこの市のために祈ることが意向となっています)。主たる理由は建造物の老朽化が挙げられており、引越し先はすぐ隣の小村ではありますが、地元で超ウルトラ大人気のこの 修道院メイドのお菓子 をこれからどう売るかが問題のようで、早くもこの名物菓子を小村からこの市まで運ぶボランティアを募集しているようです。
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そんなわけで、きょうのカルメル山の聖母のお祝いもココでは最後のお祝いとなりました。こんにちだけでなく、この10月1日も、10月15日のお祝いもココでは最後となり、修道女方が来年の今月今夜のこの月を眺めるのは隣村からになります。...寂しいのぉ。

le 16 juillet 2008, Notre Dame de Mont Carmel

激しく余談ですけれど、大西洋のお塩を使った『カルメル・キャラメル』なーんて絶対間違いなく売れる!と思いません?濃ゆい牛乳味のオフホワイトとほろ苦くしおっぱいキャラメル色のキャラメルなのよ。包み紙は黒でどうでしょ?そして箱にはこのマークがどーん!
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祝別済みってどうよ?ヾ(`◇´)

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by ma_cocotte | 2008-07-16 16:27 | 『?』なKTOりっくん | Comments(10)
よっ、空 ノ ム コ ウ 。
7月14日は革命記念日でしたので、深夜に恒例の打ち上げ花火です。
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おらが町では23時過ぎから花火の打ち上げが始まりました。

この日はフランス共和国中の主だった市町村で花火が打ち上げられるので、
宇宙から眺めるフランスはまるでお花畑のようかもしれません。

私も久しぶりに花火を、子供のような表情で仰ぎました。
今年は、母が向こう側から同じ花火を眺めているのかな。

江戸は新盆なので、この13日からお盆に入っています。
私の母にとって初めてのお盆でもあります。
この花、見えますか?
ふと、空に広がる花火を見て、そう思いました。
花火よ、花束となって天まで届け。


le 15 juillet 2008, Donald


花火を見終えて、深夜のカフェで軽く一杯。
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なんとなくだけど、キールを頼みました。
シロップを選べたので、桃のシロップを白ワインで割ってもらいました。
口に含んだら、母が好きだった日本酒のようなさわやかな香りがふわっと広がりました。
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by ma_cocotte | 2008-07-15 07:11 | 『夏』 Rien de special | Comments(4)
10日目にして、お礼参り。
7月2日、コロンビアのジャングルから6年ぶりに救出されたイングリッド・ベタンクール Ingrid Betancourt 女史 が、この12日、ご家族と共にルルドに「お礼参り」にいらっさいました。
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↑ マサビエルの洞窟にて聖母がご出現なさった場所を見上げるベタンクール女史 ↑
Photo par La Croix/AFP

いやはや、速攻の即行。兎にも角にも、7月2日の無事救出後、ベタンクール女史がお口を開けば二言目には「Merci, mon Dieu. Merci, la Vierge. ありがとう、神さま。ありがとう、聖母」が言の葉となって出てくるのは、今やおフランスの誰もが「ヴぃっくりうさぎさん」となり、それにも慣れたところでのルルド詣でした。カトリコの鑑としての道をまっしぐらなベタンクール女史とそのご一行なんであります。彼女の長男であるロレンゾ君の証言によりますと、
Ma mère nous a dit +c'est grâce à un miracle que je suis libérée. Donc remercions ensemble la Vierge Marie+"
✝私がこうして自由になれたのは奇跡のおかげです。だから一緒に聖母にお礼を言いに行きましょう✝、と僕たちに母が言ったのです。
だそうです。このフランス語ですが、全国紙La Croix に掲載された記事からの引用のまんまですが、ベタンクール女史が実際、十字を切ったのでしょうかね?

2002年2月23日にベタンクール女史が左翼ゲリラに誘拐されて以降、ベタンクール女史の母上 Yolanda Pulacio さんは祈りに祈り、母上が娘に語りかける形の録音放送は毎朝5時半にラジオから流されていたそうです。
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左がママンのヨランダさま。右は長男ロレンゾくん。
Photo par La Croix/AFP

2004年8月14~15日、前教皇ヨハネ・パウロⅡ世が 人生最期のルルド巡礼 におみ足運ばれた際には母上が娘の無事を共に祈ってくださるようJPIIに直訴されたという話も漏れ伺っております。

