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ぶらりコニャック、ごくりコニャック
或る夏の昼下がり、ココんちから90kmほど南下し、コニャック Cognac という名の町を訪ねました。
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どこかで見たことがある看板のロゴ。
はい、ココ、コニャックはあのコニャックのコニャックなのです。

そう、洋酒のコニャックが製造されている町、それがココ、コニャックなのです。
コニャックの町に入るまでの街道沿いは一面の葡萄畑でありましたよ。今の時季は葡萄畑の間にひまわり畑が点在し、それは美しい景色です。(写真はない)

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コニャックという町はフランス国王フランソワ一世(1494年9月12日 - 1547年3月31日)の生誕地としても知られているそうです。ココ ↑ がフランソワ一世が生まれたお城だそうだ。

ま・ここっつぁんの町探訪恒例の教会訪問。
旧市街のど真ん中にある聖レヂェ教会 L'église Saint Léger に寄ってみました。
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主祭壇より右脇祭壇の方が豪勢に見えるが、しかし。

その後、ぶらぶらと川沿いまで歩き、ヘネシー Hennessy 社で工場見学&試飲ツアーに参加しました。
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This is the Hennessy & Co.

なんでココは仏蘭西なのに英語なのよ?となりますが、それには理由があり、ヨソのコニャック製造会社は兎も角、ヘネシー社の創業者はアイルランド貴族リチャアド・ヘネシー Richard Hennessy なのです。ゆえに本社と工場を往復するために乗る船の名前もRichard Hennessy号。
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工場見学では古い樽も間近に拝見することができました。
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船に乗り、再び本社に戻って最後にちょっと一杯、いえ、二杯
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おいしかったでおま。


le 26 juillet 2014, Anne et Joachim

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by ma_cocotte | 2014-07-26 01:17 | Promenons-nous! | Comments(5)
夏を迎えました。
暦の上で、ではありますけれど。
2014年6月21日夜7時40分、ココんち近くの旧市街。
雲ひとつない青空が広がりました。気温も夏らしい暑さ。
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これまで何度か夏至のたびに触れましたが、仏蘭西共和国という国では毎年夏至の晩、ら・ふぇと・ど・ら・みゅぢーく La fête de la musique という共和国民総出の野外音楽祭が夕方から深夜過ぎて、所によっては明け方まで共和国内の至る所でくりひろげられる習慣があります。
今年の夏至は土曜日、週末にぶつかったので例年に増しての人ごみとなりました。
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事前に申し込んで場所をもらったら、
踊ろうが、
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芝居をしようが、
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演奏しようが、
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カラオケ使って唄おうが、
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演奏しながら唄おうが、
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どうぞお好きに、ご自由に、なのであります。




って、ココんちに郵便物を配達してくださるムッシュウが絶唱していたぜ、べいべww かっけーっっ!
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今年の夏至の夜は夏らしい夜でした。
つばめの声を耳にしなかったことだけ少し残念に思いました。

