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カテゴリ:『?』な、お!?仏蘭西( 218 )
矛先の向きが替わってしまった。
何が?って、黄色いチョッキ運動でピチピチしているひとびとにとっての敵が明らかにマクロン大統領から富裕なユダヤびとびとに代わってしまったのであります。
その黄色いチョッキ運動によるパリでの抗議集会開催も今週末(3月2日&3日)で第16週目に突入。継続しているものの、ココんちのようにヌウヴェルアキテエヌの北部、おそらく仏蘭西共和国内で最もミギが潜んでいるであろうヴァンデ県と目鼻の位置に住んでいる者にとりましては2月最終週からガソリン代がびよーんと値上がりした事実を既に実感しておりまして、黄色いチョッキ運動の過激化が目立ち始めてまもなく政府がガソリン税の値上げを3か月先に延ばすとかなんとかおっさって鎮圧に努めたところで、そんな3か月なんてあっと言う間なのだと改めて実感もしています。

で、話は冒頭に戻り、彼ら、黄色いチョッキ運動と名乗ってピチピチ活動している方々の武器の矛先の的が2月あたりからマクロン大統領ではなく、共和国内に生きるユダヤ系のひとびとにほぼ変わってしまったという印象が強くなりました。先ず目立ったのはパリ市内に点在するユダヤ系の商店に向けての破壊行為で、続いては公共におけるユダヤ関連備品への損壊で、これには個人の墓石にひどい文章だけでなくエスエス、つまりナチスのトレードマークも描いて、墓石を倒すという行いも含まれます。

なんだろねー。墓を荒らす行為って宗教革命直後も金髪碧眼のひとびとがやらかした常套手段ですから、あたしのように共和国内では肌が黄色くて顔が平たいガイジンには「白人が野蛮である」としか見えないのです。宗教革命での言動をまったく反省せず、今、21世紀に入って18年が過ぎても実践してるってどんだけ成長のない人種なんですかねぇ。← ラシスト発言w 
兎に角、昨晩もストラスブールの市井でユダヤ関係モニュメントが悪意をもって見るに堪えない姿と化している映像も私は見ちゃいましたが、正直、こーゆーことを行い、世間に見てもらったところで、どーゆー結果をこんなことを実行する連中は想定してンだろ?と、まるで脳内ですごろくの駒を進めるようにひとつひとつ前に進もうとしても、ゴールが何も見つかりません。

おそらく仏蘭西の地方で親せき一同、そんなに遠くない土地に代々生きている方々がこの黄色いチョッキ運動がきっかけで生まれて初めてパリに上京。凱旋門周辺で抗議運動しつつも通り両脇には地元で見たこともない華やかさを醸し出す店が並び、耳に入ってくることはそれら店舗のオーナーの多くが「ユダヤ」という話。それだけで何と表現してよいかわからない感情が芽生えて、こういう行為を表してしまう・・・っちゅうのは、旧約聖書のカインとアベルの話と似通っていなくもありません。

もうひと昔前になりますが、当時の共和国大統領サルコぢ(=神聖賢愚帝w)がコミュノタリズムを肯定したことがあり、彼の出自が父親は東欧、正確にはハンガリーの移民第一世代で、母親はスファラディのユダヤんだったり、彼の息子がユダヤ系女性と結婚したことでユダヤ教に改宗したこともあるので、世間がサルコぢのこの提案に反発したけれど、現在の現実を目の当たりにすると毎週末、パリで嬉しそうにユダヤ系店舗などを攻撃している金髪碧眼の男女について「もうパリに来るな。お前の巣に籠ってろ」とボヤきたくなる自分と、かつてのサルコぢの提案が共和国の移民難民についてではなく土着の彼らのためにあるのでは?と思い始めてもいます。今となっては税金高騰についての抗議なんて彼らの抗議運動目的の二の次、三の次にしか見えません。「黄色いチョッキ運動」を隠れ蓑に極右(=っちゅうかウヨク)と極左(=政府転覆が目的)が集い、そこに破壊行為で快感を得る趣味を持つひとびとも加わっているのが現状ではないでしょうか。で、悲しいことにこの運動の本来の目的のために動くひとびとにおかれましては「騙されやすい、流されやすいひと」が多いのも悲しむべき現実だと思います。

