「そんなの、ありえなーい」ことにも屁理屈があったりする。
きょうの朝、フェイスブックを開いたら、在日フランス大使館 から【復活祭(Pâques, パック)には、たまごやうさぎ🐰など色々な形のチョコレートを見かけますが、それぞれに意味があります。】という文章と共にこんなお写真が届いておりました。
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なんだか今週はじめあたりから日本国内でクリスマス、ハロウィンに続いて復活祭商法が盛んになっていると話題が飛び交い出したところで、この話題のご提供。実にタイムリィであります。こういう理由を抜きに、知らせず、知らないまま、復活祭の賑わいだけ日本に取り込んでお金を稼ぐというのは、なんたる島国、なんたるドメスティック、なんたる国際的孤立でありましょうか。日本国民よ、たまごをたくさんいただいて、子供をたくさん産みましょう!が、日本国内で復活祭を広める理由に現在の日本政府が選びそうだよね・・・

「聖書なんて童話」「キリスト?なにそれ?」と失笑しながら言ったり、「ヒトは死んだらそれまで。(だから、地上天国で自己中心の繁栄幸福)」とか「一度死んだ人間が3日で生き返るなんてない、ない、ない」と信じているひとが多い日本で写真のように卵やうさぎにさえ意味が含まれている復活祭をどう生かすンだか。ちなみに復活祭直前の金曜日はキリスト教の宗派の中には「断食、絶食」を実行している方々もおります。商売あがったり~。

とかなんとか書きつつも、きょうびフランス共和国では幼児洗礼さえ受けていない白いひとの方が多いくらいで、土曜の日没から始まる復活徹夜祭において今年は4503名のオトナが受洗するのだそうです(フランスカトリック教会大本営からの 発表 による)。ですから、共和国内のキリスト教を知らない家庭では復活祭は年に二度ある「ファミリーデイ」だから、金曜夜から大騒ぎに突入されることもある。

今年の復活祭は正教と旧教が久しぶりに同日祝賀です。実におめでたいこってす。


le 14 avril 2017, Vendredi saint







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# by ma_cocotte | 2017-04-14 16:52 | 『春』 Rien de spécial | Comments(2)
瑞典はストックホルムでテロが発生したようである。
たった今、フェイスブックに届いた情報。
本当???
・・・と、ニュウス検索してみたら、どうやら本当らしい。
だとすると、添付の写真のとおり、きょうの13時(ほぼ)ちょうどに、スウェーデンの首都ストックホルムの、本当に本当の中心でトラックが歩行者に向けて突っ込んだと思われます。

なんだな、おい。
多分だけれど、元はキリスト教が国教だった国々においては来週16日が復活祭の大祝日なので、彼らはそのお祝いができないように欧州のほうぼうで躍起になっているのではないかしらね。彼らが異教の慣習を邪魔するのは毎度毎度の常套手段ですもん。加えて、金曜の午後はユダヤんがシャバットの準備に入りますしね。あーあ。

le 7 avril 2017, Jean-Baptiste de la Salle


*全国紙おルフィガロさまの速報によりますと、既に死者2名確認とのこと。





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# by ma_cocotte | 2017-04-07 23:14 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
おんな党首 マリィヌ、恐ろしい子っ!
フランス共和国次期大統領選挙投票日まで16日(J-16)。

今、私の背後のテレビには次期大統領候補のひとり、しかも、決選投票に至る二名のうちのひとりだと予想されている極右政党党首マリィヌ・ルペン Marine Le Pen がFrance 2の生トーク番組に出ています。ナマですから話題の中に当然のことながらシリア北部での毒ガスを用いたであろう空爆について触れました。あたしの聞き間違いか、はたまた強烈なバイアスのせいかもしれませんが、おんな党首まりぃぬが「シリア国民が誰に従うのかはシリア国民それぞれ本人の自由と責任」みたいなことを言いやがりました。早い話、アサド大統領を支持しない国民は毒ガスで殺されても当然とでも彼女は言いたいンでしょうか?

