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仏蘭西の人質にゃ髭がある。

19 avr. 2014 - Les premières images des quatre otages français, libérés samedi de Syrie, ont été tournées par une chaîne de télévision turque. Didier François, Edouard Elias, Pierre Torres et Nicolas Henin étaient détenus en Syrie depuis juin 2013. Ils sont attendus sur le sol français dans la nuit de samedi à dimanche.

2014年4月19日、イスラム国から釈放された直後、トルコ側での仏蘭西人ヂャアナリスト4人です。

イスラム世界では原理教条主義であればあるほど、成人男性は髭をたくわえ、そり落とすことはありません。
こうして釈放直後、トルコでの仏人ヂャアナリスト4方は立派な髭をたくわえていますが、翌日、パリに戻った時には4方とも髭をそり落としていました。



日本國の生活文化において成人男性の髭なんてどうでもいいことかもしれませんが、そこはかとなく引っかかりを覚えています。


le 29 janvier 2015, Gildas

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by ma_cocotte | 2015-01-29 23:49 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
独善思考による省略
「イスラム国」は「ISIL」に…自民申し合わせ

産経新聞 1月26日(月)18時35分配信

 自民党は26日の役員会で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の呼称について、原則として「ISIL(アイシル)(イラク・レバントのイスラム国)」か「いわゆるイスラム国」という表現を使うことを申し合わせた。

 党内から「日本がイスラム国を独立国家として承認しているかのような印象を与えかねない」などという懸念が挙がっていたためだ。「 ISIL 」は「the Islamic State in Iraq and the Levant」の略称。




先日26日に以上の提案があったためか、ココ数日、電脳世界日本語領域において「イスラム国」がほぼ消え失せ、「IS」という略称が飛び交うようになりました。
ですが、おそらくガイジンさんから眺めると
「IS」という略称は何の名称の略ですか?
となり、私が先ず
「The Islamic State の略です」
と返答したところで、もし更にガイジンさんから「それを和訳すると?」と質問が出たら、
イスラム国(家)】です
と返答することになると私は思うのですが・・・。

このやりとりに間違いはあるまい。
まっこと、日本國は地球上における真のドメスティック国家だ・・・。
思考回路が欧米各国と根本的に異なるので、件についてこういう現状が今に至っているのだろう、と想像できなくもありません。兎にも角にも、日本政府は交渉経過について世間に公開しすぎ、瞬時にダダ漏れしているだろうに。

仏蘭西では現在も L' État islamique レタ・イスラミック、和訳すると【イスラム国(家)】を使っています。

支援者以外、世界中の誰も独立国家として「イスラム国」を承認しているなんて普通、想像もしませんよ。
日本国内でISだとかISIL(音に乗せるとアイシル)と呼ぶようにしても、「イスラム国」の組織とまったく同じですよね。変なの。


le 29 janvier 2015, Gildas

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by ma_cocotte | 2015-01-29 17:00 | 『?』な日本國 | Comments(2)
案の定、やっぱりだったのだった。
安倍首相中東訪問 外務省は時期悪いと指摘も首相の反応は逆

NEWS ポストセブン 1月26日(月)7時6分配信

 安倍晋三首相は、1月17日~21日にかけて中東歴訪を行なったが、出発前の1月7日にフランスで週刊紙銃撃テロ事件が起きると、外務省内から今回の首相の中東訪問は「タイミングが悪い」という声が上がった。

 ところが、安倍首相の反応は逆だった。官邸関係者がこんな重大証言をした。

「総理は『フランスのテロ事件でイスラム国がクローズアップされている時に、ちょうど中東に行けるのだからオレはツイている』とうれしそうに語っていた。『世界が安倍を頼りにしているということじゃないか』ともいっていた」

 周囲はその言葉を聞いてさすがに異様に感じたという。関係者が続ける。

「総理は総額25億ドル(約3000億円)の中東支援についても、『日本にとってはたいしたカネではないが、中東諸国にはたいへんな金額だ。今回の訪問はどの国でもありがたがられるだろう』と自信満々で、常人の感覚とは違うなと感じた」