で、仏蘭西に住むユダヤんについてですが、たまたま私が知っていることは、フランスの国土の、地中海沿岸にはイエス・キリストさんの誕生よりはるか前にすでにユダヤんが移住しており、シナゴーグとそれを囲む集落が点在していたそうです。最初、これについて教わった時は「ウソぉ」と疑いましたが、少し考えれば地中海は内海だから、海を横切らずとも沿岸を歩けば、自ずと移住は紀元前だって可能なのです。キリスト教を中心に見るならば、マグダラのマリアが地中海を船で横切って現在のフランスの土地に着いた後、宣教を始めたという話も仏蘭西ではまことしやかにあるし、パウロは地中海沿岸を歩いて宣教、それはシナゴーグ訪問を兼ねていたので現在のスペイン国内までパウロは宣教したとも伝えられています。ふむ、もしこれが本当だとすると、マグダラのマリアは仏蘭西、マルセイユ近辺から上陸後、北上続けての宣教活動であり、パウロはイタリア方面から地中海沿いのシナゴーグを訪問しながらスペイン国内まで南下したことになります。ひとりは北上、ひとりは南下と、実に効率良く、聖霊降臨の恵みにあずかったひとびとは福音宣教に動いたのですねぇ。
話ズレたような一見ですが、ズレてねーよ。ユダヤんは紀元前から共和国内の土地で既に「生まれては死に」を繰り返していたのに、地方の田舎もんの金髪碧眼がユダヤんをまるで新参者のように邪魔に扱うというのは、無知による過ちとしか言いようがありません。「バカだなあ、アホだなあ」とまるで志らくさんのようにつぶやきつつ、黄色いチョッキ運動の目的が初心に戻り、税金高騰に強く抗議することに集中してくれないかしら?と思う、日曜の朝なのでした。

嫉妬ほど恐ろしい爆薬はないね。


le 3 mars 2019, Guénolé

by ma_cocotte | 2019-03-03 18:47 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
空き巣に遭いました。
2019年1月20日 日曜の午後に、です。
仏蘭西という国では基本、日曜日は「何もできない一日」で、午前中は朝市やパン屋さんが開いていても、午後はほとんどの店舗が完全休業しているのが現実です(ただし、大都市や観光地の商業店舗には開店許可が下りてはいます)。

で、あてくし。
そんなおフランスですから、毎週日曜の午後は犬の散歩時間以外、家の中にいます。
ところが、です。
この2019年1月20日。
ニオール Niort という町の旧市街にある小さな映画館で、昨年のカンヌ映画祭でパルムドールを取った日本映画「万引き家族」を字幕で上映する、と。開演は午後2時だそうなので、私は早めに昼食を取り、ココんちの仏人♂と二人、午後1時半にココんちを出ました。私たちにとって3年ぶりの映画鑑賞で、日曜午後の外出ももちろん今年はじめてです。夫婦二人の遠出は昨年9月のパリ日帰り以来で、大雑把に言えば、去年の9月から買い出し、犬の散歩、医者、教会の1~2時間の外出以外、この日まで「していません」。鑑賞を終えても日曜だからどこのお店も開いていないのでまっすぐ自宅へ。ココんちに帰宅は午後4時半頃。

帰宅し、当たり前ですが玄関から家の中に入る。留守番していたココんちの犬が出迎えてくれました。
いつもどおりです。
家の中も、いつもどおり。
私はコートを脱いで、玄関扉近くにそれを収め、ココんちのこんぴーた部屋へ。なぜなら、そこに私の雑貨があるからです。で、ココんちのこんぴーた部屋も、いつもどおり。

