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ああ、通り過ぎてしまった。
わたくしの諸事情で、先週の「聖週間 La semaine sainte」のほとんどを電脳域にかかわることができない場所で過ごしたので、いつのまにか復活祭のご慶事に触れぬまま今に至ってしまいました。
今年の聖週間、思い出しますのは昨年9月に旅したブルタアニュで出会った「イエスの埋葬」をお題にした彫刻でした。

いずれの小村の聖堂にも特長ある彫刻を見つけられるものですが、こちらサン・テゴネック Saint Thegonnec の木彫には驚かされました。
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残念ながらこの写真 ↑ 、私の一眼でもコンデジでもうまく納めて撮影することができませんでした。特長はイエスの御顔が映し出された布を持つ聖女ヴェロニカがいるところ。
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われらが、ヴェロちゃん (左の女性)

よその同様のお題の作品には聖女ヴェロニカが登場することはまずありません。私個人が長年、聖女ヴェロニカにらヴなので、この作品に出会えたことはちょっとうれしかったです。ちなみに、この彫刻は1702年頃のものです。


お次はランポル・グィミリオ Lampaul-Guimilliau 村の聖堂内で見つけた作品。
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まあ、普通の作品でしょうか。ザ・ブルタアニュとは呼べない気がしますけれど、なんとなく右の男性が持つ亜麻布がこれからイエスさまの頭に向かってかけられて、それが「聖骸布」になったのだな(現存する聖骸布の真贋は横に置いて)と思うと、2000年の時を実感しますね。



さて、次に控えしはこれぞザ・おブルタアニュな聖堂敷地内の石彫刻から。
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グィミリオ Guimilliau 村の教会敷地で見つけた「イエスの埋葬」
往年の淀川長治さんのように心をこめて「いいですねぇ」とつぶやきたくなります。
この彫刻の全体はこうなっちょります。
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彫刻の周りをぐるぐると周りながら、探してみてください。
というより、ぐるぐる周りながらひとつひとつのエピソードを思い描き始めると、自然と祈りやら黙想やら、私たちそれぞれのお好みの世界にいざなわれるように思えます。

・・・と、ご復活のご慶事から三日過ぎてしまったので、今更の無効か・・・・。



le 30 mars 2016, Amédée

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by ma_cocotte | 2016-03-30 18:09 | 『春』 Rien de special | Comments(0)
空港で、地下鉄駅で。
今、ココんちあたりは午前10時をまわったところですが、隣国ベルギーの国際空港の2連続爆破に続き、首都ブリュッセルの国際連合本部ビル近くの地下鉄駅でも爆発が発生したというニュウスも飛び込んで来ました。現時点でテレビ画面から流れてくる情報によれば、空港の爆発での犠牲者は死者13名、負傷者35名で、地下鉄駅についてはまだ現状がわからないようです。

今朝は夜明け前から報道専門チャンネルで先週金曜日夕刻に捕らえられたサラ・アブデスラム容疑者ができるだけ早急にフランスに移送される話が続いていました。昨日まではサラ・アブデスラム容疑者の希望もあり、ベルギーに留まるだろうと報道されていたので、話が一転したことになります。ながら視聴ではありましたが、私はサラ容疑者のフランス移送が早まるだろうという報道を見聞して、ヤな予感がしました。廃れた流行語を用いるならばISにとって「動くならば今でしょ」ですから。

まだ午前10時過ぎなので、爆破(自爆?)テロが続かないことを祈るばかりです。
そして、IS側が人質について報復処刑など執行しませんように。

ベルギーもフランスも超法規的措置には至らないと思います。

それにしても、ビジネスメンの移動時間の犯行という計画はそら恐ろしいです。


le 22 mars 2016, Lèa






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by ma_cocotte | 2016-03-22 18:15 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
生きて捕まってくれて良かった。
ココんちあたりは平和な土曜日を迎えましたが、昨日は午後遅くになって隣国ベルギーはブリュッセルで、昨年11月13日に発生したパリ連続テロ事件の容疑者のひとりであるサラ・アブデスラムの身柄が拘束されたことが報道されました。正確には、ココんちの場合、たまたまつけた報道専門チャンネルで拘束までのナマ中継が流れていて、当初はサラ・アブデスラム当人についての存在はぼやかされたままの中継だったので余計に緊迫感がありました。
そして、サラ・アブデスラム容疑者が捕らえられたが怪我を負っていると情報が公開されても、その逮捕場所には第三の人物がおり、まだ安心できない状態だと中継もされました。それと同時に、共和国内のロケに画面が替わり、11月13日のテロで一命を取り留めた経験者や、悔しくも親族、友人を亡くした遺族の方々のインタビュウが次々と紹介されました。いずれの方もサラ・アブデスラム容疑者が生きて捕まってくれて「良かった」とおっしゃる。日本人の私には驚きの言葉でもありました。あのテロ事件で生死をさまよったのに、愛するヒトが他界帰天したのに「生きて捕まってくれて良かった」と言の葉にできるとは、自らの心においての生命についての価値や死生感が定まっていないと口にできないのではないかと思いました。少なくとも画面を見ていた私の印象で彼らが綺麗事を言っているようには見えませんでした。

なんだか自分。日ごろ、電脳で飛び交う見えない論客に対しての「しね」という言葉に毒されてしまったのでしょうかね。

「しね」を軽々しく他人に投げる精神というのはもしかするとテロリストの考えに近いのではないかと、昨日から繰り返し見聞している「生きて捕まってくれてよかった」という言の葉で気づかされたような気がします。私はまだちっちゃい気持の人間なのだなあ、とあらためて。

当のサラ・アブデスラム容疑者は病院に運ばれ、現在、怪我の治療中です。彼のひとりの兄は11月13日のテロ実行後、自爆で死亡。まったくテロにかかわっていない別の兄はサラ・アブデスラム容疑者が逃亡してまもなく、テレビに登場し、ただただ繰り返し弟サラが生きて捕まってくれることへの希望を述べていました。だから、昨日の生存のまま逮捕の報道が流れた時、この兄の表情を思い出しました。これから追求が始まりますが、どうか少しでも善い方向に前進できますよう。


le 19 mars 2016, Joseph






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by ma_cocotte | 2016-03-19 19:46 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
そろそろと、
3月27日の復活祭に向けて準備を始めましょうか。
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里帰りからココんちに戻ってまもなく一か月。
里帰り終盤からひいた風邪がまだ完治せず、病みから上がれないせいか、この一か月はあっという間でした。
不定期に郵便ポストに投げ込まれるチラシの山を整理していたら、復活祭の正餐準備のためのチラシが目立つようになりました。今年は2月10日から始まった四旬節も後半戦。今度の日曜から聖週間が始まりますから、そろそろ26日日没から始まる復活祭と翌日の正餐の計画を立て、準備に入らねばなりません。

海の幸、山の幸に甘いお菓子・・・さてさて、今年はどうしましょう。

le 15 mars 2016, Louise de Marillac

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by ma_cocotte | 2016-03-15 00:29 | 『春』 Rien de special | Comments(2)