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芸のためなら共和国民を泣かす。
それがどうした?文句があるか? サルコぢ
ある。ヽ(`Д´)ノ
2008年2月2日、13時のTF1ニュウスで神聖皇帝サルコぢ一世サマとカルラ・ブルニ嬢の御成婚 が発表され、その夜8時のTF1ニュウスで 第二報 が長々と流れました。

カトリィヌ・ド・メディシ Cathorine de Medicis 以来久しぶりのイタリア人女性がフランス国家元首の妻となったらしいですが、カルラ・ブルニ Carla Bruni 皇妃サマは40歳、イタリアはトリノで工業関係の会社を営む大金持さんの家に生まれました。3歳からフランスに移住。1990年代にはスーパーモデルとして活躍、その後、歌手となりました。
こちら(↓)が、ギタアを抱えた皇妃カルラさまの歌唱でございます。
Carla Bruni - Quelqu'Un M'A Dit
そんな華やかな世界に長いこと滞在中のカルラさまですが、かつてあのミック・ジャガー氏、あのドナルド・トランプ氏、ローラン・ファビウス Laurent Fabius 元仏首相などなどなど数え切れないほどの男性との恋やら愛が世間で取り沙汰されました。
へ?ファビウスって社会党ぢゃん?
そう、カルラさまはおフランスでは左派支持者としても知られています。現在の神聖皇帝サルコぢ一世サマは独裁者ですが、かつては中道右派だと自称しておりました。

6歳になる息子オレリアン Aurélien の母であるカルラさまは、彼の父親である哲学者ラファエル・アントヴェン Raphaël Enthoven 氏とはしばらく愛人関係にあり、彼の妻(ジュスティヌ・レヴィ Justine Lévy =あのBHL の娘)から奪い取っての結婚でありましたが、そのうら若き10才近く年下の哲学者さんと恋愛関係になる前は、その哲学者さんの父上ヂャン・ポル・アントヴェン Jean-Paul Enthoven 氏と愛人関係だったそうです。ちょっと難しい人間関係ですけれど、わかりますか?

この奪い取ってまで一緒になった若き哲学者さんともさして長く続かなかった皇妃カルラさまですが、かつて斯様なことをおっしゃっております。
愛は長続きしても、燃えるような情熱を抱くのは
2、3週間だけ
..........Σ( ̄△ ̄; 
近日中に皇妃カルラさまのニュウCDも発売だそうで今後も歌手活動は止めないとか。しかも、ちょっと前にはスペインと英國で皇妃カルラさまのこのようなお写真も数種類、雑誌に掲載されました。
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皇妃サマが仕事を続けるンぢゃ、皇帝サマとのすれ違いも続くだろうと余計な心配をするヲッチャーもいますが、そもそもこれまでの国母さまの固定価値観からまったく外れた「新しいモノづくし」のイッタリアーナと結婚した神聖皇帝サルコぢ一世サマの狙いは落ち目の人気(今年に入り50%を切った)を回復するための賭け事だとまで噂されています。他所の方々はどうか存じませんが、あてくしはますますドンドンひきひきです。

皇妃カルラさまを伴っての皇帝サマの最初のビッグエヴェントですが、来月3月に予定されている大英帝國はバッキンガム宮殿でのエリザベス一世女王陛下との謁見です。いっそのこと、12月末にカトリック改宗が公表されフランス語ペラペラ、フランスにプライヴェートハウスを持つトニィ・ブレア元首相一家と、芸のためなら共和国民を泣かすサルコぢ屋一門を交換できるといいかもしれません。

le 4 février 2008, Véronique
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by ma_cocotte | 2008-02-04 05:55 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(6)
毎度、おめっとさーん。 ε= (´∞` ) bof
ちょっと、そこの奥さん。クレープほおばってる場合ぢゃないですわよっっ!ヾ(`◇´)

先ほど、13時からのTF1ニュウスで流れたことですけれど、   photo par Reuters
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きょうの午前、ニコラとカルラは 結 婚 したんだってさ。

神聖皇帝サルコぢ一世サマがフランス共和国大統領なんかに身をやつしてからようやく8か月とちょい。2008年2月2日午前11時、エリゼ宮にパリ8区の市長であるフランソワ・ルベル François Lebel 氏を招いて市民婚を挙げたそうでございます。
"J'ai marié deux électeurs du VIIIe qui habitent 55 rue du faubourg Saint Honoré", a-t-il déclaré. "Historiquement, c'est la première fois dans l'histoire de la République qu'un président se marie en cours d'exercice. C'est une première."
私はフォオブル・サントノーレ通り55番地に住む二人の有権者を結婚させました。
歴史的に、現役の大統領が結婚するというのは共和国の歴史上初めてであります。これは初めて(の例、人)です。
はっは~ん、神聖皇帝サルコぢ一世が大好きな「前代未聞、ニコの初めてのチョメチョメ」を司式市長に代弁してもらったんだなあ。
武者震いがしますのぉおおおおおおお。
あまりのくだらなさに震えすぎて精神的風邪をひきそうです。現役のフランス共和国国家元首の結婚ショーですが、大統領では初めてですけれど、皇帝サマならば前回はナポレオン三世、その前はナポレオン一世です。何でもラジオ局RTL によりますと、市民婚での皇帝サマの証人はかつて首相だったエドゥアール・バラデュール Edouard Balladur 氏とニコラ・バヂィル Nicolas Bazire 氏の二人、皇帝妃となられたカルラ・ブルゥニ Carla Bruni 嬢の証人はプラダのフランス最高責任者であるマチルド・アゴステイネッリ Mathilde Agostinelli 女史だったそう。
(`Д´# またかいっっ!? ヽ(`Д´)ノ
皇帝サマとプラダ社の癒着は公私混同も甚だしくねーか?
今回の「新しいもの」を共和国民がどれほど冷ややかな目で見ているか、エテ公、いや、サル公、いや、神聖皇帝ニコラ・サルコぢ一世サマは気付いていないほどの抜け殻なんですかねぇ。この再婚、いえ、皇帝サマにおかれましては三度目の結婚ですが、前夫人セシリアちゃんと離婚してから3か月と半月で再婚でっせ?一方、1990年代にスゥパァモデルやら歌手だったカルラ・ブルゥニさま(40歳)は2001年に不倫の末、哲学者ラファエル・エントヴェン Raphaël Enthoven 氏と結婚、男児一児をもうけた後、離婚ざます。なんだな、皇帝サマも皇妃サマも不倫好きってことですわね。皇帝サマには最初のコルシカ妻との間に2王子、セシリアちゃまとは「できちゃった婚」で一王子のお子たちがあらしゃる。
移民二世のニコラ・サルコぢなる人物がフランス共和国大統領就任後8か月で、彼の私生活でやらかした様々なことにもう誰もが慣れて驚きもしないし、共和国民の多くが「彼は移民二世だから私たちにできないことがデキるのねー」って大きな声で言ってるし、
次は何だろなあ、ふっふー♪ ( ̄ε ̄)b
と、次回の堕作を楽しみにしているに過ぎません。この結婚の「初めてさ」で皇帝の前で擦り手や揉み手をしている連中、哀れですな。