外出時に写真を何枚か撮ったので、こんぴーたに取り込もうとしたところで、背後からココんちの仏人♂の大声が聞こえました。「うわあああ! 猫があああ」と。夫Pの雑貨はこんぴーた部屋対面の寝室にあるので、夫Pは室内着に着替えようと寝室に入ってすぐ、こんな大声を出したのです。私はそれを聞いて、また猫がベッドの上にそそうしたのだとまず想像しました。ところが、です。彼がさらにこう叫んだのです。

「窓が大開き、全開になっている!」

えええええええええ? ココんちの猫が窓を開けた??? それは神業です。私が寝室に飛んで行くと、窓が開いていました。そして、目線をベッドに移すと、私の夏の衣類が散らかっている。これらは枕もとにある小タンスの引き出しに入れていたので、猫が引き出しを開けて、中身を出し、くわえてベッドの上に置いたのか?  んなわけあるわけねー。さらにその衣類を凝視すると、私の亡くなった母の古い宝石ケースが開かれ、裏返しになっていました。

これでもまだ私は半分以上、空き巣にやられたことを理解できませんでした。
恐る恐る宝石ケースを手に取り、裏返して、中身が空っぽ。ようやくココで「空き巣にやられた」と理解できました。

ケースに納められた宝石のうち、金またはプラチナを台にしたダイヤモンド、ルビーの指輪6つが盗まれてしまいました。

ところが、です。
同じケースに納められていた真珠(白、黒)の指輪と白い真珠の連玉の本物のネックレスは「盗んでもらえませんでした」。
そして、ココんちの仏人♂の枕もとの引き出しに入っていた現金も盗まれず。

摩訶不思議です。
ダイヤやルビーと金、プラチナ(今となっては犯人さんが果たしてプラチナと理解しているのか怪しいw)には興味があっても、真珠に犯人はまったく興味がないのね。いちおう、犯人さんが盗まなかった真珠の指輪の台はいずれもプラチナで、その指輪の中には真珠の脇にダイヤをあしらっているものもあります)

腰が抜けそうになるし、そんなことより、問題なのが、こういう状況に直面すると私は声が出なくなります。が、なんとか目の前のココんちの仏人♂に「これは空き巣だ! 警察に電話して!」と声を絞り出しましたが、彼はまだ現実がわかってないというかね。なんだか私に大声をあげた記憶がちらっとまだ脳に残っています。

まあ、それから30分後くらいだったか、3人の警察官(男性二人、女性ひとり)がココんちにやってきて、本当に泥棒であると認めた後、リーダーの警官がどこぞに電話し、我々に「これから鑑識が来ますから、そんぢゃ」と去っていきました。しかも、その鑑識がこれから何分後に来るか、自分たちは知らん、と。その3警官が来た時に私が真珠の首飾りが盗まれなかったとブツを見せたら、即座にその警官が「だってオモチャ」って、ハッキリ言いました。
どわああああああ。こいつ、警官なのに本物の真珠を知らないンだあ!とおいらは内心ヴぃっくり。
この重さ、おめーにはわかるめー、ですよ。しかも、あたしゃ、偽の真珠に見えるアクセサリーは別にまとめて置いているのです。

そして、小一時間もして、外が薄暗くなった頃、鑑識さんがひとりぽっちでココんちにやって来ました。
指紋は見つかりませんでした。

もっともっと、話すことはありますが、今回はココらへんで。

と、締めくくる前に、ひとつだけ。
空き巣は寝室の窓から入り、寝室「だけ」を荒らし、寝室の窓から出て行きました。
たぶん、ですが、私共が帰宅した時、犯人さんは寝室にまだいて、慌てて逃げた可能性があります。(だから、真珠と現金は残っていた・・・?)

