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恐怖の午後を迎える前に、
スゥパァマルシェで買いました。
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私は蛍光灯なので先週の買出しの際、この袋が店頭に並んでいることに気づきました。
ボンボン・アリボ Haribo だということは袋を見れば一目でわかりますが、よーく見ると、いつものアリボとちょと違う。
何が違うのかと申しますと、
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アリボの袋の中にアリボの小袋が一杯入っているのです。
つまり、はろウヰん用アリボなんざます。

こんな商魂逞しいワザをサルコぢ帝の御世のおかげで仏蘭西びとも身につけられました。
なんと今年は二週間前からポストにはクリスマスプレゼント用の広告まで入るようになりましたから。サルコぢ帝の御世以前はクリスマス関係の広告は11月第四週、早くて第三週から街でも家庭でも見ることができました。それが今ではクリスマス商戦は年々早まり、はろウヰんと抱き合わせイヴェントに化けました。

そもそもはろウヰんのイヴェント自体、十年ひと昔前にはまだ仏蘭西の地方では浸透しておらず、子供がお菓子を求めに近所を仮装して巡るのは四旬節に入る直前の火曜日(マルディ・グラ、Mardi gras)の午後でした。ココんちあたりは社会党が強い土地なのでアンチ・カトリック習慣は他の地方よりも早く浸透するせいもあってかはろウヰんの午後にぢゃかしーほどガキが次から次へと呼び鈴を鳴らしやがります。

これまで、居留守を決め込んでいた私にも涙なのか、脳がさるこぢ菌に毒されたのか、今年はアリボを買ってみた。
(と、これをタイプしている間にも呼び鈴が鳴り、二人の男児が玄関前に現われた)
あんまり来るなよ、味見したいのはこっちなんだから。

le 31 octobre 2011, Quentin
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by ma_cocotte | 2011-10-31 22:31 | 『秋』 Rien de spécial | Comments(0)
.fr ではなく .eu
今年の9月14日の午後、私はアルザスはストラスブゥにござる欧州議会 PARLEMENT EUROPÉEN を見学しました。
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円形庁舎の内側はパティオになっており、テレビ中継の準備をしていました。
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見学するにあたり、パスポオトやアイデンティティカードを持参するように言われていましたが、入館するには空港と同様のセキュリティチェックがあり、パスポオトよりも服に潜ませたヂャックナイフの取締りに厳しく、仏蘭西では高齢の殿方の多くがヂャックナイフを常携帯する習慣があるので、建物から出る直前まで危険物は館員に預けなければなりませんでした。

そんなわけで、欧州議会とはカンケーない日本人のワタクシもなぜか入館させていただきまして、おまけに我が地元から選出された欧州議員によります講義まで拝聴させていただきました。
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金髪のマダムが欧州議会議員で、サルコぢ帝が院政をしかれるUMPの所属。

マダムの講義の後、場所を代えて記念撮影。
更にその後は欧州議会の本会議場を見学しました。
これ ↓ は議員座席表と2011年9月14日付の進行録 Ordre du Jour です。
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座席表は上のマダムの講義の写真の図と一致します。政治について「左右翼」の表現を用いることがしばしばあるけれど、欧州議会においても半円の右が極右で左に弧を描けば描くほど極左政党所属議員になります。

議会見学後、お土産をいただきました。
冷蔵庫にぺったんこできるマグネット付メモ、ティッシュペーパー、ボールペン、メジャーとあまりに小さな欧州法の本。
仏蘭西共和国のアルザス地方に欧州議会があれど、.fr ではなく .eu なのです。
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そして、欧州議会の敷地から出たところでシュプレヒコールが飛び交っていました。
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アラビア語の世界だったけれど、中には子供を連れた女性の姿も見つけられました。この日の午後の議題がリビア、シリア、中近東和平だったのでこうして議事堂前で運動が繰り広げられたのだと思います。

抗議運動の場から欧州議会を眺めました。シリア国旗の向こうに欧州議会。印象的です。
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通りすがりの者でも緊張を感じてしまう物々しさではありましたが、ちょっと目をそらすと、河畔を走るトラムウェイ。
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こちらがアルザスの日常なのでありましょう。