le 22 juin 2014, Auban

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by ma_cocotte | 2014-06-22 20:08 | 『夏』 Rien de spécial | Comments(2)
な の か め
2月11日の午後3時過ぎの新幹線に乗り、
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午後6時半、モンパルナス駅発のロワシ空港行きのバスに乗り、
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午後8時頃、ロワシ空港に着き、
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出国検査を済ませ、シャトルに乗り、
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手荷物検査を済ませた後、お夕食。
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夜23時過ぎの成田行きに乗り、
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翌日19時半頃、成田に着陸。
預かり荷物を引き取り、入国審査後、午後8時40分過ぎのスカイライナーに乗ったのでした。
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実家に到着したのは午後10時過ぎ。
いやぁ、長旅でございました。約3年ぶりのロワシ空港も何もかもとても進化しており、空港職員の方に導いていただいてようやく少しずつ前に進むことができました。いつもならば仏蘭西共和国内でとらぼーに遭ってしまいますが、今回は飛行機に乗ってからサヴァイヴァアが始まったと申しましょうか。
習慣で着陸一時間ほど前になるとお財布の中のお金をユーロから円、円からユーロに入れ替えますが、機内に持ち込んだバッグの中に日本円を入れたお財布がない!無い、無い、無い!? 焦りました。里帰り直前にココんちのほぼ黒猫が重病になり、どこかふわあっとなったまま、ココんちを出たせいでいつもの習慣を忘れてしまったようです。運が良ければ預かり荷物のトランクの中にお財布が入っているはずですし、運が悪ければココんちのひきだしの中にお財布は置きっぱなし。もし運が悪い場合だと私は一円も現金を持っていないので「成田からどうすりゃいいの?」としばし。クレジットカードで引き落とせばなんとかなるかと思いついたあたりで成田到着。
入国審査ではメガネを外しての本人確認に続き、係の方が「出国記録がありませんね」と来たもんだ。「えええと、2011年2月ですが」と言いますと、「えええ、3年も出国したままですか?」と一言。こちらはきょとーんとしてしまったんですが、3年「も」出国したまんまというのはよろしくないことなのでしょうか?
続いて、預かり荷物の引き取り。団体さんが数組乗っていたこともあり、自分の荷物がなかなか出てこず、どっと疲労が出てしまいました。ようやく自分のトランクを拾い、見通しが良い場所でありながらひとの少ない場所を見つけて、トランクを開けたところ、「運が良かった」。日本円が入ったお財布を見つける事ができました。でお・ぐらあしあす。
その後は、よろよろと地下に降り、いつもどおり、有人券売所で「一番早く都内に入れる切符をください」とお願いして、最新のスカイライナー。快適でござあました。

その後、JRに入ってから東京メトロに乗り換え、自宅に着くまで、必ずしもエレベータがなかったり、エスカレータがあっても上りばかりで下りがなかったり、と無駄に歩かされました。

なんだかなー。
日仏両国の空港内の進化とは反対に、JRの進化は停滞気味のように思えました。

とりあえず、実家に着いた。大雪には参ったけれど、うちはうち。
あっちのココんちを出てから、きょうで7日となりました。



le 18 février 2014, Bernadette

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by ma_cocotte | 2014-02-18 21:17 | 『旅』 Rien de spécial | Comments(3)
太った。
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三日間で、1.7キログラム、まる

le 26 décembre 2013, Etienne

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by ma_cocotte | 2013-12-26 23:54 | 『冬』 Rien de spécial | Comments(2)
二年と八か月ぶりではなかろうか。
私は冷たいアイスコーヒーを飲みました。
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9月の第三週目を過ぎた頃だったか、ココんちに近い旧市街にアイスコーヒーを出すお店ができたのです。
お店の名前は French Coffee Shop と言い、どうやらボルドオ方面で誕生したお店だそうで、なぜか花の都お巴里には未だ進出していないようです。

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開店してまもないこともあり、お客様は外まで行列。
ですが、アイスコーヒーを知らない田舎の仏蘭西びとは温かい珈琲を注文しているひとが多かったです。

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私が頼んだアイスコーヒーはミディアムサイズで4ユーロちょい。地元のカフェの相場からしますと生ビールの約2倍、グラスワインの1.5倍という高価なお飲み物なんざます。

実家では毎日、アイスコーヒーを風呂上りに飲んでいた自分ですから、二年八か月ぶりのアイスコーヒーをとても美味しくいただけましたけれど、このお値段ではお気軽に立ち寄れそうにない。しゅぅうううん。

le 4 octobre 2013, François

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by ma_cocotte | 2013-10-04 23:24 | Thé ou Café? | Comments(0)
あっと驚く、くまごろう
新しいロオマ司教さま(フランシスコという名前で出ています)が即位されて100日を過ぎたそうです。
確かラッツィンガ名誉教皇さまがベネディクト16世教皇として着座されてまもなく、教皇さまと同じ装束のかわいらしいテディベア が話題になりました。・・・なんてことを思い出したところで、偶然にもFacebookのスイス兵ページでその、つまり、テディベアの話題が掲載されました。
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新しいロオマ司教さまよりお贅沢な装束ですけれど・・・


はい、なぜならこの教皇熊さんは新しいロオマ司教さまではなくベネディクト16世教皇さまがモデルで、スイス兵制度の創立500周年を記念して、2006年につくられたのだそうです。

