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今年のクリスマスプレゼントはこれで決まりだあっ!Benoît XVI se lance dans la chanson
Si vous cherchez déjà des idées de cadeaux pour Noël prochain, en voilà une : l'album du pape Benoît XVI.
Ce n'est pas une blague ホラでも冗談でもないよ。
こんにちの大ヒットニュウスだわあ。
こりゃ、驚いた。ハツをぶち抜き。
なんと、我らがパァパ、ベエネデット ちゃちゃんがちゃん こと、教皇ベネディクト16世が82歳にして流行歌手デビュウですと。今年11月30日にデビュウ・アルバムが発売決定だそうで、8曲収録。Geffen/Universal 社の発表によりますと、教皇さまが聖母に祈りと歌唱を合唱団 le Chœur de l'Académie philarmonique de Rome と共に捧げる内容で、既に録音済みとのこと。
( ̄□ ̄;)エ? ま、まさか、黙想という名の録音だったのか!?
疑うな、信じよ。ヽ(`Д´)ノ 録音は既に聖ピエトロ大聖堂で行われたとのことです。

 新人シャンソン歌手ベネさまによる新春シャンソンCD  新人シャンソン歌手ベネさまによる新春早々シャンソンショー 


なぜ、私が「流行歌手」と書いたかと申しますと、各報道記事において Le pape Benoît XVI vient d’enregistrer un album de chansons と、シャンソン chanson を用いているのです。普通、カトリック聖歌はシャン chant という単語を用います。chanson は一般に大衆音楽、歌謡曲を指します。この計画はヴァチカンが主導ではなく、le Multimedia San Paolo によるもので、収益は世界中の不幸な状態にある子供たちのために使われるそうです。San Paolo のHPを拝見したところ、このロゴはパウロ会ではありませんか!そういやヴァチカン通用門斜め前にサン・パウロのお店があったっけ(遠い目。

さて、今週の教皇たま、我らがパァパ、ベエネデット ちゃちゃんがちゃんですが、
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photo@nouvelobs.com

お風呂桶でおすっ転びあそばしてから一週間が過ぎ、教皇さまも左手の使い方にお慣れあそばしたようであります。相変わらずギブスでカッチンコッチンの右腕を動かしての祝別は「いとおしすぎるおぢいちゃま」ですね。真っ白熊ちゃんだ、かわいい!
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おひさしぶぅりぃね。

先日26日のアンヂェリュスの中継ビデオは以下をぜひ。
L'Angélus depuis Combes
Diffusé le 26/07/2009 / Durée 20 mn

http://www.ktotv.com/videos-chretiennes/emissions/nouveautes/direct-l-angelus-depuis-combes/00045881
地元の方々が一生懸命唄ってお迎えする様子は、勝手ながら私が幼い頃、イタリアからエラい方がいらっしゃると歓迎式典のために一か月くらい前から歌のおけいこを毎日したことと重なり、胸がきゅううんとなります。

ビデオの画面からも美しい大自然と、教皇さまの第一声がハリがあることだけでもこちらまで元気をいただけたような気分になりましたが、教皇さまのアオスタでの夏休みは29日夕刻までで、夜にはヘリコプタでカステル・ガンドルフォに移られました。

さて、歌手「教皇さま」のデビュウアルバム、よ、予約?
やったね、パパ、明日はホームランだあっっ!....どーしてもナボナだ。関東人のサガよの。

le 31 juillet 2009, Ignace de Loyola



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by ma_cocotte | 2009-07-31 22:22 | Vive le pape! | Comments(2)
今年も七月三十一日ですから、
フランスの暦にも、St Ignace de Loyola さんてぃぐなす・どぅ・ろよら。
日本國ではイグナチオ・デ・ロヨラという羅典語発音による名前の方が馴染みがあります。
イグナチオ・デ・ロヨラ(Ignacio (Íñigo) López de Loyola、1491年12月24日-1556年7月31日)はバスク生まれの元軍人、イエズス会の創立者7人のうちの一人であり、イエズス会初代総長でもあります。1609年7月27日に教皇パウロ5世によって列福、1622年5月22日にグレゴリオ15世によって列聖。

