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冬休み、最後の日。
こんにち、2017年3月5日日曜日、世界中のOlive オリーヴちゃん、おめでとう!の日はどうやらココんちあたりのお子たちにとって冬休み最後の一日のようです。明日の朝からガッコ通いがまた始まる。

こんな話題もココんちには未成年者がいないので追いつくまでに疎く、いつも世間で子連れの老夫婦を目の当たりにしてようやく「もしかして、今、休暇中?」と察し、調べてみると案の定、休暇というパターンというかマンネリであります。ところが、この冬休みに新しい発見がありました。それは、ココんちあたりの休暇ゾーンがBからAに変更していることです。今までは(おそらく去年の9月より以前?)はココんちの仏人♂が主張していたとおり、ココんちあたりの就学者の休暇はプロヴァンス地方と同じZone Bで、彼が子供の頃はプロヴァンスの学校に通っていても休暇が共通だったのでプロヴァンス(=母方の本拠地)からココんちあたり(=父方の本拠地)に移動し、休暇を楽しめたのだ、と。

ところが、今。
2016年9月に新学年が始まって以降、初めての3ゾーン別の休暇となり、ココんちあたりの休暇がどこか変だぞ?と。明らかにプロヴァンス地方から知らされる休暇ネタと時間がズレている・・・そこで調べたら、なんとまあ、昨年の地方再編でココんちあたり(旧ポワトゥ・シャラント地方)がヌーヴェル・アキテエヌ地方に飲み込まれたことで、ヌーヴェル・アキテエヌ地方最大の年ボルドーと同じゾーンに変更されたのでした。それが3つのゾーンABCのうちのAゾーン。

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この地図 ↑ が共和国本土を三分割した休暇の分担ゾーンで、オレンジ色がAゾーン、水色がBゾーン、緑色がCゾーンです。
と、これをご覧になって「ああた、間違ってますよ」とおっしゃる貴兄貴女は今も相当数いると思います。なぜなら、私もこの地図を見るまでボルドーはパリと同じゾーンだと知っていたからです。この地図 ↑ だと明らかにボルドーとパリは別グループではありませんか。

調べてみたら、以下の通りでござった。左の共和国の地図は以前の分担、右の地図が上と同じ現在の分担図になります。
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ですから、ココんちの仏人♂の主張通り、彼が幼かった当時というかつい一年前まではプロヴァンス地方とココんちあたり(首都パリを包囲するあんまりパっとしない地方ズw)は同じBゾーンで、ボルドーは私の記憶が正しくパリと同じCゾーンだったのです。とっころが、新しい分担だとボルドーはパリとご縁が切れてしまったことになりますねぇ。ココんちにおいては新しい分担でパリともプロヴァンスとも縁切れとなりドツボにはまってドッピンシャンな気分です。いっそー、つまんねーw

そして、ココ数日。いつも頼っているパン屋さんもお惣菜屋さんも冬休みに入ってしまい、ライトに困っています。でも、少し考えるとパン屋さんもお惣菜屋さんもクリスマスと新年に猛烈に働かれたので、この冬休みこそ彼らにとっては年末年始に値する骨休めなのでしょうね。感謝と共に尊重せねばなりませぬ。ところが、せっかくの冬休みですのに、ココんちあたりは連日の暴風雨で、晴れ間が見えたらちゃっちゃか用事を済ませる繰り返しの日々を送っています。なんだかな、ここまで悪天候が続くと、うつむきがちになってしまいますですよ。

でも、悪天候が続いても、この冬休み中、先週水曜日から暦の上では四旬節に入り、春はもうすぐ、そこまで迫っていることになります。あたすもムクムクと庭の労作に動き始めました。鼻歌は「主にまかせよ 汝が身をぉおお」ですかねぇ。で、今はたまに「おとなの掟」を口ずさむときたもんだ、まる


le 5 mars 2017, Olive









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by ma_cocotte | 2017-03-05 19:06 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
ミギに曲がれば2ユーロ、ヒダリに曲がれば1ユーロ
こんにち(2017年1月22日)は仏蘭西共和国内で中道よりヒダリの大統領立候補者7名から筆頭候補者を選ぶための第一回投票日であります。成人の共和国民ならば1ユーロを携え投票場に行けば投票できます。先の中道よりミギの、同様の大統領候補予備選(初回、決選)の2回はそれぞれ2ユーロと引き換えの投票権でしたから、中道よりヒダリの世界では半額で「投票できる」ことになります。

ふぅうううん。
こういうことでも仏社会党よりヒダリは庶民、平民の懐に優しい、あなたがたを思っているのですよ、というアピールになるのだと傍観者の、投票権を持たないガイジンである私はわかった気になっています。

ですから、ココんちでは仏蘭西国籍所有者がひとり。彼は夜が明けたら、近所の小学校まで1ユーロを握って投票に行くそうです。ミギでも投票、ヒダリでも投票するのはどこの政党にも組していないので自由、良心に従うのみで動ける。

ところが、昨晩、ココんちの仏人に「誰に投票するのか?」と質問したら、モントブ Arnaud Montebourg と返答。他人が誰に投票するのかイチャモンぶっつけるのは道でないことはわかっていても、ついうっかり「え゛ぇええええ、もんとぶぅううう????」と私の口から言葉が漏れてしまいました。モントブだけは勘弁してほしい。私は彼を毛嫌いしているから、に過ぎませんが、どんな論を上げようとモントブだけはヤと断定してしまう。見てくれがいくら良くても、根底から醸し出される獣臭さがどうにもサルコぢと共通する何かがある・・・という私の直感(いえ、単に偏見ですよ)。まあ、モントブはサルコぢほど下品な何かを発してはいませんけれどね。ヤなもんはヤ。

