夜明けに他の世界に旅立つひとが続く
昨日の朝はこんぴーたに火ぃ入れてフェイスブックを開いたら、作家ヂャン・ドルメソン Jean d'Ormesson の帰天を知りました。本を読まない私がなぜ彼を知っているかと言うと、ひと昔前まで住んでいた南仏蘭西の小さな町の公営図書館に彼の名前が冠されていたからです。図書館の名になるくらいだから既に亡くなっているのだろうと当時は想像しましたが、なんの。生きていた。それからしばらくしてテレビを買ったので、この作家が結構テレビ番組に登場する人物であり、フランス・アカデミーの会員であることも知りました。苗字に「ド」が付いているだけに品の良い紳士に私には見えました。


作家ヂャン・ドルメソンは昨日の夜明け前に旅立たれたのに、昨日は夜になってもニュウスだけでなく討論番組のお題もヂャン・ドルメソンの追悼ばかりでした。最新報道が知りたいのにな・・・と不満を持ちつつ就寝。一夜明け、こんにちは(今こうしてタイプしている時点で外は未だ夜明け前の真っ暗闇ですが)、いつもどおり5時に起床して雑務を終えてテレビに火ぃ入れたら様子がおかしい・・・なんと、かのヂャニ・アリデ Johnny Hallyday がこの深夜に他界したというニュウス。・・・・超ウルトラ号泣です。私ぢゃなくて、ココんちの仏人♂が・・・何せ、ヂャニを疑うことなく信仰していましたから。



ただ・・・、先月のはじめあたりからだったか、ヂャニの入院やら転院について報道が繰り返されていたので、その時点でかなり厳しいとは想像していたし、先週だったかヂャニが退院し自宅に戻ったと報道があったので、もしかして・・・と覚悟は決めてはいましたが、こんなに早く。74歳。

今年はこうして待降節に入って、共和国の超有名作家と超ウルトラスーパー大スタアが天国に旅立ちました。
天国では手が足りないほど多忙なので、天の御使いがお二人をお迎えに来たのだと思うことにしました。
特にこんにち12月6日はサンタクロースの愛称で知られる聖ニコラの祝日なので、ヂャニは聖ニコラの集配のお手伝いに呼ばれたのかもしれません。ヂャニの歌でサンタクロースが世界中の屋根もないところで生きている人たちにプレゼントを配るなんて、ヂャニも喜んでお手伝いを引き受けるにちがいありません。

それにしても、ニュウスがヂャニアリデ帰天の話題しか流していない・・・今日一日、この調子なのだろう。それは、困る。


le 6 décembre 2017, Nicolas





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# by ma_cocotte | 2017-12-06 15:02 | 『いいね。』 Chouette! | Comments(0)
我らを試みに引きたまわざれ
土曜の夜、旧市街のおクリスマスエヴェントを冷かす前に夕ミサに参りましたら、入り口でこのような印刷物を頂戴いたしました。
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なんでも、お仏蘭西のカトリック教会ではこの待降節第一主日(2017年12月3日)から主祷文の一部が変更になるので、このような御絵を教区が我々世俗末端にまで行き渡るようにと用意してくださったらしい。変更箇所は写真の下から三行目。2017年12月2日の夕方日没までは Et ne nous soumets pas à la tentation でしたのに、お天道様が隠れて以降は写真にあるがごとく Et ne nous laisse pas entrer en tentation と唱えることになりました。拙訳が正しいかどうかわかりませんが、今までは「私たちを試みに服従させないでください」で、これからは「私たちを試みに入らせないでください」でしょうか。なんかよくわからないけれど、「服従」というのはアタマを使わないので「従順」とは異なる。あんまりカトリックっぽくないという私見です。新しい「試みに入らせないで」ならば自分で入るか、入らないか考える様子が想像できなくもないので、個々の自由意志を何より尊重するカトリックっぽいと思いました。やっぱヒトに生まれたからにゃ、自らの知やら智を善く使うことが天主さんへの御恩返しですからね。

さて、カトリック教会の中ではありますが、こうしてフランス語の主祷文の文面変更は1969年12月29日以降、初めてだそうです。そのせいなのか、昨日12月3日はニュウスでもこの話題が紹介されていました。日本ぢゃ、ありえねぇ。

私、新しい、変更された一行を暗記できるかなあ・・・

日本語の主祷文なんぞ、私は今でも小学生の時に暗記した文章しか唱えられないのでした。こんにちのこのエントリーのタイトルもその当時の主祷文で、口が回らず唱えるのに苦労して、実のところ、漢字やひらがなをどうあてがうのかも知らないまま現在に至っております。高校生の時に習った古文を頼りに文字で表すと、おそらくタイトルのとおりではないかと思うのですが、間違っているかもしンない。ご寛恕のほど。


le 4 décembre 2017, Barbara


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# by ma_cocotte | 2017-12-04 17:33 | 『?』なKTOりっくん | Comments(0)
待降節初日の夜に、
今年の待降節の始まりは12月3日。珍しく12月に入ってから始まる形になりました。
カトリック教¨会では日めくりが日没を境にするので、土曜の夕ミサは待降節第一主日の典礼になります。その夕ミサにあずかった後、ドゥ・セエヴル県の県庁所在地ニオール Niort の旧市街を冷かしてみました。なんでもニオール市のクリスマス行事初日が12月2日だそうで。
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うわぁああ、キラキラキラぁああ。
師走後半まで日に日に日没が早くなっておりますが、こうゆう美しいもんを生かすために今の時季の日が短くなっているのかも。そう定めたのも天主さまでやんすからね。ありがたや、ありがたや。