こちら ↓ はヴァチカンは聖ピエトロ大聖堂の、聖ペトロの着座像の斜め前あたりにいらっしゃるイグナチオ・デ・ロヨラさん。
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今年3月、巡礼でご一緒だった司教さまから「ほら、あそこにいらっしゃるよ」と教えていただかなければ気付けませんでした。私にとってイグナチオはどこか「イカつい禿げ親父」のイメージがあります。この像は流線が美しく、像の足元のお名前と、左手に持つ本に書かれた Ad Maiorem Dei Gloriam (より大いなる神の栄光のために)というイエズス会のモットーを読んだところで、「あらま、ほんと、これはイグナチオだわ。」と納得が行く私って、いけませんねー。文字など読めない方がさいわいなのかもしれない。

ま、像なんぞイマーヂュですからして、イグナチオご本人が天でこっぱずかしがっているかもしれませんし、「我が魂は何十倍も色男でR」とボヤかれていらっしゃるかもしれません。御像の作成者に敬意を表しつつ、こちら ↓  
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ローマ市内はヂェズ教会 Il Gesù è una chiesa di Roma に安置されているイグナチオ・デ・ロヨラさんの遺骨。蝋燭の向こう、かわいい天使たちに今もいつも世々に至るまでしっかり守られています。

この永遠の都のド真ん中にござるヂェズ教会ですけれど、
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イエズス会管轄の聖堂で、母教会(← という表現はあまり私には馴染みありませんが、本部聖堂でしょうか?)として1568年から75年をかけて建設されました。
一般のローマ観光においては、騙し絵の天井画 ↓ がすこぶる有名です。
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ココはローマなれど、ヴァチカンのイグナチオ像も、ヂェズ教会の天井画もどこかおフランスな香りが漂っているかもしれません。ほれ、フランスのド田舎でこんなヂェズィット・ワールドを見つけたことがあっしにはありましたぜ。http://malicieuse.exblog.jp/7249978

この教会を訪れる数日前に聖ペトロの墓所の前でのごミサで司教さまが「もし聖ペトロがいなかったら?」という言葉を下さったことで、その直後からどこを訪問しても「神につながるヒトとヒトとのつながり」を意識していました。私個人はイエズス会本部の聖堂を訪問することで、そのつながりの第二中継ポイントに行き着いたようなもので、「もしロヨラがいなかったら?」と想像すると私のこれまでの人生のほとんどが消えてしまうに等しいです。幼い頃から宗教だけでなく英語も国語も数学も歴史も、おそらく美術と体育以外のほとんどの授業をロヨラからの流れの中で育てられた先生方から私も教えをいただきました。その教育環境から出た後も、「縁」あってロヨラつながりの恩人や友が増えて・・・いえ、現在も増えっぱなしの進行形です。凄いなあ、「イグナチオ・デ・ロヨラ」の鍵語でどれほどの大きな輪が国境を越えて造られるのでしょう?
各自、人生においてイグナチオをついうっかり知ってしまったからにゃ、男子も女子も
真のエリートになれ。
ですね。或るイエズス会士曰く、
「エリートとは万人に奉仕するために選ばれた者である。」
含蓄。いくら「立派だ、崇高だ」と世間に褒められたところで、自分の後に(時には《悲しいかな》下に)いる人々を自分と同じところにまで引っ張らない「立派な人」は「真のエリート」ではないのです。・・・けれども、悪魔も似たような手段で善良なヒトを引っ張り巻き込みますから、祈りをもって魂を育てませう。

さて、ヂェズ教会の正面玄関を入り、聖堂中ほどから主祭壇を眺む。高い、広い。
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ヂェズ教会訪問記は続くぅううう・・・と思います。(^_^)

le 31 juillet 2009, Ignace de Loyola

以下、7月31日、パリはサン・ヂェルヴェ教会での朝ミサです。イエズス会ではなくエルサレム会によるミサですが、今日の聖人であるイグナチオの名が数度出て参ります。
DIRECT à ST GERVAIS
Messe

Diffusé le 31/07/2009 / Durée 60 mn

http://www.ktotv.com/videos-chretiennes/emissions/nouveautes/direct-a-st-gervais-messe/00045892