 テロは対岸の火事で、自国民の人質には一顧だにしないのが「積極平和外交」の実態だったのか。

 そして現地で情勢は一転する。1月20日に日本人2人の殺害予告ビデオ公開を受けてイスラエルで記者会見に臨んだ安倍首相の顔からはすっかり自信が消えていた。

 会見ではプロンプターの文字を必死に追って話すのが精一杯で、外国メディア記者からの「日本の過去の身代金支払いが原因ではないか」という質問には一言も答えなかった。

 安倍首相は「テロとの戦い」をことさら強調し、フランスのテロ事件を「ツイている」と喜びながら、米国のケリー国務長官をはじめ、英、独の首相はじめ40か国以上の首脳が集まった追悼式典(1月13日)には無視を決め込んだ。日程的余裕があったにもかかわらず、山梨の別荘で休暇を過ごしながら祖父と父の墓参りで「衆院選勝利」を報告し、式典に駐仏大使を出席させただけだった。

 フランスで起きたテロは外交パフォーマンスに都合のいい対岸の火事と捉え、まさか日本が標的になるという洞察も備えもなかったことがわかる。


全文:週刊ポスト2015年2月6日号



この記事の内容について事実が半分以下だとしても、腑に落ちる。
だって、どっからどう見ても、どっからどう考えても、仏蘭西での連続テロ事件(3テロリスト死亡)とベルギーのテロ未遂事件(2テロリスト死亡、1テロリスト重傷)から十日も経たないうちに、年頭に世界第三位の富裕国と報道された日本國の首相が中東訪問しますか。もし首相夫妻の中東訪問を数か月延期したところで、訪問目的をなんら変更しなくてもいいし、目的の中身の価値も変わることなく行えます。ご自分の「平和外交」において自分の身を守るためには仏蘭西のテロ事件直後のイヴェントに不参加を選択。中東においてはエジプトでもイスラエルでもご自分の功名を第一にした言動しか表していないのだもの。こんな旅程が外務省の主導だとしたら、日本國は国際においてオシマイ国家です。・・・もう、時は既に遅しだけんどもよ。

きょうの時点で思うことは、ヨルダンの国王夫妻は1月11日午後、パリで開催されたJe suis Charlie 追悼大行進に参加していました。しかも、ヨルダン国王妃は女性の向上のために日々活動している方で知られており、彼女の行いはイスラム国の世界においては「もってのほか」にあたります。しばらく前からイスラム国領土の中で異教徒だけでなくイスラム教徒までが彼らの犠牲になっていることから、ヨルダン国王夫妻も今ではターゲットになりかねない状況です。

そういう背景があるのに、なぜ日本政府はヨルダンに交渉拠点を置いたのでしょうね?

トルコとシリア国境近くに交渉拠点を置く方が効率いいように思えてなりません。
正直、ヨルダンが気の毒です。

le 26 janvier 2015, Timothée



安倍首相は上の記事に事実無根と抗議するのかしら?
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by ma_cocotte | 2015-01-26 23:09 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
【命乞い】と【人命救出】は違う。
イスラム国に限らず、イスラム原理教条主義者といふものはこの世すべてがイスラムに包括されイスラムそのものになることを最終目標にしています。しかも、理想世界はムハンマドさまがこの世に生きていた時代と生活です。ムハンマドさまがこの世にいらしたのは西暦570年頃から西暦632年6月8日まで、です。

ですから、原発問題はイスラム国のみなさまに語りかけても彼らには根本どころか抜本的に「ナニソレ?」です。なぜなら西暦6世紀から7世紀にかけて原子力発電所は存在しないからです。(平和的に眺めれば、この世から原発をなくせばムハンマドさまの時代と同様の世界風景にはなります)

余談、彼らがなぜ領土内で刀をもって処刑するのか。
それは、西暦6世紀から7世紀に銃は存在しないからです。
銃は彼らが理想とするイスラム包括世界で、異教徒によって作り出されたものです。
クァルンにもイスラム法典にも銃につながる記述はないはずです。
刀による処刑、石打ち刑、火刑はこのグループに限った特徴ではなく、イスラム世界に伝統的に存在するものです。


