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530年後のお見送り
昨日の午後、知ったことですけれど、2012年に大英帝國中部の都市レスタア Leicester の駐車場から掘り起こされたリチャアド三世の葬儀が彼の死から530年後の今、行われ、遺骨が再び埋葬されたとのこと。

で、彼、国王リチャアド三世のための慰霊ミサがローマン・カトリックの聖堂で大司教司式でささげられたとか。
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Photo@http://www.catholicherald.co.uk/

はてさて、きょうび21世紀、大英帝國国王は大英帝國国教会、=聖公会の最長上さまであり、歴史を振り返れば、名誉革命以降、大英帝國では長年に渡り、ローマンカトリック教徒を差区別してきた過去があります。なのに、イングランド国王のリチャアド三世の再埋葬を前にローマンカトリックの聖堂で葬儀とは・・・。

そう、リチャアド三世は大英帝國国教会を起こし興したヘンリイ八世の二代前のイングランド国王なのです。生前のリチャアド三世はローマンカトリック教徒だったし、「英国国教会?聖公会?ナニソレ?」なのでありました。ですから、530年後のこととは言え、ご本人の宗旨を何より尊重いたしますと、この世からのお見送りはローマン・カトリックの典礼で送るのがおあとよろしいことなのでした、まる

le 24 mars 2015, Catherine de Suède

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by ma_cocotte | 2015-03-24 16:43 | 『?』な大英帝國 | Comments(6)
春は近いようで遠いのかも。
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先週末とても暖かかったのに、
日曜日は真冬のような午前中、初夏のような午後。
そして、月曜日はどんよりとした寒い一日となり、
火曜日の午前は真冬並み、午後は日差しが強いのに、風がとても冷たく。

冷えるとすぐに身体の具合が悪くなるので、
真冬の帽子とマフラーを身につけ、ダウンジャケットを羽織って犬の散歩に出てみたら、
すれ違うひとの中には半袖のひともちらほらと。

・・・・。

ヨゼフさまのお祝い日が過ぎたら、流石に真冬の帽子とマフラーは身に着けられない・・・ときょうは思っていても、はてさてどうなりますことやら。

後20日もすれば復活祭でございます。
今年は復活祭直前の日曜日(枝の主日)から夏時間となります。
ああ、春よ、早くいらっしゃいませ。

le 18 mars 2015, Cyrille

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by ma_cocotte | 2015-03-18 02:45 | 『春』 Rien de special | Comments(2)
「黒い足」がまたひとり、旅に出た。
今日の朝7時半にココんちの電話が鳴りました。
一時間ほど前にココんちのモンココの祖母が息を引き取ったという報せでした。92歳。
彼女についてフランス共和国の国籍者と冠せばそれで済むけふこの頃ですけれど、彼女の名前はアントワネット Antoinette であっても、生まれと育ちは現在のアルヂェリアのオランという地中海に面した漁村であり、何世代も前にアルヂェリアに移住したカタルウニャ人の家庭の出でした。だから、彼女はフランス国籍だけを持っているガイジンのようなものだったのです。事実、子供の頃はカタルウニャ語が日常会話だったし、家庭の味はカタルウニャ料理でした。

彼女の運命で、結婚してまもなくアルジェリアの政情が限りなく不安定となり、フランスに戻ることを決めました。こういう北アフリカからフランス本土への帰還民をフランスでは人種が何であってもピエ・ノワール Pied-noir 、=黒い足というレッテルが貼られます。

生まれ育った土地からフランスに戻る時、ニンゲンひとりにつき許された荷物はかばんひとつだったので、誰もが家、家財道具、犬猫も手放して船に乗ったそうです。しかも、乗った船がボルドーに行くのか、マルセイユに行くのかも定かではなかったらしい。

こういう目に遭うのも、かつての帝国主義の報復のせいだ、と脳みそを洗いにかかる方々もいるけれど、そういうことを言うひとびとが北アフリカに入り込むまで、現地ではベルベル族のムスリムも、ユダヤ教徒も、キリスト教徒も仲良く平和に共存していたのに、共産主義者が入り込んでから互いを疑い、憎みあい、互いを追い出そうと懸命になったというのがココんちのマミィ(=おばあちゃん)が常に繰り返していたことでした。

だから、きょうの朝、アルヂェリア生まれのカタルーニャ人であるフランス国籍者のピエノワールである一証人がまたひとり、人生最期の一人旅に出たのでした。今頃、あちらで愛おしい夫君と再会していることでしょうけれど、こちらは元気でかわいらしいマミィが遠くなり、とても寂しくなりました。


le 10 mars 2015, Vivien

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by ma_cocotte | 2015-03-10 17:35 | 『?』なメディテらねぇ | Comments(1)
雪は溶けて花は咲かん
あっという間に二月が過ぎ、三月となって三日が過ぎました。
ココんちの庭の其処此処から次々と花が咲き始めました。
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スイセン



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クリスマスローズ



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ローズマリー



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ボケ



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エニシダ(?)



早春の花は香り良いのが喜ばしいであります。
この分だと、この秋冬のココんちあたりは雪が一度も積もることなく、春を迎えることになるかもしれません。


le 3 mars 2015, Guénolé

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by ma_cocotte | 2015-03-03 02:43 | 『春』 Rien de special | Comments(2)