狂ってますね。

そもそも、私個人は10年ほど前にココんち地元で思想が狂っているシリアからの移民女性と関わって以降、シリアのアサド父&息子の御世に微塵も支持も同情もしていません。あのバカ息子に至っては、彼の本心においてイスラム国が原理主義を恐怖で強要するより前になぜ自分がそうしなかったのかと悔やんでいるとさえ私は妄想しています。もしアサドのバカ息子が自らシリアという国の最長上になったことをきっかけにイスラームそのものを原理化し、国民に強いていれば、自分が今のような状態にならずに君臨していただろう・・・ってね。ま、原理化の途中でうまく行かなくなってしまったことに彼は目を向けないでしょーけれど。今のアサドのバカ息子にしてみれば、彼にとって納得いかない欧米型の「国際」なんかにイヤイヤ従ったからこんなことになったのさ、と思わないと救われないンだろうな。そういう心持に忍び寄ったのがロシア皇帝のプゥチン。

昨日の朝からシリアでの政府軍による国民への毒ガス攻撃についての報道を次々と見聞している私の口からは、少しでも早くアサドをハーグに送れ!でしたが、これもまた単純バカな思いつきで、アサドにはロシアの「皇帝になりたい男」プゥチンがねっとりくっついていることを忘れちゃいけない。それを思い出すと、本当のところ、その毒ガスとやらはシリア政府軍の所有物なのか、それともロシアから運ばれて落とされた物かさえ、この広い世界にちらばる我々にはわかりきれません。

そんなわかりきっていないのはあたしたちだけなのか、きょうの朝には米国がシリアの政府軍拠点を攻撃したという報道。だから、朝一番でフェイスブックを確認すると、既に「これは戦争の始まりだ」というエントリーも散見。冷戦終了しても、やっぱり世界大戦はエイメリカvsソヴィエトになるんだなあ・・・とぼんやり。

そこで、フランスだけれど、プゥチンと親しいとアピールした大統領候補は少なくとも2名。タイトルにもいるおんな党首マリィヌと中道右派(フランス共和党)代表候補のフランソワ・フィヨンです。フィヨンについては私個人はずっと贔屓していたので、プゥチンとの蜜っぷりを表明した時にはかなりのドン引きで、私の彼への贔屓もぐぃいいいんと下がりました。ほぼ同時期にスキャンダルまみれにもなりましたしね。そのフィヨンは昨晩、ストラスブールの集会で聴衆から小麦粉を浴びせかけられて、真っ白けになった・・・。

おんな党首まりぃぬは今から数分前のナマ放送で、毒ガス攻撃にあったのは犠牲者たちがアサドに従わなかったと言わんばかりだったと仮定すると、もしおんな党首まりぃぬが共和国大統領になり、エリゼ宮殿にお住まいになった暁には、共和国民とあたしのような長期滞在者がまりぃぬの忠実な犬にならないと、毒ガス吸わせちゃうからね、ということなんでしょうね。うへぇ。漁師の娘がソラ恐ろしい・・・。

ま、私には理解不能ですが、共和国内にはアサド政権を支持するニンゲンも多くいらっさるので、彼らが今回の毒ガス攻撃についてどう意見するのか、待っているところです。前回、2013年のアサド政権による毒ガス投下疑惑と同様に、シラを切るアサドに同情するンですかねぇ。今回二度目ですから、「二度あることは三度」、まず間違いなくあるでしょうね。
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↑吐く。↑
嫌悪。
アサドに同情するひとびとの目から一日も早くウロコが落ちますように。


le 7 avril 2017, Jean-Baptiste de La Salle


【書き忘れ】

昨晩は次期大統領戦で一番人気のエマニュエル・マクロン候補が2時間ものナマ放送に登場したけれど、彼のみょうちくりんなほどのアグレッシヴな語りのせいで、番組のほとんどが二名以上が同時にフランス語を声高に、どんどん早口になってがなる繰り返しになりまして、まぢ、こんな若造が大統領になったら誰の意見も聞かずに自己主張するだけなんでねーの、という印象しか持てませんでした。おんな党首がフランスは世界最高の国だと繰り返していますけれど、そんな世界最高の国の国父がさー、臣民の話にロクに耳も傾けずに自己主張をがなり立てるなんて、どんだけ歴史が後退しているの?とガイジンのあたしは失笑するしかありませんでした、まる

てか、今度の大統領選挙の候補者11名のうち、おそらく決選の二名に残ると予想されているのがこのおんな党首マリィヌ・ルペンとエマニュエル・マクロンですぜ。大統領を支持しないから毒ガスでやられても、とか、他人の話にロクに耳を傾けもせず自己主張に徹するアラフォー男の決選って、あーた。こんな二人が上位になるということは、それだけ共和国民が疲弊しているということですかねぇ。










