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二十一世紀も九年を過ぎたと言うのに、
ご丁寧にも、手書きのカリグラフィが、ヴぉわし。 Voici, une lettre pour vous.
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文面は、羅典語。
二〇〇九年秋、十月七日。
ちなみに、この書状の差出人は左、受取人は右。
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Le père Luc Ravel reçu par Sa Sainteté Benoît XVI / Photo D. R.


そして、受取人は今年11月29日午後三時、花の都はお巴里にて
http://www.notredamedeparis.fr/Consecration-episcopales-de-Mgr
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第四代仏蘭西共和国軍 Le Diocèse aux Armées françaises 教区長リュック・ラヴェル Luc Ravel 司教さまの お誕生 です。スポック耳にイカ帽がよろしおす。
文頭のカリグラフィは教皇さまからのできたてほやほやの委任状でおぢゃる。

ラヴェル司教さまは ポリテクニッシャン であり、石油資源の専門家でもありながら哲学者の修道司祭だそうです。とても科学なカトリック司祭、またもや発見!うふふ。

le 19 décembre 2009, Urbain

そ、し、て、
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前の三代目、仏蘭西共和国軍教区の長上さまであらせられたパトリック・ル・ガル Patrick Le Gal 司教さま ↑ はリヨン教区の補佐司教さまにおなりあそばしました。http://lyon.catholique.fr/?Mgr-Patrick-Le-Gal-nomme-eveque

しっかし、興味深いのぉ、教皇さまがお考えあそばされる人事異動・・・。
想定外が大杉君。ヲッチャアのミーには面白すぎマンモス。



・・・・もし教皇様から手書きのカリグラフィの封書がミーのポストに入っていたとしたら、読まずに食べたりはしない。匂いは嗅ぐけど。抹香臭いよね、おそらく。いい夢、見ろよ!
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by ma_cocotte | 2009-12-19 20:01 | 『?』なKTOりっくん | Comments(1)
凍てつく朝、そして、雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう。
2009年12月17日午前7時38分、夜明けまでもうすぐ。
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午前8時を過ぎて夜が明けましたが、外気は氷点下9度。
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結晶が美しいこと。
キーをまわしてから自動車を動かすまで十分に時間をかけないと燃料を25%無駄にするのだそうです。この数値、運転免許証取得試験にしばしば出題されます。

先週末まで一か月近い連日の雨だったせいか気温はあまり下がりませんでしたが、晴れ間が現れた途端、気温は一気に下がり、今週に入ってからは最高気温が0度あるかないか。そして、とうとう今朝は氷点下9度で夜が明け、お昼過ぎには降雪の予報が出ました。

これから来年の三月、復活祭を迎える直前まで仏蘭西の田舎だと食べ残しの煮込み料理は窓の外に鍋ごと放置したりします。翌朝にはお鍋の中身はにこごりと化しています。天然の冷蔵庫。

ココんちの窓の外、雨が降り始めました。

le 17 décembre 2009, Judicaël
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by ma_cocotte | 2009-12-17 22:32 | 『冬』 Rien de special | Comments(6)
あらまあ、あらにゃあ Voici, Roberto Alagna
連日の雨、雨、雨。
きょうもまた雨。
そんな11月最後の週末ですけれど、今週を振り返ると週始めから、
やたら あらにゃ
それも、ナマあらにゃ でした。
ココで申し上げる あらにゃ とはオペラ歌手のロベルト・アラニャ Roberto Alagna です。
23日月曜日お昼過ぎの国営放送France 3 のニュウスに生出演。
その夜19時からの国営放送France 5 "C' A VOUS" にも登場し、聞いてるこちらがこっぱずかしくなるほどの現在進行形の愛 Mon amour を語っておったわい。
舞台ではなく普段のアラニャさまをご覧になりたい方は以下をクリック!http://www.france5.fr/c-a-vous/?page=emission&id_emission=197
ビデオ開始後29分40秒から最後までロベルト・アラニャさまでありんす。
番組の中でアラニャさまが15歳の時、ピッツェリアで唄ったのが「はじめの一歩」だったと語られています。美味しいピザにアラニャさまの歌声ですか・・・居合わせたかったものです。アンヂェラ・ゲオルギュ Angela Gheorghiu 夫人とのこれまでの13年、そしてこれからも変わらぬ愛については52分10秒あたりから。あっちっち。