人質になった息子が優秀な教育者であり、イスラム国の未来ある子供たちに最善の教育を授けられる人物であるというアピールは、西欧型教育そのものを否定するイスラム原理教条主義者には刺激を与える話題になります。アフリカで暗躍するボコハラムが市井のキリスト教系の学校から女子高生を誘拐した際、声明文に確か西欧型教育に抗議する旨、明言されていた記憶が私にはあります。原理教条主義の枠を取っ払っても、世界に点在するイスラム世界において識字率など顕著に遅れていること、実はイスラム世界の教育についての定義があることによります。特に女性の教育、就労は原理主義であればあるほど禁じており、この点に着目し、女性の生活改善のリーダーになったのが、故アラファト議長の最後の夫人、そして、最近はヨルダン国王妃です。だから、彼女たちは率先して動きやすい服装をし、自ら車を運転し、女性の生活向上のために施設をいくつも設立しています。彼女たちは自国民、地中海東岸、更には世界に向けて「今のイスラム女性」をアピールし、援助も求めていました。(それ故、パリの「Je suis Charlie」の追悼行進に参加したヨルダン国王ご夫妻がイスラム教条原理主義者のターゲットにされまいかと心配になります。日本政府がヨルダン国王に援護を求めたことも報道されちゃいましたよね。)

と、以上、昨日の某記者会見での全文を拝読した後の、わたくしの感想です。

なんでも記者会見の最後に、外国人記者から「イスラム」と「イスラム国」の違いをご存知か?と質問が出、記者会見の主人公は「存じません」と返事したそうな。記者会見がお開きとなり、記者団の中から「Oh my God」のつぶやきがいくつも漏れたというのもあながちウソではないだろうなあ。私もつぶやくだろうから。人質解放救出だろうに、イスラム国のひとびとには
裏目、裏目
挑発、挑発
の発言が日本國から次々に電脳域に飛ばされています。
なぜこんな愚かしい発言公開を延々と続けるのだろう。
イスラム国側の人間がムっとなるような提案ばかり公開されて、人命救出が難しくなるだけぢゃなかろうか?

一方的に自己の思いを元に「命乞い」することと、人命救出のために交渉するために選ぶ話題は異なります。白黒の対立において、あくまでも黒の立場で黒に徹している相手に、白が延々と白の世界を基準にして話をもちかけても平行線で、黒も白もそのままです。ネゴになりません。

今となっては日本人二人が国境沿いのトルコ側の荒れ野に放置され、警官やら兵士がいち早く彼らを発見できるよう祈るしかありません。
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by ma_cocotte | 2015-01-24 18:25 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
英雄的徳行
きのうの夜遅く、偶然ですが、「蟻の町のマリア」こと北原怜子(きたはらさとこ)さんがヴァチカンにおいて彼女の「英雄的徳行」が認められたと日本語の全国紙によるインターネット記事で知りました。
英雄的徳行 って、なーに?
人生半分過ぎたわたくしが初めて目にしたカトリック関連用語です。脳内で「英雄的徳行ってなーに?」マラソンが始まったまま、就寝。翌朝目覚めて、まい・こんぴーたに火を入れたら、日本国内のカトリック修道女会から「北原怜子さんが「尊者」となりました。」という記事を読むことができました。ほ。「英雄的徳行」とは「尊者」(カトリック教会の称号で聖人、福者に次ぐもの)のことだったのね。尊者だったら、これまでの私の人生で耳と目にタコができるほど見聞しています。これはめでたいことです。長年、北原さんの列福運動を行っているコンヴェンツアル会や、北原さんにゆかりある方々にとっては吉報でした。

で、同日に。
あの小さき花のテレジア、最近はリジューのテレーズという名前で親しまれているのでしょうか?彼女の姉のひとりであるレオニィが聖人、福者、尊者に続く「主のはしため」の称号をヴァチカンより賜ることになったことが地元教区の長上さまから発表されたそうです。ふぇりしたしおーん。

しばらく何年も前、Lèonie のハンドルネームで拙ブログにコメントをくださった方のことを思い出しました。
お元気でお過ごしのことと思います。


le 24 janvier 2015, François de Sales

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by ma_cocotte | 2015-01-24 16:38 | 『?』なKTOりっくん | Comments(0)
誰に向かって言い訳しているのだろう?
言い訳?
はい、イスラム原理教条主義過激派集団の「イスラム国」が日本人殺害警告ビデオを公にして以降、日本政府が繰り返している安倍首相がエジプトで発表した寄付金2億ドルはイスラムの女性や子供を殺すためではなく、難民救済人道支援に用いられるものと 正当性を説いている と繰り返し報道されていることについて、です。

これ、イスラム国側からしたら、なんら正当な言い訳になっていないこと、日本政府のみんなたちは気づいていないので、こんな言い訳を繰り返しメディアに流し続けているのですよね?