日本人の私にとって貴重な見学となりました。




le 30 octobre 2011, Bienvenue

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by ma_cocotte | 2011-10-30 23:03 | 『?』なオイロッパ | Comments(0)
You have to have a dream. ヽ(`Д´)ノ
きのうは夜8時15分からサルコぢ大統領生インタヴュウ番組が国営放送France2と民放TF1で同時放映されました。皇帝陛下、いや、大統領閣下へのインタヴュワは国営放送からイヴ・カルヴィ Yves Calvi 氏、TF1からはヂャン・ピエル・ペルノ Jean-Pierre Pernaut 氏のお二人。
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Nicolas Sarkozy en direct sur TF1 et France 2 depuis l'Elysée, interrogé par Jean-Pierre Pernaut et Yves Calvi, le 27 octobre 2011 © TF1-LCI

私は毎度の「~ながら視聴」ではありましたが、対話の内容より、エリゼ宮から生中継されているうちにインタヴュワお二人の表情がどんどん変わり、生中継終了間際にはお二人共、顎をぐっと引いて上目で大統領閣下に強い眼力を送っていたことが印象的でありました。

話の内容は私個人にはあまりにボフ bof で、来年には次期大統領戦を控えており、党内予備選もなしにご自分が党公認候補と決定で胡坐をかいているのか、共和国内の平らで等しい民の悩み苦しみを知らずにこの期に及んでまだ幻想を民に語っているサルコぢ帝にしか見えませんでした。大統領当選直後から「仏蘭西にケネディ再来」とマスコミを使って喧伝させたサルコぢが、4年後の今では「仏蘭西は獨逸と並ぶ強国」をやたらご自分が院政をしいている政党UMP(与党)の大臣も交えて繰り返し出すなんて、「仏蘭西は強い」と三度も聴いたら、脳みそツルツルの私でも、もしかして党内でマインドコントロールでも行われているのではないかいな?と発想してしまった次第。

だって、サルコぢ帝の治世となってから日常の生活において日々を振り返ると、仏蘭西が強くなったどころかどんどん弱くなっているようにしか見えません。仏蘭西が強くなった印象が感じられるのは、サルコぢ帝が大統領選挙前から「ボクのお友達」と紹介する方々がオーナーの企業が発展していることと、悲しいかな、仏蘭西が復帰したNATOの軍事介入など時代を逆行しているようにしか見えない悲しむべき「強さ」です。一方で中小企業や小売店舗の衰退や共和国民の顔から笑顔が失われつつあることは紛れもない事実です。

おとといだったかカダフィ将軍亡き後のリビアの石油利権に中國が関わるようなことを耳にしました。昨日は夜明け前にラジオから欧州経済危機について中國が援助に出ると聞こえて来ました。年々、中國からの移民が仏蘭西国内に増え、今ではココんちのような超ウルトラスーパーど田舎でも中國人をよく見かけるようになりました。昨晩、サルコぢが中國のユーロ介入を否定しながらも、景気の良い国として中國、インド、インドネシアの名を何度も出していたけれど、仏蘭西国内での中國人への優遇が今にも増して良くなるなら、仏蘭西は今世紀中にイスラーム主義の社会主義国家になりそうです。まっこと腑に落ちないのはサルコぢが院政をしくUMPなる政党は中道右派なのに、なぜにこうも一党独裁マルクス主義の国に「中國サマサマ」で(って、個人の懐が中國サマサマのおかげで破れそうなほど膨らみ重くなっているからだろうけれど)、昨晩の生中継後の各政党代表者が集まっての討論番組で中道よりヒダリの諸氏がサルコぢの中國贔屓に警戒感を示しているのでしょう。

で、サルコぢ帝の治世の初期段階で「仏蘭西にケネディ再来」なんて話は簡単に崩れ落ち、近年は世界中のどこの会議だろうと獨逸のアンゲラ・メルケル女史とべったり2ショットばかりを報道させるサルコぢ帝がいくら獨逸と並んでギリシャはじめとする欧州連合加盟国を獨逸と共に救済する、とおっさっても、どう考えてもそんなことを仏蘭西がしたら獨逸にくっついていられるどころか、ギリシャ、アイルランド、ポルトガル、スペイン、イタリアの次に、獨逸に切られてカタストロフの底に陥るのは仏蘭西としか想像できません。ところが、昨晩の各党代表の生討論番組ではサルコぢ帝が院政をしくUMP代表から「アイルランドを救済したことで既にアイルランドは返済を開始しているから大丈夫」なんて楽観が語られ始め、これもまた、UMPという党内だけでマインドコントロールでも行っているから現実を直視できないのかしら?と思えてしまいました。UMPの党員がお仲間内で夢を語り合うのは勝手だけれど、世間で彼らの夢を語られ、誰彼構わず「共に夢を見よう」とばかりに押し付けられても、日々の生活の現実から共に夢を語ることができないことくらい実感しているし、それを拒む自由は仏蘭西という国にはあったはずです。(「あるはず」とは言わないゾ)
サルコぢが院政しいてからのUMPなる政党の党員発言は政党と言うより新興宗教の臭いがプンプンして薄気味悪言ったらありゃしません。