母の愛 ですなあ。

一方、6年もの間、コロンビアのジャングルで人質となっていた娘は目を覚ましてはラジオから母の声を聞き、母の語り掛けに「母には聞こえない」とわかっていても子供の頃と変わらぬ思いで返答をし、こういう立場になってベタンクール女史は「祈ること」の意味を真に悟り、祈ることが習慣になったそうです。彼女はこの救出を奇跡だと例えますが、その6年のジャングル生活において、行動を共にしていたグループの捕虜たちの中にカトリック信仰の篤い人が多く、彼女が彼らから「一緒に祈ろう」と声をかけられたことも「奇跡」なのかもしれません。彼らの一番後ろから導かれるように、あとを追うように祈っていた女史がやがて彼らと輪になって一緒に祈るというのは「子供の成長」にも例えられるでしょうか。いい加減大人になってしまった自分には6年という歳月について鈍く捉えがちですが、小学一年生だった子が中学に入学するまでの年月を思い起こせば、どれだけ人間が変化するのか気づかされますし、その年月を具体的に捉えられもします。

ベタンクール女史は自分が担った十字架はルルドを巡礼することで肩から下ろすことができる、と自ら決めていたそうです。奇跡的救出から10日が過ぎ、コロンビアからフランスへの移動、その後は各メディアにひっぱりだこだけで、ようやく疲労感を心身に実感するようになったところでのルルド巡礼になってしまいました。しかも、ルルドはかなりまとまった雨。7月のルルドはかなり寒いですが、常春の国コロンビア育ちのベタンクール女史がルルドを巡礼することで、しっとりと重みを加えてしまった十字架を下ろせるといいですね。マサビエルの洞窟の、奇跡によって置き去りにされた杖や車椅子のそばに置いて。ベタンクール女史はルルドではこの奇跡に感謝すると共に、まだジャングルに残っている多数の人質の救出を聖母に祈ったのだそうです。
こちら(↓)は12日、マサビエル洞窟でのイングリッド・ベタンクール女史のビデオ。
Ingrid Betancourt à la Grotte de Lourdes
http://www.dailymotion.com/video/x63qmp_ingrid-betancourt-a-la-grotte-de-lo_news
登場する司教さまはタルブ・ルルド Tarbes-Lourdes 教区の教区長ヂャック・ペリエ Jacques Perrier 師です。一緒にAngelusの祈りを唱えたそうですが、ビデオ(↑)の中で天使祝詞や連願など数分ですが流れます。どうぞご一緒に、
Priez pour nous 

プリエ・プル・ヌ、われらのために祈りたまえ
今年のルルドは聖母が少女ベルナデットの前に現われて150周年という節目の年ですが、それを思い起こすと本当にベタンクール女史の無事救出と、この美貌と精神の健全さが保たれたことは奇跡であり、聖母からの贈り物なのかもしれません。

le 13 juillet 2008, Henri et Joël

こちら(↓)はTF1 のニュウスで流れたルルドのイングリッド・ベタンクール女史の様子です。
A Lourdes, Betancourt remercie la Vierge
http://videos.tf1.fr/video/news/monde/0,,3908097,00-lourdes-betancourt-remercie-vierge-.html
ベタンクール女史は14日の革命記念日に、地中海沿岸諸国の国父さま方と共にコンコルド広場の雛壇の上に登られることになっています。
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by ma_cocotte | 2008-07-13 23:36 | 『?』なKTOりっくん | Comments(3)
暗黒時代の幕開けなのかも。
昨晩ですが、この方(↓)、フランスでPPDA ペペデアの愛称で親しまれているカリスマ的ニュウスキャスター、パトリク・ポワヴル・ダルヴォオ Patrick Poivre d'Arvor 氏が TF1 の画面から去りました。
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© afp | Patrick Poivre d’Arvor a tiré sa révérence avec classe.

昨晩のニュウスの最後の最後はこちらをだふぞ。
PPDA : "A Dieu vat"
http://videos.tf1.fr/video/news/0,,3906967,00-ppda-adieu-vat-.html
これまで約22年間に渡って、月曜日から木曜日まで20時にTF1 にチャンネルを合わせれば、この顔と彼の独特な声が目と耳に入る。これはフランス共和国の庶民にとって「当たり前だのクラッカー」だったのでした。が、昨晩をもって、おそらくPPDA が「いつものこの時間に、このチャンネルの、この席に現れること」がなくなってしまいました。
C'est pourquoi? それはなぜか?
表向きにはPPDAが60歳になったことでの勇退ですけれど、裏向きにはこちら(↓)。
黒猫亭主殿のエントリーを拝借いたしまする。m(_ _)m

