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二年ぶりの豊作
どうしちゃったンでしょうか、ココんちあたり。
葉月八月になるかならないかのうちに秋の気配を感じましたのに、ここ数日は35度ほどに。そんな汗疹の発疹危険温度の暑さの中、外に出ましたら、
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火事か、狼煙か。


後でわかったことはダンボール工場での火災だったとか。
お天道様が沈むのは22時手前にはなったものの、ここ数日の暑さは午後9時を回っても34度なんてこともあり、夕食後、そこはかとなーく涼風を感じられる頃にココんちあたりを散策。というのも、八月半ばの今、農道際のミュール mûre の収穫時期なのです。ココんちの窓から遠方にはおぢいちゃまとお孫ちゃんが摘み取る姿が見えます。私もふら~っと出てみてヴぃっくりうさぎさん。
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今年は豊作、大豊作?

黒光りし、粒の一粒一粒がぷっくりと膨らんで艶ある果実は実に甘く、つまんではお口にぽん!袋にポン!昨年、一昨年はこうして摘みに出ても柔らかく甘い実を見つけられませんでしたが、今年はうっほっほっです。
近い将来、道路整備されることになっているので、この野生の果実を摘む楽しみも先が見えています。それを思うと、フランスでは聞くことのないヒグラシの秋を告げる声が脳裏を過ぎりもしますが、あの黒煙から3時間過ぎてもまだ遠方には白煙が。
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土曜日が聖母被昇天の祭日だったこともあり、この土日は妙に静か。大型車両は許可なしで日祭日は走行できないので、二日続きだと移動途中のドライヴインで仮眠して動くことも難しいから、おそらくフランスの国境手前には大型車両が列を成して連休明けを待ち、運転手さんは海水浴か・・・それもいいぢゃーん?
さて、ココんちに戻ってミュールをざるにあけてみました。
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こうして写真で改めますと、ほんと、豊作。
ココんちあたりの狩猟民族を祖にする方々はこの実にお砂糖をかけて食べるそう。まだ黒くなる前の赤い実や、薄緑の実、花も咲いていましたから、もうしばらくミュール摘みを楽しめそうです。

le 16 août 2009, Armel
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by ma_cocotte | 2009-08-17 00:45 | 『夏』 Rien de special | Comments(4)
だから止められない、
演芸、いえ、園芸は。
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7月もまもなく終わると言うのに、ザンギリの切り株の周りから新芽を見つけました。
ザンギリの切り株は昨年夏にはこのような花を次々と咲かせました。
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今年も6月となり、この花が咲く季節になりましたが、昨年は次々と新しい枝を飛ばしては蕾をつけて咲き乱れたこの木なのに今年は葉も出さなければ、蕾も持たず、よそんちの同じ木が葉を茂らせ花をたくさん付けたというのに、ココんちのこの木は何の変化もないまま夏を迎えてしまいました。枝を切ったり、根元を見て「枯れた」と判断し、芝刈りの時に芝刈り機で枯れたと思われる部分を刈ってしまったので、このようなザンギリの切り口になってしまったのでした。

この花はおそらくウスベニタチアオイと呼ばれる花で、学名はAlthaea officinalis、仏蘭西ではこの学名かギィモォヴ Guimauve という名前で出ていたりします。ギィモォヴ Guimauve を和訳するとマシュマロというお菓子になります。

はて?マシュマロ?
そう、あのお菓子のマシュマロは元々はこの木の根からとれる粘りのある汁に卵白やお砂糖を加えて味を付け、攪拌して作られた薬用食品だったのです。そう言えば、この木が枯れたかどうか確かめるために根元の泥を避けて確かめた時、根元の皮をはぐと格子状の網目になっており、ガーゼのようでもあり、ねばりがありました。とは言え、枝を途中で切っても表皮の内側に生きている気配がなかったので、私はこの木が枯れた、死んだと諦め、近所の園芸店で新たに同じ苗木を買い、このザンギリの切り株の隣に植えたのでした。