たった8か月でこうですから、残り4年の任期満了までに皇帝サマがフランス共和国のアイデンティティを根こそぎ破壊する真の目的も可能ですね、こりゃ。

le 2 février 2008, Présentation de Seigneur


【参考】
*Le Monde : Nicolas Sarkozy et Carla Bruni se sont mariés
*La Tribune : Le maire du VIIIe arrondissement annonce avoir marié Nicolas Sarkozy et Carla Bruni à l'Elysée

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by ma_cocotte | 2008-02-02 23:01 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(6)
「...できちゃった。」と言われたら、
半月ほど前、其処此処彼処で目にしたこんな記事ですけれど、


<フランス>婚外子の割合、半数超える…06年
1月19日18時48分配信 毎日新聞

 【パリ福井聡】フランスで2006年に生まれた子供のうち、両親が正式な結婚をしていない婚外子の割合が初めて半数を超えたことが分かった。仏国立統計経済研究所が18日までに発表した。正式な結婚にとらわれないフランス人の考えが反映された形だ。
 同研究所によると、婚外子の割合は65年には5.9%に過ぎなかったが、次第に増え続け、06年には50.5%(05年は48.4%)と正式な結婚による子供の数を上回った。07年の結婚件数は26万6500件で前年より約1600件減った。
 フランスでは99年、事実婚や同性愛のカップルに対し、税控除や社会保障などについて、結婚に準じる権利を付与するパクス(連帯市民協約)法が制定され、結婚や家族の考えが大きく変わった。「パクス婚」と呼ばれ、「合意でなくとも片方の意思だけで解消できる」点で結婚より緩やかな形。カトリックの影響で離婚が難しかったことへの反動ともみられる。社会学者のイレーヌ・テリー氏は「家族を形作るのは結婚ではなく子供になりつつある」としている。
 一方、フランスの昨年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供の数)は1.98で、アイルランドの1.90を上回り、欧州連合(EU)で最高となった。EU平均は1.52だった。
 フランスの合計特殊出生率は93年に1.66まで落ち込んだ後、上昇に転じた。3歳児から公立保育園に入れるなど出産・育児への行政支援が手厚く、子供の数に応じた税の優遇措置も上昇に寄与したとされる。初産の平均年齢は29.8歳と、年々上昇している。




この記事、フランスの現実と合っていそうで合っていないような気がします。特に第三段落は「それ、ほんと?」としか言いようがないかも。現実味がない。おまけに社会学者の「家族を形作るのは結婚ではなく子供になりつつある」というのは子供のない夫婦には家族が形作れないのかと突っ込みをいれたくなりますね。たまにフランスにいるのですよ、子供がいないことで結婚の形を抜きに同居する男女を差別やら区別する人。

この件はもちろんフランスの報道でも大きく取り上げられ、「婚外子」と十把一絡げにして数字を出してはいますが、フランスの場合「婚外子」と言っても既に結婚している男性が配偶者以外の女性との間にできた子供もいれば、結婚を前提にした男女の間に産まれた子供、そしてマリタル marital という同棲・内縁関係のままの同居で決して結婚しない男女の間に産まれた子もいます。中には養育手当をあてにしてワザと同居しないで別居を続ける男女もいます。この場合、子供の養育については簡易裁判所の下で管理される形になり、近隣に住むなら子供は成人するまで半月ごとに父母双方の家を行ったり来たりすることになります。

上の記事を拝読して思ったことは「婚外子」の割合と結婚の関係が結びつくのかということです。私事になりますが、例えばココんちのフランスびと♂の姉は恋人との間に二人目の子供が出来てから市民婚を挙げました。それまでの5年で既にひとりの女児をもうけ、女児の苗字は恋人の苗字、二人は同棲をしていましたが、なぜそういう順番だったのかと言うと、子供ができた段階で二人の愛情が二人の間でまだ確固たるものではないという自覚が双方にあったからです。おフランスの土曜日は共和国内どこでも市民婚&教会婚挙式日でありますが、土曜日の午後、市役所の前のカフェにでも座り、市役所から出入りする新郎新婦を眺めていると、子連れ結婚が多いことに気づきます。婚外子全員が永遠に婚外子のままであるとはフランスでは言えません。きょうびしばしばどこの国でも「実はできちゃったの」と女性に告白されて大騒ぎになるという話があるものですが、フランスの場合、大都会に住む大金持でもない限り、まだ安直に堕胎の道を選ぶような倫理観念が浸透していないように見えます。フランスにおいては結婚も子供も「愛あればこそ」の事実で、近年、その順番が必ずしも結婚が最初ではなくなっているだけの話です。