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寝室の窓に残っている犯人さんの足跡。実はこのプランターの中央部も彼のかかとの踏み込みでくぼみができています。

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これ ↑ は室内から撮った犯人さんの滑った足跡。
昨日(23日)の朝、ようやく掃除する気になれて、5リットル近い水でまず流したのですが・・・
不思議だ。滑った足跡を洗い流せないのです。なぜ? この写真 ↓ ね。
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まぢ、なぜ? 油脂がこびりついた靴底だったのだろうか?

とりあえず、このエントリーではココまで。(とタイプしたところで、今後、この話題の続きを私が書く気になれるかどうか、ちょっとわかりまへん。ごめんなさい)


以上、もしおフランス共和国内の、地方にお住いの方がこのエントリーをご覧になりましたら、重々、十二分にお気をつけください。こんなこと、私だけで十分です。



le 24 janvier 2019, François la Salle



by ma_cocotte | 2019-01-24 16:27 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
ヴぁっかにしないでよ。そっちのせいよ。


ちょっと待って。プレイバック!プレイバック!
今の言葉ぁ プレイバック! プレイバック!
なんだろねぇ、懐かしい歌が脳内ヂュウクボックスから流れてきたぜ、べいべ。

ココの前回のエントリィを送信した直後にココんちあたりは夜明けを迎え、ほぼそれと同時に背後のテレビのスピーカーからもしかするとエドゥアル・フィリプ首相が退任となる(いや、おマクロン神からクビを言い渡される)らしいと流れ始めました。それを聞いたところで、こんなおマクロン神のもとでだーれが首相の座に就くンだろ?と。共和国でガイジンのまんま棲息している私の脳では誰も思い浮かびません。これはちょいと前の内務大臣が自ら政権を去った直後の人選でもまンるで想像つかなかった時以上の「ぽっか~ん(口で息している顔つき)」なのでした。で、誰が選ばれたとしても私欲で生きているヒト以外はおマクロン神の下なんて「たまったもんぢゃねぇよなあ」とついうっかり、口で息したまんま思っちゃったのでしたあ、まる

上に貼ったリンクは昨日の夜、共和国内で放映されたおマクロン神の共和国民に向けた演説の映像でごわす。
バイアスのかかったあたしの目から頭に送信されたこのご尊影は、「どこのガキ?」です。これから思春期を迎える少年のような人相ぢゃああありませんか。先週末、ヂュピタア(現世ではエマニュエル・マクロンと呼ばれている)神は最愛の(現世ではブリヂットと名乗られてる)ヴィヰナスとどうお過ごしあそばされたのでせう。ヴィヰナスにあやされているナルシスに化したおマクロン神というルーヴルあたりに掲げられているどなたかの絵画がなぜか思い出される不思議。てか、これまで歴代のおフランス大統領や政治家について聖書の登場人物になぞらえることが続いていたのに、おマクロン政権になってからギリシャ神話の登場人物に譬えられるのがオカシくもあります。

で、昨日の夜のおマクロン神、いえ、マクロン大統領閣下の登場。
傍観者の立場の私が思うに「遅すぎた」のではないですかねぇ。
黄色いチョッキ運動でピチピチしているひとびとの怒りは頂点に達し、沸騰し、中には既に爆発している試験管がいくつもあるわけで、そういう状態になっているひとびとに「最低賃金を引き上げますよ」「予告した諸税引き上げの実施日を延期します」「年金生活者の一部(低額支給層)に温情」「ボーナスには税金をかけないよう私企業にも政府から指導す」とか次々と提案したところで、冷ややかにテレビ画面を眺めているミーには「なんだこりゃ。こうゆうのを子供騙しっちゅうンぢゃないの?」「飴玉で騙しているぜ。あっという間に口の中で溶けちゃうべ?」という感想しか出てきませんでした。
偶然なのか、このマクロン大統領閣下の共和国民への「語りかけ」の番組が終わった直後、ほうぼうの黄色いチョッキ着用者から「100ユーロなんぞ給油一回分ではないか!」と具体的な事実を挙げての叫びが言の葉となって口から表れたのでした。「だよねー」としか同意できないわ。やっぱ、怒りが怒髪天衝いて、口腔内が高炉と化してしまっているのだからおマクロン神がエリゼ宮のバルコニィから投げた福飴なんて瞬時に溶けちまう、歯の詰め物が取れると心配して神経集中して飴玉を口腔内で転がす必要もまるで無しなのさw