23日から今日まで、おそらくアラニャさまは私の知らない番組にも出ずっぱりだったと思われます。というのも、この29日(正確には28日日没)から始まる待降節を目前に控え、お仏蘭西のクリスマス商戦が始まり、この季節に的をしぼってCD, DVD, 書籍が新発売されるからです。アラニャさまもその中のおひとりであり、この11月23日に Sicilien Live DVD ~ Roberto Alagna が発売されたのです。ですから、きょうまで連日アラニャさまが画面に現れたのはバンセン、番宣でございますね。



一年前のちょうど今頃、同じタイトルのCDが販売されましたが、既に400000枚の売り上げを記録しているとか。オペラ歌手であるロベルト・アラニャさまの他の面から光をあてた世界です。ぜひ、あなたも、ぷれ~ご。
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連日雨天のココんちにアラニャさまのシシリアは太陽ですわぃ。暑い、熱い。

le 28 novembre 2009, Catherine Labouré
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by ma_cocotte | 2009-11-28 19:10 | 『いいね。』 Chouette! | Comments(2)
日本國では光が当たらない面から光を当てて眺めてみる。
光が当たる先は、こちら ↓  photo @ AFP
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19日、欧州連合(EU)初代大統領に選ばれたファンロンパウ氏であります。

それにしても、日本語標記の ファンロンパウ ・・・・_| ̄|○
アルファベット標記では Herman Van Rompuy です。これをどう発音するかがまず問題で、仏蘭西語だと発音したところで「ファンロンパウ」とは読めません。日本國メディアでは「ファンロンパイ」という表記を選んでいる会社もあり、どうやら y を「ウ」または「イ」の二音に分かれるようですね。仏蘭西では「エルマン・ヴァン・ロンプゥイ」が発音に最も近いカタカナ表記かも。

19日の選出から一夜明け、お仏蘭西でもトップ扱いではないにしてももちろんニュウスで触れている話題ではございますが、まずは以下、日本國の全国紙における関連記事ざます。


EUのファンロンパウ大統領は「妥協の産物」

11月20日11時4分配信 読売新聞

 19日の欧州連合(EU)首脳会議で、初代の欧州理事会常任議長(EU大統領)に知名度の低い小国出身者が選出されたのは、加盟27か国間のバランス重視の結果だ。▼国際社会での存在感より内輪の論理を優先した「妥協の産物」の色彩が強い。▼常任議長には、国際社会でのEUの威信向上につながる指導者として英国のブレア前首相への待望論もあったが、多くの中小国が難色を示した。強力な指導者の誕生で、自国の発言力が低下する事態を恐れたと見られる。その点、典型的な調整型指導者のファンロンパウ氏は、どの国にも無難な候補だったと言える。▼一方で、外交安保上級代表(EU外相)が英国出身のアシュトン欧州委員に落ち着いたのは、国際社会で英国が持つ重みが決め手となったのは間違いない。▼現在、EUの官僚機構である欧州委員会トップは南欧ポルトガルの、民選議会である欧州議会議長は東欧ポーランドの出身者が務めている。「大統領」「外相」に西欧の小国と大国の出身者をそれぞれ据えることで、27か国の地域間バランスも整う格好となった。
(ブリュッセル 尾関航也)




俳句が趣味の「ミスター修理人」 初代EU大統領のファンロンパイ氏

11月20日11時17分配信 産経新聞

 外見通り控えめな性格で、国際的な知名度は皆無に近いが、フランス語圏とオランダ語圏が対立していたベルギー国内政局を円滑にまとめている調整能力が評価された。▼1972~75年、ベルギー中央銀行に勤務し、93~99年の予算担当相時代には大胆な歳出削減を進め、財政再建を果たした。忍耐強く地道な仕事ぶりから「ミスター修理人」と呼ばれる。▼欧州連合(EU)内に敵が少ないことが初代EU大統領に選ばれた最大の理由だ。“ブレア大統領”の誕生を阻まれた英メディアは「首相に就任して1年もたっておらず、敵を作ろうにも作りようがなかった」と揶揄(やゆ)した。▼記者会見では調整型の人らしく、「敗者を生む交渉は良い交渉とはいえない」という持論を披露した。趣味はオランダ語で詠む俳句。母語のオランダ語のほか、フランス語、英語、ドイツ語も操る。
(ロンドン 木村正人)



