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待降節、私たちにできること。
今年も11月26日土曜日の日没からカトリックの暦で待降節に入ります。
待降節というのはクリスマスを迎えるための準備週間であり、その年のクリスマスの曜日によって待降節が始まる日も変わります。今年は11月27日、12月4、11、18日がそれぞれ第一~四待降節と呼ばれます。

土曜日朝、地元のスーパーマーケットに行ったところ、入口の両脇に複数の人がビニール袋を持って立ち、入店しようとする客にその袋を渡していました。これも毎年第一待降節が始まる土日恒例の行事で、赤十字社をはじめとする福祉団体がフランス国内の弱い人々のために何か食料をビニール袋の中に寄付してください、という企画です。今日の私は夫の意見でパスタを寄付しました。活動していらっしゃる方々の背後に仕分けされたダンボールがあり、私達が差し出したパスタもすぐ箱に納められました。
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数日前、南仏にも雪が降り、その後寒い日が続いています。花の都お巴里はココんちから北方約800km、もちろん南仏より厳しい寒波が襲っているようで、今週に入ってから11月25日にグルノーブルでSDF(住所不定者)の凍死者が出たことが伝えられています。

先週11月20日の「Christ Roi (王たるキリスト)」の祝日がフランスにおける大々的福祉活動の開始日にあたりますが、20日から赤十字やスクール・カトリック(日本ではカリタス・ジャパン)などが、無料宿泊所、無料レストランを常設しており、一方で政府は警察や憲兵隊によって路上で夜を明かそうとしている人々に声をかけ、これらの施設へ移動することを促しています。毎夜の路上生活者探しはこうして政府と民間が一体となって続けられています。
【参考】 フランス赤十字社 : Activation du plan "Grand froid"
また屋根の下で生活をしていてもいろいろ苦労ある方々(例えば先日の「暴れん坊」団体のご家族など)も無料で食料を受け取れる窓口が各地に開かれています。
【参考】 Les Restos du Coeur  
  直訳すると「こころのレストラン」ですが敢えて「勇気のレストラン」とでも
  訳しましょうか。
テレビ番組もこれからクリスマスまでは視聴者に寄付を募る主旨の番組が次々と放映されることになっています。昨晩はTF1 で前述のLes Restos du Coeur の番組が放映され、国営放送では来月2,3日、30時間に渡って毎年恒例のTéléthon テレトン が放映されます。この番組は毎年夏日本で放映される番組に似ているかもしれません。

今日の私はパスタ(乾麺)しか寄付できませんでした。お財布と相談したらこれが精一杯でした。乾麺は生で食べられません。美味しく食べるには茹でねばなりません。スーパーが閉店後、赤十字のヒトが私の乾麺を無料宿泊所かレストランに持っていくことになりますが、私の乾麺も誰かが寄付したコンソメや野菜、肉や魚と出会ってスープになるかもしれません。いえ、スープなんてものでなくても茹でられて、誰かが寄付した塩とバターとチーズを和えて食べることになるのかもしれません。私はその調味料やら野菜、肉魚を寄付した人は誰なのか知ることもできませんが、ひとりひとりができる範囲の優しい気持を提供した単品はボランティアの手によって料理と変わり、空腹のヒトの胃を温かく一杯にすることができるのです。良いことですよね。うれしいことですよね。
【参考】 12月は『施しの月』
      待降節の夜,ドアをノックするのは誰だ?

le 26 novembre 2005, Delphine
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by ma_cocotte | 2005-11-26 23:54 | 『冬』 Rien de special | Comments(34)
Commented at 2005-11-27 01:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by bleu-marine at 2005-11-27 04:58 x
まこ様、お寒うございますね。花の都も昨日、今日と雪が舞いました。
実は、今スーパーから帰ってきたトコなんです。いらっしゃいましたよ、↑の方々。カトリックの習慣に疎いので??だったのですが、まこ様のエントリーで納得しました!ちなみに私はあったまって欲しくて、シュークルート(缶詰)とチョコチップクッキーを袋に入れましたよー。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 04:58
■01H26鍵さま、ボランティアの精神は難しいですよね。昨年末インド洋震災でしばらく多角度から検証エントリーを書きましたが、ボランティアのあり方は本当に難しいと思いました。ボランティアなのにおそろいの衣服を買わねばならない、ということでも怒りを表しているブログなどがありました。ボランティアは出資も多いと思うのは私だけかしら?日本型はどうもそのようではないようです。