てなわけで、今度の土曜日も黄色いチョッキ運動者たちによる抗議集会が花の都巴里やら共和国内の県庁所在地と観光地で実施されるらしいです。きょうの朝のニュウス第一報で、ほぼ極左に位置しちゃってるメランション(前回の大統領選に出馬していた)が今週末の総決起を叫んでましたからに。

まあ、おマクロン神は「飴ではなくブリオッシュを投げよう。そうすりゃ、あやつらも咀嚼するから考える余地ができるだろ」と思考が進むだろうなあ・・・と想像はしますけれど、そういう以前にエマニュエル・マクロンというヒトは成功者が好きで、アルカイーダ(=アラビア語で「三角形の底辺」という意味)に棲むひとびとについて(無知な子供のように)嫌いなのだろう、とこんな私でもニオイをかぎ取っているのよね。マクロン大統領って「絶対服従」と「絶対従順」も独善で彼にとって都合のいいところを摘み取って、他人に押し付けているのも、あたしゃなんとなーく気づいています。マクロン大統領より年長の方々が「彼はまだ若い。そのせいだよ」と静かにつぶやく姿も、私は偶然いくつも現実で見てもいます。だから、私室で子供に化けたマクロン大統領をあやす菩薩だか聖母のごときブリジット夫人の「絵」も容易に妄想できるわけです。

先週末にフィリプ首相がクビにされるかも、後任は誰?となった時、黄色いチョッキ運動支援者の中から昨年、マクロン大統領に従えず、クビを言い渡される直前に自ら現場を去った共和国軍の最長上ド・ヴィリエ総大将の名前が何度も出てきたのも、彼らの中に従軍経験者がひとりやふたりいるのは当たり前だのクラッカーですものね。ド・ヴィリエ将軍ご本人はご自分は決して政治家ではなく軍人だからありえない、とはっきりおっしゃってました(彼の実の弟は政治家で、過去に数度、大統領選に立候補してもいます。が、短絡的に申せば弟君は世間でほぼ「極右」扱い)。

と、以上、ながながダベりましたけれど、今の、少年のような人相の大統領さんには宇津救命丸が良薬かしらね。お仏蘭西にはないけどさ。

オランド大統領の御時にか、共和国内の富裕層に税金をかけて、その一部は納税に不満を覚えたので共和国外に移住したのです(富裕層の中には複数国籍者がいる)。ココ数週間の「黄色いチョッキ」騒動を眺めていると、富裕層はいとも簡単に国外脱出できるけれど、黄色いチョッキをまとった人々にはそんな海外逃亡(我が脳内は国外脱出をはかるルイ16世一家@ベルばら)なんてできません。マクロン神にしてみれば海の投網に引っ掛かった魚が三角形底辺に生きるひとびとで、彼らは決して逃げないからアタマ数の多い彼らからの税収が「チリも積もればヤマとなる」という魂胆(いかにも銀行屋さんw)。大金持ちはさー、不満を爆発させないように快楽生活する手段をいくらでも選べるけれど、三角形の底辺のひとびとにはできません。

なんだかなあ。
三歳児くらいの言いっぷりになりますけれど、「マクロンは貧乏が嫌いなンだね」。

マクロンのように頭脳明晰で富裕を得た個人は三角形の頂点から下界を見渡して、「キミがたもアタマ良くなって昇ってこい。そして、手を取り合おう」なのかも。これってエイメリカというか新教の発想であって旧教ではない。フランスは今はアヂャパーでも元々は旧教が国教の国だったのだから、そういう土台の国でマクロンのような上昇志向の押しつけは反発と怒りを招くだけでさあね。