兎にも角にも、昨晩、サルコぢ大統領がエリゼ宮でのインタヴュウを生放送したところで、共和国民による大統領好感度は1%上昇もしなかったそうです。生放送前、Facebookでのおル・モンドさまの関連記事のコメント欄では視聴ボイコットの呼びかけが飛び交ってはいましたが。次期大統領にサルコぢ支持を表明している共和国民は今のところ31%だそうで、昨晩はインタヴュワに次期大統領選出馬について質問されても明言を避けたサルコぢ大統領閣下でありました。


le 28 octobre 2011, Jude


大統領任期が満了後、サルコぢ帝ご一家はスイスはたまたエイメリカに移住かと思いきや、中國に移住されるのもよろしいかも。


【追 記】
たった今、国営放送の午前8時のニュウスで政党UMP広報担当ヂャン・フランソワ・コペ Jean-François Copé が昨晩の大統領発言についてラ・ヴェリテ La vérité だと述べる様子が流れた・・・。なーにがラ・ヴェリテだ。ヴェリテというのは真理(しんり)だから、ヒトひとりが否定しようと変わらない真実について用いる単語で、そう簡単に世のつれづれにあてがってはならない重い言葉なのに、こうも軽々しくサルコぢの発言にあてがうとは、やつぱり現在のUMPはどうかしている。


【追々記】
今朝のおル・モンドさまの記事 L'UMP applaudit "le discours de vérité" de Sarkozy, l'opposition ironise がFacebookに掲載され、コメント欄に
c'est Saint Nicolas priez pour nous...
とありました。伝統主義のカトリック祈祷文になぞらえると「聖ニコラ、我らのために祈りたまえ」です。目に入るなり、ついうっかり笑っちゃいました。 vérité の文字を見つけたら自動的に祈祷文をあてがうのが共和国の民ですわい。それくらい vérité は重い鍵語です。昨晩のサルコぢ帝のおしゃべりが真理だなんて軽々しく口にするヂャン・フランソワ・コッペぱんが次々期大統領候補なんて噂、まぢめにゾっとします。私だけではあるまい。
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by ma_cocotte | 2011-10-28 14:42 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(4)
♪ ティンティン、タンタン ♪ スノォウィ!ミルゥ!!!
明日から公開なのだ。
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ううう、観たい、観たいよぉ。
原作をベルギィからエイメリカに持ち込み、スピルバアグ監督によって生み出された3Dアニメ作品映画なのだ。

英語版の予告編 ↓ 



仏語版の予告編 ↓



ティンティンね。
タンタンなのだけれど。

ま、いっか。

le 25 octobre 2011, Chély

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by ma_cocotte | 2011-10-25 18:12 | 『いいね。』 Chouette! | Comments(0)
ひさしぶりの困惑
先週、ひさしぶりに日本國宛ての封書を送りました。
月曜日に2封筒。水曜日に1封筒。
ココんちの近所にはトリポスト Triposte と呼ばれる集配拠点所があり、郵便物を受け付けてはくれるのだけれど、自動計量計算機が置かれていないので、並んで順番待ちをせねばなりません。時間がない時には一般郵便局に行けば自動計量計算機があるのでそちらに行くのが得策であり、何より計量から国指定、配送ランク指定や料金など全てを自分が納得しながら進めなければ支払いもできなければ、裏がシールの簡易切手も機械から出て来ません。切手に拘らないのであれば、慣れてくるとこの自動計量計算機が安心、安全の安楽だったりします。

で、先週。
ココんちで封筒詰めを終え、ココんちから最も近い一般郵便局に持参しました。
まず、月曜日に2封筒を自動計量計算機で切手を購入し、受付に渡しました。その封筒が受付の人の背後にある集配箱に落とされたと同時に集配拠点所の係員さんが現われ、集配箱の中身を持ち去りました。