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はぁはぁ。


スイス兵テディベアのかわいらしいこと、この上ない。
かぼちゃパンツのふくらみ具合もたまらんわい。

いずれのテディベアも独逸はヘルマン Hermann 社で作られました。

かわいいねぇ。

le 21 juin 2013, Louis de Gonzague

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by ma_cocotte | 2013-06-21 02:50 | 『いいね。』 Chouette! | Comments(2)
L'adoration 聖体礼拝
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2013年6月2日午後5時に始まる旧市街の聖堂での聖体礼拝に行ってみました。

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先にフランシスコ教皇さまが信仰年の今年6月2日日曜午後5時から世界一斉に聖体礼拝をしませんか、という提案があり、実現となりました。
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仏蘭西共和国内はロオマ時間と時差がないので、各教区、小教区で同時に行われ、一時間の聖体礼拝に引き続き晩課 vêpres も。

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貴重な体験であり、貴重な時間でございました。

le 3 juin 2013, Kévin

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by ma_cocotte | 2013-06-03 20:51 | 『?』なKTOりっくん | Comments(0)
国父オランド王はなぜ国民の求めに応じることが「できない」のだろう?
昨日、2013年5月26日、仏蘭西共和国は花の都巴里で、既に成立しちゃっている同性婚合法化法に抗議する大規模な抗議集会が開催されました。参加者は警察発表では150000人、主催者側発表では1.000,000人・・・この差はいったい? 以下の写真は昨日午後5時半頃のニュウス専門チャンネルで生中継された映像です。
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前回 3月24日の集会 に超ウルトラスーパーど田舎からバスに乗って参加したココんちの♂♀は今回不参加。ながら、連日ラジオやテレビ、インターネット画面で見聞する関連報道が気になってはいました。今回について、開催一週間ほど前から仏蘭西共和国の現政権、つまり仏社会党政権がこの件でかなり神経質になっていることがわかってきました。
ヒジョーにムカついたのは政権を掌握していることを悪用して、マスコミを使い、この運動がイコール極右であるという喧伝が始まった点です。ココんちの二人は「あたしたち、極右だったっけ?」と苦笑い。一応共和国民であるココんちの仏人♂は前回の大統領選挙で予選も決戦もフランソワ・オランドに投票しているのですよ。

ソレとコレは別でしょう。

政治思想で同性婚支持、反対につながるというのは愚かな発想としか言えません。現に仏社会党の中に同性婚反対者もいれば、サルコぢ前大統領が院政のUMPにだって同性婚支持者がいます。宗教の水域においても、支持者、反対者両方おり、しばらく前になりますが、仏国営放送の前会長がテレビ番組で自分はカトリック・プラティカント(=生活宗旨を守る信者)だが同性婚法案には賛成だ、とはっきりおっしゃった。

兎にも角にも、テレビだろうがラジオだろうが新聞だろうが現政権の意向を受け入れる媒体はこの一週間、繰り返しこの「同性婚合法化法についての抗議集会」が極右であると繰り返し、現政権の主だった大臣があらゆる番組に出て、同じ主張を繰り返しました。もちろん昨日から一夜明けたきょう27日朝から繰り返し流れるニュウスのトップ項目は昨晩、巴里で繰り広げられた極右と警察の戦いの様子です。

がね、しかし、一度だけとは言え、この集会に参加した田舎者、しかもカトリック・ゾンビと都会人に失笑されるひとりとして書きますが、正式の集会は午後6時で終了。この時間に前後して巴里旧市街外環道に駐車されているバスに地方からの参加者は乗り込んで帰路につきます。そのバス停まで動く人の波と逆行して、なぜか集会が終了したのに都心に向かう人の波があります。つまり、ヒトが入れ替わるのです。
地方から参加したひとびとが去った巴里で、日没後に極右と警官隊が闘っても、それと田舎のカトリックゾンビを一絡げにしてしまうのはあまりに悪意があります。
ついでに、前回3月24日の集会中、演台にイスラム系のご夫妻や移民がのぼると明らかに妨害する連中が人並みの端っこにいたけれど、主催者側は彼らに交わること、関わることをしてはならないと参加者に繰り返していました。ま、そんな勧めがなくても、演台にのぼる方々の意見を拝聴したい者は妨害する彼らに冷たい視線を投げるのは当たり前です。