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by ma_cocotte | 2009-07-31 05:13 | 『巡礼』 Rien de spécial | Comments(3)
十年と一日
先日の或る朝、ココんちのヒト♂が突然、「きょうは二人が初めて遭った日から十年目だ」と言ってきました。記念日に疎いというか、記念日に背中を向ける傾向がある私にはそれを聞いたところで「あ、そ」でしたし、そんなことより翌日に私にとって世紀末に等しい路上試験が控えていたし、そんな大切な試験を目の前にして路上での運転テクニックでスランプに陥ってもいたので、その日は何等特別なことをせず、いつものココんちでいつもの日没を迎えました。

ところが、翌日午後一番でなんと、路上試験に一発で私は合格してしまった。これは想定外の棚から牡丹餅、できれば季節柄、葛桜が落ちてきて欲しいほどの珍事、慶事となりましたので、ココんちのふたり♂♀が初めて遭ってしまった日から十年と一日目のお夕食を外でいただくことにしました。そんな贅沢は滅多にないことなので、不慣れな二人は旧市街の広場を囲む定食屋の前を何度と無く往来し、勘を頼りに一軒の定食屋さんに入り、単品ではなく、下から二番目の定食(仏蘭西風に言うならフォオミュル Formule)を頼んでみました。

メニュウを眺める前にはもちろん とりあえず、ビール
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【前菜】手前はホタテ貝、向こうは豚肉を使った料理。

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【主菜】手前は子羊の脛肉の煮込み、向こうは牛ステエキ。


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【ふぉまーぢゅ】下から二番目を選んだのでチーズも出た!
おそらく左はカマンベエル(ブリかもしれない)と、右は山羊のチーズ。


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【でせーる】初めて入ったお店でココんちの二人が互いに頼む定番。ココんち♂はショコラ・リエヂョワ chocolat liégeois、ココんち♀はタルト・タタン tarte tatin。

おいしうございました。
あっと言う間に店内もテラスも満席。
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午後10時を迎えてもまだそこはかとなく明るいココんちあたりです。
が、既にどこか秋の気配も。今年の秋の訪れは早いのかも。

le 30 juillet 2009, Juliette ...ぢゅ、ぢゅりえっとぉ・・てなわけで ↓




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by ma_cocotte | 2009-07-30 17:40 | Thé ou Café? | Comments(6)
大きな買い物、小さな買い物 Les soldes d'été s'achèvent mardi 28 juillet.
昨日をもって今年の夏のバーゲンが幕を閉じました。
今年は6月24日(洗礼者ヨハネのお祭り日)から共和国内一斉に夏のバーゲンが開幕しましたが、開幕も閉幕もお国に従わねばならないのがフランスです。次のバーゲン開幕の日まで品定めをしつつ、決してお財布を緩めない共和国民も結構います。

さて、ココんち。
バーゲンで大なり小なり「さぶろく~(=これは目玉ね~、みたいな意味?)」と現場でつぶやいてしまうとつい買ってしまったものもあれば、以前から今回のバーゲンを待ちに待って買ったものもあります。
ココんちのアタシが買ったものは「いつもの」こちら ↓ です。
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いつものブランドのお靴です。
バーゲンのたびに必ずチェックしています。今回はウヰンドウに行く前から茶系、妥協してベージュ(夏だからね)の靴を頭に置いて行きましたが、ウヰンドウを前にしてしまうと色なんてどーでもいいくらいかわいらしい靴だらけ。この靴ですが85ユーロだったものが25.5ユーロ!! 信じられな~い安さ、七割引ではありませんか、奥さーん。売れ残りだからこその割引率なのかもしれませんが、馬鹿なま・ここっつぁんは「この安さなら穴が開いていてもいいわ」と買ってしまいました。やはり、ま・ここっつぁんは真の馬鹿であります。

ところが、です。この靴を買い、広場に向かって十数メートル先にもう一軒、ド田舎なのにちょっと垢抜けた靴屋さんがあり、そこのウヰンドウを眺めたら、なんとこれと同じ靴の色違い、黒の靴が68.90ユーロだったンですよ、奥さん!・・・・・同じ靴、色違いなだけで25.5ユーロと68.9ユーロというこの値段の差はいったい???もちろんお店が違うこともありますが、あまりの違いにドけちのま・ここっつぁんは
ウッホウホウホウッホッホ
大きな山を一跨ぎどころの騒ぎではにゃい喜びに満たされたのでした。スロットマシーンで差額がぢゃらぢゃら出て来たような感じぃ?