先日もココに書きなぐりましたが、コチラの常識はアチラの非常識です。

イスラム国は私たちが納得しない手段を用いて土地を占領し、彼らが信じているイスラム法に則った理想郷を建国しました。彼らが欧米に向けた移住勧誘ビデオを見ればわかるとおり、イスラム国の領土に引っ越した家族は皆、イスラム国領土内での暮らしが「何も考えずにイスラム法に従って暮らしていれば安楽幸福なのだ」と満面の笑みで画面に向かって世界中のひとに話しているのですよ。

この世で実現したイスラムの完全な世界というのは、イスラムで包括されています。

日本政府が「難民救済支援のための2億ドル」というのは、イスラム国からすれば、未だイスラムに包括されていない土地にいるイスラム教徒を留めることになります。イスラム国は世界中のイスラム教徒を集めて、地球そのものをイスラムそのものにするのが最終目標なのですよ。イスラム包括していない土地に住み続けるイスラム教徒全員をなんとか「イスラム国」というこの世で実現したイスラム包括世界に招き、地球そのものをイスラムにするため「働いてもらいたい」のです。
たった二週間ほど前、その目的のために派遣した戦闘員が3名、仏蘭西で殉教したばかりです。ユダヤ食料店を襲ったテロリストの妻は今年1月2日にイスラム国領土内に戻っています。(彼らにとっては地上の楽園がイスラム国領土ですからして)

そんなわけで、私は日本政府がいったい誰にむかって、あの2億ドルもの寄付が「難民支援の平和目的」とアピールしているのか疑問です。イスラム国側にもしこの言い訳が届いても、彼らはいっそう怒りに燃えますよ。だって、リクルート妨害、移住妨害ですもん。イスラムの信者は、イスラム包括されていない地球上の土地で苦しみ、悩み、怒り、疲れ果てて、イスラム国を頼り、イスラム国領土で安楽安全に日々の日課を守り、アッラーを賛美して、生活する。そして、地球そのものを全員でイスラムそのものに変える。それが、彼らのシミュレーションです。


まあ、いずれにせよ、仏蘭西とベルギーでイスラム国につながるひとびとによるテロ事件が起こった一週間後、加えて、年頭に日本國が世界第三位の富裕国であり、仏蘭西は大英帝国に抜かれ第6位の富裕国となったなんて報道が繰り返されているところで、日本國首相が中東訪問することが抜本的に不思議です。キャンセル延期するよね、普通。

昨日から日本人についての殺害予告が世界で注目されていると日本語報道が流れていますが、仏蘭西共和国内では雑誌数誌が取り上げてネット配信しましたが、テレビラジオではヂャポンのJの字も触れずに、共和国の対テロ対策についてあらゆる報道を流し続けています。
既に連続テロ事件から二週間経ったとは言え、あの3容疑者を支援したであろう12容疑者が逮捕、4名が自首、ブルガリアとギリシャで支援者発見など、現在進行形。容疑者が昇天し、犠牲者全員の埋葬が済んでも、事件については終わりを未だ見ていません。

