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ヴザン師、ブザマぁ
天誅!腹かっ捌け!
というか、「・・・っちょっ!」なネタが入ってきました。私個人にはホットだわぁ。

さて、そのネタは何かと申しますと、先週金曜日、仏蘭西は アヌシ Annecy 教区 の教区司祭であり、小教区メヂェヴ Megève の教会の主任司祭であるパスカル・ヴザン Pascal Vesin 氏(43歳)が2001年からフリーメイソン活動と二股かけていたことにより、ヴァチカン本丸より聖職停止命令だけでなく、「もしあなたが世俗席でミサにあずかっても聖体拝領はダメ」と命じられてしまったのです。お給料は6か月から12か月支給されるとまで各記事に掲載されているので、こりは何ですか、還俗に「近い」聖職停止であるということですわね。あらまあ(棒読みでどうかひとつ)
沙汰が金曜日だからなー。
土曜日午前中までに告解しても、聖体拝領はダメダメなのねー。
彼の名前 Pascal Vesin で検索をかけると仏語だけでなく英語圏の報道まで引っかかるので、政教分離しているとは言え、ヨソの元キリスト教国教国でも「・・・っちょっw」なネタだったようです。

と、「政教分離」という単語が出ましたが、この主任司祭殿、なにか強権を勘違いされているようで、「現在の仏蘭西は政教分離国家だからカトリックとフリーメイソンの両方に関わって何が悪い?」とか「バレなきゃこのまま続けられたのに」と、これまで二度、アヌシー教区の長上(つまり、司教)宛に匿名の密告が届き、当初、司教はヴザン師がフリーメイソンを脱会するよう勧めたのに、ヴザン師は仏蘭西の完全政教分離(1905年のライシテ法だな)を挙げて二股止めない宣言をし、先週金曜日にヴァチカン本丸からお達しとなったわけ。おル・モンド Le Monde さまの 記事 にははっきり"excommunication temporaire"と書いてあるので、破門扱いのうちのひとつではあーりませんか。

上長からの救済のクモの糸を切ったヴザン師は常々、ご自分が熱心な政教分離派であり、仏蘭西で今話題の同性婚法案改正にも賛成している、と口にしていたそうだ。・・・こりゃ、すごいことですな。仏蘭西カトリック司教団団長であるパリ大司教アンドレ・ヴァントワ枢機卿は他の宗教者長上と共にエリゼ宮のフランソワ・オランド王に反対の意を直に申し上げているのに。ヴザン師の上司(カトリック用語だと長上)であるアヌシ教区司教も公式HPで 反対である ことを表明しています。

・・・・ここでわたくしが思い出したことは数か月前、この仏蘭西の同性婚法案改正に暗躍しているのがフリーメイソンであると私の耳にまで入って来たことです。はぁ、なーるほど。表向きカトリック司祭でも裏面がフリーメイソン会員なら、ヴザン師の日頃の自己紹介は当たり前だのクラッカーになるし、羊の皮をかぶった山羊であるという証にもなります。
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↑ 羊の革をかぶった山羊さん ↑

そもそも、カトリック幼稚園児のレベルだけれど「言わなきゃバレない」、「バレなきゃ続けられる」という考えのオトコがカトリック司祭をしていること自体、カトリック世界のロジックが崩壊してしまっていることになります。なぜなら、カト幼稚園児だって誰も見ていないところで自分が悪いことをしても神様は全てご存知だって知ってますからねぇ。小学生にもなると「真夜中の砂漠のど真ん中でウ○コしても神さまは見てんだぜ」なんて話も飛び交いますから。・・・となりますと、このヴザンという主任司祭は主任司祭になれるほどの資格と齢と頭を持っていても、心の程度は幼稚園児以下。いや、違うなー。図体が小さかろうが大きかろうが、傲慢だな、
傲 慢。
まあ、あのフリーメーソン会員になれる条件には傲慢も要るだろうからな。毒された心身、お気の毒です。

それでも、数日前、新しいロオマ司教さまが 無神論者も天国に行ける かのような神の救済はあまねく者に~、な発言をされたばかりですので、たかがカトリックとフリーメイソンの二股がけで聖職を追放なんてどーってことないさ、と言うのがヴザン師の心の声かもしれません。ヴザン師のこれまでの証言を尊重するならば、バレなきゃヨソのカトリック聖堂で聖体拝領しちゃうかもしれませんしね。