欧州はイタリア、フランス、スペインに革の文化があり、靴や手袋の技術は優秀ですが、近年のフランスでは靴と底を糊付けにして廉価で売って稼ぐようになり、きちんと糸で靴と底を縫いつなげた靴に出遭ったらチャンスです。「良い靴を履いて、良い足を育てる」という考えはま・ここっつぁんが育った学校にいらっしゃるイタリア人聖職者や修道者方が子供たちに教えたことです。子供の頃、その確固たる頑固な意見を聞いたま・ここっつぁんも納得して妥協しないよう現在に至っております。

さて、このような持ち運び簡単なお靴を廉価で買ったココんちのアタシですけれど、簡単に運べない代物もひとつ買いました。それはベッドのマットレスです。フランス語でマトラ Matelas。昔から寝台に寝、おまけにキャンプ文化も熟した国だけにマットレス商業は活発ですが、決して安い買い物ではない・・・かな?朝市の出店でマットレス専門屋さんが出ているくらいですからね。当然ですがピンキリ。2年前の夏、ベル・ママン(=姑)がココんちに来るなり、「ナニ、これ?」とお貶しあそばすったマットレスをようやく買い直せましたが、いや~、ベル・ママンはいつも正しいっつぅか、この深い眠りと快適開眼には感動です。こんなことなら、もっと早く改めるべきでした。

ま、ひとつハズレの買い物がありましたが、良い買い物ができました、としよう、まる

le 29 juillet 2009, Marthe

ハズレはこちら ↓
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イタリアはデロンギ社のエスプレッソメーカーです。
以前からカフェやバアで見かける元祖エスプレッソメーカーに憧れており、近年、カプセル式や予め丸いフィルターに入ったコーヒー挽豆やら溶液で作るエスプレッソメーカーが次々に出ても、どうしてもあの右手でキュイキュイっと操る世界を諦めきれず、されどこれまた安い買い物ではないため「がるるるる」でしたが、なんとこれ ↑ を29.9ユーロで見つけましたのよ、奥さーん!もちろん「さぶろくぅ」ですから迷わず買い、ココんちに持って帰るなり、いそいそ作り始め、ローマで買ったエスプレッソ豆でそれは美味しいカフェを入れた。入れたんですよ、確かに。とっころが、機械に付属している牛乳をクリーム状にする管から圧力がまったく出ないのです。右横についているボタンをまわすと出るはずなのに、ボタンをまわしたら、
ボタンが取れちゃった
がっく~ん。翌朝、お店に持って行ったけれど、最後の一品(!)のことで返品扱い、ドナドナ処分ですわな。

デザインも小型で遊び心があって惚れたのに・・・・・_| ̄|○  一夜でお別れ。
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by ma_cocotte | 2009-07-29 16:55 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(8)
こ、これは、妬けるな。
わたしは、あなたに、ぢゃるるるるぅうう、。(^_^)
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PHOTO par Reuters

「B16、今週の一枚」とでも申しましょうか。
今も、アオスタ郊外の山荘で静養(カト内では黙想)中の我らがパァパ、ベーネデットちゃちゃんがちゃん でありますが、いつもの習慣である夕方のお散歩に出られた時、偶然、地元に住む、やはりお散歩中の5人の子供を連れた母親たち(おそらく写真のお二人?)と出会い、「お立ち話」。教皇さまが滞在されている山荘が冬になると6メートルもの雪で覆われてしまうと彼女たちから教えられた教皇さまは「知る喜び!」と驚かれたそうです。

で、感謝のビズゥ Bisous 。チュウ、チュっっ。

がるるるるるるる、いいなあ、マダム。あーたの肩に教皇さまのマジックハンド。
そして、あーたの右手はドコ?お離しあそばせっ ヽ(`Д´)ノ
教皇さまとビズだよ、ビズ。裏飯屋。
公式謁見ぢゃありえねー。

