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聖母月、聖心月も終わり
こんにちは6月30日。
六月最後の日でありんす。
兎にも角にもココんちあたりは今日も小雨まじりの冴えない天気で、寒い、寒い。

子供の頃、耶蘇女学校に通っていたこともあり、毎年、五月(=聖母月)、六月(=聖心月)になると「あおばわかばに風薫りて」と口ずさむことが常でしたが、今年はこの鼻歌が似合う日が5月、6月に10日あったかどうか。なかったように思います。そんな悪天候のせいか、今年は未だバーベキューをする気にもなれません。貴重なお天道様を拝めた時に二度ほど庭にテーブルを出して食事をとりましたけれど、たった二度です。例年だったら早いと4月からBBQやら庭ごはんを行うものですが、今年は「あり得ない」

なんだか本当に夏が来るのか怪しく思えて来ました。

それでも、花は咲くンですね。
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昨日だったか、ココんちあたりでは野生のマシュマロウがいつのまにか花を咲かせました。
連日の雨空の下のマシュマロウはどこか元気ないようにも思えます。

こんな、どこか空を仰いだところで涙が出そうなお天気の今年。

加えて、ワタクシごとながら、今年の5月、6月には「(永遠の、この世での)別れ」が続きました。
2002年8月15日の聖母被昇天の祝日に偶然引き取った猫が5月の聖母月の終わりに突然旅立ってしまったことなどは今もどこか納得いかないままです。が、聖母被昇天の日に突然、ココんちに現れた猫が14年後の聖母月に天に帰ったことはどこか腑に落ちるロジックに思えたりもします。

まあ、今年の5月、6月における私の悩みや悲しみを話したら尽きませんが、こんな悪天候と私の心ン中をなんとかしてくれそうなのは今晩のサッカー欧州杯の準々決勝第一戦ポルトガルvsポーランドかも。ポルトガルよ、勝ってください。(既に脳内で決勝は仏蘭西vs葡萄牙では?と妄想中)
そして、今週末から始まる自転車レース「トゥール・ド・フランス」では、青空の下、美しい風景を楽しみたいものです。
ああ、7月からは夏らしい天気に恵まれますように。

どうぞみなさま、良い夏を。



le 30 juin 2016, Martial

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by ma_cocotte | 2016-06-30 18:42 | 『夏』 Rien de spécial | Comments(0)
傲慢の隙を突かれた。
としか言いようがありません。
昨晩のサッカー欧州杯のエングランドvsアイスランド戦。

まあ、傲慢が謙虚さに突かれて朽ち果てるのはサッカーに限ったことではありません。

今度の日曜日の準々決勝、仏蘭西の対戦相手はアイスランドに決まったわけです。
今回のおフランスおナシオナルチームには傲慢チキチキマシーンのベンゼマがいないので、敵に隙を突かれることはありませんw 日曜は良い試合が期待できますね。

昨日は午後6時からイタリアvsスペイン戦でしたけれど、こちらは基本というか、抜本というか、ゴールーキーパーで決まった気がします。イタリアのブッフォンさまはネ申だわさ。って、いつも過去のノスタルヂィに浸っているミーのような者には昨晩の試合でスペイン側のゴールキーパーがあのカジアスだったら萌えたのに・・・と今の現実を見ずに妄想したりもします。兎に角、イタリアは91分目にもゴールを決めての勝利ですわい。たいしたもんです。

そんなわけで、今度の土曜日の準々決勝第三戦は獨逸vs伊太利亜ざますよ。
これまた決勝に値する取り組みですわね。準々決勝でこのどちらかが消えるのはどこか納得いきませんけれど、昨晩、スペイン無敵艦隊が呆気なく沈没しちゃいましたから、神聖ロオマ帝国が生き残るかどうか、むふふふふです。そして、翌日日曜の準々決勝第四戦が仏蘭西vsアイスランド・・・で、上の傲慢チキチキマシーンの不在に戻る、まる



le 28 juin 2016, Irénée



ちょっ、もしかして決勝がポルトガルvsフランスってありぃ?・・・と無駄に萌え始めてしまったw
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by ma_cocotte | 2016-06-28 16:40 | 『行け、行くんだ!』 Allez!! | Comments(0)
今宵、燃え尽きてしまいそうだなw
サッカーのユーロ杯のこってす。
今宵18時からイタリアvsスペイン戦。
ベスト16でこの対決ってないンぢゃない?と思うわけです。
だってさ、前回の、ユーロ2012ウクライナ大会の決勝がイタリアvsスペインで、4-0でスペインの圧勝。こちとら、脳内はスペイン無敵艦隊だの、「七つのエルドラド」、ロレンツォさまぁああ!でしたのにね。