余談、モントブの初婚は南仏蘭西にある「ヴァルマアニュの聖母マリア修道院 Abbaye Sainte-Marie de Valmagne」の聖堂で行われたそうで、ここはかのシトー会というそれは厳しい生活を守る観想修道会が任せられている場でもあるのですが、その初婚時のモントブの夫人が子爵家の出でもあるので、その子爵家との歴史上の縁あってこの聖堂での挙式になった(らしい)。ですが、モントブは彼女との間に2男子をもうけるも、2010年には離婚。その直後から有名女性ヂャアナリスト、女優、そして女性政治家との恋愛が常に話題になり、2015年にこの女性政治家(オレリ・フィリペッティ Aurélie Filippetti 、モントブと同じ内閣で活躍していたあるね)の間に一女誕生。なんつうか、初婚時のカトリックでの婚姻は「相手の女性側の家族の求めに泣く泣く応じたのであって、ボクの希望でも願いでもありません」という婚姻解消裁判であまりによく聞く「逃げ口上」のパタアンだなあ、とつくづく。

話戻って、こんにちの中道左派のための大統領立候補者選出予備選挙第一回投票ですけれど、ココんちの仏人には「モントブ以外でどうかひとつ」と言ってはみました。

先の木曜日の夜だったか、中道左派よりヒダリで、この予備選挙に応じた7候補者による第三回ナマ討論会がテレビ中継されましたが、その直後からこれまで3、4位にいたブノワ・アモン Benoît Hamon の人気が急上昇、1位になる瞬間も何度かあったとか。となると、ミギの予備選で同様に3、4位の位置で予選落ち確定とまで言われたフランソワ・フィヨンが急上昇した流れと似ていなくもありません(見た限りはフィヨンほどの逆流を登る勢いはアモンにはないけれど)。アモンについては先に書いた通り、ユダヤ系なので吉と出るか凶と出るかちょとわかんないし、40歳代なのでマクロンの30歳代に比べればマシかもしれませんが、それでも若さがハンデになるかどうか・・・ですね。今回は妙齢に譲り、次回にだうぞ、のパターンになっても不思議はありません。



le 22 janvier 2017, Vincent

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by ma_cocotte | 2017-01-22 17:38 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
仏蘭西びとにおける根本的毛嫌い
昨日の午後は5時あたりからニュウスセンモンチャンネルでエイメリカ合衆国大統領就任式を毎度ながらの「~ながら視聴」しました。私個人は宣誓だけ見たかったこともあり、それまでのダラダラさがイライラしてしまいそうなほど長く続いたのが気になりました。

どーでもいいことですが、頭のてっぺんから足のつま先まで美しい水色のお召し物で揃えたダアナルド・トゥランp次期大統領夫人メラニアさんが挨拶もそこそこに我らがオバ美に手渡した箱があり、あの色からして「ティファニだ」と直感したのに、その生中継特番に登場のお仏蘭西人解説者♀が「きっとチョコレエトね」とはっきりつぶやいたことで、こちらは「え?いつからニウヨオクのテファニでチョコを売り出したのだ?」と軽やかに混乱。もしかして彼女はティファニをご存知ないのだろうかとひとしきり・・・それともトランプタワアのお隣のテファニで箱だけいただいて、よそでチョコレエトを詰めてもらったのだろうか、メラニアさんは?

そして、その場面から数十分が過ぎて、トゥランp次期大統領のご家族の入場の様子が映し出され、前から三番目に映った女性がずーっと口半開きのままで鼻が悪いのか、それともひどい風邪をひいているのか気になってしまいました。調べたら、トゥランp氏の第三女子だそうだ。名前がティファニィ。トランプタワア隣の宝飾店ティファニィから名前をもらったのだそう。なんぢゃ、つまりトゥランp家はメラニアさんが嫁ぐ前から「ティファニィ贔屓の、ティファニィ好き」だったんだ・・・。

最後の最後にネクタイを長くしめたダアナルド・トゥランp氏がリング・アナウンス(!)の美声と共に会場に現れ、就任式が開始。副大統領と大統領の宣誓の前に諸宗教から4代表による祈祷が行われたんですが、それまで同時通訳を懇切丁寧に耳障りなほど流していたニュウス専門チャンネルが突然、エイメリカも仏蘭西同様、ライシテ(完全政教分離)国家なのに宗教家が祈ると始まり、別の解説者が「これって危険ぢゃありませんか?」と。なんとまあ、4宗教家の祈祷の間、同時通訳は完全に中断し、番組の司会者や解説者が祈祷とは関係ないおしゃべりをずっとしていました。そして、4宗教家の祈祷の後から、再び同時通訳。

・・・これの方が気持ち悪いし、危険ですよ。
4宗教家が唱えた祈祷文の内容は視聴者にわからないままに終わりました。
仏蘭西ってこういう国だったんですねぃ。怖い。仏蘭西共和国の自画自賛の礼賛、中華思想にもほどがあります。祈祷文聞いたくらいで、共和国民ひとりひとりが洗脳されるわけねーだろと思いますが、三角形の底辺にうごめく共和国民には祈祷なる行為を教えたくない、知らないままでいてほしいわけだ。だから、祈祷文は訳さないで、大統領の就任式に宗教家が登場するのはどーかしている、聖書に宣誓なんて糞くらえ、と。こんな仏蘭西だから、思想に迷って危険なイスラム国に入り込んでしまう共和国民(白い肌のひと)が出てくるんだよね・・・。