★2008.07.10(Jeu)05:35  長髪のPPDA

フランスの有料チャンネル、カナル・プリュスのサイト内の Le Mag du web(ウェブ・マガジン)の7/6の記事、「PPDA、自分の座を守るための最後の企て」。記事によると「週末、この画像がネットを席巻した」とのことだが……。▼1チャンネルTF1の平日20時のニュースのキャスター PPDA [ペー・ペー・デー・アー]こと Patrick Poivre d'Arvor [パトリック・ポワヴル=ダルヴォール] は、超有名キャスターである。 だが、その彼が、1986年に TF1 に移ってきてから――その前10年間は2チャンネル Antenne 2 にゐた――、22年目にして去ることになった。今年の新年度、すなはち9月から、その座には Laurence Ferrari [ロランス・フェラーリ] が坐わるのだ。なぜ、いま、刷新人事なのか? これ、じつは、サルコジの息のかかった人事に反対したせゐとも云はれてゐる。なにしろ TF1 のオーナーの Martin Bouygues [マルタン・ブイグ] はマブダチ、総取締役会役員 (directeur à la Direction générale) の Laurent Solly [ロラン・ソリー] は元選挙副参謀てふ「サル公TV」なのだ。▼さらに、後任のフェラーリは、元 TF1 のキャスター――出戻りである――だが、他ならぬサル公と付き合ってたてふ噂の人でもある。たしかに、サル公の好きさうなインテリ美女ではある。ちなみに、父親の Gratien Ferrari [グラティヤン・フェラーリ] は、元 Aix-les-Bains [エクス・レ・バン] 市長で、UDF(Union pour la Démocratie Française 仏民主連合)の代議士でもあった。▼大阪のくいだおれ太郎は、くいだおれ閉店とともに旅に出たが、フェラーリの現在の職場でもあるカナル・プリュスの人気風刺人形劇 Les Guignols の司会者 PPDA 人形の行方や如何に??

cf. 黒猫亭別館 http://chat--noir.com/


ε= (´∞` ) はー、いかにもおフランス的な艶々なお話が底に流れております?・・・神聖皇帝サルコぢサマサマの愛人がまたひとり浮上。あほらし。ロランスの旦那トマ・ユゥグ Thoma Hugues のライバルはサルコかよ。(-。-) ボソッ
こちら(↓)がフランス在住者なら知らぬ者がいたらテレビを持っていないだけな話のPPDA 人形です。私にはこの人形の方がご本人より愛着あるかも。
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"Je suis sûr qu'on se reverra très vite"
私がみなさんと再会できるのもまもなくであることを約束します。

なーんて、言葉を残してPPDAは番組を去りました。国民的スタアPPDA はニュースキャスターでもありますが、作家でもあります。プライヴェートでは同じTF1の金、土、日のニュウスに現われる、これまたカリスマ的女性ニュウスキャスターであるクレェル・シャザル Claire Chazal との間に一男あり(2005年までこの事実は否定されていた)。そして、1995年には正妻との間の子供のうちひとりは自殺という、いかにもおフランスの有名人らしい話題を抱えていたりしますが、7日夜だったかKTO(カテオ)というカトリック系テレビ局の番組にPPDAが登場していましたよ。これからはニュウスキャスターというよりは文化人として大活躍のPPDAなのかもしれません。
で、
なんですけれど、上の先生の御文でも拝察できますとおり、民放の雄 TF1 の人事に「フランス共和国大統領」なんて身分に窶している神聖皇帝サルコぢ一世サマサマが深く関わっておられますが、ぬぁんと神聖皇帝サルコぢ一世サマサマはフランス国営放送 France Télévisions にももちろんチョッカイを出しまくっているのでございます。数週間前にもFrance 3(フランス国営放送地方局)のニュウスを見ようと欲したところで、ニュウスは流れず、その代わりにスト決行中を表明する流れるテロップを見たのは私だけではありますまい。
なぜフランス国営放送がこうもたびたびストライキを決行するのか、と言えば、神聖皇帝サルコぢ一世サマサマがフランス国営放送からCMを撤退することを命じているからであります。2009年1月から20時以降のCM撤廃、2011年には24H/24H、7J/7J(=24時間中24時間、7日間中7日)、つまり全面撤廃をフランス国営放送に強いたのです。わかりやすく言えば、これまでCMが流れていたフランス国営放送が2011年には日本放送協会のごとくなり、CM収入不足分の負担が共和国民に担わされることになります。しかも、この件を冷静に眺めると、いつものとおり国境を越えたサルコぢサマサマ人脈にお金がガッポガッポと入る仕組になっております。
またかい。
この"J'uis la conscience de la France 朕はフランスの良心なり~" な神聖皇帝サルの国営放送へのCM全面撤廃提案はかなり前から出されており、先の6月30日19時半頃からFrance 3 で生サルこショー(=大統領閣下生出演番組)が放映された時も、
爆笑です(↓)
http://www.youtube.com/watch?v=O60lXqORmL8
CM撤廃の件になってサルコぢと対面したフランス国営放送のニュウスキャスター陣との間に不穏な空気がおどろおどろしく流れたのもご覧になった臣民なら誰もがご存知。そして、この時のビデオが神聖皇帝サルコぢサマサマの希望で配信できなくなっているらしいことも。