続いて、水曜日。同じ郵便局に私は行き、自動計量計算機で切手を購入し、受付に座っていた女性に渡しました。すると、突然、その女性が「この封筒の中身は紙ではないわね?」と質問してきました。封の中身は軽量の布切れとチョコレエトだったので、私は「違います」と返事しました。というか、返事するまでもなく、封筒は見れば察せられる、封書内にパッキンが貼ってあるタイプです。すると、その女性が「中身が紙でないなら、これは小包よ!」とかなり強い口調で私に言って来ました。

正直、「・・・はて?」と私は首を傾げてしまいました。
というのも、月曜日に既に送ったばかりだけれど、私にとって仏蘭西から海外に中身が紙ではない封書を送ることは生まれてはじめての経験ではありません。しかも、時間に余裕がある時はココんち近所のトリポストから封や小包を送ることにしており、これまでの記憶を辿ると、封書の重さと厚さの制限以内なら、中身が紙でなくても封扱いで送付できるはずです。ですから、私は今回生まれて初めて仏蘭西で封筒の中身が紙でないのに封筒扱いであなたは軽量したわね!と受付のマダムに叱り飛ばされたことになります。

マダムの印象は60歳前後の方でしたけれど、夕方に私が持参したことで虫が騒ぎ出してしまったのでしょうか。私をにらんでから、私がマダムに渡した封書を秤にかけ、コンピュータにかけたらどうも同じ料金だったようです。・・・というか、1キログラムにまったく満たないのだから封書でも小包でも同じ料金ではないかと思われます。マダムは画面を見て「あら?」という表情をした後、今回ばかりは勘弁してやるわいと私の封を背後の箱に投げ入れました。いや、次回もこの重さでこの条件なら、私が機械と向き合って行った作業は何の問題もないのだけれど・・・。

今回に限ったことではありませんが、郵便局だけでなく銀行にしろ、役所にしろ、病院にしろ、駅にしろ、同じ目的が書かれた受付が並んでいたとしても、そこに座っている人によってルールがまったく異なることは仏蘭西ではよくあります。私が先週水曜日にこのマダムに大声を出されたことも、セラヴィなんでありますな。「どちらが本当?」ではなく「どちらも本当」だから、受付られちゃったらそれまでだし、拒まれてもそれまでです。

こういうことがあるとどっと疲れます。


le 24 octobre 2011, Florentin


【追 記】
そして、きょうの午後。既に2か月は過ぎたと記憶していますが、しばらく前に注文した小切手帳がまだ手元に届かないので、マルセイユの管理局に電話。電話がつながるまでに約一時間。ようやく電話がつながり、電話の向こうは女性でした。小切手帳を注文したのにまだ届かないと話したら、私の名前と住所を問いただされ、「これは何かの間違いです」と一言。そして、あちらから「これから二冊作成し、明日朝、郵送します。今週末までにお手元に届くと思われます」とのこと。私から一言も2冊注文したことを口にしなかったのに、なぜかあちらから「二冊作成する」という返事。・・・・って、しっかりこんぴーたには既に登録されてンぢゃないの???こういう放置っていったい・・・・まぢ、疲れる。

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by ma_cocotte | 2011-10-24 20:37 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
内親王さま、ご誕生-お慶びのサルコぢ帝ご一家
先の水曜日の夜、花の都は巴里の16区にあるラ・ミュエト私立病院にて、サルコぢ帝妃カルラさまが内親王さまをご出産あそばされました。
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Crédit photos / vidéos : DR Gala / A.F.


ご出産の翌日の夕、内親王さまにヂュリア Giulia と言う御名が与えられたことが、サルコぢ帝が治められる国の臣民に知らされました。Giulia はカルラ妃の母国イタリアで用いられる表記であり、お名前には古くから「美と才能を持つ者」の意味が秘められているとのこと。御名のお披露目だけでも、サルコぢ帝の決定ではなく、カルラ妃の意向に従われましたので、果たしてヂュリア内親王さまが臣民の前にお出ましになるのはいつのことになりますことやら。これも、カルラ妃の思し召し次第だそうでございます。