そういうことを横において、反対集会に参加しているひとびとがフランソワ・オランドという名の国父とエロ首相に希望しているのはただひたすら「国民投票」です。
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報道ではまるで同性愛者の100%、同性愛者は全員、この同性婚法案に賛成しているような話にしていますが、同性愛者の中には反対しているヒトもいます。(もちろん逆も存在するのは当たり前)

結果がどうであっても、この反対運動の勢いからして国民投票を行うのが民主共和の国のあり方ではないでしょうか。この調子だと、近未来の巴里でプラハの春やらアラブの春、天安門のような愚行が起こりえるかもしれず、どうしたことか、先週半ばに仏国内でこの件でナニが起ころうと「○×の春」は使用するべからず、とエラい大臣さんがおっしゃったことも報道され、いったい仏蘭西の今の政権、社会党のどこが民主共和なのかとひとしきり。

国民投票をあくまでも拒否し、あらゆる手段を使って印象操作をして、党意の実現・・・一党独裁にさえ見える。今回もまたフランソワ・オランドに投票して後悔しているココんちなのでありました。だからといって、次々届くサルコぢ2017年復帰には応じませんから。ふん。

le 27 mai 2013, Augustin de Cantorbéry

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by ma_cocotte | 2013-05-27 17:10 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
ボ ボ の 島
二週間ほど前、大西洋に浮かぶ「ボボの島」に行きました。
ボボってなーに?となりますが、「ブルジョワ ボボ」で検索すると、
ボボとは、ブルジョワ・ボヘミアンの略。
クラシックな左岸を避け、右岸の新しいエリアで、
ヌーヴォーシックなファミリーライフを楽しむひとびと
なんて説明を日本語で拾えたりしますが、仏蘭西共和国の超ウルトラスーパーど田舎に住むま・ここっつぁんが近所のおばあちゃまから教えられた「ボボ bobo」はまったく違いました。マダムの説明によりますと、
ボボとは、中道左派の社会党支持者なのに
ブルジョワの優雅な生活を止められないひとびと
だそう。例えば誰かと言うとロラン・ファビウス Laurent Fabius らしい。仏蘭西社会党員であり、現在は外務大臣だったりします。ロラン・ファビウスは確かにハゲなのに格好いいというか、どこかスマートなおじ(い)さんであります。社会党員だけれど成育歴を眺めると巴里16区生まれのユダヤん家庭育ちだし、学歴もキラキラで、アグレガシオン合格者でありながら、シアンス・ポやら巴里政治学院やら・・・と、ま、どーでもいいです。
社会党員やら社会党支持者なのにブルヂョワの優雅な生活を止められないひとびとや家庭を「ボボ Bobo」と呼ぶと前提し、そのあたくしが先日行った大西洋の島のあだ名は「ボボの島」、正式の名前はレ島 l'île de Ré です。日本國では良質の塩が採れる島で知られていますよね。

さて、ボボの島に入るには有料の橋を通るしかありません。マイナーシーズンならば往復8ユーロ、6月20日から9月半ばまでは一挙に二倍の通行料になります。
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遠くに見える大地がレ島


なぜこの島が「ボボの島」なんてあだ名が付いてしまったのかというと、ひとつには社会党のリオネル・ヂョスパン Lionel Jospin 元首相(一度は共和国大統領候補にも選ばれたことがある)が政界引退後、この島の奥地の小村に移住してしまったこともあるし、前出のロラン・ファビウスも休暇のたびに滞在する島であること。それだけでなく、巴里旧市街のボボたちが7、8月のヴァカンスに押し寄せ、島全体で尋常でない世界が見れることにあるそうです。既婚女性は美しい帽子をかぶっているのは当たり前なのだとか(エルメスカップぢゃあるまーに・・・)。