( ̄~ ̄;) ふぅうううううん。
讀賣も産経も中道よりミギでしょうに辛口と言うか、ε= (´∞` ) Bof と言うか。
EU大統領の人選は最終段階でベネルクス三国(ベルギー、オランダ、リュクサンブルグ)、小国とは言え立憲君主制国家に的がしぼられていたと漏れ聞いてはいましたが、ブレア大統領ですかあ。タニィはローマン・カトリックの永久助祭になるため、そんな暇なんてないんぢゃないの?(-。-) ボソッ

さて、欧州連合初代大統領閣下 Herman Van Rompuy 氏。
日本國では「妥協の産物」「無難な人選」「忍耐強い」「地道」「敵がいない」とされ、仏蘭西では「慎み深い」などと冠せられておりますが、20日付の仏蘭西メディアを見聞しますと、ロンプゥイ氏は
Il sait créer le consensus omnium
らしいです。仏蘭西語だけど途中からラテン語。ロンプゥイ氏は満場一致を生み出す方法をご存知で、二文化融合の国でもあるベルギーにおいて国王からの信頼もこの上厚いそうです。

そして、以下、彼についておそらく日本國のマスメディアでは触れない部分。
un homme simple, modeste
  質素で慎み深く謙虚な男性である。
ancien étudiant du Collège jésuite
  イエズス会中高出身である。
-et de l'Université catholique flamande de Louvain
  カトリック大学出身である。
-adepte de Saint Thomas d'Aquin
  聖トマス・アクィナスの信奉者である。
Ce catholique pratiquant, père de quatre enfants (deux fils et deux filles)
  生活宗旨を守るカトリック信者であり、4人(二男二女)の父親である。
。___φ( ̄^ ̄ ) にゃるほど、大統領はイエズス会士が手塩にかけて育てた男子なんぢゃな。この過去あっての権力にも勝る彼の精神的かつ知的な「縁の下の力」が期待されての選出と。うぅううむ、外れてないロジックかも。とは言え、仏蘭西共和国内におけるイエズス会男子校は既に過去で卒業生が全て帰天したら伝説と化すであろうですが、こうして多くの紙面に Jesuites のキーワードが掲載されるとなると欧州全体ではまだこの経歴は「生きる、生かされる」ということですわな。

そして、ニホーンびとにうれしいことは
Il raffole aussi de l'art japonais du haïku
大統領は俳句という日本芸術をたしなむっちゅうことですなーっはっは。

le 20 novembre 2009, Edmond
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by ma_cocotte | 2009-11-20 21:03 | 『?』なオイロッパ | Comments(15)
。 信 ジ ル 気 持 。
ココんちのポストに入っていました。
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裏には日本國でもよく見かけるロゴが。
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開いてみると、
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新製品の紅茶の見本と、店頭購入の際の割引券でした。(^_^)

仏蘭西の田舎には今もまったく新聞配達という習慣がなく、新聞は読みたい人が買いに出かけるものです。ところが、情報交換紙と近隣の商店の広告は各家庭のポストに無断投函されるという習慣があります。上の紅茶もその広告に巻き込まれておりました。

そして、今更気付いたことですが、仏蘭西の郵便配達人には任された地区のポストの合鍵を持つ権利が与えられていることです。数日前、偶然、ココんちの窓辺から郵便配達のムッシュウが合鍵を用いてココんちのポストの扉を開け、小包を中に置いた現場を目撃してしまいました。

もし私たちが広告に混ざった宛書もない紅茶見本を疑ったら、もし私たちがポストの扉を勝手に開いた郵便配達人を疑い始めたらキリがなくなり、その疑心のせいで紅茶の見本は本来の役割を果たす前にゴミ箱に投げられ、郵便局には問い合わせの電話や訪問が続くでしょう。もしそのようなことが日常だったのならば、広告にお味見見本なんぞ入ることはありませんし、郵便箱に収まらない封筒や小包は世帯側が受け取りに行く形だけになるでしょう。
仏蘭西にはまだ互いに信じる気持が残っているのだと思いました、まる

le 24 septembre 2009, Thècle
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by ma_cocotte | 2009-09-24 02:48 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
仏蘭西らしからぬ、仏蘭西にも奇妙な話
先週末から、仏蘭西共和国内で繰り返し、繰り返し流れているニュウス。
何時?  → 2009年9月11日金曜日、
どこで? → 花の都はパリ17区のビル5階から
誰が?  → 32歳女性が
どうした?→ 身を投げた。
いわゆるひとつの自殺報道ですが、女性は一命を取り留めたものの、ほぼ重体であり、生と死の間にあると申し上げられる状態にあります。"Elle n'est pas morte, mais dans un état très grave, entre la vie et la mort"

