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パンの道に戻ってまいりました。
一年以上ぶりかもしれません。
月曜日の朝、ひさしぶりにパンを焼いてみました。
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焼き上がりは、コローン


なんだかラグビーボールみたいですね。
実は外見は同じようでも、きょうは「ニッポンの食パン」を焼いたのです。お塩だけでなく、バター15gとお砂糖15gを混ぜました。
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ひさしぶりなので、こんなものかな?と自分を慰めております。

もっちり、どっしり、皮はカリカリ。美味でした。


le 27 janvier 2014, Angèle

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by ma_cocotte | 2014-01-27 21:26 | mon chemin du pain | Comments(0)
もうあれで最後のつもりだったのに、
また買ってしまいました・・・・_| ̄|○
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買ってしまった原因と申しましょうか、きっかけと申しましょうか。それは、ついうっかり旧市街に行った時、パン屋さんの入口で、そのパン屋さんが作るガレット・デ・ロワが地元地方(ポワトゥ・シャラント Poitou Charantes 地方)で第三位に選ばれたというディプロムを見てしまったからなのです。(このパン屋さんは年末にチョコレートムースのビュッシュ・ド・ノエルを買ったお店でもあります)

見てしまったからにゃ、無視できません。
店内で様子を見てみたら、このお店も量り売りの良心店舗。ますます買わずにはいられません。
四人分のガレットを買い、ココんちでざっくり切りましたら、なんと。
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流石、流れ石。第三位に選ばれて当然。
アーモンド餡が着色無しの、皮入りなのでございました。(個人の好みですけれどね、私は黄色い皮なしのアーモンド餡より、こちらが好みなのです)

美味しかった!
そして、スジェ Le sujet ですけれど、右のおしゃれなにわとりさんが入っていました。良質な陶器人形なのでお値段がちょびっとだけお高めなのかもしれません。ですが、大満足。買ってみて良かったです。
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そして、左の陶器の猫はなーに?となりますが、こちらは先週水曜日におよばれしたおうちでいただいたクロンヌ・デ・ロワの中に入っていたもの。総勢7人でひとつのクロンヌをいただいたにも関わらず、ココんちのモン・ココが当ててしまいまして。なんという強運。他で生かせないものかね?

le 26 janvier 2014, Timothée

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by ma_cocotte | 2014-01-26 23:26 | The ou Cafe? | Comments(0)
めいめい。
決めた。
仏蘭西共和国の元首、今上の国父陛下であらせられるフランソワ・オランド François Hollande についてココでは、
好色狡猾王
を冠することにする。
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Les Guignols de l'info

あれ、私ゃ、サルコぢについて何を冠してたっけ?・・・としばし。(何せ三歩で忘れ去る鶏アタマ)



思い出した。

神聖賢愚帝

だ。今思うと「神聖」は「真性」はたまた「真正」の文字を当てるべきだったと猛烈に反省。本当に本物の神様に申し訳ない。ごめんなさい。

le 24 janvier 2014, François de Sales

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by ma_cocotte | 2014-01-24 17:49 | actualite 現時点の現場から | Comments(2)
一 勝 四 敗
2014年度のガレット・デ・ロワ合戦の勝敗発表。
今年は1月5日から17日までの間に3つのガレット、2つのクロンヌ(ブリオッシュ)をいただきました。結果、
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右奥のトラディシオナルなスジェ Le sujet を取ったのがま・ここっつぁんです。フェーヴ la fêve ではありませんのことよ。スジェです。ス・ジェ。

既に日本國国内で定着しているガレットデロワというお菓子の中に入っている陶器アイテムを「フェーヴ」と呼ぶことに言いがかりをつけているつもりは少しだけありますけれど、ガレットデロワに入っているフェーヴをさす物は陶器のアイテムではなく、乾燥したソラマメです。
これまで何度もココで書き残しましたけれど、ガレットデロワの遊びは本当は切り分けたガレットデロワを食べている間に中から陶器のアイテム(これをスジェ Le sujetと呼びます)が出てきたひとはその日一日、お菓子を分け合った環境の中で王様になります。そして、残念ながら同じ時間に分け合っていただいたガレットデロワから乾燥ソラ豆(それがフェーヴ la fêve)が出てきてしまったひとはその日一日奴隷になるという遊びだったのです。今世紀に入ってから世論のせいか、急激にガレットに負けを意味する乾燥ソラ豆をしのばせることがなくなりまして、それについては横に置いたとしても、なぜに王様になるアイテムがスジェではなくフェーヴと呼ばれるようになったのかはまっこと不思議です。

