盛り下がりに下がって、元の鞘に収まる。
今朝の報道を見聞すると、フランス共和党は今後もフランソワ・フィヨン氏を筆頭の次期大統領候補として推薦、支援することに決定したらしい。先週の今頃はフィヨンは候補から辞退し、代わりにアラン・ヂュペが選ばれるなんて話が飛び交い、ほぼ同時にフィヨンの選挙参謀やら側近、応援している政治家がその役割から離任する報道が相次ぎました。ああ、フィヨンは参謀のいない孤独な王様になったのか、と思いきや、悪天候の日曜午後3時からパリのトロカデロ広場で支援者集会を開催。ずぶ濡れで演説するフィヨンの周囲には彼に決別しなかった有名政治家の顔がちらほら見える。そして、偶然にも大雨は止み、陽光が差し込んだところにフィヨン夫人の登場と来たもんだ。この様子をココんち近所の、ド付き苗字の夫妻がトロカデロ広場の上空から撮影したナマをフェイスブックに掲載し、それを見たこちらもフィヨンと何ら関係ないレベルで「何でこんな場所から撮影できるわけ?」と軽い興奮も覚えたのですが。 そして、先週末からアラン・ヂュペが月曜夕方に記者会見を行うと予告していたのに、月曜午前にこれをキャンセル。その代わりなのか自らが今後、次期大統領選に出馬しないと発表したわけです。で、このエントリーの冒頭に戻り、ただ今、火曜日の朝はフィヨンが共和党からの筆頭候補と落ち着き、めでたし、めでたし、と。そうなのかなあ? 明日発売のカナル・アンシェネ紙やシャルリ・エブド紙が次の大砲から何か飛ばすンぢゃないの?と想像したりするんですが。

そんな先の妄想は兎も角、この一か月のフィヨン一家についてのスキャンダルですが、当初はヒダリからの襲撃と噂というかフィヨン本人もそう言っており、聞いたこちらも「よくあることよね。常套手段」と頷いたものですが、これでもか、これでもか、とフィヨンの口から大統領候補辞退宣言を出すまでの追い詰めを眺めていたら、これはもしかするとヒダリからの襲撃ではなく、身内からの切り込みだったのではないかと妄想した次第。ほれ、信長と光秀みたいなもんよ。もちろん私のツルツル脳の中に思い浮かんだおフランスの光秀ちゃんはヂュペ、次にサルコぢですわい。この両者ともこの手の邪魔者を陥れる術を熟知、実行を繰り返しているわけで、彼らの過去のやり口を知るならば、この一か月のフィヨンを陥れるためのシナリオなんぞ、「まだまだ甘い」(by DSK)でありんすw だからね、今日は火曜日だから、明日の風刺画週刊誌の発売が気になるのです。

今となっては、先週の7日間にフィヨンの参謀から離任する宣言をしなかった政治家は「ほっと一安心(で今まで通り)」でしょうし、離任した政治家(中央だけでなく地方の市長職も含めて)たちは「これからどうしよう」という気持ちでしょうね。離任した政治家たちの今週の予定は立候補宣言したアラン・ヂュペの側でにこやかな笑顔でカメラに映ることだったでしょうから。この契約にヂュペがどういう手を使ったのかは想像する必要がないくらいわかりやすい。親指と人差し指で円を作りゃヨロシ。

私は大統領選挙に参加できないので現時点までのスキャンダル流布のひつこさに既にゲンナリしており、ミギもヒダリも関係なく選挙戦として、こういう牛のヨダレのようなスキャンダル流布とそれがきっかけになっての疑心暗鬼くらい選挙の無駄はないと実感しています。共和国民は日本人ほどでないにしろ、というか、近年のフランスのマスコミがなぜか日本の真似をしているように思えなくもありませんが、フィヨンのスキャンダルで右往左往し、果ては洗濯機にかけられたような状態になり、本当ならば各候補者のマニフェストを比較、精査すべき時間を無駄にしたとしか思えません。一か月も、ですよ? 先週だったか、フィヨンの集会に出ていた女学生が「マニフェストだけでフィヨンを支持する(過去の私的スキャンダルなんかどうでもいい)」とインタビュウに返答していたのが印象的でした。あの画面を見て、目ぇ冷ました人も結構、いるんぢゃないかなあ。ココんちの仏人♂もこの一か月、この女学生と似たことばかり口にしていました。