ですから、日本國首相が中東訪問したのはたいしたもんだと思います。
もし私がエラいひとだったら今回の中東訪問そのものキャンセルという選択しかありませんでした。

対イスラム国につながることで功名を目論んだり、自己弁護に励んだところで、あちらには全て裏目だという基礎は持っているにこしたことないと思います。

le 22 janvier 2015, Vincent



【ついでに、】

人質のひとりの方がキリスト教徒であるという情報が飛び交っています。
もしそれが本当だとすると、上に書いたとおり、イスラム国の領土はこの世に実現した完全包括されたイスラム世界なので、キリスト教徒の領土内侵入は「完全包括」を壊すことになります。
以前、拙ブログのどこかに書きなぐった記憶がありますけれど、イスラムにおいて、イスラムの男性は同じアブラハムを父祖とする一神教(=ユダヤ教、キリスト教)の女性と結婚できますが、イスラムの女性はユダヤ教、キリスト教の男性と結婚するとするならば、彼にイスラム改宗してもらわないと宗教婚は実現しません。ユダヤ教、キリスト教以外の宗教(ex 仏教、神道、ヒンドゥー、アミニズム、無神論者)との婚姻ならば、異教徒のイスラム改宗は必須です。こうして誕生したイスラム家庭に生まれた子供はオートマチックにイスラム教徒として扱われます。たとえ母親がユダヤ教またはキリスト教徒であっても家長である父親がイスラムであることがイスラムでは最重要最優先になります。

だから、おそらく人質となっている2日本人男性にはイスラム改宗が既に求められていると思われます。
イスラムに改宗するには何の事前準備も勉強も必要なく、証人二人と共にモスクで信仰宣言した瞬間から日々の実践を生涯繰り返すことで自らそのものがイスラムそのものになることになります。ろくしんごぎょう 六信五行 に励み、ただイスラム法に従って生涯を送れば、天国に行けると教条原理主義であればあるほどイスラム型の「ゆりかごから墓場まで」制度を妄信するので、西欧型の教育制度は彼らにとって天国に行く妨げになります。(ボコハラム関連事件をご覧あれ)

この世で最後にして最高の完全なるイスラームについての生活文化を横に置いて、私たちの価値観、道徳観で公衆にアピールするくらい逆効果はありません。イスラームについて宗教と括ると立腹するイスラムさんもたくさんいることも頭のどこかに置いておきましょう。
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by ma_cocotte | 2015-01-22 17:47 | 『?』なミュぢゅるマン | Comments(4)
ありえない事実
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これでは天然の草月流ではあるまいか・・・?

先日行った食堂のテーブルにヒヤシンスの水栽培鉢が置いてあり、とても好ましかったので、私もココんちで真似てみましたが、ご覧のとおり、ヒヤシンスの習性なのか、部屋の照明に向かって茎が動いてしまい、このような姿になってしまいました。

とはいえ、部屋にはヒヤシンスの良い薫りが充満しており、早春を感じられ、しあわせです。

le 21 janvier 2015, Agnès

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by ma_cocotte | 2015-01-21 22:58 | 『冬』 Rien de spécial | Comments(2)
コチラの常識はアチラの非常識。
アチラの常識はコチラの非常識
コレ、イスラム原理教条主義過激派の世界と私たちが住む世界の交渉においての基礎事項です。
だから、いくら彼らの行いについて強い憤りを覚えると私たちが言ったとしても、あちらにはなぜ私たちが憤りを覚えるのか「さっぱりわかんない。根本的にわかんない。抜本的にわかんない。」です。

いずれにせよ、永田町、霞ヶ関、市ヶ谷におかれましては今回の件、失策による表れだとしか言いようがありません。
日本國は私の母国ですけれど、いかんせん、国際においてこんな大騒ぎになっている中、首相夫妻を中東外遊に出されたものだと思います。しかも、高額の金銭寄付について公開するなんて「いったいナニ考えてんのぢゃ?(アホの前にドをつけてください)!」です。

これまで橙色のおべべを着せられて予告ビデオに登場した人質で生還したひとはいないと記憶しています。

日本國を動かしているエラい方々、「イスラム国」の諸問題についてとてつもなく甘く見ていませんか?日本國の立場を甘やかしていたのでこんな愚かしい外遊計画が今、実行されたとしか思えません。欧米各国のように軍隊を送るのではなく、お金での援助ならば日本國の安全は守れるとでも仮定しての外遊内容だったのでしょうか?かつての十字軍への参加に例えられてしまった日本。安倍首相の言動がイスラム原理教条主義の過激派にそう例えられてもしかたない外遊内容だったのも否定できません。先々週の仏蘭西共和国でのテロ事件についての真の恐ろしさと問題点がわかっていたら、日本の政治家を、首相の座にいる人物とその配偶者を今の中東諸国に外遊させませんよね。