ええ、今回はベスト16で、このカード。

私はもちろんイタリアを応援するつもりでおり、モンココまでが「ボクもイタリア」とか言い始めたので、あんたの血にはイタリアは流れておらず、どう考えたってスペインだろ?と言い返しました。なにせモンココの母方のばっつぁまはカタルーニャびとですからね。・・・とかスペインを他人に押し付けておきながら、自分もスペインが勝ってもいいやとどこか思ってもいるのですが、
今晩はイタリア選手のユニフォームが何枚破れるのか

それが一番楽しみでワクワクしています。イタリアチームのユニフォームはPuma製なのだ。ユニフォームよりハイソックスがかわいいと思っていたりする。

無責任一代オンナとはアタシのことw



le 27 juin 2016, Cyrille




寄留している仏蘭西については今回は開催国でもあるので、組み合わせなど何かと優遇されているので現時点ではあんまり「お話にならないわ」です。昨日、仏蘭西はアイルランドに2-1で勝利、次(準々決勝)は今晩21時から始まるイングランドvsアイスランドの勝者と7月3日21時に戦うことになります。もしかするとイングランドが仏蘭西の対戦相手になるとするならば、こりゃまた、七つのエルドラドを思い出しつつ萌えるかもしれません。以上、湿気を含んだ炭状態な発言でした、まる
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by ma_cocotte | 2016-06-27 15:16 | 『行け、行くんだ!』 Allez!! | Comments(2)
「優しい」と「甘い」は同じではない。
大英帝國はEU国内だろうが、その他の国からだろうが「移民に甘かった」のではないでしょうか。
その結果がBrExit。

昔、母校の修道女から「イエスさまは優しい方ですが、甘い方ではありません。そこを間違えないように」と私は注意をいただいたことがありました。これ、誰か一人の対応について判断することは非常に難しい。当事者と傍観者でも印象、感想は違うでしょう。

大英帝國が移住者に対して善意で実行していたことが長年を経て、自国民から「甘い」と判断されてしまったとするならば、今回の結果は理由のある結果になると思います。

私が漏れ聞いた限りでは大英帝國の移住者への善意を基準にしたならば仏蘭西なんぞ移民に対していぢわるとしか言いようがないそうです。それくらい、大英帝國は長年に渡り、移住者に寛容だった国です。


le 25 juin 2016, Prosper

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by ma_cocotte | 2016-06-25 23:04 | 『?』な大英帝國 | Comments(4)
BrExit の話。
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この海の向こうは大英帝國


確か昨日6月24日の朝一番で大英帝国のEU、いや、UEからの離脱が国民投票で決定したと見聞したと記憶しています。ま、その「大英帝國の欧州連合からの離脱」をきょうび、BREXIT と呼ぶのでありんす。

そして、この離脱について移民が問題なのだと話題が飛び交い、その移民がアジアやアフリカからの移民をさしているようにも思えますが、これって実は欧州連合内からの移民にも大英帝國民が「もうかんべんしてくれよ」ということを指しているのだと思うのは私だけでしょうか。

だって、うちの近所に大英帝國に出稼ぎしている身内を持つフツーの仏人家庭がゴロゴロあります。何せ、おシャルルドゴオルエトワアル空港から倫敦のヒースロ空港まで飛行機で45分ですもんね。同じシャルルドゴオル空港からマルセイユ空港に行くより近いわけ。しかも、大英帝國の方が給与はいいし、欧州一のオシャレでアタマいい国だから、身内に英国に在住している者がいればお仏蘭西では箔が付くやら、見栄はれるやら・・・と、仏蘭西に限らず大陸側の諸国民にしてみれば西の島国大英帝國とその首都倫敦は「憧れ」なンである。そんな欧州からあらゆるベクトルに抜きん出た優美秀麗な大英帝國が欧州連合のハブ国にもならず、首都ロンドンがハブ都市にもならなかったのは島国だったり、統一通貨に参加しなかったことなどで「欧州の中の特別、特殊」だったからに違いありません。