そして、この4宗教家の祈願、祈祷の後、副大統領の宣誓、大統領の宣誓となりました。

妙に思ったのは副大統領の宣誓文の方が大統領の宣誓文より長かったこってす。
なんぢゃこりゃ? 西方教会における使徒信条とニケア・コンスタンチノープル信条の違いのようなものでしょうか?もちろん、副大統領、大統領それぞれご指名の牧師先生は違いましたし、もしかするとお二方の新教における宗派も違うのかもしれないので、そのせいで副大統領の宣誓文の方が長くなってしまったのでしょうか? ま、長かろうが短かろうが宣誓したらアーメンですw

それにしても、メラニア夫人の頭の天辺から足のつま先までずずずいぃいいいっと独特な水色の装束というのがどうにも聖母マリアを連想しなくもなく。うむ、あのトゥランp大統領の妻とは言え、夫君が大統領となったらメラニア夫人も国母。国母と聖母マリアのイメージを重ねれば「わらわは慈悲深い女性、臣民よ、安心なさい」となるか・・・と妄想しつつ、でも、今後、ずっと4年の間、メラニア=ティファニーブルーってどうよ?と気にしていたら、就任式の夜のパーリーではベージュのドレスだったので、なぜか「ほ」っとした私なのでした。

ま、メラニア夫人は坊ちゃまの学校が6月に修了するまではニウヨオクにお住まい。ワシントンDCに住まなければならない夫君とは別居だそう。

そんなに真剣にはなれないけれど、すずやかにしばらくヲッチしようと思います@トゥランp家


le 21 janvier 2017, Agnès de Rome




【追 記】
写真誌 パリマッチ Paris Match 紙によりますと、メラニア夫人のあの水色の装いはラルフ・ロオレンによるもので、夜会のドレスはエルヴェ・ピエエルだそうでおま。
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by ma_cocotte | 2017-01-21 21:05 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
二番煎じの、後出しじゃんけん、ぽいぽいぽい
後出しじゃんけんがいかに難しいということは、昨年末の「絶対笑ってはいけない」ダウンタウンのお二方を見れば明らかに理解できることですけれど、年が明け、ココんところで先の木曜、昨日の日曜と中道左派の仏社会党と仏緑の党党員を中心とする次期大統領立候補の7名が参加した予備選のための公開ナマ討論番組を「~ながら視聴」「うとうと視聴」しました。

毎度書いているのでクドいですが、私はこうして共和国に長期滞在していても、選挙権をなんら持っていないので、どうにも真剣になれないし、大統領がミギだろうがヒダリだろうが共和国民のために振り回されるのは長期滞在のガイジンということだけは私の骨身にしみてよくわかっているので完全無視する勇気まで持てないという複雑な心理の中にいます。まあ、「寄留国で振り回されるガイジン」の危機感は良くも悪くも持っていた方がいいと私は考えています(でなきゃ、やってられねーよw であります)

去年の、中道右派の、主にレピュブリカン党(共和党と和訳するのが適当かどうか私は知りません)を中心とした次期大統領候補予備選にはついうっかり萌えましたけれど、今になってみると中道右派よりミギのひとびとが唱える政策というのは中流以上に生きる共和国民やガイジンがうほうほするツボが多く、その日暮らしを続ける下流の共和国民やガイジンには不安を与える要素が多かったりします。だから、予備選に萌えた私も今では中道右派には冷淡な目しか持たず、中道左派よりヒダリにステキなヒトが出たら、そのヒトが次期大統領になればよろしいのに、なんて思っていたりします。

ですが、中道右派の筆頭次期大統領候補がフランソワ・フィヨンに決まり、こうして新年明けてすぐ中道左派が同様の予備選を公開討論含めて「ショー」したところで、仏語をわかりきれない私には「再放送」を視聴している気分にもなり、今一つ萌えに至らないままです。
中道左派の次期大統領立候補者にエマニュエル・マクロンという38歳だかの若造がいるンですけれど、この人物はこの予備選ナマ討論ショーに参加することを拒否し、独自の運動を続けています。たまにその様子がテレビに流れますが、なんとも政治家というより若い宗教家だか自己啓発リーダーっぽいので私はドン引きしています。正直、気持ち悪い。

そして、マクロンに限らず、他の中道寄りヒダリの方々の演説を眺めていると絶叫タイプが多く、映画「レッズ」が重なってしまうのでした。BGMは「ラ・マルセイイェーズ」より「アンテルナシオナル」がぴったり・・・。





なんで演者はあんなに興奮するんだろう? なんで聴衆はあんなに興奮するんだろう?

こんにちの時点で、ココんちの仏人はブノワ・アモンからモントブゥに気持ちが動いているようで、私は昔、Twitterに参加していた当時、アモンのTweetを愛読していたので贔屓していることは事実ですが、ブノワ・アモンはユダヤんなので票集めに無駄な苦戦があるだろうと想像しています(ミギのコッペパンもユダヤんなので同じハンデ)。そして、モントブゥについて私は昔から虫唾が走るくらい嫌いで、ミギのサルコぢ・ヒダリのモントブゥという捉え方。この二人、生き方が似ている。嫌い、まる

でも、先週木曜に放映された公開ナマ討論番組以降、第一人気はモントブゥで、その後を追うのがマニュエル・ヴァルス元首相、その次がブノワ・アモンなんだって。・・・ま、モントブゥの外見はかっこいいもんね。声が軽薄だけど。