さて、サルコぢ帝におかれましては、正室との間に二人の男児、継室との間に男児があり、ご次男さまには2010年1月にサルコぢ帝の初孫にあたります男児ソラル Solal さまが誕生。兎にも角にも、サルコぢ帝にとりまして初めての女児がヂュリアさまなのです。
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+サルコぢ帝の三王子+
左から長男ピエェルさま、次男ヂャンさま、三男ルイさま
Photo:AFP


そして、カルラ妃にとりましては長男オレリアン Aurélien さまに続いてお二人目のご出産となります。コホッ。




ま、ここいら辺までの話題がいくらテレビやラジオから流れてきても、「そりゃ、よござんしたね」と思いつつ、夕食の準備やらアイロンがけもできますけれど、内親王様が歴史上はじめてエリゼ宮にお誕生の姫さんで実に喜ばしいことだとか興奮した口調でひつこくスピーカーから繰り返し聞こえて参りますと、正直、ウザいです。「それが、ナニ?」と眉間にキュっと縦皺が寄ってしまいます。

内親王のご誕生が発表されて以降、やたらサルコぢ帝が「妻に思慮深い、善き父」であると喧伝されていますけれど、内親王のご誕生が次期大統領選挙当選のため政治利用なんぞされませんよう、祈るばかりです。




le 21 octobre 2011, Céline

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by ma_cocotte | 2011-10-21 21:23 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(0)
なんにもないところから二人目の統領が出るのかしら。
昨日、2011年10月16日にちようび。一週前の日曜日に続き、仏蘭西社会党(Parti Socialiste、略称PS)の次期大統領代表選出選挙が行われました。一週前の上位2候補についての決選投票。結果、前書記長のフランソワ・オランド François Hollande 氏が現書記長マルティヌ・オブリ Martine Aubry 女史を破り、次期共和国大統領戦の仏蘭西社会党公認候補となりました。


このフランソワ・オランド氏。コレェズ Corrèze 県選出の代議士でもあります。仏蘭西びとにコレェズの鍵語を出してまず連想する人物はフランソワ・オランド氏ではなく、前大統領ヂャック・シラク Jacques Chirac 氏でありましょう。もし来年、フランソワ・オランド氏が共和国大統領に選ばれ、共和国と共和国民のために善い(「良い」ではなく「善い」です。念のため)治世を実現したら、将来、ヂャック・シラク氏は過去の偉人、フランソワ・オランド氏が「コレェズ」と耳にした共和国民の誰もがまず思い浮かべるナマ偉人になるかもしれません。

さて、コレェズと言う県。ご存知の方は少ないと思います。共和国を縦横に割ったとして、左半分の上下を分ける線上の中心点寄りにある県です。http://www.correze.net/
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私はこれまで何度か南仏と今住む土地を行き来する際、コレェズ県を横切りました。国道沿いはなーんにもなく、森林と丘陵地帯に牛がテンテンテンです。延々とこの眺め。人家に気づけたらあなたの目はいいですねとほめたたえられます。往復路どちらともコレェズ県を抜けるといきなりリモーヂュ、クレルモンフェランという大工業都市にぶつかることでいっそうコレェズの超ウルトラスーパーど田舎さが際立って見えてしまうのです。そんななーんにもないコレェズ県内の道で目に付くのはヂャック・シラク大統領博物館 Musée du Président-Jacques-Chirac の案内ですね。深夜から明け方にかけてコレェズ県を横切った経験が私にはあるけれど、真っ暗闇の道でトップライトにして車を爆笑中にいきなりライトが当たって浮かび出るのがヂャック・シラク博物館の案内看板で、驚かされたものです。恥ずかしい話ですが、その時、クレルモンフェランで車のガソリンメーターの赤ランプが点滅し始め、真っ暗闇の国道をいくら走ってもガソリンスタンドがない。コレェズ県に入り、しばらくしてガソリンスタンドが暗闇に浮かんだ時くらい安堵したことはありませんでしたが、そのガソリンスタンドを出てまもなく隣県だったことでどれほどぶったまげたことか。

まあ、そんなワタクシ事は兎も角、人っ子ひとりそう簡単には見つけられないコレェズ県からもし二人目の大統領が選ばれるとしたら、当選した人物がミギだろうがヒダリだろうがちょっとヴぃっくりです。