確かに政策を曇らせるほどのスキャンダルを流し続けるというのは異常にさえ思えます。
昨日、ヂュペが大統領選に今後出馬しないと発表し、ココんちの仏人♂は「良かった。もしヂュペが出馬したら、フランス共和党支持者の半分が極右のマリィヌ・ルペンに投票しただろう」と。もしそんなことになったら、極右の圧勝ではありませんか。。。。と、ここまで妄想しちゃうと、マスコミにフィヨン一家のスキャンダルを流したのは極右かな?と思わなくもありませんが、この件に限らず、ミギに巻こうがヒダリに巻こうが根は同じw そして、ミギだろうがヒダリだろうがお金に弱い人は必ず踊り子になっちまう、と。

タイトルに「元の鞘に収まる」を選んだものの、正直なところ、すり鉢の底、蟻地獄の穴に飲まれていく人々の様子しか目に浮かびません。次期大統領選の第一回投票は4月23日ですが、すり鉢の底から這い上がり、広い世間を見れた人物が大統領に選ばれるのではないでしょうか。検察からの呼び出しを無視し続ける極右政党のおんな党首は「ありえん」だと思いますけれどね。

ああ、午前7時半を過ぎました。
ココんちの窓の外も明るくなって来たし、昨日までの暴風雨が止んでもいます。(ほ)


le 7 mars 2017, Félicité

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# by ma_cocotte | 2017-03-07 15:35 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
冬休み、最後の日。
こんにち、2017年3月5日日曜日、世界中のOlive オリーヴちゃん、おめでとう!の日はどうやらココんちあたりのお子たちにとって冬休み最後の一日のようです。明日の朝からガッコ通いがまた始まる。

こんな話題もココんちには未成年者がいないので追いつくまでに疎く、いつも世間で子連れの老夫婦を目の当たりにしてようやく「もしかして、今、休暇中?」と察し、調べてみると案の定、休暇というパターンというかマンネリであります。ところが、この冬休みに新しい発見がありました。それは、ココんちあたりの休暇ゾーンがBからAに変更していることです。今までは(おそらく去年の9月より以前?)はココんちの仏人♂が主張していたとおり、ココんちあたりの就学者の休暇はプロヴァンス地方と同じZone Bで、彼が子供の頃はプロヴァンスの学校に通っていても休暇が共通だったのでプロヴァンス(=母方の本拠地)からココんちあたり(=父方の本拠地)に移動し、休暇を楽しめたのだ、と。

ところが、今。
2016年9月に新学年が始まって以降、初めての3ゾーン別の休暇となり、ココんちあたりの休暇がどこか変だぞ?と。明らかにプロヴァンス地方から知らされる休暇ネタと時間がズレている・・・そこで調べたら、なんとまあ、昨年の地方再編でココんちあたり(旧ポワトゥ・シャラント地方)がヌーヴェル・アキテエヌ地方に飲み込まれたことで、ヌーヴェル・アキテエヌ地方最大の年ボルドーと同じゾーンに変更されたのでした。それが3つのゾーンABCのうちのAゾーン。

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この地図 ↑ が共和国本土を三分割した休暇の分担ゾーンで、オレンジ色がAゾーン、水色がBゾーン、緑色がCゾーンです。
と、これをご覧になって「ああた、間違ってますよ」とおっしゃる貴兄貴女は今も相当数いると思います。なぜなら、私もこの地図を見るまでボルドーはパリと同じゾーンだと知っていたからです。この地図 ↑ だと明らかにボルドーとパリは別グループではありませんか。

調べてみたら、以下の通りでござった。左の共和国の地図は以前の分担、右の地図が上と同じ現在の分担図になります。
b0070127_18500388.png
ですから、ココんちの仏人♂の主張通り、彼が幼かった当時というかつい一年前まではプロヴァンス地方とココんちあたり(首都パリを包囲するあんまりパっとしない地方ズw)は同じBゾーンで、ボルドーは私の記憶が正しくパリと同じCゾーンだったのです。とっころが、新しい分担だとボルドーはパリとご縁が切れてしまったことになりますねぇ。ココんちにおいては新しい分担でパリともプロヴァンスとも縁切れとなりドツボにはまってドッピンシャンな気分です。いっそー、つまんねーw