いずれにせよ、フランス共和国でガイジンのあたしにはどうでもいいですわ。
みなさん、がんヴぁってください。


le 16 janvier 2017, Honorat






 
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by ma_cocotte | 2017-01-16 16:27 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
初の外食
去年から今年にかけての冬のヴァカンス。二つのビッグイヴェンツ(クリスマス&新年)がそれぞれ前夜祭が土曜日、本祭が日曜だったせいか、仏蘭西共和国平民、庶民の動きはすこぶるスマアトだったように思えました。仏蘭西には日本國のような振替休日制度が存在しないので日曜に国定祭日がぶつかっても翌日月曜は「いつも通り」です。そのせいで、誰もがいつもどおり金曜まで働いて土日を休み、月曜から働く・・・それが2016年から17年にかけての冬休みの形でした。

そういう万民に等しい暦に加え、今年度はどうにも自分自身が年末年始のご慶事の波に乗れないままで、クリスマスの家庭内の設えも最小限、その飾りつけも1月2日に「通常」となった途端、全部、きれいさっぱり片づけてしまいました。本当は仏蘭西やら基督教旧教の生活伝統に従えば「降誕節」という暦が終わる日(2017年は(おそらく)1月10日)に飾りつけを片づけるのですが。

そして、2017年のお仏蘭西の場合、今度の日曜日がエピファニ、=三賢王の訪問のお祝い日だそうで、この日は今では日本國の方がにぎやかになったと思われるほどのお遊び、ガレットデロワというお菓子をいただいてその日一日の王様を決めますが、そのお菓子も新年が明ける前から売り出されるようになり、季節感が薄れた気がしてなりません。もとよりこの冬の二大行事を祝う気になれなかった私なので、エピファニについても例年に比して「モティベイシャンまるでゼロ」。この週末に朝市に買い出しに行き、パン屋さんのショウウヰンドウに並ぶガレット・デ・ロワやブリオッシュ・デ・ロワを直に見たら、ちったあ購買意欲がムラムラっとわくのかもしれません。← 今のところまるでなし。

そんな沈んだ気持のまま、国鉄駅近くの、ココんちあたりで最も美味しいと噂のビストロに行きました。
2017年開店初日。
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店内、静かにジャズ(タモリさんのアクセントでどうかひとつw)が流れていて、次から次に入店する方々の様子を観察するのが私の楽しみでもありますが、真冬のお店から醸し出される独特の空気が好きです。

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ココんちでは作れないものばかり、すこぶるおいしかったです。

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今年ははれやかに過ごしたいです、まる


le 4 janvier 2017, Angèle de Foligno

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by ma_cocotte | 2017-01-04 17:03 | The ou Cafe? | Comments(0)
近くて遠いお隣さん
2017年、新年が明けました。

私は夜明け前に家を出て、近所の教会の午前九時半から始まるミサにあずかりました。ミサの直前に買ったばかりのソーラー電波腕時計が止まっていることに気づき、ライトなパニック。帰宅してから室内のできるだけ明るい場所に腕時計を置いているけれど、冬=万年曇りのココんちあたりにはソーラー腕時計は不向きなのではないかと今更気づきました。幸運だか好運にも先週、長年愛用の自動巻き腕時計が3か月ぶりに手元に戻ってきたので、しばらくはまた愛用の自動巻き腕時計に頼っての毎日になります。

さてさて、2017年元旦の朝。

昨晩はNHK紅白歌合戦を視聴したり、「絶対に笑ってはいけない」の初っ端一時間を視聴して横になったせいか、いつもより遅く、午前6時の起床でした。いつもの雑用をしつつ、テレビに火ぃ入れたら、またもテロの報道。寝ぼけ眼で画面を凝視したらトルコはイスタンブールでテロがあったことがわかりました。

まず思ったことは「トルコは今後、戦場になっていくのではないかしら?」と。
この十年ちょい、ココ新天地であらためてトルコからの(労働)移民さんたちと交流しながら、トルコ国内の都市部と田舎で生活文化上の違いがどんどん大きくなっていることを悟ってはいました。つまり、都市部は欧州化し、田舎はイスラム原理化しているということです。そのニオイがココ1,2年で具体的になり、「イスラム国」によるヒトが決めた国境を取っ払った極端な宣教活動を発端に、ついには武器を用いての戦闘となり、シリアが戦場の中心国となってはいましたが、トルコでの頻繁なテロが気になるところでありました。今までは「イスラム国」戦士がトルコに入国してのテロでしたが、先日の駐トルコのロシア大使の射殺事件など必ずしも「イスラム国」兵士がテロを仕掛けているのではなくなってきた・・・のもポインツ。

そんなところで、元旦早朝のトルコはイスタンブールでの無差別射殺事件です。

なんとなーく、ツルツル脳の私が思い描いたことは、トルコという国はロシアも(正確にはプゥチン大統領)が欲しい領土だろうし、イスラム国にとってもトルコを包括したいのだろうということです。ロシアも、イスラム国もそれぞれの野望のためにトルコ領土内でテロやら(一見、理が通っているかのように見える)動きを繰り返すのではないかと。プゥチン個人の妄想だとトルコとシリアを手に入れたいでしょうねぇ。

話ずれますが、プゥチンが北方領土を返還するわけがない。彼の野望は領土を広げることダニ。

そんな妄想が脳を巡ると、確か2020年の夏季オリンピックの最終決戦は東京とイスタンブールで、東京が勝利したことを思い出します。もしあの時、イスタンブールが勝ったとして、2017年のこの現状だとしたら、オリンピック開催地変換になっていたのではないかと想像します。この一年のトルコ国内での(国際配信されている)テロ事件を振り返ると、いくら警察や国軍を配備しても、瞬間に自爆する彼らを事前に取り押さえられたら「神業」です。