私個人としては昨日の予備選挙でマルティヌ・オブリ女史のヒダリではなくミギに座すフランソワ・オランド氏が選ばれたことはガイジンである身でもちょっとだけホっとしました。マルティヌ・オブリ女史はこれからも共和国内の労働組合の方々を先導し共闘する姿の方が Martine のお名前にぴったりで似合ってますわ。
フランソワ・オランド氏についての拙印象は、おどおどしているところが気に食いません。これは現大統領サルコぢにも言えることだけれど、オランド氏の方がサルコぢのような泳ぐ目線ではないだけ好感持てます。国父たるもの凛とした態度と強い目ヂカラを携えていること、理想に過ぎないことなのでしょうけれど。

le 17 octobre 2011, Baudouin



ヂャック・シラク夫妻も党員であるUMPが次期大統領戦に公認候補として現大統領である神聖賢愚帝サルコぢを選ぶという話だけで、どこが民主共和なんだか理解に苦しむンですがね。ガイジンの私でさえ理解に苦しんでいるのに、共和国民にこんな難解な種を蒔くUMPっていったいどういう政党なんですかね?冗談でなく「帝政」はたまた「院政」でしょ。21世紀から10年も過ぎてこんな古めかしい政党を支持する人間がいるということがまっこと摩訶不思議。どこかに土地でも買い、UMP支持者だけで帝國ゴッコで遊んでいただきたい。


まぢ、うんざり。この4年間でどんだけ庶民の生活が改悪されたと思います?
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by ma_cocotte | 2011-10-17 17:16 | よっ、大統領!2012 | Comments(0)
「猫がかつぶし」で、20%オフ
2011年10月15日土曜日の午後、野暮用あって旧市街に出たら、
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エデンパアク Eden Park という名のお店だけ賑わっていました。

近寄ってよぉおおく見たら、
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きょうの朝、ヌウヴェルゼランド Nouvelle Zélandeで行われているラグビーワールドカップで仏蘭西が決勝進出を決めたことで臨時セール開催ということでした。そして、日本帝國発見!

・・・・となると、決勝戦でもし仏蘭西が優勝したら、猫がかつぶし取ってドスンと飛び込むようにこのお店に突っ込んでみますかね。好きなのだ、エデンパアクのお洋服。

le 16 octobre 2011, Hedwige

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by ma_cocotte | 2011-10-16 04:09 | 『行け、行くんだ!』 Allez!! | Comments(2)
妻子はいずこに?
きょう、10月14日のお昼のニュウス。トップニュウスは先の日曜日の仏蘭西社会党内の大統領候補予備選挙で想定外の第三位となったアルノ・モントブゥ Arnaud Montebourg 氏が、同選挙で第一位となったフランソワ・オランド François Hollande 氏を支持すると発表したことについてでした。おとといの夜、国営放送France2で同選挙で第一位、二位となったフランソワ・オランド氏とマルティヌ・オブリ Martine Aubrey 女史のナマ討論が長時間にわたって放映されたので、当日の感想もあってのアルノ・モントブゥ氏の決断なのかもしれません。

で、このアルノ・モントブゥ氏。今月30日に48歳となられる。
彼には1997年5月31日に結婚した子爵令嬢オルタンス・ドゥ・ラブリフ Hortense de Labriffe 姫(1968年生)という名の妻がおり、二人の間に一男(2000年生)一女(2002年)がいます。オルタンス姫は現在も花の都はお巴里でバリッバリに活躍されるご婦人でもあります。

ところが、です。
2011年、仏蘭西共和国大統領選挙を控えた今、アルノ・モントブゥ氏のそばにいつもいるのは奥様ではなく、仏蘭西に長く在住している方ならご存知の元は国営放送France3のニュウスキャスター、オドレ・ピュルヴァ Audrey Pulvar 嬢なのです。(アルノ氏を熱く見つめる左のお嬢さんね)
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La journaliste Audrey Pulvar aux côtés de son compagnon Arnaud Montebourg (PS), au moment de son discours le soir du premier tour de la primaire socialiste, le dimanche 9 octobre 2011. DUPUY FLORENT/SIPA

「Arnauld Montebourg Audrey Pulvar」の鍵語で検索すると、 compagnon という単語が散見できますが、compagnon という語を仏和辞書で引くと「連れ合い、伴侶」なんてある。