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# by ma_cocotte | 2017-04-07 15:25 | よっ、大統領!2017 | Comments(2)
話し方
昨日は午後8時半過ぎから深夜1時近くまで次期大統領選挙に立候補した11名のうち10名が登場してのナマ討論番組が放映されました。約4時間のナマ番組。うへぇ。
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視聴する私は選挙権も持っていないし、フランス語もわからないので、寝室のテレビでそれを眺めているうちに自ずとウトウト。で、ハっと目が覚めるのが女性候補者のヒステリックな声か、本来ならばあってはならない同時に二名以上がしゃべり続けることがきっかけです。同時にしゃべって何を言っているのかさっぱりわからないシーンはドラマ「カルテット」でもありましたっけね(ああ、のすたるじぃ)。

昨日に限らず、先週月曜日の同様の立候補者主要上位5名によるナマ討論番組でも、その前の週だったかフランソワ・フィヨン候補を招いてのナマ番組でも、どうにも女性立候補者や女性の質問者とのやりとりでの女性のヒステリーな話し方に、私も女性ながら気分を害し、あらためて自分自身もこういう話し方をしないよう気を付けようと思いました。

先週月曜と昨晩の立候補者のナマ討論を眺めていて、フランス語ちんぷんかんぷんの私が好感を持てたのはフィヨンとブノワ・アモンの両候補者です。前者は中道右派のフランス共和党候補、後者はフランス社会党の候補。この2党は共和国の2大政党だからなのか、フィヨンもアモンも話し方が上手なのです。声色、話すテンポが他候補者より優。今回の次期大統領選挙での2トップは極右政党FNのおんな党首マリィヌ・ルペンとフランス社会党員ながら独立候補を決めたエマニュエル・マクロンです。この二名の話術。マリィヌは女性ながら他の女性の話術と異なりヒステリックにならない、どんなに敵から振られてもニヤっと笑ってかわすのが「妙に巧い」のです。彼女がこうなのは元は弁護士ゆえなのか、それとも極右政党FNを創立した彼女の父親(ヂャンマリ・ルペン)と共に彼女の人生のほとんどを世間からの攻撃があったせいで身に着けた術なのかわかりません。落ち着きぶり、居直りぶりにおいてはマリィヌの方が父親より勝っているかもしれません。だから、今回、彼女は上位に位置づいているのではないかなあと思います。
一方のマクロンですが、話し方においては同じ社会党員であるアモンに負けているというのが私の印象です。ただ、マクロンの演説、話っぷりは政治家というより、私が子供の頃、うっかり見てしまったアメリカのキリスト教新教のテレビ伝道師に声もしぐさもそっくりで、聴衆の反応もそっくりなのです。だから、繰り返し見ていると、私個人はマクロンについては胡散臭く思えてくるのです。

その上位二名が昨晩もちょっとした舌戦になり、マリィヌ・ルペンの「根拠のない理想のフランス」についてマクロンが「あなたはスイスや韓国を例に挙げてフランスの過去を批判し、未来を語るが、ココはフランスであってスイスでも韓国でもない。現実を見て、語ってくれ」と。これについては私もマクロンの言う通りだと思うというかずっと思っていました。マリィヌ・ルペンが掲げる彼女が創ろうとしている「フランスの未来」は荒唐無稽過ぎて、「世界の現実」を知る者には失笑。ところが、フランスしか知らない、フランスが今も未だ近世、アルジェリア戦争前の「列強国」だと信じているひとびとにマリィヌの提案は「最高」なのです。がぁ、数日前のマリィヌの演説でフランス語は世界第三位の使用者数なのだから、これからはグーグルもナンタラカンタラ(=すべて米国やイスラエル資本の媒体名)からも離れてフランス語第一の媒体を造ろうぢゃないか・・・なーんて正気で言って(いるようにしか私には見えなかった)・・・。アホちゃいますか、マリィヌさん。フランス語が世界の第三言語だとしてもそのほとんどがアフリカ国内ですから、現実問題として先進国であるフランスとカナダのごく一部がまずアフリカ大陸内の仏語使用国それぞれを育てるのが最初。ところが、このマリィヌさん、ご自分が大統領になったらアフリカ大陸内の旧植民地支援を止める、治安維持のための軍隊派遣さえ行わない、とおっしゃる。治安維持も放棄して、文化事業の向上ばかり強いたところでアフリカ大陸の仏語使用諸国がそれに集中できますか? マリィヌさん、ロジック破綻しているわな。おまけにFREXIT フレキシットなんてBREXITをもぢった語を用いてフランスもEU離脱、Euro廃止とかおっしゃってるけれど、そんなことになってフランス語を第一としたインターネット媒体で世界一になるって・・・・アタマどーかしちゃってるとしか思えないンですけれど、あたし。