・・・と、「カミワザ」についてちょっと考えたくなった元旦の午後なのでした。

背後からウヰーンからのワルツが聞こえてきますが、ワルツのステップもすっかり忘れたぜ、べいべ。


仏蘭西は明日から通常の毎日が始まります。


le 1er janvier 2017, Sainte Marie, mère de Dieu

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by ma_cocotte | 2017-01-01 21:19 | 『?』なメディテらねぇ | Comments(0)
ヤな想像をしてしまった。
きょうは朝10時半過ぎくらいに、先日19日夜に独逸は首都ベルリンで開催されていたクリスマス市にトラックを暴走させ突入し、12人の死者(重軽傷者を合わせると約60名)を出した容疑者が伊太利の大商業都市ミラノで発見、射殺されたという速報が私の耳に届きました。きょうはたまたまテレビのニュウス専門チャンネルをつけっぱなしだったこともあり。

驚きました。
ベルリンの事件の翌日から容疑者はパキスタン人ではなくチュニジア人で、2011年に北アフリカから難民船に乗り、まずはシチリアの諸島に上陸。その後、独逸まで歩を進めたとか、今もチュニジアで生活する容疑者の兄弟二人の証言など繰り返し紹介されながら、容疑者の行方を追っていました。なんとなーくに過ぎませんが、私は灯台下暗しで、容疑者(アニス・アムリ)は独逸の、それもベルリン市内のどこかに潜伏しているのではないかしら?と想像していましたが、なんとイタリアはミラノにまで移動していたとゎ。

これ ↓ は仏語版の国際手配書ですな。この写真も事件翌日くらいから関連報道で必ず掲載されていました。
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容疑者がチュニジア人とわかってから不思議に思っていたことはチュニジアの第二外国語はフランス語なので欧州に移住するにしても仏蘭西に入国するチュニジア人が多い(チュニジアはフランスの旧植民地だから仏国籍取得でも特別優遇があるので長期滞在が難しくない)のに、なぜ容疑者は独逸に入国したのかな?ということ。もしかしてチュニジア出国前後から既に欧州でテロる使命をもらっていたので独逸に入国したのかなあ? それとも、1992年生まれなのでもう仏蘭西語を話せない世代であり、祖父母にひとりも仏国籍を持つ者がいないので、「欧州入国ならどこの国でも同じ」だったのか。

そういう事件前のことを置いて、今度は事件後に「なぜイタリア?」とこれまた首をかしげることになりましたが、きょうは12月23日、クリスマスの二日前ということで、ゾ。背中にヤなとろみの汗が浮き流れました。まさか、容疑者はミラノから更に南下して、25日正午にヴァチカンの聖ピエトロ広場で行われるロオマ教皇による「ウルビ・エ・オルビ」に何かをやらかす計画だったのではないか、と地獄に落ちそうなほどの悪い想像をついうっかり自然に頭に思い浮かべてしまいました。だって、年に一度、12月25日正午に行われる恒例の「ウルビ・エ・オルビ」の行事を見物したいがために世界中からの巡礼観光客が広場に集うのです。もしそこでテロられたらどうなりますか。

ですが、この私の悪い妄想は外れました。
どうやら容疑者はチュニジアから難民船に乗って最初に上陸したのがイタリア領土の島だったことで、同志がイタリア国内に多々滞在している。なので、彼らを頼って容疑者はイタリアに入国したらしいです。・・・・でもさ、その同志って「同じココロザシ」なのかしらね?・・・だったら、やっぱりあさってのヴァチカンで大変なことになりかねなかったのでは・・・と思うのですが、今は午後12時半を回ったので、お昼のニュウス番組で新たな情報を知りたく。


le 23 décembre 2016, Abashade

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by ma_cocotte | 2016-12-23 20:36 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
ヤな悪寒、ヤな予感
おとといの午後遅く、フェイスブックで偶然、シリアはダマスの警察署に女児が「両親を探している」と飛び込み、その直後に自爆したというニュウスを目にしました。その記事に添えられた写真のうち一枚がかろうじてわかる女児の頭部とミンチになった身体の写真でした。乳幼児のお腹にダイナマイトを巻き付け敵を脅す、更にはその場で爆発するという方法はヒトが決めた国境を取っ払ったイスラーム原理教条過激派が生きる世界での伝統だということをよく知っていますが、もういい加減、この慣習を捨てることはできないものかと改めて思いました。(もちろん彼らが生きる世界において乳幼児の殉教はそのまま天使にヘンゲ(変化)するという教えがあるので、乳幼児がオトナが信じる聖戦のために生命を落とす慣習はヨソ者がつべこべ動いたところでなんら廃れないとわかってはいます)。