きょう25日になり、欧州連合側のエラい方々から大英帝國は国民投票の結果に従い「できるだけ速やかに脱退するように」とほぼ命令が出ました。

昨日すでに仏国営放送などで説明されていましたが、今後、大英帝國に留学したり、就労している者は今までのアイデンティティカードに加えて長期滞在許可証を取得、つまり、カードを二枚持つ義務が発生することになるとのこと。そうなると、どんだけの仏蘭西人が帰国することになるのでしょうか?
たぶん・・・ですけれど、大英帝國内の学費も今まではEU連合国の国民とそれ以外の国籍者(米国人や日本人など)の間に差があり、部外者の私から見ればEU連合国民の学費は「信じがたい安さ」だったのに、これももしかして解除になってしまうのでしょうか?もし解除されたら、大英帝國内の大学や職業専門校に入学できる仏人は極限られてしまうことでしょう。

こりゃ、大変なことになりそうだな、と思っていたところに、今度はきょうのお昼の仏国営放送地方局のニュウスで、大英帝國から仏蘭西に移住している英国人が今までのように長期滞在できなくなるので、彼らの中には仏蘭西国籍取得に動き始めている者もいる、という情報が流れました。

そういえば、確かにナントから南下し、ボルドーからトゥールーズまでの三角地帯に移住している大英帝國人の数は相当なのです。大西洋岸から内陸60km、ナントとボルドーの間にあるココんちあたりも大英帝國人だらけだったりします。なぜ彼ら大英帝國人がココんちあたりに引っ越してくるのかというと、気候が大英帝國本土より温暖であり、なにより物価が安いからなのです。もしフェリーを使ったとしても大英帝國本土から半日で来れてしまうのも人気の理由のひとつ。それが、今回のEU脱退によって滞在がビザ無しだと3か月マックスになります。定年後の初老夫妻だと長期滞在ビザ申請も難しくなる可能性が高い。それゆえ、仏蘭西国籍を取ってまえ、と。うぅうううん。

今回のEU離脱賛成派の多くが高齢者と中流以下の国民層という話も出ていますが、もしそうだとするならば三角形の底辺が賛成しているのだから当然の結果になりますよね。そう思うと、今はムナシイというか、「そうなる」しかないのでしょう。これまた、うぅうううううん。数年後、数十年後にこの三角形の構成層に変化が出、底辺がEU加入賛成となるまで待つのが徳川家康ってか。

うぅうううううん。

まあ、この数年でこれまで大英帝國内に長期滞在し就労していた仏人が本国に戻ってくるでしょうから、そうなってからの仏国内事情はどうなっていくのか、ほんのちょっとだけ興味があります。


le 25 juin 2016, Prosper

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by ma_cocotte | 2016-06-25 20:50 | 『?』なオイロッパ | Comments(0)
夏の夜の素人音楽祭
ココんちあたりは夏至を迎える前日はまるで4月のような気候、そして夏至の日を迎えた21日も朝から霧雨が降っていました。が、午後6時を過ぎたあたりから空が割れ、みるみるうちに青空が広がりました。
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年に一度の夏至の日の夜は共和国中がフェット・ド・ラ・ミュヂィク Fête de la musique が催され、夕刻から日付が変わるまで町は音とひとびとで賑わいます。

私も午後7時過ぎ、旧市街まで素人音楽祭をひやかしに行ってみました。
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テロの影響なのか、いっそう過疎化が進んでいるのか、例年より参加ミュウヂッシャンやダンサーが少なかった気もしますが、質は向上していたようにも思えました。

日差しが弱くなり始めたのが午後10時頃。
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私もひやかすつもりが3時間半も旧市街をうろうろしてしまい、足に豆ができたことでココんちに帰る気持ちになりました。が、おうちに帰る前にひさしぶりに冷たいコーヒーを飲みました。かなりの甘さでしたが、おいしかったです。
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le 22 juin 2016, Auban

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by ma_cocotte | 2016-06-22 21:01 | 『夏』 Rien de spécial | Comments(0)
トヨタヤリスよ、こんにちは
昨日の今日で。
夏至の日にココんちでは新しい家族を迎えました。
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ヤリスくんです。
白黒の、シックなインパネに一目ぼれして決めました。
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あまりにアラモオドで果たして私に運転できるのか、使いこなせるのか疑問極まりありません。



le 21 juin 2016, Louis de Gonzague

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by ma_cocotte | 2016-06-21 21:42 | 『いいね。』 Chouette! | Comments(2)
明日でお別れ、もう会えない
2004年から12年間、生活を共にしたホンダくんと明日お別れすることになりました。
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お別れを前にしてきょうは朝から最後のおそうじをしました。
2002年に日本で製造されたこのホンダくん。ココんちとの12年間、本当に頑丈で、ありがたい存在でした。もちろん今、今日もホンダくんは元気、元気です。が、明日、お別れ。