と、こんなボボねたについて実は島を訪問後にココんち地元のおばあちゃまから教えられたのではありますが、そういえばボボの島の、サン・マルタン・ド・レ Saint Martin de Ré という名の村を訪問したら、五つ星のホテルがあり、驚いてしまった私でした。
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ココ ↑ 写真でホテル内を覗き込んでいるお子たちがいるけれど、一緒に私も覗いてみたかったですよ。このホテルのすぐそばのカフェで巻き毛の男児を連れたロン毛のムッシュウがどう見ても30代半ばに行くか行かない外見なのに葉巻をくゆらせていたので、おいらはこれにもヴぃっくり。葉巻を優雅にくわえるヒトなんて大昔、エクサンプロヴァンスのカフェで見た老マダムしか思い出せませんよ。(どんだけ田舎に住んでいるのだ自分)
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兎にも角にも、5月というのに真冬のような寒さの中、見切り発車でボボの島に参りましたが、もう少し花咲き乱れる時季に再訪したいです。ええ、もちろん、巴里からボボがこの島に集う前の、帽子いらずで散策できる時に。

le 24 mai 2013, Donatien

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by ma_cocotte | 2013-05-24 22:54 | Promenons-nous! | Comments(0)
きょうは朝からずっとコレだった。
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低い国 Pays bas 、いえ、俗に呼ばせていただくならばオランダの王位継承と新国王即位式についてでざます。
国王がいない仏蘭西という国で、なぜか欧州諸国の国王とヴァチカンの法王についてやたら丁寧に騒ぐのは毎度のことですけれど、きょう、興味深かったことは新しい国王(ウヰレム・アレクサンドル Willem Alexandre )の即位式なのになぜか仏蘭西では妃殿下のマキシマ Maxima さんについての話題を繰り返していました。それはマキシマさんがアルゼンチンの出身で旧教徒だから。今年は3月に選ばれたロオマ法王もアルゼンチン出身なので、今はアルゼンチンが旬なのだそうだ。それのどこが仏蘭西までもが大喜びするのだろう?と首を傾げてしまうのも私が欧州から10000kmも離れた国の、顔のっぺりガイジンだからですね。仏蘭西が元はカトリック国教国だったという藁にすがるマスゴミ・・・呆れます。

午前9時半からの生中継でそういう旧教ネタばかり話していた解説者が、午前十時を過ぎて、この写真の場面がテレビ画面に映った途端、「ココからは新教の世界です」とおっさった。噴出してしまいましたよ。
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カトリック教徒のマキシマさんが今日の主人公のひとりとしてしっかりいらっしゃるのにね。おまけに、背後の絵画は宗教画に見えるけれど宗教画ではないのかしら。

日本國で教育を受けたひとならばオランダ(阿蘭陀)と聞けば鎖国後でもオランダが新教国ゆえに日本との交易が許された国として頭に残っていたりしますが、今のオランダに国教は存在しないのだそうです。確か新国王とマキシマさんの婚姻が決まった時に、マキシマさんは改宗しないけれど、生まれてくる子供の教育はオランダ王家の伝統に従うという誓約があったと漏れ聞いた記憶があります。

さて、オランダという国。
本当に日本国内の日本史や世界史で教えているとおり新教国なのでしょうか?
実は、確かにオランダの王家の宗旨は新教ですが、国教は無し。それでは庶民の宗旨は?となると、意外にも昔からオランダの庶民の宗旨は旧教、カトリックが優勢なのです。日本という国は相手国の長上一族が新教だから交易認可したわけで、もっと広い目で眺めたら国民の生き方はカトリックなので、日本が交易を禁じた諸国の平民さんと同じだったのです。なんだかなー。オランダさん、ラッキーでしたね。

とココまで書いたところで、それでもオランダは新教国だ、とおっしゃる方もいらっしゃると思うので、外務省データを転載しますと、
キリスト教(カトリック27%、プロテスタント16.6%)、イスラム教(5.7%)、ヒンズー教(1.3%)、仏教(1%)、無宗教・その他(48.4%)(2011年 オランダ中央統計局)
と、キリスト教徒の比率は明らかにカトリック優勢の「今のオランダ」なのです。21世紀に生きているのに、鎖国時代の欧州宗教分布をそのままで語ったところで、それは過去。勉強になりました。

そんな話で以下の写真。昨晩(4月29日)の晩餐会の様子です。
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天井の左上に目を合わせると、白い修道服をお召しの人物が描かれています。間違いなく旧教の修道士の肖像でしょうけれど、そういう方面の絵をすべてヘラで削り落とすような新教の宗派でなくて良かったです。あ、オランダという国に国教は「無」。それが「今のオランダ」でした。

le 30 avril 2013, Pie V

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by ma_cocotte | 2013-04-30 23:13 | 『?』なオイロッパ | Comments(0)