この報道を見てから1、2時間後だったか、今度はトルコは首都アンカラで在トルコのロシア大使が射殺されたことを知りました。知ると同時に、私のツルツル脳には横浜生麦事件や大津事件が滑走し始めました。(上手な言い方が見つかりませんが)民間人なら兎も角、外交官に対しての殺害(未遂も含めて)があると、世の中の流れが大きく変わります。この事件については翌朝になり、ロシア大使を警備していた男性が突然、大使に発砲したと。その際、「アッラーアクバル」、「アレッポ(云々)」を大声で叫んだとか。トルコ人はアラビア語でなくトルコ語を使うので、イスラム教徒が多い国と言えども、実はアラビア語に堪能なトルコ人はそれほどいません。シリアは隣国ですがアラビア語を用いる国。でも、両国民の間には高い垣根だか深い溝があるのです。フランスに住むトルコ人がしばしばアラビア語を話すミュジュルマンと一緒にしてくれるな、と言うのは意志の疎通が必ずしもスムースでないのだよ、という表れでもあります。まあ、それは横に置いても、冒頭に書いたとおり、ココ十日間に次々と届くシリアはアレップ(アレッポ)での惨状はひどすぎます。嘘か本当かわからないけれど、例えば一集落に100人が住んでいたとして、そこに1、2名の「イスラム国戦闘員(支持者)」がいたら、アサド政府軍またはロシア軍は集落全員を殺めているそうです。だから、私たちの目に届く映像でも、生き残りたいシリア人は他人の目に届くところにシリア国旗を背景にしたアサド大統領の肖像写真を掲げて、公衆を難なく横切るわけです。私はココんちの近所にアサド親子の洗脳教育で育ったシリア人母とパレスチナ移民父を持つ娘をどうしても思い出してしまうのですが、あのおばさん、今、どうしているのだろう?あいかわらずユダヤんや異教徒差区別を周囲のひとに強く同意を求めているんかいな? アレップの惨状を見ながら、アサドへの忠誠と礼賛で嬉々としているのかな? 彼女は私が嫌悪するタイプの存在のひとりですわい。二度と関わりたくない。兎に角、アレップの、特に東部で身動きできなくなっている庶民の無事を願えば願うほど、ロシア軍、アサド支持者について疑問を持つのは当然で、果たしてトルコでロシア大使を殺めた人物が心の内でどこまで追い詰められてああいう行いに至ったのかが知りたいところです。

さて、昨日の朝。
午前五時過ぎに起床後、テレビに火を入れ、いつものニュウス専門チャンネルに合わせたら、トルコでのロシア大使射殺だけでなく、前日の夜、隣国は独逸の首都ベルリンで、大きな教会前広場に立つクリスマス市にポーランドナンバーの大型トラックが突入し、少なくとも12名の死者が出たという報道が繰り返されていました。この手の報道は実感をつかむまで私はどうしても数分を要してしまいますが、悲しい現実であると悟りました。その報道で、この事件が限りなくテロであろう、と推測されていましたが、聞いているこちらとしては「ポーランド人がキリスト教のお祭りのための市を妨害する?」とどうにも脳内で混乱が始まったのでした。なぜなら、ポーランドという国はきょうび欧州で一番の「カトリック大国」で、それまでの「カトリックと言えば、アイルランド」を抜きん出ているのです。そして、移民についても元はコメコン(ソヴィエト連合)のポーランドは西欧に比べていくぶん勢いに欠けるので深刻化していない。肌が白くて目の色が明るいポーランド人がイスラム原理教条過激派に化けるというのはどうにも想像するのが難しい。西欧諸国のようにカトリックだろうがプロテスタントだろうが幼少期に洗礼を受けた成人の方がマイノリティになっているならば、15、6歳を過ぎた青少年がイスラム原理教条に心酔し、テロリストに化けるのもわからなくもありません。でも、ポーランドという国の国民が西欧人のような心境になるのはまだ数年先のように思えます。

そんなことを頭の中で考えていたら、昨日の午前6時過ぎだったでしょうか。報道で、このポーランドナンバーのトラックからポーランド人男性の遺体が見つかったと明らかになりました。つまり、実行犯はトラックを強奪、その場で運転手を殺害し、自らが運転してクリスマス市に飛び込んだ、と。凄いところに目をつけたな、おテロリスト集団め、と思いました。なぜなら、西欧で(特に大型車両の運行規制が多々ある仏蘭西共和国内で)、高速道路や市街を結ぶ道路の脇に点々と長距離トラック向けの休憩所があります。だから、テロリストはそこで待ち伏せしていれば、いとも簡単にトラックの乗っ取りは可能になります。何もどこぞの運送会社に登録し、運転手になる必要も手間も要りません。これ、盲点。たいしたもんだと正直、思いました。

昨日の共和国のマスコミの中心は当然ながらベルリンでのテロ事件、トルコでの外交官射殺事件ばかりが中心になりましたが(きょうの朝はベルリンばっか)、ココんちは数時間インターネットが不通になったにも関わらず、私がたまたまフェイスブックでキリスト教系のシリア情報発信ページを見ていることで、アレッポでの最新被害についても知ることができました。その写真にも頭蓋骨が半分吹っ飛んでしまった乳幼児の姿がありました。血の色がない写真は一枚もありませんでした。今のアレッポは廃墟同然です。ちょっと前までそれはエレガントな商業都市だったのに。・・・もう半世紀近く前のレバノンはベイルートの風景がオーヴァーラップしました。この世で形あるものは必ず滅びるのですから、壮麗な遺跡が失われたことについて延々と悔やむのはヒトとして間違っているとはわかっていても、なぜわざわざヒトが野心のために破壊せねばならないのか、ヒトの魂を奪わねばならないのか、理解できません。

兎に角、連日、見聞する報道は知れば知るほど「戦争に刻々と近づいている」という印象を拭えないままです。19世紀ではなく今は21世紀ですから、そう簡単にイクサは始まらないとわかっていても、「待てよ、これ、やっぱりイクサになるンぢゃないかな?」「日本国はどちらに付くのかな?」と思ってしまいます。国際において毎度、音痴な日本国ですから、今回はロシア、シリアにくっ付いて、米国と西欧の連合を敵に回すのかしらねぇ。あーあ。いずれにせよ、エイメリカvsロシアになったら、地球そのものが亡くなるだろうし・・・きょうから新約聖書の黙示録を読むことにしよう。


le 21 décembre 2016, Pierre Canisius

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by ma_cocotte | 2016-12-21 16:06 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
ヴぃくりぽーん!だけれど、嫌いぢゃないので、ま、いいや。
昨晩6時半ちょっきりから、予想どおり、マニュエル・ヴァルス元首相が次期大統領選挙に出馬を表明。それゆえ、ヴァルスくんは首相の座を離れねばならず、昨日の午後からオランド大統領がいったい誰を新しい首相に任命するのか「これから始まる大レース」予想状態になりました。興味深かったのは新しい首相に女性政治家が指名されるのではないかという話で、その中にはオランド王の元パートナーであるセゴ姐の名前もありました。