ここまでの事件の要点でも、仏蘭西という国ではお国柄のせいもあってか「自殺行為 suicide」の現在進行形については滅多に報道では流れないので、当初耳にした時は奇妙に思えました。そして、よくよく耳を澄まして聴いてわかったことは、この女性が身を投げたのは勤務先のビルの窓辺からであり、その勤務先とはフランステレコム France Télécom (日本っぽく言うなら仏蘭西電電公社)で、なんとフランステレコム社ではこの事件当日まで18か月の間に既に22人が自殺行為を行い、この女性が23人目の自殺実行者であったということです。
ちょ、ちょと、これって、こわくない?
そりゃあ、親方日の丸ではなく、親方自由平等博愛のフランステレコムという大企業ですから就労者数は100,000人を越えるほどですが、たった18か月の間でそのうち23人が自ら命を絶つ行為を実行したのです。

この32歳女性が就労していたのはフランステレコム社の携帯電話部門であるオレンジ Orange 社で、電話お客様相談係 une chargée de clientèle でした。そして、彼女の一人前の自殺実行者は二日前の9日、仏蘭西中東部のトロワ Troyes のフランステレコム社に技術者として勤務する49歳男性でした。たった3日で二人の自殺実行者をひとつの企業から出しているのです。それも、今年7月半ばから数えると彼女は7人目の自殺実行者になるそうです。に、二か月でしちにーん?
ちょ、ちょと、これって、こわくない?
自殺実行者が出始めた18か月前、2008年2月にフランステレコム社では経営方針の大転換があったそうです。
フランステレコム社側は既にこの女性の精神状態が不安定であったと、社内常勤の医師、精神科医、心理カウンセラーから診断されていたものの、社側からクビにすることもなく、部署異動を考えていた矢先の事故だったと説明しているそうです。

14日夕方になり、15日に労働省がフランステレコムに査察に入ると発表されました。

ですけんども、2008年2月から18か月目に、23人目の実行者が出たことで動くことにしたフランスの労働省っていったい?実質上、7月から2か月間に7人という「自殺シリーズ La série de suicides 」が明らかになったことで政府が動かざるを得なくなったと読んで良いのかもしれません。

しばらく様子を見ます。

le 14 septembre 2009, Croix Glorieuse


そ、れ、に、し、て、も、
勤労者が次々と自殺したくなるほどの経営勤労方針転換なんて薄気味悪くありませんか?私たちがその勤労方針に従って働き続けると、「雪の女王」のカイ少年のようにコントロールされてしまうのでしょうか?
ちょ、ちょと、これって、こわくない?
【新たな情報】 14日午前、パリの東北に位置するメス Metz にあるフランステレコム社に勤務する53歳女性が鎮静剤を大量服用しての自殺をはかりました。彼女の職種は電話相談窓口の責任者。発見されたのは正午になる直前で、致死量には至ってなかったことで一命を取り留めました。けれども、24人目になります。
やっぱり、なんか変よね?