どうも教皇さまは山中でこの子連れ、いえ、お母さま方と出遭った瞬間、双方、「サリュウ Salut!」とまず挨拶を交わされたとか。教皇さまが滞在されるレ・コンブ Les Combes という小村はピエモンテ州にあるので、現在はいちおうイタリア国内になりますが、どうも村の名前と言い、挨拶の「サリュウ Salut!」と言いフランス語です。サリュウという親しみを込めた挨拶もフランス語ではありますが、イタリアと近い地中海側のフランス、コートダヂュウルやプロヴァンス地方では親しみを込めた挨拶においてサリュウよりチアオ Ciao!というイタリア語を好んで用います。ところが、フランスと国境を接したイタリア側では好んでフランス語を用いているという面白さがあります。
10年近く前、トリノとクネオに車で行った時、国境沿いのイタリア人はフランスにパンを買いに行き、フランス人はイタリアに食材を買いに行くという話を聞きました。税率が異なることでお酒や煙草を仏蘭西びとがイタリア側に買いに行くことはわかっていても、なぜ廉価なパンやパスタをわざわざ?と思ったりもしましたが、やはり身近なだけに「ないものねだり」になるのでしょうか。子供の命名でも国境沿いでは向かいの国の発音表記を好む傾向があります。

さて、教皇さま。
休暇中だけでなく、ヴァチカンでも夕方のお散歩が習慣だそうで、ヴァチカンの庭園も夕方16時か17時になると一般には完全閉鎖され、ヴァチカンにお住まいの方々(と、おそらく黒か白の生地にサツマイモ色または赤色を添えた装束の方々)のみがお散歩できるハッピータイムになるようです。

こちら ↓ が教皇さまがお散歩の時に立ち寄られるヴァチカン庭園内のお祈りポイントで、右手前の椅子でしばし休息されると伺いました。私も座ってまいりました。
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ココ ↑ を右に眺めつつ左に曲がって数歩歩きますと、右には
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ルルド (^_^)

一般に開放されている時間に参りますと、職員の方も観光客も庭園内に点在するポイントでお祈りされています。午前中、スプリンクラーから撒かれる水の音や、庭師の方々の働く姿を拝見しますと、自然とヒトによってヴァチカンの「美」が保たれていることがよくわかります。自然の恵み、労働の喜びによって造られる美ですね。でお・ぐら~しあす。

お風呂桶ですってんころりんされてから10日あまり、アオスタの病院から山荘に携帯のレントゲン機器が運ばれ検査が行われましたが、教皇さまの右手は快復に向かっているとのこと。Tant mieux, Pape!教皇さま、そりゃ、よござんした。

le 27 juillet 2009, Nathalie
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by ma_cocotte | 2009-07-27 21:41 | Vive le pape! | Comments(0)
【 grippe A (H1N1) 】 時差やら、温度差やら。
諷刺新聞 Charlie Hebdo の最新号にこんな諷刺画。
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グリップ・ア Grippe A は例の新型インフルエンザ H1N1型のことです。少し前、日本國では感染においても、パニックと呼んでいいほどの騒ぎにおいて既に過去、沈静化方向にあると電脳上の報道で読みました。一方、仏蘭西では6月半ばあたりからこの新型インフルエンザについての報道が流れるようになりました。今も緊急を要するほどの事件がない限り、ニュウスを見れば必ずと言っていいほど一トピックスはグリップ・アの話題で、先日は開業医でもらえるらしい予防キットが紹介されていました。ダンボール箱の中には鼻の頭より少し上から顎まですっぽり覆われるマスクが入っていました。・・・けれど、これ既にグリップ・アにかかった患者がかけるのでしょうか?健常者が予防、あらかじめ防ぐというより、かかった側が健常者にうつさないようにマスクする???隔離はせねど、健常者を守るのは既にこの病気になった者という発想でしょうか?


きょうまでフランスにおけるグリップ・アに関するニュウスを振り返ると、6月中は感染者が出たことで休校になった学校がいくつか取り沙汰されましたが、患者を受け入れた病院も、いずれの学校もぼやかすことなく実名が出、なんと患者ご本人も患者の保護者も顔もはっきり、名前もくっきり紹介されました。日本國における同じ病気についての報道を思い起こすと学校名が明らかになり、学校側が記者会見を開いても、患者については居住する市名以外は隠されたままで、電脳域では同じ路線を利用しているであろう人々が語り合うさまざまな予想、推測やら原因・結果が流れていました。フランスは6月末をもって学年末になるので休校になったことでそのままヴァカンスに入ってしまった学校もあったかもしれません。