が、さっき。午前9時頃だったかな。オランド王がこういうつぶやきをご自身のおフェイスブックに投稿なさいました。
François Hollande
J'ai nommé Bernard Cazeneuve Premier Ministre et je l'ai chargé de former le nouveau gouvernement.
ひょえぇえええ、おどろき、もものき、さんしょのき♪ ざます。まさか、ベルナアル・カズヌゥヴ Bernard Cazeneuve 現内務大臣が首相に任命されることになろうとゎわわわわ。というのも、近年の残忍なテロ事件を筆頭にベルナアル・カズヌゥヴさんのテレビ画面登場率はすこぶる高く、しかも、お仕事が結構スマアトなもんだから悪い印象を持つことが難しく、昨日までの下馬評でも内務大臣としての務めがあまりにハアドだからカズヌゥヴ氏は優秀なれど内務大臣職に留まるであろう、とされていたから。あたしもそう思いました。ですが、一夜明けて、首相任命。来年の初夏に新しい大統領さんが着座するまでの任期ではありますが、首相としてのカズさんのすばらしい働きを拝見できたら、と願っています。

兎にも角にも、私はカズさんを嫌いではありません。
かっけーと思ってます。もしカズさんが石工ぢゃなかったら、べたボレだったのだけれどなあw


le 6 décembre 2016, Nicolas de Myrea


【追記】
午前10時30分頃、新しい内務大臣にブルノ・ルルゥ Bruno Le Roux 氏が任命されたと発表がありました。ですから、カズさんはきょうから首相一筋でござんす。
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by ma_cocotte | 2016-12-06 17:45 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
チクワの穴をゴボウ抜き
昨日11月20日は中道右派7名の次期大統領立候補者の第一回予備選挙の日でした。
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ココんちあたりは夜明け前から悪天候でしたが、ココんちの仏人♂は朝一番に2ユーロ片手に投票所へ。おフランソワ・フィヨン François Fillon に投票したとのこと。いい子だっっ!

そして、夜になり、開票速報ナマ番組がFrance2とニュウス専門チャンネル3社で放映。
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あんれま、フィヨンさんがぶっちぎりの第一位ではありませんか。
番組始まってすぐ早くも40%越え、そして、第二位のアラン・ヂュペ Alain Juppé が25%前後で、第三位のニコラ・サルコぢ Nicolas Sarkozy が20%前後。他の4候補はぐーんと下がり、ブルノ・ルメェル Bruno Le Maire とナタリ・コシュスコ・モリゼ Nathalie Kosciusko-Morizet 姫が3%前後で争い、その後には限りなーく極右に近いキリスト教民主党のお魚さん(フランス語で言うとポワソンさん Jean-Frédéric Poisson )、そして最下位にパン・オ・ショコラは15サン(ちぃむ)のコッペ(パン) Jean-François Copé さん。

私の記憶が確かならば、公開ナマ討論中継全3回の開始前までおフランソワ・フィヨンの人気は第4位あたりでした。首位と第二位は常にアラン・ヂュペとニコラ・サルコぢが争っていた感じ。ところが、先週はじめに突然、全国紙おル・フィガロさまがやたらとフィヨンの人気が首位になったと報じ始め、一方、カトリック全国紙のラ・クロワはなぜかカトリックに絡めながらアラン・ヂュペ推しを始めました(これは昨日の選挙が終わった今も進行中。摩訶不思議)。そんな中、先の木曜夜9時頃からFrance 2で最後の、第三回公開ナマ討論が放映されたのです。選挙権を持たない私もその番組を視聴していましたが、ニコラ・サルコぢの態度が悪くてねwww いや、それは私の印象に過ぎませんが、表情は「我、ココにあらず」でつまんなそうな顔つき、そしていつもにも増して落ち着きのない動きを続けていたのです。こちとら、サルコぢはわかりやすい、もう死に体でココに二時間以上突っ立ってんだなあ、とね。捨てたんですよね、サルコ。一方で第三回討論でも真面目にぴちぴちとがんばっていたのは、意外や、ナタリ・コシュスコ・モリゼ姫ではありませんか。先のパリ市長選挙で移民一世のイダルゴちゃんに負けた世間を知らないナタリ姫はこうして大統領予備選でも浮かばれないのに言いたいことはしっかり強い語調で言い続けた。大したもんです。もしかしたらナタリ姫には未来があるかもしれません。

さて、話戻って昨日。
選挙当日まで、下馬評では首位と三位がフィヨンまたはヂュペ。なぜかサルコぢは二位の座を動かないままでした。ですから、多くのひとはおそらく一位がヂュペ、二位がサルコぢ。もしおル・フィガロが口走り始めたフィヨンが首位に抜きん出たことが本当だとしたら、一位がフィヨン、二位がサルコぢ・・・でも、それはあり得ないンぢゃない?という心の声だったかもしれません。