上の記事の中で1965年の例が出されていますが、当時は1968年の学生革命前の時代になりますし、カトリックにおいては第二ヴァチカン公会議以前の時代になります。この頃からフランスではサルトルとボーヴォワールの「或る愛の形」を凡な共和国民も真似るようになり、前出のマリタル Marital という形の非婚カップルが増えます。マリタルの家庭について言えば、「奥様は魔女」の家の隣にすむおばさんでもいないかぎり、その家庭の夫婦証明を見せろなんて話にならないでしょうし、他人がマリタル家庭を見た限りは奥様は魔女さんち同様「ごく普通の家庭」にしか見えません。PACS 家庭の場合はお父さんもお母さんも同性という場合もありますのでマリタルとはまた違います。PACS を選んだ人たちがやたら「ウチはPACS なんですっっ!」と語調強くおっしゃるのも、言われたこちらにしてみればドンビキ並行移動事項だったりしますけれど。社会党が作ったこのPACS制度の筆頭見本がかつてのセゴ姐とオランド氏だったけれど、別れるくらいなら無理してPACSる必要なかったのに、大統領選挙選においてはPACSだけでも不安材料を安心材料に一見変えられたのも間違いありません。あ、市民婚を挙げるという噂もありました。PACSでは票集めに不十分だったのかも。そして、裏でこの二人がPACSを悪用して不動産税を不当に納めているのがバレましたね。

上の記事の中の
カトリックの影響で離婚が難しかったことへの反動ともみられる。
これ、完全政教分離(1905年)から103年経った今、別に市民婚にもPACSにもマリタル Marital にもカトリックは関係ないかと思いますけれど、この記事を書いた人は関係あると思われたみたいですね。確かに市民婚を予約する時に担当者によっては宗教婚の有無を聞かれる方もいますが、双方の関係はまったくリンクできませんし、近年は婚姻とは言っても市民婚だけのカップルがかなり多いです。教会婚だけでは共和国政府が認めた夫婦にはなれないので、国や自治体から何の恩恵も受けることができません。

現代フランスにおいてカトリックの影響は離婚できる、できないよりも、胎に宿った子の生命についての価値観に大きく残っていると思います。どんなに若くても妊娠した女子は出産しますし、地元の社会保険事務所で行われる出産準備学級は結婚してようがいまいが父親母親が一緒に出席することが主流ですし、そもそも赤ん坊が宿るというのは「一縷でも愛あればこそ」が前提で結婚式を挙げなくても、産まれ出た赤ん坊には自分の苗字を与える男性が多いです。それこそ21世紀に入って、「遊びだから、絶対認知しない」と主張する男性が多々出て来ました。一年くらい前に 父性のない男性の問題を取り上げたドキュメンタリー番組 に「私は犠牲者です」の日本人女性さんが登場したっけ。どうしても親子でフランスに住みたいから認知だけしろ、とその女性さんはおっしゃってました。ε= (´∞` )ドッチモドッチダ。

記事にもあるようにEU国内でフランスの出生率が最も高いのは共和国内にイスラーム移民が増えたことと、サルコぢサマが皇帝の座に着座する前までの養育と教育補助金のすんばらしさあっての数値であります。一昨年だったかフランスの国民数が増加傾向になることがご慶事のごとく報道されもしました。が、神聖皇帝サルコぢ一世サマは御世において、これまでの社会主義的生活補助について全面改正しエイメリカ型を目指されるそうなので、出生率がこのまま維持されるかどうか。既に就業前後の時間外学童預かりは有料化した自治体もございますね。それが払えないために学業も就労もままならない男女が増え始めています。サルコぢさんのおかげですわね。「君方にはベビーシッターを雇う金もないのか。ならば知らん。君方でなくてもいくらでも働き手はいるのだ。」とは、ひでぇ君主ですわいな。支持率が5割を切るのも当たり前だのクラッカーです。任期満了まであと4年、共和国庶民がこの国でどう生きて行けるのか、それが問題だ。

le 1er février 2008, Ella
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by ma_cocotte | 2008-02-01 05:12 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(4)
他人事に口出しするようになった『人権尊重の国』
まもなく2008年1月1日午前0時をもって、フランス共和国内のカフェ、レストラン、ディスコでの喫煙が「禁止」になります。フランス語で書くと、
l'interdiction de fumer dans les bars-tabacs, cafés-restaurants et discothèques après le jour de l'An