仏蘭西では兎も角、日本語圏において「陶器のアイテム」=「フェーヴ」であり、まことしやかに仏蘭西では陶器のアイテムをフェーヴと呼んでいるのです、と言う文面を見るたびに、私としては「それ、本当に本当?」と首を傾げています。

ちなみに、この写真はきょうの時点でのココんちのスジェとフェーヴです。
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手前の2つの乾燥ソラ豆がガレット・デ・ロワに入っていたソラマメで、これが本当に本物のフェーヴ。これが自分が手にしたガレット・デ・ロワの中から出てきたら、その日一日、王様の言うことを全て聞かねばなりません。

仏蘭西共和国内のどこかで、今でも乾燥ソラマメのフェーヴと陶器のアイテムのスジェの両方をしのばせたガレット・デ・ロワ、クロンヌ・デ・ロワが売られていることでしょう。

私の環境だけかもしれませんが、陶器のお人形を口から出して「フェーヴが出てきた!」と喜んだと同時に、「あのね、それはスジェだよ。フェーヴぢゃない」と冷ややかに訂正されることも仏蘭西国内では未だあるということで、まる
一方、日本國国内では陶器アイテムをフェーヴと呼ぶ「独自の文化」が定着していくことと想像します。どなたかが早合点して勝者がフェーヴと宣伝してしまったのかしらねぇ。

仏蘭西共和国の巷では未だガレット・デ・ロワもクロンヌ・デ・ロワも買えますが、同時に大きなお店では2月2日の旧教のお祝い日 La Chandeleur にいただくクレエプのため、クレエプ用のフライパンや小物、小麦粉、そば粉、ジャムの徳用瓶にチョコレエトが揃った大きな売り場が目を引くようになりました。私の脳内もガレットからクレエプへ優先順位が移行ちう。クレエプ、大好き。


le 17 janvier 2014, Marguerite de Hongrie

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by ma_cocotte | 2014-01-18 19:26 | The ou Cafe? | Comments(6)
噴き出してしまったでゎないか。
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http://plus.lefigaro.fr/page/olivier-menegol#xtor=AL-155#xtor=AL-14

笑いを止められない。
我慢できない。

フランソワ・オランド王の旧寵妃のヴァレリ姐さん、さぞかし病院内で退屈な日々を過ごしていることでしょう。

ですがね、オランド王の求めに従いエリゼ宮(大統領府)にお住まいのヴァレリ妃殿下には6人の召使が与えられていたと知りまして、アタシなんかは仏蘭西共和国にたまたま寄留しているガイジンではありますが、それでも仏共和国に税金を納めているひとりとして、知ると同時に怒髪天突きましたわ、ええ。

ま、フランソワ・オランド王にまつわる「愛の世界」については今後、ココで小出しするかもしれません(何せあたくしは鶏アタマなので3歩で気が変るので約束できま、へん)


le 16 janvier 2014, Honorat

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by ma_cocotte | 2014-01-16 21:25 | actualite 現時点の現場から | Comments(2)
王の浮気のひとつやふたつ、みっつやよっつ
先週から今週にかけてのフランソワ・オランド François Hollande 王についてのもろもろのネタについて。

先週木曜日9日だったか、フランソワ・オランド王が今月24日にヴァチカン詣と公に発表されました。ヴァチカン詣と申しましても、オランド王が聖ピエトロ大聖堂やらシスティナ聖堂に詣でるのではなく、建物続きのヴァチカン宮殿というところに、ヴァチカン市国の国家元首であるフランチエスコ教皇に謁見するそうで、なんでもオランド王は欧州内の貧困救済の援助を教皇に貢物として提案するというウワサもくっついておりました。その時点で、寵妃ヴァレリ Valérie Trierweiler 姐さんはヴァチカンにはくっついて行かんだろ、と笑い話にしておりましたら、翌日金曜日の夜明け前に、フランソワ・オランダ王がヂュリ・ガイエ Julie Gayet という名の女優さんと逢瀬を重ねているというゴシップが三次元やら四次元を駆け巡ったのでございます。

金曜日の夜が明けたあたりで、フランソワ・オランド王がスキャンダルをすっぱ抜いた雑誌を告訴するという話題が流れましたが、仏蘭西という国は日本國のようなワイドショー文化が放送業界にそれほど発展してもいなければ、根も張ってもおりませんし、先帝サルコぢの時代にTF1も仏国営放送も掌握されていたこともあるし、週末を迎えたことでこのネタが音声になって聞こえてくることはありませんでした。