そういえばフランスはアメリカより大金持ちが少ないせいかチャリティはあまり耳にしません。あ、私がそういうことが耳に届かない生活をしているからかなあ?(爆笑。

グルノーブルは行って見たい所でしたが、結局Gap 周辺までです。夫はEnbrun に約一年住んでいたので、いつもあのあたりの山並みが美しいと聞かされています。

Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 05:04
■bleu-marineさま、おお!私も今朝、夫に火を通さずに食べられる缶詰の方がいいよ、と提案したのですが、今年はパスタがいいのだそうです(笑。確か昨年はサーディンとThé biscuit を入れた記憶があります。
なんでもこのスーパー店頭での寄付、第一待降節の土日恒例らしいですよ。
昨晩はTF1でレストの歌番組が放映されたし、効果絶大かもしれませんね。
クリスマスに向けて善行1つ。いいことです。

Commented by HOOP at 2005-11-27 10:42
昨日は自治医大の救命センターについて、いろいろ話が聞けました。
今ではDMATが日本でもあちこちで組織されているのだそうで、
見せていただいた写真には東海地震直後を想定した
広域患者搬送シミュレーションの風景がありました。
栃木DMAT以外に、もちろん東京DMAT、JAL北海道DMATなどが
写真に写っていました。

DMAT:災害医療支援チーム
     (一単位は医師2名、看護師2名、事務員1名で構成する)
Commented by ガナッシュ at 2005-11-27 10:47 x
お金の寄付よりも、こちらの方が気持ちが伝わりそうでいいですね。
Commented by Tamarind-Cafe at 2005-11-27 12:23
ひとりひとりはささやかでも、集まれば大きい優しさになるよね。
なんでもない日常に寄付というのがあるのは、なんかいいなあ。

ところで、↑の、まここっちゃんのコメントに反応。
ボランティアがお揃いのシャツとか勝って着なきゃいかんって、
それ日本のことでしょうね?。いかにもありそう!。24時間TVとかの影響?。
なんとかバンドも、まずはカッコからだけでも意識を高めて、と思ってたけど、
そこからぜんぜん上に進まなくて、カッコばかりでもね~(^^ゞ。
ブームのドサクサでちゃっかり儲けるヤツも出そうな気がする、
なんて思うのは私の品性が低いのかも。
だけど、家の近所で、地味~にパスタや塩やバターを寄付する。
それが一番、健全な寄付の基本的ありかただって思うな。
Commented by 枇杷 at 2005-11-27 15:30 x
ユニフォームが必要になってしまうような種類の活動はどうしてもあります。ただ、ボランティアというのは元々は奉仕活動なので、自分に出来る形を選べばいいのです。それが出来ないなら、別の形ですればいいのです。
…困ったもんでして、日本には「有料ボランティア」っていうのがあるんですが、それはすでにボランティアではないんですよね。それと『ボランティア乞食』と呼ばれているたぐいの人々も居ます。

有名どころでは…こういう方々なのですが。
http://letterfromceylon.seesaa.net/article/9243791.html
http://letterfromceylon.seesaa.net/article/9243991.html

募金を集めておいて、収支公開をしないボランティア活動家。そしてイラクのためと集めた募金を国内モスクが流用、果ては薬事法違反。スタッフの方が困惑されてますが、本来こういう弁明は本人がするものでしょう。
http://www.eeeweb.com/~backup/statement20040208.html