その不穏な空気を引き摺ったまま、7月2日朝、ラジオ局RTLの生番組にフランス国営放送「総帥」のパトリック・ド・カロリス Patrick de Carolis 氏が登場し、神聖皇帝サルコぢ一世サマサマからの圧迫案について、
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Patrick de Carolis, le 2 juillet 2008 sur RTL / RTL -Abacapres

Stupid! 馬鹿げている! とはっきり声に出したのです。証拠はこちら(↓)
Audiovisuel public : Patrick de Carolis défend son indépendance sur RTL
http://www.rtl.fr/fiche/669122/audiovisuel-public-patrick-de-carolis-defend-son-independance-sur-rtl.html
1分40秒あたりで、この重要キーワードが聞こえ、司会者が慌ててド・カロリス氏の真意を確かめるコメントが入る生々しい流れがはっきりわかります。しかも、Stupid ステュピドの前後にはFaux(間違い)やら、injuste, profondément injuste 「不法だ、著しく不法だ」と述べられています。このラジオ生放送の話題はこの直後からニュウスで繰り返し流れました。それを聞いて、心のクラッカーが喜びで パン、パッパーン024.gifと鳴り響いた私というか、実はあてくし、パトリック・ド・カロリス氏がフランス国営放送会長になる前からテレビ画面で彼を見るだけでハツがバクバクするほどの信者だったりします010.gif 016.gif 012.gif
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ルイ・ラフォルヂュ Louis Laforge さまとパトリック・ド・カロリスさま。
。*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・ 言葉にできない。

兎にも角にも、録音だったら、Beep 音が間違いなく入るであろう stupid という単語を放送業界のプロであるド・カロリス氏がちゃんちゃら言ってのけ、焦った司会者に対して、ご自身が「怒っているわけでもなく、疲れているわけでも、疲弊しているわけでもない」と制止するように述べつつ、ご自身の思い
我が怒髪、天を突いておるぞ。
を、涼やかに述べ続けちゃうあたり、やつぱり私のド・カロリスさま~053.gif です。もちろん、ド・カロリスさまの発言にエリゼ宮と神聖皇帝サルコぢ一世サマサマが今も上皇として君臨する政党UMPの連中が大騒ぎとなり、まずは stupid 発言を謝罪すること、さもなくばお前のクビが飛ぶ!と叫び始めました。ヴェルサイユでなくてエリゼでよ、奥さん。それに対して、ド・カロリスさまは
ふっ飛ばせるものなら、どぞ。
という余裕のぶちかましようです。ほんと、素敵すぎのモナムール010.gif

神聖皇帝のおとりまきが脅しに入ったにもかかわらず、フランス共和国民に緊急アンケートを行ったところ、10人中7人のフランス人、約71%のおフランスびとがパトリック・ド・カロリス氏の意見に賛成というあからさまな結果が出てしまいました。
France Télévisions: 7 Français sur 10 contre le choix du président par l'exécutif
http://afp.google.com/article/ALeqM5iKzklDzcKA9sAirOmFc84aLUmqCw
この結果を知っても、神聖皇帝サルコぢ一世サマサマが「朕を馬鹿にしたな」とド・カロリス氏をクビにするとしたら、これは恐怖政治の開会宣言のようなものでさーね。この長い歴史において、世界中どこの独裁者もまずは出版と放送局を掌握して悪行を始めるのは「世の常」でございます。

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


こーんなことが2008年7月に勃発しているおフランスって、世界の流れから逆行してまふよね。だいたい、神聖皇帝サルコぢサマサマが中國礼賛していること自体、「まぢ、世界を読めんドメスティック野郎だんべよ」という白けた目でしか見れないわけで。昨日も欧州議会で「赤毛のダニー」ことダニエル・コン・ベンディ Daniel Cohn-Bendit から北京五輪開会式出席について批判を浴びた神聖皇帝サルコぢ一世サマサマなのでした。

そんれにしても、国営放送と民放を掌握するという野望ねぇ。先週は陸軍大将もクビにしたっけ。サルちゃん、おフランスをどうしたいって、自分の私有物にしたいんだろうね。けふは奥さん のnew CD 発売日だったりする。これまでフランス第五共和制国家元首夫人はどなたも国母陛下となられてからはそれぞれがチャリティ活動の長上として活躍されましたが、神聖皇帝サルちゃんの歴代奥さん は今もいつも世々に至るまで「自分の好き勝手」なさることがサルちゃんに認められているようにしか見えません。
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Comme si de rien n'était  だとさ。

国民一揆?まっさかねぇ・・・え?

le 11 juillet 2008, Benoît

こんにちのTour de France 実況でお昼手前にド・カロリスさまが生出演でした。
http://tour-de-france.france2.fr/index-fr.php?page=accueil
す・て・き016.gif
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by ma_cocotte | 2008-07-11 20:00 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(8)