ところが、なんとザンギリの切り株の周りからこうして小さくてかわいい芽をいくつも吹き始めました。生きていたのですね。このちょんちょんと飛び出た若緑色の新芽を見つけて、私は素人園芸の域にいるに過ぎないこと、諦めの早い自分が恥ずかしくなりました。既に七月の終わり、こんな小さな芽がぐーんと伸びて、蕾をつけ、花を咲かせることはないかと思いますが、どうか厳しい冬を生き抜いて来年の夏に美しい花を咲かせて欲しいと祈るばかりです。
この夏もまた、草木から「生きる」を教えられました。
さて、ココんちあたりはこのギィモォヴの木がそこここ生えており、それは野生であったり、民家の垣根代わりだったりと、よく見る花、この花を見れば夏が来た知らせにもなります。それだけ馴染みある花木だからか、ココんちあたりではマシュマロ菓子をよく見かけます。
こちら ↓ はココんちの旧市街のチョコレート屋さんに並ぶマシュマロ棒です。
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20cmほどの四角棒状になったマシュマロはミントやカフェ、フランボワーズ、いちご、チョコなどなどに味付けされ、それぞれに合ったチョコレートがコーティングされ、かわいらしくおめかしされています。

とーっても美味しそうですが、私はマシュマロが苦手なので未だ味見をしておりません。
今朝も、この棒をかぢりながら歩いているマドモワゼルを旧市街で見ました。
マシュマロ好きにはたまらないお菓子だと思います。
勇気を出して食べてみようかな?・・・ううううん。

le 25 juillet 2009, Jacques
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by ma_cocotte | 2009-07-25 23:28 | 『?』なたわ言 | Comments(6)
щ(゚Д゚)щ うぉおおおっ!うめーっっ、しゅ!?
青梅酒 ???
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先週、ココんちの近所のイーパーマルシェ hypermarché で、青い梅を見つけました。
毎年、復活祭が過ぎたあたりから7月の終わりまで、共和国内にはあらゆる果実が次々と町に出ます。一年中、店頭に並んでいるバナナと林檎に加え、近年は南国のフルーツも加わり始め、色とりどり大小さまざまな果実が並ぶと目にも鼻にもうれしいのが仏蘭西の初夏です。

が、盛夏になるとピタっとその流通が止まったかのようになり、しばらくすると木の実の季節になってしまいます。もちろん林檎とバナナだけは常に店頭に出てはいるのですが。そんなこともあるので、果実酒を造るのは今、この時季しかありません。こうして仏蘭西に住んでいるとヨソさまのおうちに招かれるたびに食前酒や食後酒でその家の庭で取れた果物、地元の朝市で見つけた果物でその家の女家長が造ったリキュールをふるまわれることが続くと、これまで何でも買って済ませていた自分も果実酒を造ってみたい気になってきます。昨年、私がふとそう思った時には果実の季節は終わり、しかも、思い出すのは私が子供の頃に母が(今思うと、母もお遊び気分)造った金柑漬けや梅酒です。梅酒をちょっともらっては、父からビールの泡だけ飲ませてもらった時と同様に、どこか子供の自分が大人になったような気持になったことも梅酒の甘酸っぱい味や金柑を噛んだ時の甘くほろ苦い味と共に思い出したり。こちらのヨソんちでは洋梨やハーブなど美酒を振舞われたところで、いつもの「ないものねだり」が災いし、どうしてもココであの梅酒が飲みたい。そんな思いもあって昨年秋に帰省した際、氷砂糖1kgを買い、持ち帰りました。