そして、ココ数日。いつも頼っているパン屋さんもお惣菜屋さんも冬休みに入ってしまい、ライトに困っています。でも、少し考えるとパン屋さんもお惣菜屋さんもクリスマスと新年に猛烈に働かれたので、この冬休みこそ彼らにとっては年末年始に値する骨休めなのでしょうね。感謝と共に尊重せねばなりませぬ。ところが、せっかくの冬休みですのに、ココんちあたりは連日の暴風雨で、晴れ間が見えたらちゃっちゃか用事を済ませる繰り返しの日々を送っています。なんだかな、ここまで悪天候が続くと、うつむきがちになってしまいますですよ。

でも、悪天候が続いても、この冬休み中、先週水曜日から暦の上では四旬節に入り、春はもうすぐ、そこまで迫っていることになります。あたすもムクムクと庭の労作に動き始めました。鼻歌は「主にまかせよ 汝が身をぉおお」ですかねぇ。で、今はたまに「おとなの掟」を口ずさむときたもんだ、まる


le 5 mars 2017, Olive









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# by ma_cocotte | 2017-03-05 19:06 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
お仏蘭西の国父サマは田舎もんでねぇと、おら、好かん。
仏蘭西という国の世の中では老若男女が「冬休み」を楽しんでいるけふこの頃なンですが、先週末から花の都はお巴里で毎年恒例の農業大見本市が開催されております。これ ↓ が今年のポスター。

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ポスターをご覧になってなんとなくわかるとおり、今年は2月25日から3月5日までの開催です。

この仏蘭西共和国はたまた欧州挙げての大農業見本市は、一年中かわるがわる全世界に注目されるような大見本市の中で間違いなくトップに位置付けられています。理由はフランスという国が欧州一の農業立国だからです。その権威と証明が毎年恒例のこの見本市。

ですから、この大見本市開催中はトッカエひっかえ引っ切り無しにおフランスの有名政治家が視察訪問することが恒例です。今年も先週土曜日の午前6時半からフランソワ・オランド大統領閣下がお出ましになりました。オランド大統領の選挙区は中央山脈に近いコレエズ Corrèze で「ヒトより牛が多い土地」と失笑されるほどの農業県であり、この土地はヂャック・シラク元大統領ゆかりの土地でもありました。そして、フランスと言えば「初めての社会党出身大統領」であったフランソワ・ミッテラン氏はコレエズの上、北西に位置するシャラント Charente 県の出身で、ここもまた農業立県で有名な土地なのです。

そんなわけで、きょうび世の中を動かしている中心、40~60歳代の仏蘭西びとにとってはこの共和国農業大見本市に大統領、いや国父サマがお出ましになり、農民に温かい声をかけながら視察を楽しまれるというのは「当たり前」であり、どこか郷愁に浸れる部分だったりします。

この感覚が破れたのは、そう、ニコラ・サルコぢが大統領だった時代です。2007年5月16日から2012年5月15日あるね。サルコぢは2008年から2012年の5回、この農業大見本市に関わっていることになりますが、どうにもパリ育ち、上流階級育ちのサルコぢサマにとりましてはこの農業大見本市がお苦手で、会場にお出ましになってもどこか上の空、ヨソヨソしさはテレビの画面からでもしっかりわかったものであります。おまけに、歴代大統領と異なり農業にうまくなじめないサルコぢサマは大統領職に就かれている間、農作物を加工し、販売する(大)企業が儲かるように一生懸命に働き過ぎたのも事実。サルコぢサマが一度決定してしまったお金の流れによって農民の生活が不具合を起こしているのは今も継続中だったりします。

で、サルコぢに失望した農民が田舎もんのオランドに票を投じ、未来を託したのは言うまでもないし、農業立国のフランス共和国内の農民成人者の数を想像すれば票もかなり読めるし、彼らの投票数が当選に大きく関わるのも投票権のない中学生でもわかります。たぶん、農業従事者にとってはサルコぢでほぼ絶望だったのにオランドで光明がちらりと見えたでしょうが、そのオランドは次期大統領選には出馬しない。となると、新しい「農業に親身になってくれる我らの国父サマ」を探さねばなりません。ですから、次期大統領選挙に立候補した方々はこの大見本市に「勝負がかかっている」のです。