兎に角、シナリオのような時系列で事件が運んでいます。

イスラム国からの邦人殺害予告の件、長上である安倍首相の責任はとてつもなく重いです。
世界第三位の富裕国である日本國が幼稚で愚かしいことをしてくれたと正直思います。

日本政府から次から次に抗議発言をしても、暖簾に腕押し、糠に釘です、はい。


le 20 janvier 2015, Fabien



本当にお金に困っている人に後から理由を教えたところでわかってもらえることの方が稀というのはこの世の常ぢゃないだろうか。
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by ma_cocotte | 2015-01-20 22:47 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
共に泣き、悲しんでいるのに。
先週金曜日のイスラーム世界での祈祷日が過ぎ、翌日土曜日から地球上のイスラームマジョリティの国々で「私はシャルリではない Je ne suis pas Charlie.」のデモ行進が始まりました。アルジェリアでのデモ行進で「表現の自由はウィ。挑発はノン。 «Oui pour la liberté d'expression, non à la provocation» 」というプラカードが何本もあがっており、私も思わず頷いてしまいました。シャルリ・エブド誌の下品な諷刺画を(偶然にも)見てしまったことで不快や悲しみを感じ取るひとびとの気持ちに私は同情します。もし自分の身内が生きていようが死んでいようがあのような性表現を遭ったこともない連中に描かれて公開されたらどういう気持が心に芽生えますか。悲嘆が最初、その後、ひとによっては赦せずに憎しみの気持ちを持ってしまうかもしれません。憎しみの大地から平和は生まれません。

さて、その土曜日からアフリカはニジェエル Niger (旧仏蘭西領)でこの「私はシャルリではない」デモが暴動に化けてしまい、暴徒は次々とキリスト教施設の破壊と放火を続けています。こんにち20日現在で暴徒に生命を奪われたひとは十名、破壊放火された教会聖堂は45となりました。他にも仏蘭西につながる公共施設も次々と放火されています。

暴徒たちのインタビュウによりますと、彼らはムハンマドさまの諷刺画を許す仏蘭西政府が赦せないので、地元のキリスト教施設に報復しているのだと主張しています。

が、

これは間違った解釈です。
そもそも仏蘭西政府=キリスト教というつながりが間違っています。
イスラム教徒がキリスト教施設を破壊するなんて現実を喜んでいるのは、シャルリエブド誌に携わる無神論左派のひとびとではありませんか。ニジェエルのミュヂュルマンさんたち、いい加減にキリスト教施設破壊を止めないと、世界にちらばる共産主義者の思惑に踊らされていることになってしまいます。

ニジェール国民の識字率は成人において30%ですからして、耳に入ったことを、個人の頭が判断して、こういう行動を実行していることになります。いったいどんなウワサがかのニジェエルで先行しているのかが大問題です。

何度も繰り返しますが、シャルリエブドは無神論左派の雑誌です。攻撃対象はカトリック(仏蘭西の元国教)、イスラーム(現在の仏蘭西で力を伸ばしている宗教)、ユダヤ教(共和国内でなぜか絶やせない宗教)と政府です。無神論左派の仏蘭西が誕生するまでシャルリエブド誌はこれらに対しての「筆による攻撃」を緩めることも休めることもありません。あのテロ直後も、生き残ったシャルリエブド誌のスタッフが方針をなんら変えずに今後も続けると宣言しているではありませんか。

つまり、キリスト教もユダヤ教も(何度もココで書いていますけれど)あのシャルリエブドの諷刺画にずっと悲しんできました。世界にちらばるムスリムさんたちと共有できる気持です。ニジェエルのミュヂュルマンさんたちは共に悲しんでくれるひとびとの生命を奪い、同じ神(アブラハムを父祖とする絶対唯一の神)を崇め拝む場所を破壊し、火を放っているのです。愚かしいです。