「7月になったからヴァカンスなので良かったね、学校で感染しなくて済むもの」と言えないのがフランスで、7月に入ってからグリップ・アがニュウスで取り上げられたのは、グリップ・アが流行したことで子供たちが心待ちにしていたコロニィ・ヴァカンス Colonie Vacance、和訳するなら林間学校が中止になったり、そのためにコロニィ・ヴァカンスで稼いでいる関連施設が閉鎖に追い込まれてしまったことです。コロニィ・ヴァカンスを林間学校と和訳したところで、日本の林間学校と大きく違うのは二泊三日、三泊四日という短期間ではなく、平均して短くても2週間、長ければ一か月にも及び、フランスで育った人々にコロニィ・ヴァカンスについて質問すれば誰もが甘い顔となって、コロニィ・ヴァカンスを終えて帰宅した子供が親に話すがごとく、ご自身の思い出を語ってくれるものです。今の時期、ココんちあたりでも、街中に出ると、広場には数十人の子供とゲームをする若いもんという様子も散見でき、彼ら若いもんは初等教育を学ぶ学生や、このコロニィ・ヴァカンスを専門とする指導員だったりもします。宿泊施設にしろ、彼ら指導員にしろ、こうしてコロニィ・ヴァカンスをあてにした業が成り立っており、子供たちにしてみれば長期休暇のコロニィ・ヴァカンスは待ちに待ったものなのに、キラキラの夏休みにグリップ・アが流行してしまったことは悲しむべきことです。cf. TF1 : Grippe A H1/N1 - Deux colonies de vacances touchées par le virus

それにしても、日本國では沈静し既に過去の話題になりつつある新型インフルエンザが、今、仏蘭西で流行し、注目されるようになったのでしょうか。不思議なんですよね。以前も書きましたが、メキシコが元とするなら仏蘭西の方が日本國よりメキシコと物資、人間と全ての交流において密だから、同時に発生するか、仏蘭西の方が日本國より重篤な現状になるだろうと想像しましたが、2か月近い時差があります。なぜだろう?世間で騒ぎにして良いおフランス規準に達したのかしら???んなもんがあるかどうかなんて知る由もない立場の私ですけれど。まあ、かかったな?と思たら、病院に行くことにしますわ(と、なぜか名古屋弁)。

上の諷刺画のように、美しい夏に浜で完全防備というのは悲しすぎ。
良い夏休みにしたいもんです、はい。

le 27 juillet 2009, Nathalie

ところで、神聖賢愚帝サルコぢ一世ですが、先ほど午前11時過ぎ、一泊の入院を終え、寵妃カルラちゃんとお手手つないで徒歩で退院、その後、ルノ Renault に乗ってお城に帰りましたとさ。めでたし、めでたし。
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Nicolas Sarkozy et son épouse Carla Bruni-Sarkozy à la sortie de l'hôpital militaire parisien du Val-de-Grâce. Photo : Reuters

疲労による体調不良らしく、運動もしばらくは控えるように指導されたそうですけれど、飽食をお控えあそばすよう指導はされたのでしょうか。どーでもいいけど、辞めるのいるの、夜明けだよ。まぶしいのはカルラのポニーテールぅ・・・なんか違っ!
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by ma_cocotte | 2009-07-27 19:50 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(4)
仏帝、主日に入院。Sarkozy a été victime d'un malaise alors qu'il faisait son jogging dominical
あいたたたたたた。

神聖賢愚帝サルコぢ一世が「主日のヂョギング 」中に体調不良となり、ヴァルドグラースの陸軍病院l'hôpital du Val-de-Grâce に運ばれたそうです。son jogging dominical 、主日のヂョギングかあ・・・・意味が深い表現をヂャアナリストは選んだもんであります。曜日違えどシャバット(安息日)に運動なんかしたらサルちゃんのお母さまや王太子ちゃんが主を思わず突っ走る帝をお嘆きあそばすのでは、と拝察いたします。いえ、賢愚帝にしてみれば「ほら、ママン。シャバットでも病院が開いてて良かった。7/7、イイ気分♪」そして、ママン・アンドレェはそんな息子に「本当にお前は私に似て
クチが達者

おあとよろしいようで。
ああ言えばこう言い返す母から生まれたこの息子、母子共々弁護士稼業がナリワイよ。
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Nicolas Sarokozy près de Central Park à New-York, le 17 juillet 2009
Photo par AFP