元旦後、バ-、煙草販売店、カフェ・レストラン、ディスコにおける喫煙の禁止
大きな字にしましたが l'interdiction ランテルディクシオンだから 絶対禁止 なのです。Permission (ペルミシオン、許可)という単語を使っているなら、共和国が指定する認可申請をすれば、お国からAutorisation (オトリザシオン、許可の承認)をもらえば店舗内での喫煙が可能になる可能性がありますが、Interdiction ではその術さえありません。これは 今年2月1日付 で実施された公道における喫煙全面禁止令から10ヶ月の猶予を持って実施されますが、私見ですけれど、正直言って
やりすぎぢゃないかあ?
です。現保健大臣であるRoselyne Bachelot 女史の名の下での実施ですが、きょうになって新聞各紙がこの喫煙禁止令について
le "dogmatisme" de Bachelot
バシュロの『独断教条主義』
と叩き始めています。"Dogmatisme" ドグマティズムという言葉は政教一致だった未熟な中世やら近世、民主主義を知らなかった時代を連想します。例えばこのような(↓)
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煙草の毒性を説明するポスターも其処此処彼処で見かけましたが、これを見ても吸いたい成人がいるなら吸わせてやりゃあいいぢゃんか、と私は思います。最近のフランスでは妊婦に喫煙だけでなく飲酒まで母胎のためによろしくないとマスコミ媒体を使ってアピールしていますが、それでも吸いたい成人妊婦にゃ吸わせてやりゃあいいぢゃんか、と思いますよ。いつからフランスは成人の判断にここまで口出す国になったんでしょうか。酒好きかつヘビースモーカーだった両親から生まれた私ですが、両親がもしお酒と煙草を止めていたとしても、私にはさして代わらない今があるように思えてなりません。しかも、妊婦だけでなく、喫煙者のそばにいたら子供も煙草を吸っていることになるはもちろん、喫煙する他人のそばにいたことで自分が癌になっていいのか、と連想させるような宣伝は行き過ぎとしか思えません。喫煙者に近づくも近づかないも成人なら自分で判断することではないでしょうか。死ぬほど吸いたい、死んでもいいから吸いたいなら「吸いなさい」となぜフランスは言えないのでしょう。この法の前後において私は常に煙草を吸いませんけど、何も合わせていただかなくてもいいのに。世界初の人権民主国家とかアピールしながら全体主義っぽくてヤな感じとはこのこと。なんというか喫煙を止めれば道徳者?んなわけあるめぇ。政府は喫煙そのものを規制する前にチュウ坊、いや、Collégiens (コレジアン、日本の小6~中3)の喫煙禁止指導 や違法「草」の家庭栽培や個人製造売買を何とかすべきだと思うンですが。

今年2月以降、公道での喫煙禁止が実施されたものの、現実では勤務中に職場で喫煙できない人々が社屋やら病院、学校、工場の玄関先で喫煙する姿が目立つようになりました。それは共和国内に住む誰もが気付いていることです。公道で禁止なのに変な話です。今回はカフェやレストラン、バー、ディスコ内での喫煙絶対禁止令ですが、確かにこれまでの無法だと銜え煙草で調理している親父もかなりいました。煙草を上手く指に挟んだまま、エスプレッソを入れたり、麦酒を注ぐワザを持つムッシュウやマダムをカフェやバーで見たこともあります。調理場にスタージュ(=見習い)に行った級友から、銜え煙草のまま調理するからサラダやスープなんでもかんでも灰入りなのよ、なんてことも聞いていました。そういう点においては改善が必要でしょうが、従業員と客の立場は明らかに違うだろうに。喫煙した違反者への罰金は68ユーロ(約1万1000円)、禁煙表示を出さないなど対応を怠った店側の責任者にも135ユーロ(約2万2000円)の罰金が科せられます。

2007年大晦日のフランスは平和なのか、どの報道番組もトップニュウスはこの喫煙禁止令カウントダウンについてばかりです。全面禁煙を既に始めた飲食店のオーナーは「客が3人減ったけど、子連れの家族客が増え始めているからどっこいか」という意見も流れれば、ベルギー国境沿いの県に住む仏蘭西びとが喫煙が全面禁止されていないベルギー側の飲食店で喫煙を楽しむ姿も紹介されました(大陸国は良くも悪くもこれができる)。その中には妊婦さんもいましたが、誰もが口を揃えて、この法はStrict!厳密すぎる!とボヤいていました。私もそう思うよ。ベルギーに気軽に行けず、喫煙を今まで通り楽しみながらカフェやレストランでの時間を持ちたい仏蘭西びとに勧められているのが、イスラーム圏の水煙草をチュパチュパ回し飲みというのも私にはわけ分からん展開だったりします。

ココまで他人の嗜好を規制するなら、いっそ仏蘭西国内で煙草を売るな!ですわよ。
この頃のフランスはウザいね、まったく。

le 31 décembre 2007, Sylvestre
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by ma_cocotte | 2007-12-31 20:54 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
舌の根も....
乾くことはないわな、皇帝サルこぢサマにおかれましては...ε= (´∞` ) Bof
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щ(゚Д゚)щ この手は何だ?   ↑↑↑
Copyright © 2007 AFP

そ し て 、

皇帝サルこぢの 舌なめずり は何っっ?


「充実したヴァカンスを過ごしたい」という理由で大統領給与を値上げさせた皇帝サルこぢ一世ですけれど、こんなことのために税金を払っているこちとら、空虚しさを覚えるばかりです。
し っ か ~ も 、
美感覚のまるでない私には現在、皇帝サルこぢ一世の恋人であるカルラ・ブルゥニ Carla Bruni さまと
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Copyright © 2007 Reuters

ついこないだまで皇帝サルこぢ一世の后(きさき)だったセシリア Cécilia さんが
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双子のピーナッツみたいに そっくり なので

皇帝サルコぢ一世サマの女性の趣味がわかったと申しましょうか、毎回、皇帝サマは婦女子の見てくれで簡単に恋に落花生で、同じあやまちを繰り返すそんぢょそこらの おっさん ぢゃないかと疑ったりしてしまうのです。いや、そんぢょそこらのおっさんはこんなことを他人のお金でしないわな。...なんて、こうゆうことを発言したら不敬罪でコンシエルジェリィ Conciergerie にぶち込まれる日もカウントダウンなお仏蘭西かもしれまへん。
ε= (´∞` ) bof ため息が普通の呼吸になりつつあるけふこの頃。
誰がこんな仏蘭西を救うのだ?フアンフアンちうりっぷを望んで待つ。SOS

le 28 décembre 2007, Innocents
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by ma_cocotte | 2007-12-28 03:17 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(4)
いやはやなんとも、
あまりにもハラホロヒレハレで「お察し申し上げます」としか言葉にできないお話を発見。