そーんな角度から眺めると、不利なのはエンマニュエル・マクロンくんですかねぇ。だから、見本市開催直前に田舎もんの星のひとつであるフランソワ・バイルゥと手を組んだことが発表になったのかもしれません。バイルゥ氏の本拠地はボルドーからピレネー山脈にかけての土地であり、バイルゥ氏の夫人はミッテラン大統領が生まれ育った地方の出だから。これだけで誕生したばかりのヌーヴェル・アキテェヌ地方のミッテラン崇拝、中道左派支持の農民の票がマクロンに動き始めるでしょう。もちろんボルドーにはあのアラン・ヂュペ閣下が君臨しているので、ヂュペ支持者はフィヨン支持か極右方面の器の中に留まると想像しますが。

先週末のアンケート調査によりますと、次期大統領選の決勝は極右のマリィヌ・ルペンvsマクロンとなり、フィヨンは3位で予選敗退ではないかとのこと。そのフィヨン氏の本拠地はノルマンディですので、ここは日本でも知られる農業がさかんな地方。フィヨン氏は間違いなく、疑いなく、この農業見本市でノルマンディーの諸団体を訪問し、信頼の回復と票集めに努力することでせう。

ま、がんばってください。






le 28 février 2017, Auguste Chapdreine




さて、今年。2017年度の場合になりますが、お仏蘭西の暦やらカトリックの典礼暦において、
きょうはマルディ・グラ(脂の火曜日)なので揚げものを食べて、平常にお別れ。
そして、明日はサンドル(灰の水曜日)なので教会でおでこに灰を塗ってもらって四旬節の節制生活に突入するのです。
うへぇ← 正直な気持ちw
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# by ma_cocotte | 2017-02-28 17:18 | よっ、大統領!2017 | Comments(2)
マリアさまが知らせたところで、ぢーざっさんは既にすべてご存知でしたとさ。
先週末だったか主日を迎える直前についうっかり見聞したニュウスがあり、それはフランスはリヨン大司教区の教区司祭が結婚を理由に還俗したというものでした。確か、その第一報ではこの司祭が還俗後には終身助祭の役目をもらうと添えられていた記憶がありますが、それはガセだったのかな。「司祭から終身助祭に役目が替わる」というのはなかなかよろしいンぢゃなくて?と私は喜んだのにな。聴罪ができなくなる、聖変化できなくなること以外、終身助祭ならば授洗、婚姻、葬儀を司れるわけで、将来のことは神のみぞ知るですが、もしこの司祭の夫人が先立たれたら、彼は司祭職に戻るなり、修道生活に入るなり、祈って決めればいいのです。我々が知ったこっちゃない。

で、スキャンダル発覚について、ですけれど、「結婚するので還俗する」という事実についてご本人も、上長である教区長(リヨンの場合、最長上はバルバラン枢機卿です)も世間や世俗信者に隠さなかったことがさいわいでした。これが隠し事になってしまうと、そこは「神の不在」になるわけです。正確には「隠そう」と決めたひとびとの間に神がいない。これ、矛盾ですわな。婚姻だって新郎新婦の間に神が存在することで成り立つのですからして。つまり、「神が不在」の場で「隠そう」と決めたっちゅうのは、そこはたとえ目に見える聖堂だろうが司祭館だろうが、どこぞのレストラン、道端でもこの際構いませんけれど、天国でもないし、エデンの園でもない。天国でも、エデンの園でもない外の世界でいくらローマンカラーをはめてようが、頭をすっぽりヴェールで覆っていようが隠し事が成り立つのであればカトリックが口酸っぱく教えている「かみさまといつも一緒、わたしたち、みんな」が崩壊するので、(初聖体を終えたならば)齢一桁のガキだって「わかんなーい。なんで神様はなんでもご存知なのに隠せンの?」と親に質問するでしょ。

と、ココで「初聖体を終えたならば」につっかかってみますが、2007年だったか、ベネディクト16世教皇様がルルドを訪問された時、現地で開催された司教総会の初日にフランス共和国内の教区を治めるすべての司教の前で、司祭減少、洗礼減少、司祭の妻帯、離婚うんぬんフランス司教団が挙げた現在のカトリック諸問題について何事も要理の勉強が不足、怠っていることに問題がある、とおっしゃった。あまりに図星だったので、ベネさまのこの発言に妙に感動した記憶が私にはあります。