と、以上、抜本的にこーゆーゴーマン司祭を育てた長上と養成、出て来い!いや、親の顔が見てみたい!なお話でした、まる

でも、アヌシー教区の現在のイヴ・ボワヴィノ Yves Boivineau 司教様の言動は賢明でした。2010年に最初の匿名通報が届いてから、司教様はヴザン師に考えるチャンスも与えたし、ヴザン師を救う道も示した。にもかかわらず、ヴザン師の口から出た返答あって、ヴァチカン本丸に助けを求め、ヴァチカンから出た導きに司教様は従っているのですからして。Cf. COMMUNIQUÉ 2013年5月26日付アヌシ教区公式声明文

・・・それにしてもだな、おル・モンドさまの記事に、仏国内にフリーメイソンと二股をかけているカトリック司祭数は26000人いると書かれていた。しっかし、隠れ妻帯の司祭もそこら中にゴロゴロいる仏蘭西という国のカトリック、実に罰当たりである。(そんなこと、とぉに知っているけれどさw


le 27 mai 2013, Augustin de Cantorbéry

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by ma_cocotte | 2013-05-27 22:00 | 『?』なKTOりっくん | Comments(5)
国父オランド王はなぜ国民の求めに応じることが「できない」のだろう?
昨日、2013年5月26日、仏蘭西共和国は花の都巴里で、既に成立しちゃっている同性婚合法化法に抗議する大規模な抗議集会が開催されました。参加者は警察発表では150000人、主催者側発表では1.000,000人・・・この差はいったい? 以下の写真は昨日午後5時半頃のニュウス専門チャンネルで生中継された映像です。
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前回 3月24日の集会 に超ウルトラスーパーど田舎からバスに乗って参加したココんちの♂♀は今回不参加。ながら、連日ラジオやテレビ、インターネット画面で見聞する関連報道が気になってはいました。今回について、開催一週間ほど前から仏蘭西共和国の現政権、つまり仏社会党政権がこの件でかなり神経質になっていることがわかってきました。
ヒジョーにムカついたのは政権を掌握していることを悪用して、マスコミを使い、この運動がイコール極右であるという喧伝が始まった点です。ココんちの二人は「あたしたち、極右だったっけ?」と苦笑い。一応共和国民であるココんちの仏人♂は前回の大統領選挙で予選も決戦もフランソワ・オランドに投票しているのですよ。

ソレとコレは別でしょう。

政治思想で同性婚支持、反対につながるというのは愚かな発想としか言えません。現に仏社会党の中に同性婚反対者もいれば、サルコぢ前大統領が院政のUMPにだって同性婚支持者がいます。宗教の水域においても、支持者、反対者両方おり、しばらく前になりますが、仏国営放送の前会長がテレビ番組で自分はカトリック・プラティカント(=生活宗旨を守る信者)だが同性婚法案には賛成だ、とはっきりおっしゃった。

兎にも角にも、テレビだろうがラジオだろうが新聞だろうが現政権の意向を受け入れる媒体はこの一週間、繰り返しこの「同性婚合法化法についての抗議集会」が極右であると繰り返し、現政権の主だった大臣があらゆる番組に出て、同じ主張を繰り返しました。もちろん昨日から一夜明けたきょう27日朝から繰り返し流れるニュウスのトップ項目は昨晩、巴里で繰り広げられた極右と警察の戦いの様子です。

がね、しかし、一度だけとは言え、この集会に参加した田舎者、しかもカトリック・ゾンビと都会人に失笑されるひとりとして書きますが、正式の集会は午後6時で終了。この時間に前後して巴里旧市街外環道に駐車されているバスに地方からの参加者は乗り込んで帰路につきます。そのバス停まで動く人の波と逆行して、なぜか集会が終了したのに都心に向かう人の波があります。つまり、ヒトが入れ替わるのです。
地方から参加したひとびとが去った巴里で、日没後に極右と警官隊が闘っても、それと田舎のカトリックゾンビを一絡げにしてしまうのはあまりに悪意があります。
ついでに、前回3月24日の集会中、演台にイスラム系のご夫妻や移民がのぼると明らかに妨害する連中が人並みの端っこにいたけれど、主催者側は彼らに交わること、関わることをしてはならないと参加者に繰り返していました。ま、そんな勧めがなくても、演台にのぼる方々の意見を拝聴したい者は妨害する彼らに冷たい視線を投げるのは当たり前です。