マリィヌがこんな現実味のないことばかり次々と公にしているので、私は23日の第一回投票でマリィヌが3位落ちで、フィヨンが2位浮上はまだ可能性があるのではないかと見ています。こんなマリィヌに貴重な票を投げる国民が多くいるなら、前に言ったように今のフランスは「民度が低い」としか見なしようがありませんよ。

そして、マクロン。エマニュエル・マクロンね。
マリィヌよりはマシですが、独立候補のせいというか、彼が自分で選択したのが所属の社会党から独立した候補なのも、彼が掲げる政策が極右から中道を経て極左までそれぞれの候補者が提案しているところの「イイとこ取り」という点が私には引っかかります。イイとこ取りで、あの宗教家のような演説ですからね、騙されるヒト、多いあるよw 私個人は今のマクロンを見ていると、かつての、最初の大統領選に立候補した当時のサルコぢが重なります。サルコぢは極左から極右まで都合の良い提案をすべて奪って提案し当選しましたからね。で、当選後、全部裏切りやがりました、サルコぢは。私腹ばかり肥やしやがって、っざっけんな、でありました。マクロンもなーんか同じ臭いがするのよね。

以上、あたしが上位二候補を胡散臭く思っているボヤきでした、まる


le 5 avril 2017, Irène










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# by ma_cocotte | 2017-04-05 15:34 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
「民度が低い」
タイトルにした「民度が低い」という表現を私は嫌悪していますが、今月23日の次期共和国大統領選挙第一回投票を控え、毎日のように紹介される上位5立候補者の支持率を見聞していると、嫌悪する「民度が低い」というフレーズが脳内で繰り返されてしまいます。

フランソワ・フィヨン候補とその家族についてのスキャンダルがやや沈静化して以降、立候補者上位二名(=決選投票に残るであろう二人)についてエマニュエル・マクロン(仏社会党員)とマリィヌ・ルペン(極右政党FN党首というか創立者二代目w)がその差1%程度で一位、二位を行ったり来たり争う繰り返しが今に続いています。この首位と二位争いに納得いかないのが投票権のないガイジンであるアタシです。40歳に満たないマクロン氏について私の印象は政治家というより宗教家というか教祖であり、マリィヌ・ルペン女史の主張は大統領になったところで実は民主共和の国では実現不可能なことばかり。つまり、この両候補者の話術のせいで、共和国民の多くが「騙されているンぢゃねぇの?」と思わないと私自らが救われないと申しましょうか。しっかし、この首位と二位の候補者がまったく支持率25~26%を維持して動かないという事実が一か月以上続いているという現実は、タイトルの「フランス共和国の民度が低い」のではないかと疑ってしまいます。

ですが、2017年の今、仏蘭西という国は隣国ドイツのような「ゲルマン民族」、海の向こうの大英帝国のような「アングロ・サクソン民族」という括りを見出すことはできません。極東島国で生まれ育った日本人には一見「白人」に見え、彼らを一括りにしてしまいがちですが、そういう肌の白いひとびともほとんどが混血で、一例をあげればゲルマン民族とアングロサクソン民族の先祖を持ちながら国籍だけフランスなので「選挙投票権、持ってます」な白いひとがゴマンといるのです。ココんちの仏人もフランス国籍者なれどカタルーニャ人、フランス人の掛け合わせです。

だ、か、ら、タイトルの「民度が低い」はこのフランス共和国では使用不可。使いたがるのは極右や王政復古派でしょーけど、そもそもフランスの歴史を過去にたどれば王政だってイタリアやスペイン、神聖ロオマ帝国やら大英帝国の血が混ざり混ざってンぢゃねーかよ?と失笑ざます。

4月1日となり、次期大統領選挙投票日まで3週間と1日になりましたが、共和国民よ、もう少し冷静にフランスという国とフランスで生きる自らの今後についてよぉおおく考えて候補者を選別してくれませんかねぇ。個人的希望の決選はせめて「マクロンvsフィヨン」だったりします。極右政権になりフレキシット Frexit なんて実現されちゃたまったもんぢゃありません。

le 1er avril 2017, Hugues








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# by ma_cocotte | 2017-04-01 17:15 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)