つり銭の一円玉、五円玉をそっと寄付してくださる方々の方がありがたいんですが…。そして皆さま、収支報告をきちんとしてくれる団体や活動家に志を預けましょう。
Commented by 枇杷 at 2005-11-27 15:39 x
また、社会福祉法人などに寄付される際は、使途不明金を出させないようにしないといけないというギョーカイの中の問題もあります。
私が福祉施設の中の人だった時代、既に赤い羽根・緑の羽根が寄付をするやり方というのは「セシール(通販)のカタログ」でした。この中から、必要なものを選んで、注文してください、という。つまり、お金の形では渡さないってことです。24時間テレビもや競輪あたりも、車椅子用の車両などの現物です。
「募金の使途を団体の活動費に回す」なんていうのは…、たとえば「イラクの子供のため」「被災者のため」と銘打った募金ではやっちゃあいけません。それは法律以前に倫理の問題なんですが、まずしい人々のためだといって、実は団体の活動費を集めた運動っていうのがあって、それを非難されてから何らかの寄付に回した…なんていうお粗末な活動もあります。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 16:02
■HOOP先生、自治医大の建学の精神から考えるとDMAT は重んじられることですね。もしかしてDMAT には「トリアージ」も関連しますか?
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 16:05
■ガナッシュさま、いろいろな形があるものですよね。
もちろん寄付金制度はどこの団体にもありますが。
どんな形であれ寄付する側が疑心を持つのであれば、寄付しなくて
いいんぢゃないか、と思います。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 16:09
■たまらん・かふぇさま、乾麺パスタも知らない誰かの食材とのコラボで食べられるようになりそうです。めでたし、めでたし。

いえ、フランスでも赤十字の揃いのジャンパーなどボランティア側が購入するそうです。それを「ひどい」とエントリーしたフランス在住の日本人がいましたわ。はい。よくわからんが、日本人の中にはボランティアというものはすべて無料(制服代)、移動費、生活費、と信じてらっしゃる方がいて、それが「無料で海外に行ってタダ飯」という発想にまで化すことがござるらしいぞ。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 16:18
■枇杷さま、有名すぎるあれはなんだった?ボランティア集をありがとうございます。うっうっ。なんと言いましょうか、J. T. さん関連はすでに宗教が絡んじゃっているしね。モスクを楯にするのでしょうか。
昨年末のインド洋震災時、フランス赤十字の正社員とボランティアに差がある、と批難していたフランス在住日本人さんがいましたよん。社員には制服が無料で支給されてもボランティアは買わされる、こういう「ひどい」事実を知っていますか!と。そりゃあ、当然だろうという読後感想を持ってしまった私はニッポンの変わり者かもしれまへん。
Commented by Tamarind-Cafe at 2005-11-27 20:01
枇杷さんとまここっちゃんのおかげでちょっとだけメからウロコ(^^ゞ。
いろんなボランティアがあるんですねえ。
でっかい組織での制服がイヤなら、別のボランティアにすりゃ良いわけっすよね。
なーるへそ。
で、制服や交通費を支給してもらえると思っている、ボランティア志願者がいると。
ほほぉ~、それはボランティアとはチトちゃいますなぁ。
無料で海外に行って、タダ飯で給料くれるボランティアしたければ、
海外青年協力隊に入ればいいのにね~。入るの難しいけど(笑)。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 20:39
■たまらん・かふぇさま、昨年末から日本語におけるボランティアの意味についても検証したけれど、例えば「国境なき医師団」に寄付したとします。それが医師の滞在費になるのが納得いかない。お金を送金する郵送料になるのもイヤ、とにかく「私のお金は被災者に100%」が先に立つ。挙句の果てに「福祉団体は信じられないから、自分が行って、被災者本人に手渡しする」という主張までありましたがな。

・・・どうしちゃったの、日本人?でしょ。

ボランティア組織もそれぞれに目的も違うはずなのに、同列平等の視線で批判するとでも言うのかなあ。今はHPもあるので自分自身で使途金など確認して納得した上で行動すべきですよね。なんだろう、最近の学校や大学でのボランティア単位制度でかえって勘違いしちゃうのかな?
Commented by Xiaoli at 2005-11-27 20:45 x
フランスにはこんな素敵な行事?があるんですね。日本のスーパーでもやってほしいなあ。現金よりも温かい気がします。寄付に限らず最近の日本は贈り物はお金が一番、という風潮で少し寂しいです。


Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 21:36
■Xiaoli さま、暴動関連の記事でも述べましたが、フランスは管理職以外の給与額は安く、暴れん坊の環境でなくとも共和国民の多くの生活そのものが質素なんですね。ですからアメリカ型チャリティー「ショウ」の実現は難しいのですが、町ではこういうことでこつこつ地道な活動を年末に行う習慣があります。北国なので夜間の寒さも厳しいので、この時期の宿泊施設や食堂はありがたい存在だと思います。
スーパー内でも親が子供に食品を選ばせるなど習慣づけしている姿を見ますよ。悪い習慣ではないと思うけれど。日本にはおしゃれじゃないかな?
Commented by Xiaoli at 2005-11-27 22:10 x
そうですね~「おしゃれ」なイメージのあるホワイトバンドなどは結構広がってますからね。まあきっかけはただのファッションであってもそのうち本当に「自分ができる部分で、恵まれない人たちの力になる」ということに目覚めるのならそれはそれで良いんですけど。

以前はフランスに対する憧れは、洗練されたファッションや、お料理などについてでしたが、ma_cocotteさんのブログを読み始めてからは、このような弱い人に対する優しさや、論理的な思考を大事にする部分がいいなあ、と思います。
Commented by 枇杷 at 2005-11-27 22:59 x
>寄付に限らず最近の日本は贈り物はお金が一番、という風潮で少し寂しいです。

悲しきことに、まず日本国内で募金をする団体の質というのがあると一つあると思います。やっぱり使途をきちんと公開しない団体・活動家というのがまかり通っては、やはりこういう活動を真面目にしている人たちが信用を失う。
そして、ニセ募金。有名な例では統一協会があしながおじさん基金を名乗ってニセ募金活動、また正体不明なんですが、拉致被害者を救う会などを名乗ってのニセ募金活動などで団体側の風評被害になっている件もあります。
また中越地震被災地に居たものとして申し上げますと、援助物資が来ることはありがたいのですが、中には『産業廃棄物』といえるものを送りつける、賞味期限のあるもの(加工パンとか)を送りつけるといった現地のニーズをきかないご厚意というのがあって、自治体が支援を一時お断りする事態になったりもしています。
まず、援助が必要な相手に何が必要かリサーチすることを怠った結果です。そうなってしまうくらいなら、お金にしてくれ、となっちゃうんですね…。
Commented by 枇杷 at 2005-11-27 23:10 x
で、ホワイトバンドが批判されちゃったのは、「ほっとけない、世界のまずしいひとびと」といったコピーなどで、そういう人たちを助けるため、ということを強調しておきつつ、よく読むと『そういった団体の活動費(国連などでのロビー活動費)に使います』であって、直接そのまずしいひとびとに届かない、ということになっている。だけど、よく読まないとそれが分かりにくいので、コピーだけで買ってしまった人が出てしまったのです。
それなんで、詐欺とまで言わないがそれまがいだろう、とかまたホワイトバンドが中国製だったことや原価が高いのではという疑問、そしてアフリカなどの人々を助けるなら、そういった地域の人たちが作っている何かを買いたい、といった発言も飛び出したわけです。そして海外のホワイトバンドやカラーバンド等の値段を調べてみると1本300円なんてしない、と。

団体の運営費とかでもいいんだけど、集め方・使途の説明が問題なんですね…。

それについてうちとこで言及したエントリございます。
http://fruitsofloquat.seesaa.net/category/715100.html
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 23:12
■Xiaoli さま、日本のマスコミや雑誌で紹介されるフランスは文化の香りとおしゃれ、グルメですよね。確かにそれは事実ですが、庶民にはスポーツが加わります。子供のうちからスポーツも芸術も廉価で好きなことに挑戦できるようになっており、この面でも政府が早期に卵発見に努めているようですよ。
それと屁理屈好きですね。大人になるまで常に文章ロジックや知能検査など繰り返し試されます。試験もマルチプルはまずなく、論文記述式が主です。どうやって採点しているのか?非常に不思議事項です(笑。
弱い人を助ける、という道徳はカトリックの影響でしょうね。
Commented by 枇杷 at 2005-11-27 23:20 x
連投すみません、これで終わるんで。

>・・・どうしちゃったの、日本人?