そういうことを横において、反対集会に参加しているひとびとがフランソワ・オランドという名の国父とエロ首相に希望しているのはただひたすら「国民投票」です。
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報道ではまるで同性愛者の100%、同性愛者は全員、この同性婚法案に賛成しているような話にしていますが、同性愛者の中には反対しているヒトもいます。(もちろん逆も存在するのは当たり前)

結果がどうであっても、この反対運動の勢いからして国民投票を行うのが民主共和の国のあり方ではないでしょうか。この調子だと、近未来の巴里でプラハの春やらアラブの春、天安門のような愚行が起こりえるかもしれず、どうしたことか、先週半ばに仏国内でこの件でナニが起ころうと「○×の春」は使用するべからず、とエラい大臣さんがおっしゃったことも報道され、いったい仏蘭西の今の政権、社会党のどこが民主共和なのかとひとしきり。

国民投票をあくまでも拒否し、あらゆる手段を使って印象操作をして、党意の実現・・・一党独裁にさえ見える。今回もまたフランソワ・オランドに投票して後悔しているココんちなのでありました。だからといって、次々届くサルコぢ2017年復帰には応じませんから。ふん。

le 27 mai 2013, Augustin de Cantorbéry

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by ma_cocotte | 2013-05-27 17:10 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
ボ ボ の 島
二週間ほど前、大西洋に浮かぶ「ボボの島」に行きました。
ボボってなーに?となりますが、「ブルジョワ ボボ」で検索すると、
ボボとは、ブルジョワ・ボヘミアンの略。
クラシックな左岸を避け、右岸の新しいエリアで、
ヌーヴォーシックなファミリーライフを楽しむひとびと
なんて説明を日本語で拾えたりしますが、仏蘭西共和国の超ウルトラスーパーど田舎に住むま・ここっつぁんが近所のおばあちゃまから教えられた「ボボ bobo」はまったく違いました。マダムの説明によりますと、
ボボとは、中道左派の社会党支持者なのに
ブルジョワの優雅な生活を止められないひとびと
だそう。例えば誰かと言うとロラン・ファビウス Laurent Fabius らしい。仏蘭西社会党員であり、現在は外務大臣だったりします。ロラン・ファビウスは確かにハゲなのに格好いいというか、どこかスマートなおじ(い)さんであります。社会党員だけれど成育歴を眺めると巴里16区生まれのユダヤん家庭育ちだし、学歴もキラキラで、アグレガシオン合格者でありながら、シアンス・ポやら巴里政治学院やら・・・と、ま、どーでもいいです。
社会党員やら社会党支持者なのにブルヂョワの優雅な生活を止められないひとびとや家庭を「ボボ Bobo」と呼ぶと前提し、そのあたくしが先日行った大西洋の島のあだ名は「ボボの島」、正式の名前はレ島 l'île de Ré です。日本國では良質の塩が採れる島で知られていますよね。

さて、ボボの島に入るには有料の橋を通るしかありません。マイナーシーズンならば往復8ユーロ、6月20日から9月半ばまでは一挙に二倍の通行料になります。
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遠くに見える大地がレ島


なぜこの島が「ボボの島」なんてあだ名が付いてしまったのかというと、ひとつには社会党のリオネル・ヂョスパン Lionel Jospin 元首相(一度は共和国大統領候補にも選ばれたことがある)が政界引退後、この島の奥地の小村に移住してしまったこともあるし、前出のロラン・ファビウスも休暇のたびに滞在する島であること。それだけでなく、巴里旧市街のボボたちが7、8月のヴァカンスに押し寄せ、島全体で尋常でない世界が見れることにあるそうです。既婚女性は美しい帽子をかぶっているのは当たり前なのだとか(エルメスカップぢゃあるまーに・・・)。