テディベアに「ムハンマド」 名付けさせた英女性教師を逮捕 スーダン

11月27日9時29分配信 産経新聞

【ロンドン=木村正人】スーダンの首都ハルツームにある英国国際学校で9月、英国人の女性教師が7歳の児童にテディベアの名前を選ばせたところ、23人中20人がイスラム教預言者と同じ「ムハンマド」と名付けた。父母の一部が「イスラム教への冒涜(ぼうとく)だ」と騒ぎだし、現地の警察は25日、イスラム法に基づきこの教師を逮捕した。
b0070127_16533343.jpg逮捕されたのは8月に同校に赴任したばかりのジリアン・ギボンズさん(54、photo@BBC)で、英国の指導要領に基づき授業中、児童に動物の名前を付けさせた。ギボンズさんが「アブドラ」「ハッサン」「ムハンマド」の3つの名前を挙げたところ、ほとんどの児童は一番なじみの深いムハンマドを選んだという。
裁判で有罪が確定すれば、ギボンズさんは6カ月間投獄された上、40回のムチ打ちの刑か罰金刑を受ける。イスラム教ではムハンマドの偶像化が禁止されているが、同校の校長は「完全な過失で、イスラム教を侮辱する意図はなかった」と説明している。混乱を恐れて同校は来年1月まで休校とされた。



.......ε= (´∞` ) アイヤー。40回のムチ打ちは痛いと思うぞ。

イスラームの家庭で育った子供の目に映るテディ・ベアがどのように捉えられるのか私にはよくわからないけれど、私個人は子供の頃からぬいぐるみが大好きで、熊のぬいぐるみも好きで、テディ・ベアも好きよ。特にCHEEKY チーキーにハァハァ。だって、かわいいんだもん。人それぞれの好みがあるにしろ、7歳児の教室内で23人中20人がテディ・ベアを見た印象を頭の中で思い巡らしたら「アブドラ」よりも「ハッサン」よりも「ムハンマド」が良い!という意見が多かったわけです。だから熊のぬいぐるみの名前がムハンマドになったのです。こうなっちゃうと教室内の民主主義もイスラム法の国家の下では逮捕に相当する罪になっちまい、おまけに50歳を過ぎた女性に40回のムチ打ち刑というのが男女平等なんだか、男子だったらもっと凄いのよ、なのかもわからないアチラの世界であります。いや、理解に苦しむ。だいたい、そのクラスの中の男子児童のうち何人にムハンマドやその派生名がついているのかしらね?かわいいわが息子にはムハンマドと名付けてよくて、そのかわいい息子がかわいい熊にムハンマドという名前を付けると罪になるの?

つい数日前、次のようなユダヤん小噺を聞きました。
子供 : 先生、どうして人間はみな違うのですか?
ラビ : それはね、誰もが神さまにそっくりだからだよ。
味わいある話でございます。全知全能の神は自分の似姿であるヒトを作ったからこそ、人間は誰一人、同じではないのです。外見が同じ双子だって思考も嗜好も違うのだからして、この世に生を受けた過去のヒトも、今生きるヒトも、これから生まれてくるヒトも全部合わせたところでまだ神の全てにはならないのですわな。

そもそもテディベアを見て、「いとおしい」と思ったからこそ物心つく前から愛し、信頼するムハンマドさまの名前を思いついたンではないでしょうか。純真な子供であればこその選択としか思えません。それともなんだい、この事件は「先生による挑発」と考えるのでしょうか?

2005年春、独逸のHermann社から教皇ベネディクト16世ベアやらチャールズ&カミラベアなんてものが発売 されましたが、あれから二年以上が過ぎてもいまだヴァチカンからも英國王室からもこの発売元に対しクレームひとつ出ていないようでございます。イスラームのみなさま方にその話をしたところで「そりゃ、教皇も未来の英國王もこの世で最期にして偉大なる預言者ぢゃないっすから、ムハンマドさまを教皇や英國王なんかと同じ扱いにしないでくださいませんか。」と言われれば「は、こちらの無知をお許しください」としかみなさま方の信仰を尊重してお返事申し上げるしかありませんけれど。
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先日、私がお目にかかったアフリカ系移民の少年。10才くらいと思われる彼の名前はChrist-amour クリスタムール、日本語に訳すと「キリスト・愛」ですが、おフランスの場合はこの名前は問題なく戸籍登録できます(フランスには命名法が存在します)。逮捕されるどころか、名付けた親御さんの信仰に驚いちゃったりなんかします。
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↑ 2007年11月27日、スーダンは首都ハルツームのおもちゃ屋さんで。↑

Photo par AFP

それにしてもいやはやなんとも、スーダンのみんなたちをお察し申し上げますが、スーダンのみんなたちにしてみればイスラーム法で守られた国だからこそこの世の楽園なんでありましょうから、なぜ私がお察ししているのかも論じたところで点がずれるだけですね、きっと。
どうぞお幸せに。

le 27 novembre 2007, Sévrin
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by ma_cocotte | 2007-11-27 22:40 | 『?』なミュぢゅるマン | Comments(6)
おチャベスさまの、ご来仏。
昨晩、ヴェネズエラのチャベス大統領閣下殿様が来仏あそばされました。
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Copyright © 2007 AFP