このホンダくん。2004年当時、私の母の勧めや援助あって南仏はマルセイユで手に入れた車でした。あれから12年、今では車体が古めかしくても、内臓になんら問題ないホンダくんにさようならするのは本当につらい。名残惜しくてなりません。
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このホンダくん。私どもとの12年間で最大の働きは南仏の田舎町からココ新天地まで800kmを、途中でソフトボール大の雹に攻撃されながらも無事にヒト♂♀とココんちの3+1猫、ガラクタを運んでくれたことです。そして、この12年間、一度も大病なし。すばらしいです。

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明日、ディーラーの手に渡った後のホンダくんはおそらく車体はつぶされるか、近所の自動車修理工養成高校に渡され、今も元気もりもりの純正のホンダエンジンは転売されるのではないかと思います。そう思うと、ホンダくんがかわいそうでなりませんが、だからと言って走行中に何かトラブルが起きるまで乗り続けるのもいかがなものかと思います。その理由は先代のホンダくん(前世紀製造のシヴィック3ドア)が走行中にトラブルを見せ始めたことがきっかけでこのホンダくんに買い換えた経験です。

2008年に他界した母に縁あるものをまたひとつ手放すことになり、もし目から涙をひとつぶこぼしたらドドっと溢れそうな予感もしますが、母の他界を境にどんなに名残惜しいものももし自分が死んだらその全てを棺桶に収められないことを今は心の奥底、脳の芯から理解しているので、明日はホンダくんに感謝しつつ、別れたいと思っています。


Adieu, ma Honda Jazz.
今までありがとう、ホンダくん。
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なんだか脳内ヂュウクボックスから聞こえてくる歌は菅原洋一の「きょうでお別れ」です。


le 20 juin 2016, Silvère

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by ma_cocotte | 2016-06-20 18:01 | 『?』なたわ言 | Comments(0)
次は我が身。他人事とは思えません。
先の月曜夜にパリの西、イヴリン Yvelines 県内の普通の町マニャンヴィル Magnanville で、その日の仕事を終え自宅に入ろうとした警官、 Jean-Baptiste Salvaing がイスラム原理教条過激主義者、Larossi Abballa に刺殺され、その後、警官宅に立て篭もった同容疑者が警官のパートナーである Jessica Schneider (彼女も警官)の頚動脈を切り殺害するという事件がありました。容疑者は特殊部隊(RAID)との銃撃戦の末、死亡。犠牲となった二人の間の、3歳になる男児だけ無事救出されるという結果になりました。瞬時に孤児となった男児については今後、共和国が育てる(おおまかなところでは例えば学費がすべて無料)と大統領自身から発表もされました。

今、私はライヴ配信で、Yvelines 県の県庁所在地であるヴェルサイユで行われている、犠牲となったお二人の追悼集会を拝見していますが、配信が始まってまもなく到着した二つの棺が並べられているのを目の当たりにすると心底からこみあげてくるものがあります。

火曜日の朝、私は5時半に起床しましたが、テレビに火を入れてまもなく画面から何かの異常を感じ取りました。それがこの報道でした。事件の現場はパリの近郊とは言え、どちらかと言うと私が今住んでいる土地の住宅地の雰囲気となんら変わりません。容疑者は(おそらく彼らの間の師弟関係で)上にあたる人物から「誰でもいいから殺せ」と指令を受け、彼は警官を選んだのかもしれません。私が現在住んでいる住宅地にも軍人や警官、消防官、教員もいますし、私の住む町にはイスラームの信者もたくさんいます。既にシリア難民の家族も複数生活しています。

私事ながら、時代違えど、私の夫は警官の息子であり、3歳当時はパリの西ナンテエルに住み、父親はパリ警視庁に通勤しており、身分は犠牲となった警官と同じでした。この事件を知って以降、私の胸中はかなり複雑であり、今もその中にいます。とても遠いところで発生した他人事とは割り切れません。