でも、焼酎やホワイトリカーそのものを手に入れるのは花の都や日本人が多く寄留する都市では簡単かもしれませんが、ココんちのような日本語の仏蘭西観光案内本にも掲載されていない土地ではまずお目にかかれません。果物も「日本果実とそっくり果実」を選びます。ただし、ココんちから一番近いスーパーマルシェには林檎 Fuji が売られています。日本のように蜜が入っているフジではありませんが、味と歯ごたえは懐かしい感覚に引きずられるものです。これまで招かれたお宅のマダムたちに手作り果実酒の作り方を伺うと、果実にぶどう酒を入れただけだったり、なんと普通のお砂糖を加え、定期的に動かして馴染ませているだけだったり。結構、ワイルドかつ適当だったりします。おそらくお砂糖はクリスタル?という種のお砂糖だと想像してはいますが、この点だけはThe 雑 な私も妥協せずに氷砂糖に拘ってみました。

さて、上の青い、いえ、緑色の梅。店頭では単純にプリュンヌ Prune の名で出ており、同じ Prune という表示で赤黒色、黄色の梅も出ていますし、これらの梅に比べて少し小粒のミラベルという梅のような果実も見つけることができます。こうして明るい緑色に単純に郷愁を感じて買ったものの、日本の梅に比べると皮は薄く、ザラザラではなくツルツルンです。が、口に入れてみると味は日本の梅とそっくりだけれど酸っぱいというより甘い梅です。
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インターネットで梅酒の作り方を調べてみると、水で灰汁抜きを半日以上行ってから造ることを勧められていますが、こちらの青梅で同じことをすると、数時間後には皮が割れてしまいます。おそらく日本の梅と比べるならば渋みや灰汁も少ないと味からして想像しますが、いちおう数時間水に青梅を浸してから造ってみました。

こうしてココんちのお台所上空に、少し前に造った杏、ネクタリン(表皮がツルツルの黄桃)に梅と三本の壜が並びました。
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ド素人による、お酒の味をよく知らない方を騙すことができるであろう果実酒三種。焼酎の代用ですが、杏にはラム酒、ネクタリンにはジン、梅酒はヲッカを選んでみました。甘さも控えめにし、電脳域で紹介される氷砂糖の量を半分近くに抑えました。
梅酒は封をして二時間もしないのにこれだけ色が出始めたことにヴぃっくり。
杏酒については白ラム酒を選ばなかったことを少しばかり後悔しています。
飲み時ですが最後に造った梅酒が最も早く今年の秋頃、杏や桃のお酒は早くて年末で、いずれのお酒も一年後に文句なく美酒になる「らしい」です。おそらくヨソんちのヨソのマダムが造ったお酒は文句ないお酒でしょう。私は初めてのお酒造りだったので味見を終えてから、いっそう美味しいお酒が造れるよう「はじめの一歩」に戻りたいと思います。絶望的な失敗酒でなければ、の話ですけれど。心配だああああ。

le 22 juillet 2009, Marie-Madeleine
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by ma_cocotte | 2009-07-22 18:51 | Ca etait? | Comments(14)
ううう、うっかり、
ついうっかり、できごころで、
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買ってしまつた、液晶ちーヴぃー。


そもそも、月曜の朝一番で嵐のDVDが届いたことで、夕暮れの東京を、燃え盛る聖火台の炎を、まるで私も国立競技場にいるがごとく見てみたくなったのよ。言い訳が苦しい。
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実のところは、買出しに行ったイーパーマルシェ Hypermarché でこのテレビが50ユーロ引きのプロモーションだったのです。数字に弱いのよ (" ̄д ̄) 意味が違いませんか? 店内には32インチで400ユーロを切った日本ブランドの商品もござったが、同じ32インチでもTNT =仏蘭西の衛星放送 内臓にしちゃったぞっと。日本國から見れば、時代遅れの代物かもしれませんが、あまりにも美しい画面に感動しまくらちよ。お宝、発見!のような喜びをかみ締めております。

これで、あすたまにゃーにゃで嵐をぢっくり、がーぶちょん。何、言ってんだか。

え?ホープ軒?