どうやらアルノ・モントブゥ氏は妻子を置いて家出し、現在はオドレちゃんと同棲しているのであります。

┐(-д-`;)┌ Bof, bof, bof

なんちうか、前回の共和国大統領選挙でも候補者の家族の形が話題にのぼり、仏蘭西社会党から選出されたセゴ姐が、同党のフランソワ・オランド氏と学生時代からの友人で市民婚さえ挙げないマリタルという同棲の形で二男二女の母親であったことが、当時は円満家庭を披露していたサルコぢに対して、グッドポイントでもマイナスポイントでもありました。結果、サルコぢが当選し、落選したセゴ姐とフランソワ・オランド氏の関係は2007年6月17日に公に終わったことが表明されました。

まあ、ご存知のように共和国大統領になっちゃったサルコぢが離婚してすぐ再婚するというスッキャンダアルな事実があったので、未婚でもセゴ姐とフランソワ・オランド氏の関係の方がサルコぢなんかのライフスタイルより真面目に見えたこともウソではありません。でもね、あれから5年。今回の仏蘭西社会党予備選挙候補者の家族の形はセゴ姐とフランソワ・オランド氏だけでなく、アルノ・モントブゥ氏もこんな ↑ 現実ですし、第二位となったマルティヌ・オブリ女史はどういうわけか1973年に結婚し、その後離婚した最初の夫の姓を現在も名乗りながら、2004年に再婚しています。フランソワ・オランド氏もセゴ姐と別れた後、新しい伴侶がおり、15kgも痩せられたのも彼女のおかげという噂まで流れています。

で、昨日の午後。おらが地元で私がお世話になる神父様と雑談となり、当然、先の日曜日の仏蘭西社会党大統領候補予備選挙の話題について10月3日に仏蘭西司教団から発表された Déclaration à l'occasion des Présidentielles 2012 (2012年大統領選挙についての声明)を踏まえて触れるに至りました。毎度、仏蘭西のカトリックは共和国大統領選挙前になると共同祈願で繰り返し「仏蘭西とカトリックのためになるリーダーが選ばれますように」と祈るし、政治の難しい話以前に国父たる共和国大統領が我らの生活の見本であることが昔は当たり前だったのに、仏蘭西社会党候補だけを見るなら候補者選択以前に「選べない」というトホホな方ばかりと失笑してしまいました。余談だけれど、マルティヌ・オブリ女史の父上は仏蘭西語で言うところのCatholique pratiquant (生活宗旨を守るカトリック信者)で、欧州議会でも地元でもカトリックとして活躍された方だそうだ。マルティヌという名を娘に与えたのも妙に納得。だけれど、娘マルティヌは社会党で大活躍、どこかのセゴ姐と同じくマルティヌ・オブリ女史は実家からアバヨされちゃった方なのです。しっかも、マルティヌ・オブリ女史の今の夫さんヂャン・ルイ・ブロシェン Jean-Louis Brochen 氏はイスラーム教徒という実しやかな噂が流れております。(エイメリカでは次期大統領がモーモンになりそうだと昨晩の国営放送ニュウスで取り上げられたばかりぢゃ)

現実においては今や仏蘭西でマイノリティなカトリックの表なんか!と中道よりヒダリのお仏蘭西びとは口にされるでしょうけれど、一円をバカにする奴ぁ一円で泣く以上に魂ある人間ひとりを軽んじる奴ぁ一票で泣くんだよっっ!と頭の中にこんな台詞が走りまくるココ二日なのでありました。
こんな私の家族の形について疑問を持つなんてことは仏蘭西びとだけでなく、仏蘭西にここちよく住む日本びとからも「あんた、古いわよ」とカラカラ笑われるだけなのもわかってます。ま、私は棺おけに片足の膝くらいまで突っ込んでますしね。古くて何が悪い。


しっかし、どーなっちゃうんだろうね、仏蘭西の次期大統領ちゃん。(なんだか閣下とか国父・国母なんて当てる気もさらさらないわい)


le 14 octobre 2011, Calixte

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by ma_cocotte | 2011-10-14 22:01 | よっ、大統領!2012 | Comments(2)
日出づる國からの
小包に。
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所狭しと切手、切手、切手。
箱を開ける前にうれしさ、喜びで心が一杯になりました。゚+。:.゚ヽ(=´▽`=)ノ゚.:。+゚

le 13 octobre 2011, Edouard

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by ma_cocotte | 2011-10-13 18:44 | 『いいね。』 Chouette! | Comments(0)