今回のチャベスさまの来仏の主たる目的ですが、サルコぢ大統領閣下との『対等な面会』ではなく、イングリッド・ベタンクール Ingrid Betancourt という一女性について、でなのであります。
この女性、フランスとコロンビアの二つの国籍を持ち、2002年当時、コロンビアの次期大統領候補のひとりでありました。ところが、2002年2月、コロンビア最大の左派ゲリラFARC(コロンビア革命軍)に誘拐されたまま、いまだ行方も生存も不明のままです。今年46歳を中南米のどこかで迎えられたと思われます。フランスにはベタンクール女史の二人の子供(メラニ Mélanie と Lorenzo ロレンゾ)、そしてこの二人の父親である前夫と中道左派より左が中心となって救出運動(主にデモ行進)を繰り返し行っています。
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私が住む町の役所も、市長がPS(社会党)なので正面玄関にこのようなベタンクール女史救出をアピールするポスターが常に掲げられています。誘拐後こんにちまで、テレビやラヂオの報道番組では定期的に長女メラニィが出演し、母親がコロンビアで行方不明になっていることをフランス共和国民が忘れないで欲しい、一日も早く救出して欲しい、と訴え続けています。
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左がメラニィちゃん、真ん中がロレンゾくん
@11月19日パリで行われた救出祈願デモ
Photo par Reuters

この件についてフランス共和国政府がまったく動いていないわけではありませんが、2003年夏、フランス当局がベタンクール女史を救出しようとした作戦を試みたことでブラジル政府が主権侵害を理由にフランスに抗議した事実もありました。この時、フランス政府の言い分はベタンクール女史の家族の要望を受けて、ゲリラ側との解放交渉をする目的でコロンビア国境近くのブラジル側アマゾン川中流のマナウスに軍輸送機ヘラクレスを派遣しましたが、この救出作戦が失敗に終わったことが、おル・モンドさまの報道で明るみになったのでございますね。で、当時外相だったド・ヴィルパン氏(後の首相)がブラジル政府に事前に承諾を得ていたと正当な作戦だったと主張したましたが、ブラジル政府は駐伯の大使を呼び、説明を求める一方、ブラジルの下院外交国防委員会は「ド・ヴィルパンの嘘つき」と批難し、フランスから事前連絡がなかったと主張しました。これを受けてド・ヴィルパン氏があっさり事前連絡が「できなかった」と謝罪して炭火が消えたかのようになった、なんてことがかつてあったのです。
で、おコロンビアのおゲリラですがベタンクール美女史の解放条件として、病気中の幹部の治療と多額の身代金をフランス側に要求。前出のおフランス救出隊には医療チームが参加していたという噂もありました。

大統領選に立候補宣言しながらも誘拐されて見つからないままのベタンクール女史ですが、コロンビア国内ではこの誘拐事件についてあまりニュウスになっていないようです。現在のコロンビア大統領はアルバロ・ウリベという新自由主義者を自称する方で、2002年8月に就任。この方のご両親はゲリラに殺されており、その恨みを背景に対ゲリラ武力行使強硬を唱えての就任にも関わらず、就任後すぐ極右武装集団AUCの武装解除交渉に成功したことで一時は65%もの驚異的支持率になったほどです。ベタンクール女史はウリベ現大統領に比べると穏健対話を左派ゲリラに求めていたのに誘拐されてしまったのです。

イングリッド・ベタンクール女史の誘拐から5年以上が過ぎ、突然チャベスさまから絶望しそうになっているフランスに残された家族に「ママンは生きているよ。おぢちゃんが救出してあげよう。」と話が持ち込まれたのでありました。
11月20日午前0時54分着の AP 電によりますと、
"Ingrid est vivante, j'en suis certain", a déclaré le président vénézuélien à des journalistes devant son hôtel parisien. Ses propos étaient retransmis en direct sur la télévision publique vénézuélienne.
『イングリッドは生きている。私はそれを確信している。』とパリの宿泊先前で報道陣に向かい、ヴェネズエラ大統領は宣言した。彼の談話はヴェネズエラ公共テレビ局に生中継された。
ε= (´∞` ) Bof。 どうやら自らが救世主であることを自国民にアピールするのが深層目的のようでございますね。マルクス教徒のチャベスさまがどのように極左ゲリラからベタンクール女史生存の情報を得たのでありましょうか。こんな宣言をするためにパリにおみ足運び、家族を慰め癒す救世主を演じるなら、いっそナマのベタンクール女史と一緒に来仏あそばされた方がフランスの平らで凡な民に神を忘れさせられるほどの存在になれたでありましょうに。そして、マルクス教で頭飛ばしの大躍進出世、つまり世界の全ヒダリから崇敬のナマ神扱いになれましたものを。リビアからブルガリア人を救った前妻を持つサルコぢとまさに「対等の分かち合い」もできたでしょう。このもったいぶった来仏がおチャベスさまの自国民向けパーフォーマンスだけで「なかったこと」にならないよう、真のベタンクール女史救出が一刻も早く実現するよう祈ります。

さて、おチャベスさまと言えばスペイン国王陛下に Por qué no te callas! 黙らっしゃいっ! と公の席で一喝されたことが記憶からなかなか消えてくれない事実ではありますが、なんとこの国王陛下の Por qué no te callas! 黙らっしゃいっ! がスペインで大人気となり(そりゃ、なるわなヾ(`◇´)、この"Por qué no te callas!"をあしらった商品が大ヒット、おまけにきょうび、この一喝が着メロとして出され、事件から10日経つか経たないかのうちに約50万人がダウンロードし、150万ユーロ(2億5千万円弱)の収益を得たそうです。更におまけに「www.porquenotecallas.com」がオンライン競売に出されており19日時点で入札価格は1万ユーロ以上に跳ね上がっているそうで。なんつうかスペイン・ラテンなノリがリアルになっているなあ、と思う次第。誰も「そういうことをしたらチャベスさんをいぢめていることになりませんかあ?」と言わないところが国力は日本よりないにしろ成熟したオトナの感性の国ですわなあ。

おあとよろしいようで。(-。-) ボソッ

le 20 novembre 2007, Edmond
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by ma_cocotte | 2007-11-20 15:54 | 『?』なチュウナンベエ | Comments(4)
ぢわぢわと。
例の お薬水 を買った頃、恥ずかしながらはじめて私はコレ(↓)を買いました。
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この紋所が目に入らぬか?