数日前、ローマ教皇が他者の信仰を侮辱してはならないし、表現の自由にもほどがあると述べたのは、カトリックの最長上として当然で、別にローマ教皇がイスラム原理教条主義者のテロ行為を意識しての発言ではありません。このローマ教皇の言葉を受けて、大英帝国のキャメロン首相が「自由社会には信教をめぐって(他者の)感情を害する権利は存在する」と反論したけれど、キャメロン首相は政治家であって宗教家ではありませんからね。キリスト教全体は兎も角、カトリックは弱者と共にあるシューキョーです。強い者は悲しみと憎しみしか心に持っていない弱い者を喜びと寛容の心をたずさえる者となるよう導く役割があるでしょ。強者の導きが逆、喜びと寛容に生きているヒトを悲しみと憎しみに誘ったら、いずれ世界が戦争に発展してもなんら不思議はありません。実に単純なロジック。
大英帝国さん、
またも善良なひとびとを戦争に巻き込まないでくださいよ。
土曜日から続いているニジェエルの暴動を眺めていると、アルジェリア独立戦争勃発直前と大して変わらない印象を受けます。社会共産主義者がそそのかすまで、キリスト教、ユダヤ教、イスラームが平和に共存していたのですから。

いずれにせよ、シャルリエブドが常に提供する諷刺画に笑えるひともいれば、笑えないひともいます。先ずは五分五分の判断をするのが、傍観者です。「あの諷刺画を見て笑えないヒトの精神構造はどうかしている」なんて判断は個人の独善に過ぎません。加えて、イスラームは包括宗教なので、異教徒の独善に頷きません。彼らから見ればあのシャルリエブドの諷刺画を見て笑えるひとがどうかしているので、早くイスラームに改宗するようにと祈ります。ココ四半世紀の対イスラーム問題、事件を振り返れば、なぜイスラムに生きるひとびとについて「差別」という言葉が用いられるのか、それはこういう欧米とは逆転した発想に原因があることも見えてきます。私たちはイスラームにおいて「この世で最後の最上最善完璧な宗教である。今後、この世にイスラーム以上に完全なる宗教は誕生しない。宗教の域を超えたこの世の完全である。」と信じられていることを忘れてはいけません。

この世はあの世ぢゃないのだから、ひとびとの中には自らの中の悪心を快楽にしているひともいます(このあたりは「ジキル博士とハイド氏」を読むと欧州的思考に近づけると思います)。シャルリエブド誌の諷刺画を見て、快楽を得、嘲笑冷笑するひとびとを裁くのは私たちでしょうか?
残念なことにイスラーム原理教条主義の中にはあのような手段で「裁いた」、だから「神は喜んだ」、だから「自分は天国に直行」と信じ込んでいます。神さまの最終の最善の裁判がこの世のヒトに委ねられるなんて逆ヒエラルキアはありえません。少し考えてみれば、わかるこってす、まる

ニジェエルでの破壊、放火の行為が一時でも早く収まりますように。



le 20 janvier 2015, Fabien



フランソワ・オランドが先週土曜日から世界各地で勃発しているアンチ・シャルリエブドの運動について、« La France ne fait pas de leçon, à aucun pays, mais la France n'accepte aucune intolérance » と意見を表明しました。つまり、「仏蘭西共和国はいかなる国に対しても説教はしない。が、仏蘭西共和国はいかなる不寛容も容認しない」ということです。テロ事件直後の共和国内での「私はシャルリです」を世界に押し付けた覚えはない、とオランドは言いたいのでしょうね。そんなの、当たり前だのクラッカーです。日本語で飛び交っている「笑えないのはどうかしている」なんて全体主義的導きは今の私には気持ち悪くてなりません。不寛容極まりない。Bof
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by ma_cocotte | 2015-01-20 17:09 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
筋金入り
金曜日の朝、パリ北方のポントワアスで、シャルリ・エブド編集長の葬儀がいとなまれました。
棺が会場に運ばれる間、列席者全員で「アンテルナシオナル」斉唱でした。


ご本人の遺志だったのか、希望だったのか、はたまたご親戚の意向なのだか存じませんけれど、きょうびのお仏蘭西、こういう葬儀の形もあるのね。勉強になりました。



le 16 janvier 2015, Honorat

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by ma_cocotte | 2015-01-16 23:04 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)