と、こんなボボねたについて実は島を訪問後にココんち地元のおばあちゃまから教えられたのではありますが、そういえばボボの島の、サン・マルタン・ド・レ Saint Martin de Ré という名の村を訪問したら、五つ星のホテルがあり、驚いてしまった私でした。
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ココ ↑ 写真でホテル内を覗き込んでいるお子たちがいるけれど、一緒に私も覗いてみたかったですよ。このホテルのすぐそばのカフェで巻き毛の男児を連れたロン毛のムッシュウがどう見ても30代半ばに行くか行かない外見なのに葉巻をくゆらせていたので、おいらはこれにもヴぃっくり。葉巻を優雅にくわえるヒトなんて大昔、エクサンプロヴァンスのカフェで見た老マダムしか思い出せませんよ。(どんだけ田舎に住んでいるのだ自分)
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兎にも角にも、5月というのに真冬のような寒さの中、見切り発車でボボの島に参りましたが、もう少し花咲き乱れる時季に再訪したいです。ええ、もちろん、巴里からボボがこの島に集う前の、帽子いらずで散策できる時に。

le 24 mai 2013, Donatien

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by ma_cocotte | 2013-05-24 22:54 | Promenons-nous! | Comments(0)
静寂な朝を迎えた。
こんにち(2013年5月20日)は仏蘭西共和国では国定移動祝祭日と大らかに今、声に出してよいのかわかりませんが、伝統においてはランディ・ド・パントコット Lundi de Pentecôte 、和訳すると「聖霊降臨翌日の月曜日」という名の休日なのです。

この「聖霊降臨翌日の月曜日」の祝日を月だか週ごとの基本労働時間数改変を理由に廃止を決めたのは、カトリックの幼児洗礼を受けたものの、両親の離婚後、ユダヤ教の生活習慣と教えで育てられたニコラ・サルコぢ前大統領でありました。オラが共和国の国父さまがお決めになったことですから臣民が従うかと思えば、これがなかなか上手く従わず、宗旨を理由に休みを決め込むミギ方面の民もいれば、家族愛を育む日を減らすなとはむかうヒダリ方面の民もおり、当初は国公立関係の団体の職員はいずれも聖霊降臨の主日翌日の月曜日に就労に出たものの、年毎にうやむやになり、果ては政府側がこの日について高齢者はじめ弱者を思い遣り、彼らのために労をささげる(つまり無給)日とかなんとか、そーゆー日に化けてしまいました。

さて、今年2013年。
ル・パリヂアン Le Parisian 紙に掲載された図説 ↓ によりますと、以下のとおり、緑色が本日開業開店、赤は本日休業なんですって。
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仏国内の空港、証券取引、国営公営美術・博物館、公営プール、清掃、(私企業ながら)大規模小売店舗はきょうは勤労日であります。___φ( ̄^ ̄ )

ココんちのように旧市街から外れた住宅地では、静寂さが外気に流れておりますよ。
私の予想に過ぎませんが、サルコぢ閣下のかつてのご提案はいずれ消えて、以前のまま、聖霊降臨の主日の翌月曜日は誰も働かない日になるのではないかなあ。

le 20 mai 2013, Bernardin

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by ma_cocotte | 2013-05-20 17:30 | 『春』 Rien de special | Comments(0)
初夏の陽気を待たずに、
今年はきょうの夕方、カンヌ映画祭 が開幕します。
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ココんちあたりは5月15日の朝も暖房のスイッチを入れたまま、雨上がりの朝を迎えたけれど、おそらく地中海側のカンヌは青い空とここちよい風の中、今夕の開会式を待つばかりなのだと想像します。きょうの朝からくりかえし流れるテレビニュウスのトップ項目はカンヌ映画祭開幕なので、とりあえずきょうの仏蘭西共和国は平和な朝を迎えたという証でしょう。(ちなみに前日昨日のトップニュウスはパリ市内でのライトな暴動だった)

今年は開会式の司会が、仏蘭西より日本で人気のオドレ・トトゥ Audrey Tautou なんですよね。今宵の開会式にはレオナルド・デッカプリオが登場することもあり、今晩8時のニュウスにはレオナルド・デッカプリオさまのナマインタビュー時間が既に設定されているそうだ。

そして、今回のカンヌ映画祭の 審査委員会 の委員長がスティブン・スピルバアグ Steven SPIELBERG 監督で、委員のひとりに河瀬直美監督がいらっさる、ときたもんだ。

まっ、以上、私にはどーでもいいことなんですが、カンヌ映画祭最終日までにどうかもう少し陽気が穏やかによくなりますように。あたしゃ、今朝からまた水ッ洟が止まらず、どうやら風邪をひいちまったみたいでふ。

le 15 mai 2013, Denise

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by ma_cocotte | 2013-05-15 15:54 | 『春』 Rien de special | Comments(0)
お そ う し き
先週のはじめ、ココんちの仏蘭西びと♂が友人♂の葬儀に参列した。持病が原因とは言え、45歳で他界というのは行き急いだ人生という印象を持つ。他界した彼は離婚後、旧市街のHLM(公団)にひとり暮らしだったそうで、葬儀には3人の子女が現れたとのこと。