が、日曜の午後でしたか。
電脳域の報道各社がオランド王の寵妃であるヴァレリ姐さんがどうも金曜夜にどこぞの病院に入院してしまったらしいぞ、と記事を流し始めました。あらまあ、ヴァレリ姐さんって日本の芸能人みたいなことをなさるのね、とついうっかり思っちゃいました。

そして、月曜朝になり、仏国営放送のニュウスの最後あたりでそこはかとなくオランド王の名前が出、火曜日に報道各社を招いての定例会見がエリゼ宮であるので、おそらくヂュリ・ガイエとの浮気の話題に触れるのではないかということに触れていました。

浮気ぃ?

ええええと、今回のこの話題、浮気なんですかあ?と、ひとしきり。
そもそもフランソワ・オランド王って結婚したことが一度もない。かのセゴ姐、はい、セゴレエヌ・ロワイヤル Ségolène Royal 姫との共同生活が最も長く、二人の間には四人の子供もおりましたけれど、セゴ姐との離別を公表する以前にフランソワ・オランド王はヴァレリ姐と「そーゆー関係」に既になっていたっちゅう話は仏蘭西共和国内の誰もが知るところです。っま、それでも、繰り返しますがオランド王とセゴ姐は婚姻関係ではないから、重婚でもなければ浮気でもないと世間は生ぬるくオランド王の私生活を眺めていたのです。

で、今回。
久しぶりにオランド王の「新しい恋愛」ネタが出た。それも、ヴァチカン詣で公式発表の翌日に、です。これ、カトリックの慣習を知るヒトにはムフムフ笑ってしまうタイミングであります。なぜ冒頭でヴァレリ姐がヴァチカンに同行するわけねーよ、と推測できるのも、オランド王とヴァレリ姐がカトリックにおいてはよろしくない同棲関係にあるからでして、ヴァレリ姐が非神論者であることも仏共和国内では知られていることで、同性婚認可法の後押しをオランド王に働きかけたのもヴァレリ姐だといわれているくらいです。

略奪だったのかもしれませんが、ヴァレリ姐はオランド王とセゴ姐の生活にピリオドを打たせるきっかけを作ったくらいですから、今回のスキャンダルにもヴァレリ姐はそりゃ、格好良く、クールに向き合い、スマアトに宮殿を去るだろうなんて妄想をしたら、あーた、入院って・・・・なに、このダサさ・・・・。

私ゃ、最初からヴァレリ姐を好きませんでしたが、今回の話の流れでいっそう「苦手なタイプ」だとわかりました。

今後オランド王とヴァレリ姐の関係がどうなるのかわかりませんけれど、当初、結婚を拒んでいたヴァレリ姐が受け付けたのがPACS関係で、いちおうお二人の関係は裁判所に登録はされているわけです。が、PACS関係は簡単に解消できるさふなので、ヴァレリ姐は今後どうなさるのか、ですわね。
今回の浮気ネタをきっかけに野党側が夫人でもないヴァレリ姐がエリゼ宮に住み、税金で日常の営みを支えているのはよろしくないという意見も飛び出し始めています。

いずれにせよ、フランソワ・オランド王という方はかのミッテラン大統領の生き様の何から何まで仰ぎ、倣って実行しているつもりらしいけれど、単純に彼、フランソワ・オランドは戦争好き、オンナ好きのオトコに過ぎないのではないでしょうかね。かつてのミッテランの魅力にも運にも神話にもなんらつながっておらんぜよ。余談、例えば仏大統領のヴァチカンでの教皇謁見について、ミッテラン大統領は慣習でヴァチカンが仏大統領に与える勲章を拒んでおります。だから、フランソワ・オランド王も勲章をもらおうなんて(もらいたくても)もらわない。なぜなら、ミッテランがもらわなかったんだから、となります。どこぞの神聖賢愚帝サルコぢはしっかりもらえる勲章はもらった(離婚直後で、既に現寵妃のカルラ・ブルニとの関係が始まっていたにも拘らず)。ミッテラン大統領は愛人と娘をエリゼ宮内の離れた場所に住まわせたけれど、そんなことまでフランソワ・オランド王は真似なくていい・・・と第三者は思いますが、心底惚れた先輩が行なったことは脳内で「善」に化けてしまうのでしょうか。ふ、し、ぎ。こればかりはミッテランと関連付けせずに、男オランドのサガ(性)、個体で眺めるのが筋なのだろうなあ・・・ぶつぶつぶつ。