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by ma_cocotte | 2009-09-14 21:05 | actualite 現時点の現場から | Comments(4)
京都高校、なのにポワチエ。 Première rentrée au Lycée Kyoto à Poitiers
九月に入ってから何度も繰り返し書いておりますが、仏蘭西共和国の九月は新学年が始まる月です。この2009年9月、仏蘭西中西部のポワトゥ・シャラント Poitou-Charentes 地方の一都市ポワチエ Poitiers に京都高校 Lycée Kyoto が開校し、500人の第一期生を迎えました。
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正確にはこれまでポワチエ市内にあったホテル従業員養成専門高校と農業高校を合併し、この2大専門にレストラン従業員(調理を含む)養成課程を加えた再編成によって生まれ変わった高校ですが、2006年11月に定礎後、16500㎡の敷地に建てられた校舎および施設・設備はかの 京都議定書 Protocole de Kyōto に忠実に従い、校舎も木造部分が多く、校舎内のエネルギーも欧州内から取り寄せた天然ガスと、屋根や壁から得る太陽エネルギーに頼るので、ポワチエに創立されたにも拘らずリセ・キョウト Lycée Kyoto =京都高校と命名されました。
以下の高校建設の技術説明ビデオをぜひご覧ください。
Visitez virtuellement le lycée KYOTO !!!
http://blogs.poitou-charentes.fr/kyoto/index.php?2010/07/12/13-film-architecte
Lycée Kyoto à Poitiers : le 1er lycée d’Europe à zéro énergie fossile
http://www.lemoniteur.fr/181-innovation-chantiers/article/solutions-techniques/685691-lycee-kyoto-a-poitiers-le-1er-lycee-d-europe-a-zero-energie-fossile
一本目は入学案内ビデオのようなビデオ、二本目は建築技術者向けビデオのようなビデオでしょうか。まあ、これらのビデオを見てもあまりに説明が詳しすぎるのが特徴ですけれど、仏蘭西人が屁理屈好きと言われる所以はこの点につきます、はい。例えば数字を抜きにしたさらっとした説明で納得する仏蘭西人はまずいません。仏蘭西という国は「他人のせいにはできない国」なのです。

この京都高校創立のプロジェクトに最初から現在に至るまで関わっているのが、
セゴ姐
そう、かのセゴレエヌ・ロワイヤル Ségolène Royal 女史であります。前回の大統領選で最終決戦で神聖賢愚帝に敗れた「真の女王」でございます。何せ、苗字がロワイヤル Royal・・・。真面目な話、セゴ姐は2004年以降、このポワトゥ・シャラント地方の最長上さんであらっしゃるのでこのプロジェクトに関わり、先日9月2日の開校式においてセゴ姐は この京都高校が石油時代終幕後、欧州最初の天然資源で生きる高校となります。と高らかに宣言されたのでした。
щ(゚Д゚)щ 姐さん、かっこよすぎですぅ щ(゚Д゚)щ 
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Copyright © 2009 AFP

『時代遅れのエネルギーゼロ、無公害エネルギー100%』の欧州初の高等学校 Le 1er lycée à « zéro énergie fossile et 100% d'énergies propres» d'Europe 創立のプロジェクト実現と21世紀なのにロココ風が似合いすぎる我らがセゴレエヌ・ロワイヤル女王のバルコニー、いえ、壇上からの誇り高きお言葉を臣民の私どもが知ってしまいますと、かえすがえすも悔やまれるぅ>2007年大統領選

セゴ姐が仏蘭西の女王になる日が来る可能性はまだ残っているでしょうか?
すっかす、セゴ姐、御年 55歳 でっせぇえええ?


美しすぎて、セゴ姐がこ~わい 070.gif060.gif060.gif071.gif
ですけれど、セゴ姐が大統領選挙戦当時、ヂャンヌ・ダルク Jeanne d'Arc に例えられたのはこういう実現を見てしまいますとまんざらウソでもないようです。ポワチエはヂャンヌ・ダルクに縁ある土地ですしね。
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↑ ポワチエの路地裏にひっそりと、ヂャンヌ・ダルクの記念板。1429年4月に滞在されたそうだ ↑

今後も仏蘭西共和国内の京都高校創立プロジェクトは続くと見られ、ポワチエのこの京都高校はいずれ京都第一高校になるかも、です。
なんかこういう実現ですが、仏蘭西はすばやいな。プロジェクトにはここで育てられる共和国民は élèves écolos 、エコロジカルな生徒である、と。数年後にはエコロな生徒が市井で労働し、身を持ってエコロジカル生活を世間に知らしめるという「四方八方への派遣」が成されるわけで、いつの時代も欧州のロジックの基本は「与えられた善良を受け入れた人間が他者にも善良を知らしめる」なんですなあ。

日本國内にも京都議定書に基づいた京都高校が創立される日が来るのでしょうか?