ニコラ・サルコぢ、54歳。御様態は快方であっても無理なさんな、です。

そして、年に一度のバイシコーレース Tour de France も今日が最終日で、先ほど花の都はおパリで幕を閉じました。ああ、燃え尽きたわーとハツの火を落とそうとしましたら、18時過ぎから永遠の都おローマから 水泳世界選手権 の生中継ぐゎっ!メラメラメラぁああ。逆三角形の鳩胸くるっくるぅの世界に萌えずにいらりょうか。

まあ、サルちゃん。今宵はおとなしく。な?

le 27 juillet 2009, Nathalie
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by ma_cocotte | 2009-07-27 01:07 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(0)
だから止められない、
演芸、いえ、園芸は。
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7月もまもなく終わると言うのに、ザンギリの切り株の周りから新芽を見つけました。
ザンギリの切り株は昨年夏にはこのような花を次々と咲かせました。
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今年も6月となり、この花が咲く季節になりましたが、昨年は次々と新しい枝を飛ばしては蕾をつけて咲き乱れたこの木なのに今年は葉も出さなければ、蕾も持たず、よそんちの同じ木が葉を茂らせ花をたくさん付けたというのに、ココんちのこの木は何の変化もないまま夏を迎えてしまいました。枝を切ったり、根元を見て「枯れた」と判断し、芝刈りの時に芝刈り機で枯れたと思われる部分を刈ってしまったので、このようなザンギリの切り口になってしまったのでした。

この花はおそらくウスベニタチアオイと呼ばれる花で、学名はAlthaea officinalis、仏蘭西ではこの学名かギィモォヴ Guimauve という名前で出ていたりします。ギィモォヴ Guimauve を和訳するとマシュマロというお菓子になります。

はて?マシュマロ?
そう、あのお菓子のマシュマロは元々はこの木の根からとれる粘りのある汁に卵白やお砂糖を加えて味を付け、攪拌して作られた薬用食品だったのです。そう言えば、この木が枯れたかどうか確かめるために根元の泥を避けて確かめた時、根元の皮をはぐと格子状の網目になっており、ガーゼのようでもあり、ねばりがありました。とは言え、枝を途中で切っても表皮の内側に生きている気配がなかったので、私はこの木が枯れた、死んだと諦め、近所の園芸店で新たに同じ苗木を買い、このザンギリの切り株の隣に植えたのでした。

ところが、なんとザンギリの切り株の周りからこうして小さくてかわいい芽をいくつも吹き始めました。生きていたのですね。このちょんちょんと飛び出た若緑色の新芽を見つけて、私は素人園芸の域にいるに過ぎないこと、諦めの早い自分が恥ずかしくなりました。既に七月の終わり、こんな小さな芽がぐーんと伸びて、蕾をつけ、花を咲かせることはないかと思いますが、どうか厳しい冬を生き抜いて来年の夏に美しい花を咲かせて欲しいと祈るばかりです。
この夏もまた、草木から「生きる」を教えられました。
さて、ココんちあたりはこのギィモォヴの木がそこここ生えており、それは野生であったり、民家の垣根代わりだったりと、よく見る花、この花を見れば夏が来た知らせにもなります。それだけ馴染みある花木だからか、ココんちあたりではマシュマロ菓子をよく見かけます。
こちら ↓ はココんちの旧市街のチョコレート屋さんに並ぶマシュマロ棒です。
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20cmほどの四角棒状になったマシュマロはミントやカフェ、フランボワーズ、いちご、チョコなどなどに味付けされ、それぞれに合ったチョコレートがコーティングされ、かわいらしくおめかしされています。

とーっても美味しそうですが、私はマシュマロが苦手なので未だ味見をしておりません。
今朝も、この棒をかぢりながら歩いているマドモワゼルを旧市街で見ました。
マシュマロ好きにはたまらないお菓子だと思います。
勇気を出して食べてみようかな?・・・ううううん。

le 25 juillet 2009, Jacques
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by ma_cocotte | 2009-07-25 23:28 | 『?』なたわ言 | Comments(6)
青い空、そよぐ風
今年も一年前の アレ をひやかして参りました。
ココんちから遠くない沼べりの寒村で行われるお祭
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Festival de Peinture に。