それにしても、今回の浮気密会ネタはヴァレリ姐さんにとって病院に緊急入院するほどの話だったのだろうか?ヴァレリ姐、どういう感情が原因かわからんけれどお腹壊しちゃったのかなあ・・・ (あまりにも乏しく貧しい想像力のミー)
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Valérie Trierweiler, le 21 novembre 2013. (NICOLAS GOUHIER/POOL/SIPA)

それとも週末の短期入院でプチ美容整形でもしたのかしら。だって、40代でこの皺、すご・・・・


・・・・・・・・ヴァレリ姐さん、退院を止め、入院延長となったさふです。(仏時間で13日夜の時点)



le 13 janvier 2014, Hilaire

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by ma_cocotte | 2014-01-13 23:01 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
新年早々の、出直し。
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新年明けて八日足らずで出直しです。
何を出直したのかと申しますと、写真のとおり。
ガレット・デ・ロワとクロンヌ・デ・ロワを再び。
仏蘭西の伝統に則れば1月6日にいただくお菓子、きょうびの典礼暦に合わせれば今年の場合は1月5日にいただくお菓子、以上のことを好まぬ伝統破壊好きの「お金第一」のひとびとの間ではクリスマス前からそんなもん買えるわよっ!の保存菓子となってしまったお菓子のガレット・デ・ロワとクロンヌ・デ・ロワ。

はい、今年、2014年のわたくしは1月5日の午前中、朝市に飛び込み、或るお店(裁判所通りに本店があるお店)でガレット・デ・ロワ・とクロンヌ・デ・ロワをべらぼうな金額で買い求めました。 ココんちに戻り、両方をいただいてみたら、ガレットの中身はアーモンドの黄味餡で、クロンヌの方のブリオッシュはぱさついた食感。おいしかったけれど、年の始めとしてはなんだか納得行かない、腑に落ちない食後感想しかなく・・・・

と、そこで思い出したのは昨年のガレット・デ・ロワ。http://malicieuse.exblog.jp/19794419
切ってヴぃくーりウサギさん。想定外のおいしさで大成功だった一品です。
年の始めくらい、自分の好みのお菓子を口にほおばってしあわせをかみしめたいと思いまして、一念発起、ココんちから見ると旧市街挟んで向こう側に本店があるパン屋さんに行き、ケースに並ぶガレットとクロンヌで自分を呼んでいるお菓子を選んでみました。それが、冒頭の写真。

今年も昨年同様、美味しかった。
クロンヌははじめて買いましたが、ブリオッシュがしっとりしていたし、トッピングの軽く乾燥させたリンゴの薄切りもなかなかよろしいンではないかと思いました。そして、ガレットはなんら変らぬ伝統のひとしな。アーモンド餡はアーモンド皮がまざった白い餡であり、ガレットはさっくさく、食後にほんのり蜂蜜の後味が口の中に残ります。

出直して良かったです。

もう来年は浮気もせず、迷いもせず、このお店でお菓子を選ぼうと(今のところ)決めています。なーにせ、ま・ここっつぁんは鶏アタマなので3歩歩けば気が変るという悪癖の持ち主でござあますからして。

le 8 janvier 2014, Lucien de Beauvais

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by ma_cocotte | 2014-01-08 21:40 | The ou Cafe? | Comments(2)
三本の薪木
話が前後しますが、クリスマスから新年にかけて仏蘭西ではビュッシュ・ド・ノエル Bûche de Noël (クリスマスの薪)という名のケーキをいただく習慣がありまして、ココんちでも一週間で3本のビュッシュ・ド・ノエルをいただきました。
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一本目はヂャンドゥイア Gianduia の薪木。ココ3年くらいになりますか。仏蘭西の田舎でもよく見かける味になったヂャンドゥイアです。ヘーゼルナッツ(仏語だとノワゼット)の味がかなり強いミルクチョコレエト味ですね。



そして、二本目は、
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アイスクリームケーキです。味はチョコレート&キャラメル。チョコレエトの味もしっかりしていたし、キャラメルアイスの中にはキャラメルの粒がゴロゴロ入っていて美味しかったです。日本人には濃い味つけかもしれません。