結果、結局、今度の日曜の最終決戦はフィヨンvsヂュペになりました。サルコぢが二位の椅子から離れた!
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コレ ↑ は上位三名が共和国内のどの件でトップ当選だったか示す地図でござんす。
青がフランソワ・フィヨン。
オレンジがアラン・ヂュペ。
黄色がニコラ・サルコぢ。
地図の左に縦に並んでいる島々は共和国の海外県です。そして、右の黄色に染められた島はコルシカ島。ひえぇええ、サルコぢ皇帝の最初の妃の出身地ですわい・・・二人の王子を産んだ後、身を潜めた最初の妃よ。こんな結果ってあるの?
そして、共和国本土の左下のオレンジ、ココはアラン・ヂュペの本拠地ボルドオを囲む一帯ですわね。共和国の地方再編でボルドオはヌゥヴェルアキテエヌ地方という巨大地方に変身しましたが、この地図を見る限り、ヌゥヴェルアキテエヌ地方全体がヂュペを支持したのではなく、ヌゥヴェル・アキテエヌ北部(旧ポワトゥ・シャラント地方)はいずれの県もフィヨンを支持したことになります。昨晩もポワティエ(=ヌゥヴェルアキテエル地方のハブ都市)を拠点にしているヂャン・ピエル・ラファラン元首相が相変わらずのハイテンションでアラン・ヂュペ支持でがむばってましたけれど、ラファランが騒げば騒ぐほどアラン・ヂュペの支持者は老人層なのかなあ?と中青年層はドン引いてしまうように思えました。一方のフィヨンは中継先も若い世代が多い。これはフィヨンの子女の年齢層と合致するのではないかなあ。兎に角、この地図を見てしまうと「フィヨン、地震クラスのぶっちぎり」の首位です。


さて、落選した3位以下の立候補者に投票したひとびとがこのお二方のどちらに投票するかで今度の日曜の最終決戦勝利者、=次期大統領候補(中道右派大代表)の予測ができることになります。昨日はフィヨンさんがある意味、地震に喩えられるほどのぶっちぎりで首位になったとは言え、3位のサルコぢがヂュペを支持すると宣言したら、ヂュペが今度の日曜日に首位になる可能性がどーんと高くなります。
昨日は来週の決戦がフィヨンvsヂュペになると発表後、次々と落選した候補の敗退宣言がありましたが、最初に行ったブルノ・ルメェルはフィヨン支持、次に登場のナタリ姫はヂュペ支持、そして、トリを飾るニコラ・サルコぢはなんとまあフィヨン支持を宣言したのでした。・・・ですから、単純計算するならば、最終決戦はおフランソワ・フィヨンの「楽勝」になります。キリスト教民主党のお魚(ポワソン)ちゃんとパン・オ・ショコラは15サン(ちぃむ)のコッペぱんの敗戦宣言も、最終決戦で誰を支持するのかも月曜朝の時点で私個人は未だ知りません。ただ、たぶんですけれど、お魚ちゃんは深海で極右政党のFN支持を決めている臭いがするので、今度の日曜の決選投票には「行かない」ということでしょうか。コッペぱんについては知らないけれど、ユダヤんつながりでサルコぢを支持するつもりがサルコぢ落選となったわけで、そのサルコぢがフィヨン支持と発表したのだからコッペぱんに投票したひとびとはフィヨンに流れるのではないかなあ・・・でなけりゃ、よくて五分五分にコッペぱん支持票が分かれるか。いずれにせよ、サルコぢ支持者たちの投票予想のような影響力はまったくない。血を吸い過ぎてヨロヨロの蚊みたいなもんだな。

ま、ココんちは今度の日曜日も、迷わず、フィヨンにガウっっ!(ひゅるるるる~)ざます。

政治とはまったく関係ないレベルで、おフランソワ・フィヨンさんの奥様は大英帝國人(正確にはウェールズびと)で、名前がペネロオプ!!!← 萌えぇえええっ。奥様が大英帝國びとぢゃ、そう簡単に国境閉鎖できないというフィヨン家のハンデがガイジンの私にはうれしいでありますw(余談、フィヨン氏の弟さんも英国女性と結婚しているンです)。 そして、おフランソワとペネロオプお二人の間には5人の子女がおり、末っ子の坊やは長子(正確には長女マリィさん)が20歳、フランソワ・フィヨンが47歳の時に誕生したお子なんざますね。サルコぢが大統領だった当時、フィヨンは首相を務めていましたが、激務であってもこの末っ子くんの登下校の送り迎えにできるだけ関わっていたという美談、あたしゃ今でも忘れません。これ、カト的に信頼の萌え事項w
それと、票を得るためかどうか存じませんがフランソワ・フィヨンがかのソレム Solesmes の修道者たちと蜜であるという噂もあたくしにとってはがーぶちょんであります。というか、フィヨンさんの私宅はソレムにあります。この秋のうちでも、フランソワ・フィヨンの方がヂュペよりはるか先にフランスの司教団に親書を送っていましたし、ここ数日、ラ・クロワがやたらヂュペとカトリックの関係を喧伝していますが、そのカトリック団体ってドコ?(ニヤリ、だってねぇ、奥さん。ヂュペはフランスの司教団に訴えられて敗訴してんのよ。うふふ)ですもん。私個人はなぜ全国紙ラ・クロワがヂュペ推しなのか理解するのが難しいです。普通、カトリックならフィヨンでしょ、まる


兎にも角にも、今度の木曜夜にフィヨンvsヂュペのナマ討論が放映されることになっているので、楽しみです。ヂュペの声はキライではないけれど、サルコぢほどではないにせよ、限りなく黒に近い灰色ですからね、我が良心が黄信号発してます。


le 21 novembre 2016, Dimitri

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by ma_cocotte | 2016-11-21 16:13 | よっ、大統領!2017 | Comments(1)