それから9年と半年。
今回のスキャンダルというか報道で騒ぐ世俗の知人を眺めていると、フランスのカトリック教会において要理(カテキズム)の学習位置はベネさまの来仏以前と大して変わっていないのだなあとよくわかりました。ココんちの近隣に住む伝統主義のご家庭の親御さんが「今の教会学校に子供をあずけたところでお菓子をいただいて遊んでオシマイ。ならば通う意味ありません!」とおっしゃるのは、あらためて「ご尤も」ざます。

今回のケース。
リヨン大司教区では有名な司祭だったこともあり、一般全国紙でも記事になったようです。だから、カトリック信者でない多くのフランスびとにとってはワクワクするような下世話さが脳に生み出されますが、もしカトリック信者だったら告解のことやら、上長と彼の間の「深いやりとり、物事の進め方」などが気になってくるので、その結果「隠さないで、めでたし、めでたし」と神父様が今後、家庭召命を善くまっとうされるよう背中を押す気持にもなります。妻子を隠している司祭の隠れ家やら生活の援助という方向に話が持っていかれるのは、ちょっと「あなたはしても、わたしはしない」ですわね。

まあ、元はカトリックが国教だったフランスという国でさえ、今ではカトリックヲールドに住まう生涯独身を守るひとびと(ex 聖職者、修道者)について謎にしか見えない民の方がマヂョリティですが、きょうびフランスでは司祭館にひとり暮らしの司祭が多いですが、ひと昔前まではひとつの司祭館に3人以上の司祭が住み、教会と司祭館の雑務は世俗男性または「世俗の40歳以上の婦人」が関わっていました。
余談:私が通っていた学校の司祭館の雑務はシスター方が行っていました。
なぜシジュウ以上なのかと言うと、昔はシジュウ過ぎた女性は閉経もしくは「子ができない」と決めつけられていたからです(今はそんなことは愚かしい誰もが知っている)。今でもココんちのような超ウルトラスーパーど田舎のカトリック世界では司祭館の用務は世俗男性グループが中心だったり、ひとり住まいの神父様にはほうぼうのマダムが手料理を届けるし、逆に神父様を各家庭に日替わりで招いて食事を共にするなど行っていたりします。神父様によっては近所の女子修道院や修道会運営の高齢者施設の食堂のお世話になっていることも。ういう彼らの生活スタイルについても、私たちが「知る」機会は平等でないので、知らないひとびとには誤解やよからぬ想像になってしまうこともあります。この世は決して天国ではないし、天国の存在を信じないひとびとも多々います。だから、いくらヒトがこさえた塀の中の聖域に住もうとも、女難、男難に贅は常にすべてのひとに襲ってくるし、その中から宝を見つけるひともいる。そして、この世には聖職者や神学生ばかり好きになってしまう男女がいるのも現実なのでねぇ。それについて第三者が聖職者やら彼の恋愛対象者を批判するのも軽率に思えます(省くことの幼児性愛)。だって、そこに掛け替えのない愛が生まれたら、周囲は彼らをしあわせに生きられる方向に送り出すのも「務め」ではないかと思うからです。カトリックの聖職者や修道者が生涯独身なのは「ただひとり、イエスさまへの愛」を貫くためであって、この世でその愛が二分するなら聖域での生活は難しいですよ、はい。

兎に角、愛が芽生えたのに、愛が育まれているのに、それを「隠す」のはあり得ないでしょ。愛を隠すひとからいくら「神を信じてます」とひつこく言われてもアホらしいです。ロジック崩壊w

死ぬ瞬間までおべんきょ、おべんきょ。


le 24 février 2017, Modeste



「司祭の結婚を理由とする還俗」についてはひと昔前、ココで揉めた記憶がまだかすかに残っているので触れたくなかったンだけれど、ね。ま、いっか。




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# by ma_cocotte | 2017-02-24 19:06 | 『?』なKTOりっくん | Comments(0)
三寒四温とか、
「冬来たりなば春遠からぢ」の言葉が脳内を巡るけふこの頃。
先週後半は汗ばむほどの陽気でしたのに、今週始めからまた悪天候となりかなり寒いです。
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この写真は先週末の初夏のような陽気のせいで一夜にして咲いたミニ水仙。今週に入っての寒さに早咲きしたことを後悔しているかもしれません。

一週間後の水曜日は3月1日。
今年の典礼暦では灰の水曜日にあたっており、四旬節に突入ざます。


le 22 février 2017, Isabelle







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# by ma_cocotte | 2017-02-22 23:15 | 『春』 Rien de spécial | Comments(0)