これはもう構造的な問題もあるので、本来なら馬鹿馬鹿しいのですが、募金をする団体・活動家について、募金の使途をきちんと公開させることを義務付け、また実際に監査するくらいの立法、そしてニセ募金について刑法での処罰を規定するくらいのことをしないとダメだと思います。個人的に。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 23:21
■枇杷さま、日本のボランティア活動は真面目とそうでない境界線が曖昧だと私も気づいています。宗教組織が絡んでいるなら前面に出すべきなのに隠れているというのも日本独特のアピールだと思いますよ。

フランスでは地震が少ないせいか、インド洋沖や日本での地震災害が大きく取り上げられ、寄付するにしても納得してもらわないとならないのでかなり検証番組が放映されました。日本についてですが震災についての放送で棺桶屋さんについてかなり詳しくこちらでは放映されました。実はそれが震災後、最も深刻な状況に陥るのだそうです。だから自治体が万が一の震災のために棺桶を保管しなければならない。

日本では放映されない内容のようにも思えたし、こちらでこれを見ていて図星だなあ、と実感させられました。

私が常日頃考えているのは非常時用のプロパンガスをどこの家にも常備することです。そのための手軽なサイズを廉価で買える様になればいいな、とフランスのプロパンガスボンベを見つつ思ったりします。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 23:32
■んで、ホワイトバンドですが、フランスでも売られてたけれど日本ほど盛り上がりませんでした。何でだろう?この夏はガザ撤退時にユダヤ居留区で同じ形のオレンジバンドが流行していましたよ。誰も彼もがオレンジバンド。これはテレビでも取り上げられていました。
以前からAction contre faim の活動がしっかりしていたせいかもしれません。

http://www.acf-fr.org/

もうひとつ日本人の「ボランティア観」というものが一元的で平等のように思います。目的が皆一緒とでも言うのかな。長い間、名前が違うだけで同目的(短絡的に「かわいそうな人を助ける」)の寄付金システムに慣れてしまったせいかもしれませんね。「お医者さんは金持だから寄付する気もしない」と言う人々もいます。ボランティアについては考えさせられることが多いですね。
Commented by minmin at 2005-11-27 23:53 x
本当のボランティアってのは無償で行うものってのが世界基準なんですかー。
少し手当てが出ても「ボランティア」っていえるもんだと思っていました。
日本じゃそうなんで。

>タマリンドさん
青年海外協力隊はボランティアではないけれど、日本人に世界を見せるって点で非常に有効に働いていると思います。

>まここっとさん
!ミラーマンわかりました!
ミラーナイフが宙を切る~。戦え僕らのミラーマン♪
ですね。
ありがとうございます。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-27 23:58
■minminさま、世界基準かどうか知りませんが、フランスだとボランティア参加の場合、参加者が制服を買ったりなどお金を使う場合がありますよ。
私の友人は二度、青年海外協力隊に参加しました。
最初はアメリカのメキシコ国境沿いの移民向け幼稚園、2度目は中国内陸農村部の幼稚園でした。それぞれ2年位だった記憶あり。知育面のみならず、日本の農業技術や土木技術を必要としている国々がたくさんあるので、協力隊には活躍してもらいたいですね。教えてもらう人々も感謝していますよ。
Commented by 枇杷 at 2005-11-28 00:45 x
「こんな大変な事をただでやるなんて、割に合わない」

てなことを言い出す方が増えたのです。で、日本独特の遠慮というのが、援助してもらう側にもある。だから「有償ボランティア」ってのが出来たのです。個人単位で。そんなことするならヘルパーとしてどこかに雇用されるか、独立するかして欲しいです。