今後、近所で同様の事件が起こる可能性はある。「無い」なんて私には断言できません。

数日前に日本国内でパリに在住する日本人女性についての番組があったと漏れ知りましたが、日本でも仏蘭西でも優美な生活をしているそうで、フランス人である夫君は金髪碧眼、つまり欧州系。そういう環境設定の方が私にとっては「遠くて他人事」に思えてなりません。今の時代にフランス共和国内で「私の配偶者の親族に公務員はいません」「私の生活環境にイスラム系移民はいません」と断言できる環境の方が特殊な、特別だと思います。日本もそろそろ「フランスで生きる日本人」の人物像について観点を変える時期が来たのではないでしょうか。

21世紀に入って15年を過ぎたフランス共和国内に住む日本人にはイスラーム生活を実践しているフランス国籍者と婚姻している方が多くいますし、共和国軍人や警官と生活している方もいます。その中には団地に住んでいる方々もいます。ココんちの仏人のように南仏のマルセイユ近郊の公立校で育った立場だとクラスの半分は移民。それが「普通」でした。それから30年以上過ぎた今、いずれの市でも平等に移民を受け入れるようになっているのですから、庶民の生活において欧州系でない生活スタイルのひとびとと関わることは避けて通れません。避けて通っている日本人もいるのかもしれませんが(それこそ私にとっては別世界です)。

そして、犠牲となった警官とパートナーもそうですが、婚姻(ココでは市民婚)せずに家庭を持つひとびともフランスには多くいます。もう何年も前にココのどこかに書きなぐりましたが、婚姻しない男女が子女と共に生活していることをマリタルと呼びます。そして、婚姻も市民婚ではなくパックスという簡略した同居関係のスタイルも共和国では認められており、近年、共和国内に住む日本人も婚姻ではなくマリタルまたはパックスの形で長期滞在しているケースが多いです。

こうして時は流れているし、私たちは生きているのだと実感します。
脳内の凝り固まった思い込みは現実によってほぐされ、活性しなければなりません。

さて、昨日は事件があったマニャンヴィルで、イスラームの方々が沈黙の行進を行いました。彼らにとって今はラマダーン月の断食中で日中は絶食しているので、中には歩行がつらい方もいるでしょうに、ラマダーンの断食月は本来、他者を思いやることを強く意識する意味があるのに、このような陰惨な事件があったことはイスラームの方々の心にも傷を与えたと思います。

こういう事件があるたびに、私の脳内には「地には善意のひとに平和あれ」という言葉が過ぎりますが、この言葉はヒトが作った国境や身分を超越して、地球のすべてのひとびとにあたるのだと私は信じています。

今回の件はテロの形がどんどん陰惨に化けていると感じ、本当に恐ろしくなりました(現在進行形で恐ろしいと思っていますが)。こういうことがいくら繰り返され、ひとびとを恐怖によって服従させようという環境の中から平和が芽吹くこと、いえ、根をはることはありません。平和を育てるにはひとりひとりがどういう心にならねヴぁならないのか・・・もうしばらく喜んでその思考の中にいることにします。


こうしてタイプしている間に、二つの棺は再び車に乗せられ、ヴェルサイユから去っていきました。


le 17 juin 2016, Hervé




【追 記】
*両親を失った3歳半になる遺児は父方の祖父母に引き取られたとのこと。
*お二人の葬儀は来週月曜日午前10時、Jean-Baptiste Salvaing の故郷である南仏エロ Hérault 県
はモンタニャック Montagnac の市役所広場で行われ、その後、モンタニャックの墓地に埋葬されるとのこと。
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by ma_cocotte | 2016-06-17 19:17 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
行ったり、戻ったり。
私のひとつ前の投稿でようやく夏が来たと喜んだのも束の間、先週金曜日から再び長雨となり、冬のような気候に戻ってしまったココんちあたりです。
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ココんちは素人園芸家庭なので、庭の草木はほっぽりっぱなし。今年の悪天候のせいも加わり、ようやくつぼみがはじけても例年に比べるとひと周り、ふた周りと小ぶりな花が咲いているように思います。「ああ、僕が花開く時、芽吹く時が来た!」と草木が信じても、突然、冬のような寒さに戻ったり、太陽が隠れっぱなしなのですから、気の毒でなりません。

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来週の火曜日には夏至を迎えるというのに、このような、まるで復活祭を迎える前のような「偲びて、春を待て」の天候、なんとか夏を迎えるまでに改善しないものでしょうか。


le 15 juin 2016, Germaine

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by ma_cocotte | 2016-06-15 15:02 | 『?』なたわ言 | Comments(0)