ったく、情けない。 

le 9 septembre 2009, Alain

この京都高校の校舎の特長はパティオ様の中庭ですが、この雰囲気、どっかで見たことあるんだな、これが。それも日本國。世田谷区内の某新教女学校の新校舎どす。妙に似てる。なぜだろう?
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by ma_cocotte | 2009-09-09 17:14 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(19)
ワタクシニハ、濃スギ。
ココんちあたりは九月に入って急に肌寒くなりましたのに、週明けの七日の予想最高気温は31度ですと。夏に逆戻り、近所のプールもまだ畳むのが早いのかもしれません。

涼しくなってまいりますと、美味しい珈琲をいただきたくなるもの。
永遠の都ロオマでいただいた珈琲を思い出しました。
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何せロオマ巡礼という名の仏蘭西風団体旅行、すなわち就寝時間以外、添乗員にがんぢがらめに監視されているに等しい旅行でしたが、ほんの数時間だけ巡礼団とは別行動の許可をいただいてロオマ在住27年になる友人と旧市街散歩。がんぢがらめの団体旅行の欠点は土地勘をつかめないことで、友人の後ろにくっついて行ったのが路地裏の小さなカフェです。初ロオマの私にははっきりと場所は定められませんが、おそらく Pza. S. Eustacchio です。ここで、最初で最後、私自身でメニュウを見て選んだ珈琲をいただくことができました。友人に、グラ~ツィエ・ミーレ!
3月の終わりだと言うのに異常気象で冬に戻ったかのような寒さのロオマの外テーブルでいただいた熱い珈琲は身体の内側から温めてもくれました。
伊太利亜の珈琲ですけれど、普通に頼んだとしたらデミタスカップに三分の一ほどのブラック珈琲が出てきます。上手いたとえではありませんが、ワンショット!珈琲です。一息に飲んで、濃さに驚くのが私の常でありますが、私にとって伊太利亜のこのワンショット珈琲は珈琲というよりお薬で、温めた風邪シロップを飲み込んだ感じです。
仏蘭西ではじめて普通の珈琲を見た時もあまりに小さいカップにそそがれた濃い珈琲に驚いたものですが、伊太利亜の珈琲をはじめて見た時のショックは仏蘭西の珈琲以上でした。仏蘭西の珈琲でさえお昼を過ぎたら飲まないようにしていますが、午前中にいただくとしてもノワゼットという牛乳をひとたらしした珈琲を注文しています。
ロオマの路地裏でいただいたこの珈琲も牛乳が混ぜられた・・・確かカッフェ・コン・レッチェ、プレ~ゴと頼んだ記憶があります。テーブルに届いて、このカップ上の楊枝アートに感動。仏蘭西の田舎のカフェではまだお目にかかれない気遣いです。

それはそれは大昔、カトリーヌ・ド・メディシスが嫁入り道具として伊太利亜から仏蘭西に持ち込まれたのがナイフ、スプーン、フォークだそうな。それ以前の仏蘭西は万民が手づかみで食事する野蛮国でした。きょうび21世紀、伊太利亜の洗練を仏蘭西に持ち込まれるのは神聖賢愚帝の寵妃であるカルラ・ブル~ニさまでございましょう。

le 7 septembre 2009, Reine
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by ma_cocotte | 2009-09-07 20:20 | The ou Cafe? | Comments(6)
別れの9月、出会いの9月
2009年9月最初の日曜日。
さようなら、神父さま。 Au revoir, mon père
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今年も9月となり、新学年を迎えたばかりの仏蘭西ですが、仏蘭西のカトリック教会においては人事異動の9月であります。
2006年7月末にココ新天地に引越ししたココんちの♂♀が公私共にお世話になりっぱなしの神父さまも異動することになり、きょうは神父さまが8年間司牧した小教区で最後のごミサを捧げられました。この小教区内には3つの教会がありますが、きょうは神父様の送別のため3教会が合同でミサにあずかりました。
異動と言っても、この神父さまの場合、旧市街を挟んだ向こう側の小教区への異動で、徒歩10分ほどで行き来ができます。それでも叙階した直後から八年間、助祭として司牧した教会から離れることで感極まったのか何度か涙声になられました。神父さまは異動先で主任になられます。これまで8年間、助祭でしたので主任司祭には仏蘭西語で言うところのヴヴぉわもん vouvoiement 、つまり敬語と Oui, avec plaisir 「はい、よろこんで」のみ。世俗信者からは呼び捨てに加え、てゅとわもん tutoiement、タメ口の世界。この3年間、ヨソモノの私は彼ら世俗には倣わず、これまでの習慣を貫きましたけれども、この八年間いらした小教区は限りなく新教に近いカトリックでしたので、B16っ子のひとりであるこの神父さまのお立場は決して安楽安易ではありませんでした。 今月20日に司教さまをお迎えしての主任任命ミサをもって、神父さまは新天地で主任となられますから、今までよりは信心業も行い易くなることかと思います。めでたし、めでたし。