で、援助を目的とするNPO・NGO職員はプロフェッショナルです。だから給与をもらうことは正当なことです。それは団体の活動資金の中から出るのですが、そこを良く分かっていない人がいるのです。
多くの日本人は、100%厚意でやっておられるボランティア団体と援助のプロの団体の区別がついてないのです。これは両方とも必要です。
が、プロフェッショナルであれば、尚更、援助活動の質と収支報告は大切になるわけです。活動資金は国などからも援助でますが、多くは善意の人々からの寄付によるものですから。そこをしっかり認識して活動をすれば、信用はあとからついてくるのです。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-28 00:59
■枇杷さま、なるほど・・・この有償ボランティアというのは日本固有の考え方かもしれませんね。やはり日本でボランティアと聞けば「精神」と連想されるし、「無償の奉仕」(無償じゃないのに)が尊敬されることなどがつながっていくのかなあ。やっぱりボランティアという語も内容より箔が先行してしまったようにも思えますね。
視聴率優先ではなく、こういうことを地道にロジックで教える番組も民放、国営に関わらず流し続けるといいのに。一方で団体が信じられないので、伝染病が流行るかもしれない国に自分で行って、じかに渡すというのも極論のように思えます。
Commented by 枇杷 at 2005-11-28 00:59 x
ちなみに例えば難病の患者会も全国組織となれば事務方に専念して仕事する人は必要ですし、国内でも援助する側の人が専念するために事務方のプロを雇う必要が出て来ることはあります。
海外に人を派遣するような場合は、下準備もかなり必要です。私の友人も青年海外協力隊でタイに赴きましたが、前任者が誘拐されたりなどあったため、現地の治安状況やセキュリティについては長い講義があったそうです。援助に必要な知識以外にもです。そしてこういった人たちを長期間拘束するわけですから、霞を食わすわけにも行きません。

ただし、こういった無理解(援助のプロをプロと認めない風潮)があるんで、労働内容や時間に見合う報酬が出ません。そのうえ、ニセやまがいの募金行為をしてもらうと、真面目に仕事しているギョーカイの人たちが多大の迷惑を蒙るのです…。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-28 04:26
■枇杷さま、昨年末のインド洋震災の時、私自身もブログ徘徊し、拙ブログでもエントリーを何度か載せましたが、徘徊して気づいたのは

「私が寄付したお金は被災者に100%行かなければならない」

という意見が多くあったことでした。経費(例えば送料)になるのもイヤ!でしたよ。だから自分で行って被災者にじかに渡すのが最良の方法なんだそうです。同調している方々もいましたから・・・。それも赤十字社やカリタス、国連関連団体への不満でした。驚きました。
Commented at 2005-11-28 14:01 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-28 16:15
■14H01鍵さま、なるほど。
フランスで流れるSecours Catholique (カリタス)のCMでは
「ただこの世の存在」というのがキャッチフレーズですが・・・。
これも寄付におけるトリアージですかね。
薬がひとつしかなければ助かる方を優先する、というあれ。
被災者から見れば露骨にひどいことかもしれませんが、施す方にすれば冷静沈着な判断です、なんて言い返されそうですね。
Commented by minmin at 2005-11-28 22:55 x
海外協力隊は私も経験者ですが、農業や土木、医療関係の隊員などはその国に即、役立つと思います。
でも、スポーツ隊員や教師などはどうでしょう。
数学や英語の教師なども、現地で雇えますし。

野球の盛んでない東欧に野球隊員を送る意味は相手国視点ではまったく分からないと思います。
ごくごくまれにオリンピック選手を育てる隊員もいますが。まれ。

上記に上げた、農業や土木隊員でも、専門家を派遣した方が協力隊よりも10倍以上の働きをするでしょう。
協力隊は相手国にそれほど役には立っていない(任期はたったの2年)と思うんだけど、今後もぜひ継続していって欲しいなぁって思っています。
 !がんばれ、世界の協力隊員! です。
Commented by ma_cocotte at 2005-11-29 03:18
■minminさまも協力隊経験者なのですね。
日本ではフランスとアルジェリアはじめとするマグレブ諸国との関係も悪く言われがちですが、庶民間では過去の道路、上下水道、土木・建築技術、農業などで「感謝」という形になっていますよ。1960年以降、独立前に技術を学んだ者によって数百年間の欧州型技術が後輩に伝えることができたそうです。政治など難しいことに興味がない庶民にはそちらの方に重きが置かれてしまうのかもしれませんね。
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