紋所の中身が目に入った時を想像すると身がよぢれたりいたします。ヾ(`◇´) 
そう、萬金油、タイガーバームです。
半月ほど前、外国人向けのフランス語講座に出席した時、トルコ人の女性が足のむくみに悩んでいると話したところ、すかさずタイ人の女性がタイガーバームの小瓶を携えてトルコ人女性のむくみの部分に塗り、マッサージを始めました。このマッサージを2~3日続ければ治る!と、タイガーバームの小瓶を気前良くトルコ人女性の手に握らせました。タイ人女性の話で、おらが町のはずれにあるアジア食材店のレジ近くでタイガーバームを見つけられる、と聞いたので、慢性肩こりと腰痛持ちの私は早速そのお店を訪ねてみました。が、レジ近くを見回してもタイガーバームらしき物は見当たらず、しばし視野を広げたり狭窄してもみました。いい加減見つからないので、レジの男性に尋ねると、なんとレジ机の下からカラフルな小箱を取り出してくださいました。
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5.95ユーロ。適正価格でしょうか?ムッシュウは「サロンパスもあるよ」とおっしゃってました。そう言われてみると、フランスでこの手の筋肉痛の痛みを緩和するお薬を見たことがありません。帰宅して肩やら腰やらふくらはぎやら塗りましたが、塗ってしばらくするとぢわぢわと患部に染み入る感じが実感できました。ハッカの香りですーっと涼やかなのに、ほっかほかと奥に沁みていくような不思議な感じです。イイものが地元で買えると知ることができました。鼻づまりに効きそう。(^_^)

ところが、です。

タイガーバームを地元で買えることを教えてくれたタイ人女性はもう地元にはいません。ちょっと前、フランス人のご夫君とタイに移住してしまいました。というのも、フランスではよくある話ですが、このご夫妻も母国で既婚歴のあるアジア(または東欧)系女性とフランス人男性の中年再婚カップルです。タイ人女性は一度は子供を母国に残したまま単独でフランスに住み始めたにも関わらず、数年後に母国に戻るというパターンです。このタイ人女性の場合、タイの実家に子供二人を預けたまま来仏し、結婚を契機にフランス国籍取得のための準備にも入りましたが思うように進まず、そうこうしているうちに子供が恋しくなり、ご夫君が定年を迎えたこともあり、ご夫君を説得しての帰国だそうです。

こうすることでタイ人女性がこれまで続けてきたフランス国籍取得の準備はチャラになってしまいます。今年5月、サルコぢが大統領になって以降、共和国内の外国人長期滞在者への滞在条件はどんどん厳しくなっているのも事実です。フランス共和国内で適用される社会保障制度を駆使すれば、難民であろうとガイジンであろうと「普通の暮らし」ができた共和国ですが、その恩恵にあずかれる条件や日数設定が厳しくなっているのです。来月だったか、外国人滞在希望者に対してのフランス語学力試験が各地で実施されます。おまけに、ガイジンだけでなく共和国民全体に関わることでは共和国内の物価が恐ろしい勢いで上昇しており、生きるためのエネルギー源である食生活に目に見えて響き始めているのです。(なんと今月は毎日どこかでストライキ。きょうは国鉄ストライキの第四日目ざます。毎日ストライキなのも新しい大統領のおかげ、いや、せいだな。)

このタイ人女性の言い分では、この半年でフランスの国内物価が急上昇し何を買うのも不安になるけれど、タイに戻れば不安もなく美味しく物が食べられるし、丁度時同じくして夫が定年になったこともあるので子供と親が待つタイに戻るのだそう。このフランス人の夫さんはタイの田舎でスーパーマーケットを始めるつもりらしいです。それもフランスでは難しいけれど、タイなら簡単に実現することなのだそうです。このタイ人女性と似たような話をメキシコ人女性からも数か月前に聞きました。フランスでの生活が苦しくなり始めているので、メキシコを生活拠点にしつつ、フランス人のご夫君と墨仏間輸出入業を始める計画を立て、我らが地元の商工会議所の起業講座に登録したそうです。

確かにヴァカンス明けの9月以降、何もかも値上がりし続けています。ぢわぢわと生きていくための苦しさを実感していたりします。このままだと共和国の庶民が飢える日が来そうです。
大統領閣下、
ブリオッシュも値上がりしていますので、パンの代わりになりません。

le 17 novembre 2007, Elizabeth
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by ma_cocotte | 2007-11-17 20:49 | 『?』なたわ言 | Comments(4)
接触の悪い蛍光灯。
こんな記事を見つけたよ。


ベネズエラのチャべス大統領、スペインとの関係見直しに言及

11月15日19時17分配信 ロイター

[カラカス 14日 ロイター] ベネズエラのチャべス大統領は14日、国際会議の場でスペインのフアン・カルロス国王から「黙りなさい」と一喝され論争となったのを受け、スペインとの外交および商業関係の見直しに言及した。
 同大統領は、同国王による叱責に対して謝罪を要求しているほか、主に銀行などスペインからの投資にも対抗的な措置を講じるとの意向を示した。
 同大統領は、地元のテレビ番組で「両国関係を損ないたくはないが、私は今、スペインとの政治、外交、経済関係について詳細な再検討を行っている」と述べた。
 資本主義者を「帝政」と揶揄する同大統領は、銀行大手サンタンデールやベネズエラ大手銀行のオーナーでもあるバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)の名を挙げ、これらのスペイン系企業を必要としていないと話した。