le 22 avril 2009, Alexandre
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by ma_cocotte | 2009-04-22 06:20 | 『いいね。』 Chouette! | Comments(0)
卯月一日、ココんちの嘘。
仏蘭西も日本國から遅れることの7時間で4月1日を迎えました。
先の日曜日から夏時間となり日本國との時差も八時間から七時間になりました。たかが一時間とは言え、されど一時間で、午前6時に目が覚めては「先週までなら午前五時なのに」とうざくなり、午後6時に夕食の支度を始めればこんなに早く食事してしまって大丈夫かしら?と思ったり。夏時間になったので午前7時頃の日の出に午後8時を過ぎての日没となり、電気代も節約できます。気候もここ数日は初夏のごとく、ココんちよりはるか南に位置するローマの先週の気候より暖かくて我が胸中複雑。嗚呼、ローマよ、なぜ寒かったのだ!?

こうして2009年4月1日を迎え、ココんちの庭の さくら
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んぼう の花も満開です。



そして、
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...ぢゃなくて ぼけ の花も咲き始めました。


ココ新天地に越してきて3度目の春を迎えました。
アパルトマンから庭のある家に引越したことで、庭の角に日本っぽい一角を造ろうと決めはしたけれど、思うように日本の草花木も石も見つけることができず、もし見つけられても純正日本は何でも高すぎる仏蘭西です。似たようなモノを集めては植えているうちに偽りの和風庭をこさえてしまいました。桜のようなさくらんぼうの木や一見梅のような木瓜だけでなく、日本の椿や皐月に紫陽花、雪柳、山吹にそっくりな花、紅葉や楓にそっくりな木を植えてみました。北の大地で長く寒い冬を経て、死んでしまったかのような木肌から新芽やつぼみを見つけると生命力のすばらしさと元気をもらえ幸せになれます。

たった3年目の庭なのでまだまだ低くて小さい苗だらけですけれど、少しずつ形になって「なんちゃって日本」が庭の片隅にできるのでしょうか。楽しみです。

le 1er avril 2009, Hugues

こちら ↓ はココんちの嘘ではなく本物のチュウリップです。
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そして、こちら ↓ はローマで偶然お目にかかりました
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パードレ・ピオ ...の蝋人形 (` ´)b

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by ma_cocotte | 2009-04-01 21:05 | 『春』 Rien de special | Comments(2)
お庭の憲兵さん Les gendarmes du jardin
13日の金曜日。
ココんちあたりは午後になって気温がぐぅううんと上昇。太陽も燦燦 058.gif
ま・ここっつぁんは半袖Tシャツのまま、今年初の芝刈りをしました。刈り取った芝はゴミ箱に直行ではなく、苺の苗の周りに敷き詰めます。こうすれば苺の花が泥に触れないので傷まず美味しい実を結んでくれるのです。
春が目の前に近づいていることを実感したのは人間だけではありません。こちら ↓ もそう。
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お仏蘭西のてんとう虫

日本のコロっと丸いてんとう虫とは異なり、お仏蘭西のてんとう虫は面長であります。
3月に入り、ココんちの薔薇の茎から新芽が吹き始めた途端、てんとう虫の登場です。このてんとう虫、こちらが茎や葉を動かすと裏からぞろぞろ出て来るのが常です。上空から突然ボトボトと落ちてくるとゾっとさせられたりもします。この彼らが裏でこそこそと何をやっているのかというと、どうもアブラムシをはじめとする草木の天敵をやっつけているのです。だから、このてんとう虫を仏蘭西語ではル・ヂャンダルム Le gendarme、=憲兵とズバリ呼ぶらしいのです。ココんちでは草木に農薬を使わないようにしているので、庭の憲兵であるてんとう虫さんの働きには感謝するばかりです。
てんとう虫のみなさん、今度の冬が来るまでがんばってください。
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↑ 3月15日午後3時手前の憲兵さんたち@ココんち ↑
日曜日にうぢゃうぢゃとよく働くのも人間界の憲兵さんと一緒です。


le 15 mars 2009, Louise
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by ma_cocotte | 2009-03-15 16:28 | 『冬』 Rien de special | Comments(8)