彼の葬儀はココんちの仏蘭西びと♂が馴染みの旧市街のカトリック聖堂で午後一番(13時半頃)から始まった。ココんちの仏蘭西びとはカトリック聖堂での葬儀だから、きっと面識ある主任司祭の司式なのだろうと葬儀ミサの開祭を聖堂内で待っていたら、なんと葬儀は葬儀社の社員が聖書のどこかの箇所を朗読し、その後、三人の子供が作った詩が読まれて葬儀終了。棺は市営火葬場に運ばれ、荼毘に付し、灰になった彼は誰にも灰になった姿を披露されもせず、壷に納められ、火葬場隣のピラミッドロッカーに安置された。

葬儀後、帰宅したココんちの仏蘭西びと♂はそこはかとなくショックを受けたようだった。カトリック聖堂の中なのに無宗教葬儀が行われ、おまけに親類縁者友人というかココんちの仏蘭西びと♂にとって生まれてはじめて火葬者が身近に現れたという事実。

私はこのカトリック聖堂ではないけれど、旧市街の別のカトリック聖堂で司祭のいない無宗教葬儀が行われたことをこの目で見たことがあるので、「ああ、そういうことか」と大して驚きもしなかった。1905年の完全政教分離法以前に建築が終了したカトリック聖堂は、国やら市町村とカトリック教会の「共同財産」なので、市町村によっては市町村の力と判断で、市民の葬儀場としてカトリック聖堂を勝手に貸与しているようだ。だから、共産主義者の葬儀もカトリック聖堂の中で「無宗教葬」として葬儀屋さんやら同胞が仕切って行われることもあるらしい。ココんち地元の市は「社会党の王国」で知られているので、カトリック教会聖堂を市が喜んで無神論者に貸すのも「自然」なのである。

近年、火葬も土葬より費用も墓地も廉価なのでどんどん庶民に浸透しているそうだ。
50年以上前のユダヤ・キリスト教生活文化圏では火葬はタブーだったので土葬「しか」頭になかった欧州人にも今では火葬も選択肢のひとつになったことになる。と言っても、火葬に寛容なのはキリスト教徒と無神論やら非神論の方々であって、ユダヤ教やイスラームでは葬儀や埋葬を今もきちんと守っているのだから、彼らのスタイルを尊重することも大切。

le 14 mai 2013, Mathias

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by ma_cocotte | 2013-05-14 16:07 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(8)
le "grand cordon de l'ordre du Soleil levant"
タイトルを和訳しますと、『旭日大綬章』。___φ( ̄^ ̄ ) 勉強になりもす
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© YOSHIKAZU TSUNO / AFP


きょうは朝のニュウス、お昼のニュウスと繰り返し、繰り返し、フランソワ・フィヨン François Fillon 前首相が日本の天皇陛下 "AKIHITO" から直接、勲章を授与されたと映像つきで紹介していたので、おいら、ちょっとヴぃっくり。

なんでサルコぢぢゃないの?と数秒思ったことは思ったけれど、すぐに、ああ、そーいや、かつての神聖賢愚帝サルコぢは異常なほど日本嫌いなので、現役中のサルコぢ自らは中国担当で、日本についてはフィヨン氏に押し付けていたことを思い出しました。ですから、日本國の勲章がサルコぢではなくフィヨン氏に与えられるのは、当たり前だのクラッカーポンっ、ポポンっ!であります。

きょう、テレビ画面を見つつ、つい笑ってしまったのは、フィヨン氏の正装姿で、このような白の蝶ネクタイに、私の見間違いでなければ燕尾服という服装をフィヨン氏が仏蘭西国内でお召しになったことがあった記憶がまるでない・・・。ローマ教皇謁見時も平服ではなかったかなあ。

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あ、ほらね。


ま、それは横に置いて、きょうの午後遅くになって、勲章をいただいたばかりのフィヨン氏が2017年の次期大統領選挙に立候補するらしいというニュウスが流れ始めたので、これにもまた驚かされました。いずれの報道も以下の意味のわからないビデオ付き。どうも式典直後のフィヨン氏を出待ちして、2017年大統領戦に出馬するのか突撃取材したようです。



ここ数日、サルコぢが政界復帰し、2017年大統領戦に再登場するだろうというウワサも次々と見聞していたところなので、以前からフィヨン贔屓の私としては勝敗に関係なくフランソワ・フィヨン氏が2017年大統領戦に立候補というのはうれしい話です(今のところw)。でも、私には選挙権がないので関係ないのだな。

le 9 mai 2013, l'Ascension

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by ma_cocotte | 2013-05-09 23:28 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
・・・あ、ない。
何が?