マクロンって「ガッコあたま」の典型かもしんない。



le 11 décembre 2018, Damase


偶然、こんにち12月11日の聖人が「Damase」。これ、仏語読みすると「だます」w 「だまされねーよ」と思いました、まる








by ma_cocotte | 2018-12-11 16:39 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
商売あがったり
明日もまた、花の都おパリで「黄色いチョッキ、Gilets jaunes」の抗議運動があるのだそう。
きょうの朝の報道によりますと、歴史的建造物に彼らを近寄らせないし、運動が実行される地区の商業施設のほとんどが閉店、市内の主要博物館、美術館も閉館を決めたとか。そりゃ、そうだわな。凱旋門の破壊行為はかなりのもので、同様のことが実現しちゃったら、あーた、です。ルーヴルのガラス張りのピラミッドなど割られちゃいそうだものね。明日はいずれの有名建造物、公共美術品の周囲にはおまわりさんやら憲兵隊さんがブツを取り囲んで輩を近寄らせない(と、おマクロンさまが裏で命じているにちゃーないw)

しっかし、毎週土曜の、しっか〜も師走(お仏蘭西的には待降節と言い表した方がよろしいかも)のクリスマス&新年商戦の書き入れ時に三週連続で黄色いチョッキを羽織ったひとびとが尋常でない大騒ぎをするのです。それも、パリの商業地区を中心に。たまったもんぢゃござあませんわね。なぜ土曜日なのだろう?としばし目玉をきょろきょろ動かしてみたら、土曜日だったら地方在住の支援者も休業日の場合が多いので上京、参加しやすいからかしら、と。この騒動に乗じて、単に「公共物を破壊してのスリリングがたまらん」という気持ちだけで満タンのひとびとも隠れているだろうからタチが悪いし、彼らと向き合う警官や憲兵隊員が全員パリ生まれ育ちのウルトラフロンセでもなけりゃ、盲目的保守でもないし、ましてマクロン神崇拝者でもなく、地方に住む実家や親せき、友人知人たちがガソリン税の高騰やら電気代値上げについての嘆きに同情している者もいるのが現実。

ったくね、昨日の夜は共和国首相にド・ヴィリエ将軍(去年だったかマクロン神の思し召しに従えず、クビを言い渡される前に自ら退任をされた方)を!と強く求める黄色いチョッキさんが紹介され、生番組にそのド・ヴィリエ将軍がご自身の著書の番宣も兼ねて登場なんてこともありました。黄色いチョッキさんたちが「マクロンに毛嫌いされているひとびと」を集めて理想政権を夢想したい気持ちがガイジンの私にもわからなくはありません(あたくしはド・ヴィリエ将軍贔屓です。別にヴァンデ県(註 この県はド・ヴィリエ家の本拠地)の目鼻の位置に私が住んでいることが理由ではありませんが)。

兎にも角にも、「マクロンに次はない」は私が常々、この一か月は毎日、口から言の葉となって飛び出てしまっているつぶやきです。今週に入ってからは、マクロンには人心がない、嫌われ者ってこういうひとのことだ、と確信に至っています。これは今年の秋に入ってから、閣僚が次々と政権から離れる道を潔く選んでいるあたりから思っちゃいたけれど、決定打はやはり今の、目の前で繰り広げられている民衆の運動の勢いですね。イチナナハチク大革命だかロクハチ学生革命だか今世紀に入ってのラカイユ騒動だかの再来に譬えられても仕方ありません。

明日は死傷者が出ませんように、まる

あたしゃ、超ウルトラスーパーど田舎で粛々と・・・ナニ?
あ、思い出した。12月8日の午後1時からアルジェリアはオランで19殉教者の列福式だ。オランはココんちの仏人♂の母方の祖父母が生まれ育った町だし、明日の列福者のひとりはココんちからほど近い町の出身者。縁あるなあ。生中継を見なくっちゃ!と願いつつも、午後2時から高齢者施設での奉仕だ・・・ぢゃんねぇえん。




by ma_cocotte | 2018-12-07 15:34 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
パリに住まなきゃ意味がない。