日本語に直訳すれば「絵画の祭典」と荘厳な雰囲気を醸し出す名称ですが、現場に行ってみると「お絵かきまつり」の様です。誰でも街中の好きなところに陣地を取って開催期間である週末土日の二日間、絵を楽しみ、登録すれば日曜夕方に教会と役場のお庭に設えた展示スペースに掲げ、審査後に表彰もされるというコンペティションを経験することもできます。
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村の教会前の広場も去年と同じ
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・・・だけれど、並んでいる作品と行き交うヒトビトは去年と同じではありません。
あ、空模様も去年とも、昨日とも、一瞬前とも違います。

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こんなかわいらしい未来の画伯に心を動かされ、

よっしゃ、おいらも絵をすなってみるか?と欲したら、
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今年も同じ場所に出店していました、移動檸檬、いえ、移動画材屋さん。
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来年も、空と、風と、ヒトと、作品だけが違う同じお祭りが開かれるのでしょう。
来年も来ましょうか。来ましょうね。

le 23 juillet 2009, Brigitte
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by ma_cocotte | 2009-07-23 15:27 | Promenons-nous! | Comments(8)
やはーり神聖賢愚帝の好敵手は教皇サマなのかもしれない。
ツール・ド・フランス第17日目。
突然、神聖賢愚帝サルコぢ一世、現場にお出マシ。
「自転車好きな朕なのでプライヴェートで参ったのだぞ」なのだそうだ。
白いパパモビルならぬ真っ赤なサルこモビルから臣民に笑顔を振り撒かれる神聖賢愚帝 ↓
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photo par Gala.fr

真っ赤なサルこモビルの話は真っ赤なウソである。
が、たかが写真一枚で面白い話を作れるものだと妙に感心。
ですが、神聖賢愚帝サルコぢ一世が現場にお出ましになったことは紛れもない事実であります。自転車が疾走する間も何度も車中のミカドが画面に映り、先ほど17時30分手前に選手がゴールした直後にはミカドに生インタビューもされました。France 2 から流れる番組の中であってもサルが「TF1 もエガルモン♪ =平等」なーんておんお口から出しちゃっても神聖賢愚帝なら良いことになってしまうのだろう。

こちら ↓ が神聖賢愚帝が乗られたシュコダ Škodaブッブー
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Nicolas Sarkozy sur le Tour de France en 2007.
© Eric Lalmand/epa/Corbis/Eric Lalmand


こんにちのことは畏れ多くも畏くもおそらく既に予定されていたのだと思いたい。「思いたい」と言うのも、そんなことも偶然だと思うけれど、昨日、ツール・ド・フランス第16日目に選手たちはローマ教皇B16が夏季静養(内輪では黙想)に入っているアオスタ Aoste の町を、なんとベネさまの宿舎から3kmほど近くを抜けたことで、ベネさまはみなのものの前にお出ましにはならなかったものの、この自転車競技と、選手と、競技会のために働く人々全てにお言葉を贈られたのです。その中でベネさまは
"l'engagement sportif contribue à la croissance intégrale de la personne et aille toujours de pair avec le respect des valeurs morales et de l’effort éducatif"
スポーツはヒトの全き成長に貢献し、いつも道徳的価値と教育的な努力への畏敬と共に(スポーツは)あると約束されているのです。
と述べられてます。
さて、一夜明け。神聖賢愚帝サルコぢ一世からは次のやふなおん御言葉を賜りました。
"Le Tour, c'est la France, le vélo c'est fantastique"
ツール・ド・フランスはフランスそのものであり、
自転車は理屈なくすばらしいのだ。
名言?迷言?・・・ううううん、無言。
教皇さまがメサーヂュをツール・ド・フランスに贈られた翌日に、教皇さまの言葉と重ならない語句を用いての、新鮮な、印象的言葉を選手とスタッフに贈るというのは神聖賢愚帝にはお安い御用ではなかったのか、それとも、この言葉が「まんま」なのか。ううううん、各自独善解釈でサルコちゃんを甘やかすのも共和国の自由だと思います。
く、苦しいぞ、サル。(-。-) ボソッ
・・・不敬罪?ウソ。

le 23 juillet 2009, Brigitte
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by ma_cocotte | 2009-07-23 00:53 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(2)