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祭 壇 ですぅ
Photo:L'Osservatore Romano


ココは、先週5月2日午後5時過ぎのヴァチカンはラッツィンガ名誉教皇さまの新居の小聖堂ざます。
ヴァチカン放送局手前の建物のリフォームが終わったので、2日午後4時半だったか教皇引退直後から滞在していたカステルガンドルフォの別邸から戻られたラッツィンガ名誉教皇さまをフランシスコ教皇様がお玄関先でお迎えし、その後こうして小聖堂でお祈りしたのですね。

写真でわかるとおり祭壇がないので、背面でパウロ6世典礼という、いつものラッツィンガ名誉教皇さまの日常が続くのでせう。(と書くと誤解を招くので書き足しますと、ローマ周辺の教会にはまだ祭壇を設えないまま、背面でパウロ6世ミサを捧げている聖堂がいくつもあります)

この写真を見る限り、赤いランプがないので、まだ聖櫃にご聖体が納められていないのかもしれません。(どーでもいいことですね、はい)
ここの建物にはかつてヴァチカンの聖ピエトロ大聖堂内の永久聖体礼拝のお当番修道女方がお住まいだったと伺った記憶がありますが、はて、もちろん現在も続けられている永久聖体礼拝のお当番シスターズはいずこに?(どーでもいいことですね、はい)

le 5 mai 2013, Judith
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by ma_cocotte | 2013-05-05 03:21 | Vive le pape! | Comments(0)
ニ 連 休
昨日ひょんなことで、来週8日、9日と水曜、木曜日がニ連休の国定祭日になることを知りました。
5月8日は第二次大戦戦勝記念日 Victoire 1945 という共和国の固定祝祭日で、5月9日はキリスト昇天祭 Ascension de Seigneur なので今年2013年はこの日が共和国の祭日という移動祝祭日です。

固定祝祭日と移動祝祭日の組み合わせでニ連休になるなんて、私の記憶にありませんでした。新鮮。こんなこともあるのね。___φ( ̄^ ̄ )

ちなみにこのようなニ連休になってしまい、ココんちの地元あたりでは5月8日に開店する店舗がちらほら。宗教祭日でもある5月9日に、はたして町がしーんと静まり返るのか、平日同様かそれ以上の喧騒になるのかまだちょっとわかりません。

仏蘭西という国では共和国とつながる国内の教育機関を3つのグループ、Zone A, B, C と地方別に分けており、今年の場合、Zone B(ココんちあたりもココ)は既に4月13日から29日までの春休みが終了、Zone Aの春休みは4月20日に始まり5月6日で終了、花の都パリが含まれるZone Cの春休みが4月27日から5月13日なので、国定祭日5月1日、8日、9日と3祭日が春休みに含まれてしまうパリヂャンはちょっとムっとしてしまう今年の春休みではないかと思います。ココんちあたりのお子たちは得した気分だろうなあ。

いずれにせよ、春休みなのに外気は冬のまんま。外出時にまだカシミヤの冬マフラーを巻いて、コートを羽織っている自分に納得行かない2013年5月第三日目です。

le 3 mai 2013, Philippe et Jacques

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by ma_cocotte | 2013-05-03 17:06 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
皐月一日の朝は、
大地を打つ霰はたまた雹の轟音で目を覚ましました。
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雨戸を叩く音を聞いても強風雨だと想像していたので、雨戸を開けて驚きました。
暖房のスイッチを未だ切ることもできず、冴えない空の色ではうつむきがちになってしまいます。

五月らしい青空と新緑を一日も早く仰いでみたいです。

ところで、こんにち五月一日(ごがつついたち)は仏蘭西共和国の国定祝祭日ですので、霰雹が朝一番で轟音を残した後は、あまりある静寂に一帯が包まれています。


le 1er mai 2013, Jérémie

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by ma_cocotte | 2013-05-01 17:00 | 『春』 Rien de special | Comments(0)