そして、今年はそこいら中にスノーボールがごんろごろ。実はあてくし、スノーボールコレクターだったりするので見つけるなりちょびっと興奮。
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ごんろごろと言っても、広場に3つだけ。でも、嬉しい。
と、ニンマリしたところで背後からドドーンと、
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打ち上げ花火の音ざますよ。
今宵、花火が打ちあがるなんて知らなかったので、おいら、ヴぃくーり。
内心で「どーんと出た花火がきれいだな~ 空いっぱーいに広がってぇ し~だれ柳もきれいだな~」あらよっと唄いました。

日に日に日照時間が短くなるのは正直、できることができなくなる不自由さもあり、務めの途中でタイムアップとなりムっとなることも多いですが、まあ、主のご降誕とゆうご慶事まで忍びて、春を待て~♪ ということなのでしょう、と思うことにした。おいおい、その聖歌は待降節ぢゃなくて四旬節だろ?という突っ込みはありがたく頂戴いたしまする。


どうぞ良い待降節をお過ごしくださいませ。


le 3 décembre 2017, Xavier
← ニッポンの守護聖人のお祝い日だぜ、べいべ。










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# by ma_cocotte | 2017-12-03 16:36 | 『冬』 Rien de special | Comments(0)
目には見えない、物入り
師走十二月に入ってしまいました。一年、早い。
物騒な報道ばかり見聞するこの頃ですが、霜月の終わりにグリニッヂ標準時計所有の、七つの海を制覇する王国の王位継承権第五位のヘンリー王子さまがエイメリカの女優さんと結婚するという吉報が飛び込みました。ヲソレヲヲクモカシコクモ、祝着至極でござあます(最敬礼)。

で、それについての速報後、少しずつ婚約者である女優さんが再婚であることや王子さまより3歳年上であることを知りました。
速報から二日経って読んではいませんが見た記事がコチラ。

大見出しには「ハリー王子との結婚前に女優メェガン・マルクルは受洗せねばなりません」とある。先ず「この手の話題は日本のペイパアでは話題にならないだろうなあ」と言うこと。で、更に読まずにざーっと見たら、彼女の両親は新教徒で、彼女が7歳の時に離婚。彼女はロサンヂェルスのローマン・カトリックの女子校を卒業しているけれど、彼女自身は洗礼を受けていない。離婚した前夫さんはユダヤ教徒だった、などなどなど。で、大英帝国の国王は英国国教会の最上位なので、メェガンさんはハリー王子との婚姻を前にして英国国教会の洗礼を受けることになりましたとさ。

まあ、ココまでは大英帝国について知るひとびとにとっては「そりは当たり前だのクラッカー」な話題なンですが、この記事であたしなんかの興味を引いたのは、きょうび21世紀に入り16年過ぎた今でも大英帝国の王族はローマ・カトリック教徒と結婚「できない」のだそうだ。1701年制定の法。もし大英帝国の王族がカトリック教徒と結婚したら継承権を放棄せねばならないとのこと。

こんなことを見たら、同時に思い出したのが確かチャアルズ皇太子の今の奥さんであるカミラさんはローマ・カトリック教徒だったことで若かりし頃、互いに惚れてしまったのにケコーンできなかったけれど、この度の再婚時はカミラさんが事前に英国国教会信者になったことで婚姻できたっちゅうこと。一方で、ブレア首相なんぞは奥様が真面目なローマ・カトリック教徒だったことでご自身もカトリックに傾いたけれど在任ちうは改宗せず、退任後にカトリックに改宗したという事実もあり、王族であろうが、平民であろうが、大英帝国というところでのローマ・カトリックってかなり今でも繊細な立場なのだなあ、と改めて思った11月の終わりだったのでした。

とか書くと、大英帝国の中でカトリックって日陰者のようですが、相当量の勢いはなくはありません。19世紀まで同じ人種なのにカトリックを信仰し続けることでひどい差区別を受けていたからですかねぃ。いい加減、大英帝国の王族のヲールドでも1701年の法を改めた方がよろしくありませんか。

東の島国も西の島国もどうにも差区別に絶縁できないまま、時代の波に乗れないままでいるように見えてなりません。

le 1er décembre 2017, Charles de Foucauld
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# by ma_cocotte | 2017-12-01 15:26 | 『?』な大英帝國 | Comments(2)
そうだ、ボヂョレを飲もう。
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2017年11月16日木曜日。
ボヂョレ・ヌゥヴォの解禁、売り出し初日でした。

木曜日は旧市街の朝市を冷かしに行くことが私の恒例ですので、こんにちも午前10時過ぎにいそいそと朝市に。
いつものサラダ、いつものパン、いつものハムをいつものお店で買って帰宅しようと歩を進めていたところ、朝市の中央で何やら試飲コーナーが出ており、そこでようやくこんにちがボヂョレ・ヌゥヴォの初日であることを悟りました。無料で試飲できるのがうれしいので、試飲。超ウルトラスーパーどケチの私にはありがたいことに安い方の味が好みでした。で、一本。6.9ユーロでした。

ありがたや、ありがたや。

le 16 novembre 2017, Margueritte

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# by ma_cocotte | 2017-11-16 23:57 | 『冬』 Rien de special | Comments(0)