どうもヴェネズエラの国家元首であらせられるチャベス大統領閣下は去る10日に、スペイン国王陛下から Por qué no te callas! 黙らっしゃいっ! と公衆で叱られたことにかなーり根を持たれたようで3日もかかって怒りを公衆で爆発させたようであります。素朴な疑問ですが、
なんで怒りが爆発するまで3日もかかったんでしょうね?
ここまでチャベスさま本人が爆裂するためのエネルギー供給が速やかに行われなかったので3日もかかったのかと拝察いたします。「21世紀の最高級マルクス主義者」を自認するチャベス大統領閣下がテレビ生中継の席上でスペインの王様に叱られた腹いせをどう表そうかと泣きついたのはキューバのご隠居さんであることは間違いないでしょうし、未来の南米を理想的アジア型中華思想に満たすためには中國さまのエラい方々にも相談申し上げたでしょうし。仲良しの弟分であるボリビアのエボ鯛、いや、エボ大統領にも「おぼえてろよーっっ!」とゲンコがつんのポーズでにいちゃんが決して負けたわけではないことを見せ付けたでしょうし、弟二人でチェ・ゲバラさまに手を合わせて祈ったかもしれません。もちろんマルクスブラザース方々からの意見をいただいたところでキューバのご老公さまのご意向が最優先されたではありましょうが、チャベスさまが動くためのエネルギーをそそいで下さる先の電圧を統一するのに3日かかったんだろうな。こんにち世界中の新聞が掲げた内容ぢゃ、電圧のせいで蛍光灯が切れちゃいそうな予感もいたします。
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闘牛さん(左)と鈍牛さん(右)がごっつんこ。

チャベスさまは「黙らっしゃいっ!」と公の席でご自分に叫んだスペインの王様を闘牛にたとえました。が、その場で怒りを表さず、ホテルでぶちぶち、翌日はスペインの新聞社にグチグチ、事件から3日も経って仕返し開始を宣言したチャベスさまは瞬発力の鈍い牛のようにも見えます。チャベスさま個人が無断で暴走しすぎたことで第一幕が盛り上がりましたが、結局はマルクスブラザーズのエラい方々が全体案をまとめて、チャベスさまに第二幕を踊ってもらうショーが始まったようです。

だがなー、確かに中南米にはスペイン出身の「豪族」のような人々が各国の機能をツンツンいぢれるような部分にドデンと居座っているだろうけれど、もし現時点で中南米がスペイン系企業やスペインと二重国籍を持つようなおブルヂョワをいたぶったところで、中南米国内がまだ成熟しきっていないのだから国内混乱をチャベスさまの私怨がきっかけで巻き起こすことになりかねません。現に中國さまから大量の「優良」移民を受け入れ続ける中南米の左傾各国であります。人材を他国に頼っているのは間違いないし、今回の事件がきっかけでスペインとの関係を薄めたところで、中國さまからその穴埋めを理由にコッテリとした関係を求められるのもミエミエだったりします。チャベスさまにおかれましてはここはひとつ冷静に、国内臣民のあらゆる質の向上にエネルギーを注ぐことがチャベスさまが「真のヴェネズエラ皇帝」になれるための基礎作りではないかとも思われます。マルクス主義者で「皇帝」というのも摩訶不思議ではありますが、マルクス主義者だからこそチャベスさまはホアン・カルロス一世スペイン国王陛下に対し、「Monseiur le Roi 国王さん」と呼びかけたのでありましょうし、事件後、ホテルの自室において「大統領に向かって「黙れ!」とはなんて軽率な国王だっっ!」と絶叫したのでありましょう。
右と左では常識と非常識も逆だったりいたしますしね、はい。
でもですね、今回の事件ですけれど、右も左もあったもんぢゃなくて、成熟した大人の一般常識の問題だと思います。今回の事件の舞台はテレビで生中継されており、事件発覚直後からYou Tube には大量投稿され、誰もが国王陛下が理科実験の豆電球のごとくパっ と発火した瞬間を拝見できるのです。
King Juan Carlos to Chávez: "Shut up" (ENGLISH SUBTITLES)
これ ↑ にゃんて、英語字幕つきなので状況把握がつきやすかったりしますが、この会議でスペイン首相ザバテロ氏が演説を始めたあたりからチャベスさまのお口のチャックが緩み始め、テレビ局側がチャベスさまのためのマイク音声をオフにしたにも関わらず、チャベスさまが延々とザバテロ氏の発言妨害を始めたのです。
これ、右だろうが左だろうが中道だろうがノンポリだろうが
しちゃいけねえです。
大統領が国王よりエラいということと「黙らっしゃいっ!」と国王が大統領に軽率に叫ぶことと何の関係もありません。もしあの会場に幼稚園児がいたとしたら、間違いなく「おぢちゃん、うるさくて聞こえないよ」とチャベスさまに言うでしょう。幼稚園児には国王だろうが大統領だろうが「大人の男のヒト」です。チャベスさまの疳の虫が治まらないのなら、スペインに絡むよりまずはマイク音声をオフにしたヒトを威圧したらどうかね?と思いますね。なんで首相なんかのマイクをオフにしないで大統領閣下さまのマイクをオフにしたのだ!?と激怒ってみてはどうでしょう。・・・・・もしそこまでアホ晒したら、飛鳥時代の恐怖政治みたいというか、お上にはむかったら火あぶりショーな中世ですかねぇ。こんな山から出てきたばかりの田舎っぺな暴君のようなチャベスさまがなぜ大統領なのか理解に苦しみますが、国際舞台に「中南米の最優秀マルクス主義国家」代表としてお出ましあそばすなら、出席者の身分がナンであろうと平等に相手を尊重し、それぞれの意見に耳を傾けるという会議マナーを身につける必要があるのではないでしょうか。大統領も、国王も、中南米も、欧州も関係なく、ヒトとして。

le 15 novembre 2007, Albert
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by ma_cocotte | 2007-11-15 18:16 | 『?』なチュウナンベエ | Comments(10)