数日前、神父さまから伺った話では、八年前に神父さまが着任した当時、この小教区の3つの司祭館に住む司祭数は4人、3人、ひとりの計8名でした。ところが、現在はこの3つの司祭館のうちひとつの司祭館に住む二人の司祭が3つの教会を巡回しています。聖側に住まう方が6名も減ったことになります。
ココんち地元の市内には3つの小教区があり、その3小教区の司祭数は10名で、うち一名はアフリカはトーゴからの救援司祭で、先月15日で仏蘭西に着任十周年を迎えました。この10司祭に市内に住む引退司祭と病院や修道院に住み込んでいる司祭が数名加わることになります。たった8年でこれだけ司祭数が動くというのは深刻な不足を意味しているのかもしれません。先日お話したネオカテ司祭や神学生は地元出身であっても地元聖職・修道者数には入りません。

とは言え、この春、聖週間に司教座聖堂に行った時には、入祭前ですけれど
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うぢゃうぢゃうぢゃ

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おみ足不自由な司祭方は入祭の列には並ばず最初から着席されていましたが、行列には約200名の司祭に大司教、補佐司教、引退司教のお三方がいらっしゃいました。これで、司祭が不足とするのは贅沢でしょうか。
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この日は永久助祭の方々がいつもにも増して早くから下準備、
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動けるひとが動く。
それぞれの分をわきまえつつ、互いの不足を補い合いつつ、動く。

...それが基本でありましょうけれど、この教区、聞いたところ神学生が3名しかいない。
↓ そのうち、二名
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これが最も深刻な問題なのではないかと思いました、まる

ヨソの教区ぢゃ 今年は一度に25名もの司祭が叙階 され、今年のパリ教区だって10名の新司祭が誕生 したってぇのに、教区神学生数3名とはまことに情けなかとよ。どうか3の数より増えていきますように。

le 6 septembre 2009, Bertrand
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by ma_cocotte | 2009-09-06 21:47 | 『?』なKTOりっくん | Comments(9)
秋が来た、かな?
9月に入って第三日目。
午後になって晩夏独特の強い日差しが少し肌に痛いですが、二時間ほど庭で労作。労作をしているうちに風の音が強まり、どうやら北西風です。もしかしたら巴里より北でも風がこの強さで吹いていたら、木枯らし一号になるかもしれません。ああ、秋ではありませんか。
ココんちあたりは昨日、きょうと明け方にまとまった雨が降っただけで、枯れ芝がうっすら緑色に染まり始めました。庭の苺やフランボワーズが第二収穫期に入り、初夏よりも甘くふっくらした実をつけました。美味。そして、九月に入った途端、かなり涼しくなったので昨晩は煮豆料理。レンズ豆を煮ました。これもまた美味。この調子だと今月末にはサラダの季節は終わり、スープや煮豆料理が繰り返し出される日が来年の復活祭まで続くことになりそうです。

そして、ココんちの窓辺にきょうから、
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Cyclamen シクラメン

仏蘭西でシクラメンと言えば待降節から復活祭まで窓辺を飾る花です。
今年の待降節は11月29日から入りますけれど、ちょっと気の早すぎる準備でしょうか。

実は近所のスゥパァマルシェでラントレ rentrée、休暇明けということで今週末5日まで50%還元販売を行っており、その対象商品のひとつがシクラメンでした。ヒト鉢4ユーロ90なので、2ユーロ45が還元、このスゥパァマルシェチェーンのシステムだと翌日から還元された金額を買い物に利用できるようになっています。

ところが、わたくし。
シクラメン育てで成功したことがございません。
何より厳寒期を迎えてしまいますとシクラメンを置ける場所も限定されますし、室内に置くと場所によっては飼い猫が好んでいたずらする植物のひとつがシクラメンなのです。今回もこうして元気の良さそうなシクラメンを三鉢買ったものの、果たして美しい冬を迎えるためにこの三鉢を生かすことができるのか不安でございます。

どうかシクラメンさま、おクリスマスまで生き延びてくださいまし。

le 3 septembre 2009, Grégoire

....Σ( ̄△ ̄; あ、さんま...食べたひ。
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by ma_cocotte | 2009-09-03 22:05 | 『夏』 Rien de special | Comments(2)