おおみそかに準備した3本目の薪木は、こちら。キャラメルムースのケーキ。美味~♪
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ひと昔前というかココ5年で、ビュッシュドノエルは大きく様変わりしたように思います。本当に本物のビュッシュドノエルは上の3本のようなものではなく、薄めに焼いたスポンジにバタークリームをべっとり塗って巻き、更に外面にバタークリームをべっとり塗り、フォークで引っかき傷を作ったり、一部を切り、表面に乗せることで本物の丸太のように見せたものでした。もちろんこの元祖のビュッシュドノエルに拘る仏蘭西びとはごろごろおりますので、廃れる気配はないように見えます。ありとあらゆる味のムースで作られるビュッシュドノエルが増えたことで、年末年始の洋菓子屋さんやパン屋さんのショウウインドウはいっそう華やかになりました。眼福です。

le 6 janvier 2014, Épiphanie du Seigneur

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by ma_cocotte | 2014-01-06 21:09 | 『冬』 Rien de special | Comments(4)
王冠に王冠を乗せてぇ
今年も新年明けて第一日曜日を迎えましたので、かつての旧教国お仏蘭西では三賢王礼拝のお祝い日であります。(本当は一昔前までは1月6日に固定された祝日でしたが、ま、いいや)
ですので、今年も、お仏蘭西の慣習に従い、こんにちのお祝い日にいただくお菓子を買い求めました。
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右がガレット・デ・ロワ la galette des rois、左がクロンヌ・デ・ロワ la couronne des roisであります。

ガレット・デ・ロワの中身はフランジパン(アーモンド餡)です。近年、チョコやらアッポーやら洋ナシやらキャラメルなどありとあらゆる中身のガレット・デ・ロワが出て参りましたが、おいらの好物は元祖フランジパンで、できればアーモンドの皮がまざった餡がよろし。

そして、クロンヌ・デ・ロワ。
ガレット・デ・ロワ同様、エピファニにいただくブリオッシュで作られたお菓子ですが、元々は南仏蘭西の習慣。本当に本物だとブリオッシュの上には南仏名物の砂糖漬け les fruits confits がドデンドデンと乗っかっています。この十年で共和国内の流通が発展したのか、南仏蘭西の名物菓子は共和国全土に出回るようになり、どうやらこのお菓子の名前も「クロンヌ・デ・ロワ Couronne des Rois 」に定着したようです。「ほんの数年前はBrioche des Rois だったぢゃーん、いや、ガトー・デ・ロワGâteau des Rois だった?」と揚げ足を取りたくもなりますが、これも、ま、いいや。クロンヌの意味は「冠」なので、冠という名のお菓子を切り分けていただいて、中から陶器のおもちゃが出てきたひとは黄金の王冠をかぶり、その日一日、(家庭の)王様となります。王冠に王冠。

仏蘭西での三賢王礼拝のお祝い日については、1月6日ではなく新年明けての第一日曜日に祝うという移動祭日にされてしまったことや、お菓子の中に入っている陶器のお人形がひとつになり、勝利者である陶器人形に対して敗者を表す乾燥ソラ豆の存在が完全に失せたことなど、ほんの十年の間に名称は同じでも中身が様変わりしてしまったので、私個人はその急速な変化に正直驚いています。慣習なんて簡単に忘れられるし、簡単に存在しなかったことにもできるということ。仏蘭西が王制から共和制に転じた時の庶民の意識があっと言う間に変ったことやら、モイゼがシナイ山に登った40日の間に麓のひとびとが心変わりしたことなど思い出しました。
ああ、人間なんてそんなもんよ。ね?


le 5 janvier 2014, L'Épiphanie




ほらね、2012年秋あたりだとCouronne des rois ではなく、"Gâteau des rois ou Brioche des rois" だもの。


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by ma_cocotte | 2014-01-05 23:04 | 『冬』 Rien de special | Comments(2)
生温かいうちに、ぷれ~ご


2014年1月3日午前、ロオマはイエズス会の本丸であるヂェズ教会でささげられた教皇司式ミサの中継ビデオでがす。閉祭後一時間経つか経たないかでYouTubeのヴァチカンサイトが掲載してくださるなんて、世の中、まっことありがたく便利な時代となりました。

でお・ぐらあしあす えと あヴぇまりあ

le 3 janvier 2014, Geneviève



余談、ロオマのイエズス会には美声で音痴でない方々が揃っていらっしゃると拝察し、安心しました。
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by ma_cocotte | 2014-01-03 20:11 | 『?』なKTOりっくん | Comments(0)