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或る別離 «Nous avons décidé de ne plus être ensemble»
昨晩ですが、セゴ姐が同居人であるフランソワ・オランド氏(フランス社会党第一書記)との別離を発表しました。どーもフランス共和国内では翌朝から大騒ぎしているのですが、なぜだかガイジンのあてくしは
そんなこったあ、5月下旬に知ってたよ。( ̄ε ̄)b
なんであります。こんなに世間が大騒ぎすることなら、おしゃべりしちゃえば良かったかなあ。
懐、ガッポガポ ←妄想щ(゚Д゚)щ カッモ~ン

どこで知ったかと言うと、5月29日にココ新天地地元の神父さまとの雑談で聞いたのです。セゴ姐とオランド氏がかなり前から別居状態にあるらしいよ、と言う話でした。ココ新天地はセゴ姐の本拠地と同じ県内なのでその手の情報も早いのかなあ、とまずは思いましたが、そもそもセゴ姐さんはきょうび流行の表現である「Une ultra française 究極の仏蘭西びと♀」であり、とっつぁまもぢっつぁまも親方トリコロールな職、しかも超上級国家公務員軍人さんなのでありますね。セゴ姐のママンなんぞは9年間で8人の子供を産んだカトリック教会から見れば「母の鑑」。そんな家庭環境で育ったマリ・セゴレーヌ姫さまは大学進学が決まって一人暮らしを始めてまもなく、社会主義思想に傾倒、社会党に入党し、1978年にはフランソワ・オランド氏とENA(パリ政治学院)で出会い、 いわゆる"bébés Mitterrand"、ミッテランの赤ん坊達と呼ばれる確固たる社会主義思想支持世代を築き上げていきました。私生活でのセゴ姐はオランド氏との同居関係の中でThomas, Clémence, Julien, Flora と、現在22~14歳に至る4人の子にも恵まれました。が、ロワイヤル家はセゴ姐を勘当扱いにしている、というのも神父さまから聞いた・・・。おん年50も過ぎ、子供4人もいる女性に勘当なんて語を当てはめるのもおかしいかもしれませんが、イタリアほどでないにしろフランスも大家族主義が愛された長い歴史があるのでこのような家庭の問題も神父の耳には入ってくるようです。

いずれにせよ、大統領選挙期間中、カトリックにはカトリック的な選挙分析があったようです。フランスは政教徹底分離の国ではないの?とまず頭に思い浮かびますが、そこいらの神父だろうが離島や秘境に隠れる修道者も共和国民なら有権者でありますからして、彼らの票も貴重な重い一票なのであります。TF1 などはそのあたりに着目して選挙運動期間中、共和国内の修道者がどういう分析やら準備をしているのか、を繰り返しお昼のニュウスで流したりしていました。今回の大統領選挙戦においてはサルコぢはいちおうカトだけれど人道的に過激な考えの持ち主、セゴ姐は厳格なカト家庭に育ったけれど彼女個人の生活は何から何までずずずずいーっとカト的にハモーンであり、自称有神論者でありながら公約では同性婚姻の認可などを挙げているのでカト的には最早カトでないカトなセゴ姐であり、この両者の後ろに控えるバイルゥは毎日曜日ミサに通うPratiquant プラチカン(=生活宗旨を守るヒト)だけれど、政治においてカトリックの教義に反する事項(同性婚など)に寛容なので今イチ信用しきれない、とカトリックが諸手を挙げてバックアップな決定打がなかった大統領選挙戦だったようであります。第一次選挙でPhilippe de Villier フィリプ・ド・ヴィリエという次回大統領選では極右ル・ペンに代わる脅威になるか、と噂された右突き当たってちょっと手前に戻ったような立ち位置の候補者がいましたが、彼はココ新天地からさほど遠くない土地が本拠地。ドつきとは言えピヲではなく現カトリック教会の忠実な信者で、7人の子供のうちひとりはドミニコ会のシスターだそう。ド・ヴィリエ夫人も教会で熱心に奉仕してくださっているとかで信者としては好人物なのだけれど、ド・ヴィリエ氏の思想も移民政策に過激過ぎておフランスのカトリックが自信を持ってお勧めできるには至らなかったようであります。ま、こうゆう選挙の本筋とはつながらないような下世話な候補者の事情についてカトリックの耳に届くのが妙に早く、ヴァチカンの教皇さまのお耳にまで届いちゃうんだ、とも気づいた次第。

が、今後のセゴ姐、どーするんでしょっっ?

両親が別居したからとて4人の子供のうち未成年者は半月おきに双方の家に住み替えたり、それが無理ならヴァカンス時に相当日数分の同居をすることになりますし、どっちの親が親権を握ろうと4人の子供の苗字はオランドのまんまだし・・・何を今更な Meci, tonton Mitterand! ミッテランおぢちゃん、ありがとう!なんでありますが、セゴよね、セゴ。

社会党公認候補になって以後、彼女の後見人のひとりであったベルナール・クシュネルが社会党を去り、外務大臣就任。まさかセゴ姐まで社会党を去る!?....なんてことはまずないと思いますが、もしも万が一ひょっとして、昨日の決選投票で落選したAlain Juppé アラン・ジュペ ヽ(`Д´)ノの代わりに環境大臣に就任したら
妄想的にうれしいのだけれど。(^_^) 
そんなことあるわけないわね。

いんや~、それにしてもジュペ ヽ(`Д´)ノの落選はガイジンの私にもうれしかったですよ。
おフランス人の良識も捨てたもんぢゃないやね。シラク夫妻やサルコぢにお尻ペンペンだ。
世の中、そんなに甘くねーよ。


le 18 juin 2007, Léonce
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by ma_cocotte | 2007-06-18 18:10 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(4)
Commented by しぇリ~ at 2007-06-19 06:14 x
お久しぶりです。

プライベートな事はあくまでもプライベートするにもかかわらず、今回の公式発表はおフランスではめずらしいのではないでしょうか?
選挙戦のお二人の隠し撮りカメラですでに終わっていることは一目瞭然でしたよね。。
今回の発表も目立つことを優先したメディア戦争の一環であるならば、これからのおフランスが心配です。そうでないことを祈るばかり。。
サルコしかり、今回の国会議席数しかり。。。なんだか仏政治が混沌としそうな感じですね。これから「移民」となってフランスに住む私にはいいのか悪いのか。。ふ~。

Commented by ma_cocotte at 2007-06-19 14:40
> しぇリ~さま、
同居解消なのに離婚のごとき大騒ぎなのは子供が4人いるから?
私なんぞは神父さまからこの話を聞いても、二人の選挙地盤が離れて
いるからだろう位の楽観だったのですが、党意と異なるセゴ姐の姿勢は
赤ん坊時代から一緒にいる二人(つまり、ミッテラン育ち)には決定打
だったのかもしれませんね。

今回の国会議席数ですが、私はサルコの思惑どおりにならなかっただけで
ハッピーです。ゆえにアラン・ジュペの落選もハラショー。あったりまえ。
一時選挙でぬか喜びさせて、結局、今回のサルコのご満悦はFNを
つぶしたことにあるのでは?他はなーんにも誇れませんよね。どははは
Commented at 2007-06-21 01:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ma_cocotte at 2007-06-21 03:10
> 01H26@21/0607 さま、はじめまして。

公然の秘密だったのかもしれませんね。
昨年末セゴ姐が社会党公認候補になって以降、社会党付きの女性記者に
フランソワ・オランド氏がご執心でセゴ姐が激怒して女性記者を社会党
付きからはずさせた、とか噂になったようですが。
政治を抜いたセゴ姐は慈愛ある女性だと思いますよ。
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