昨日、師走ついたちの土曜日。
お仏蘭西では先の土曜に続いて第二回目のパリはシャンゼリゼ通りを中心にした黄色いチョッキ運動の集会、デモ行進が実行されました。第一回目の「暴動」と呼んでもかまわないかもしれないほどの騒動でしたから、昨日の第二回目もある程度の先週と同様であろう騒ぎを想像はできましたが、先週はシャンゼリゼの坂の下の方で大騒ぎとなり、今回はシャンゼリゼの坂の上の方での騒動となりました。シャンゼリゼの坂の上の方とは凱旋門がござるあたりです。今となってはなぜ凱旋門周辺で騒ぐことを政府やらパリ市が甘く眺めていたのか不思議ですが、運動実行者側が凱旋門をまるで乗っ取ったかのような状況となり、あの凱旋門にいたずら書きだけでなく、凱旋門そのものの彫刻を破壊するに至ったのでした。

いや~、テレビ画面の向こうとは言え、その様子にガイジンのあたくしは(既に死語でしょうけれど)ドン引きでした。私はおそらく共和国内で最も地味な零細県庁所在地の、外環道の際に住んでいるので、ガソリン税高騰には文句たらたらであり、黄色いチョッキ運動には同情しています。が、彼らがパリだけでなく、各地の公共物や店舗をデモを理由に破壊している現実にはなんら共感を覚えません。今日まで十日近く、共和国内各地の黄色いチョッキ運動の活動報告をテレビ画面を通して見てはいますが、ココのいくつか前のエントリーにもつぶやいたとおり、日数が増えるにつれて参加者がハイになっている?お祭り騒ぎはたまたパーリー状態?と集会先の様子に疑問を持ち、先週末と昨日のパリ集会の破壊行為を見て、彼らの精神状態はどうなってるのかね?とそぼくな疑問を持ったのです。この件も歴史上の過去の出来事のなんらかにリンク付けできるというか、あの破壊を嬉々と実行するひとびとを傍観しているとどうしても「ああ、だから大革命がこの国であったのね」と妙に私は納得しました。それも高学歴の方々にしてみれば、「ま・ここっとって本当に・・・(失笑)」でしょうけれど、どうにも国王を処刑したり、新政府に従わないひとびとを残酷に迫害したご先祖様からのDNAが今に未だ生きているような気がしてなりません。でも、これまた以前、ココで書きなぐったとおり、仏蘭西と言う国はアングロサクソンやゲルマン、スラヴなど民族で語ることは既にできない共和国民構成です。にもかかわらず、まるで大革命当時もこういう騒ぎ方だったのでは?とリンクできるとするならば、それはもしかして仏蘭西語の何かがひとびとの心理に作用するのか、それとも教育なのか、ガイジンの私には何の手掛かりもありませんが、もしかしたら社会学の先生方はそういうあたりからもアプロオチしていらっさるのかもしれません。

こういう破壊行為を眺めても微塵も同情できないし、「私も一緒に壊したい」と私が思えないのも、私自身が「武士の娘の孫」でもない馬の骨だからですね。あんな破壊をしての結果って何か見えますか?私には上から嘲笑しながら冷たい目線を向けるひとびとしか目に浮かびません。

昨日の騒動では凱旋門からほうぼうにのびるシャンゼリゼ通り以外の大通りでも黄色いチョッキ運動参加者が破壊行為を実行したとのこと。私のように田舎のはずれでテレビ画面からパリの様子を見てこんなエントリーをしたところでこれまた「巴里の日本人」方には冷笑されて当然です。すみません。

タイトルにした「パリに住まなきゃ意味がない」というのは、前世紀の終わりに私が江戸城お堀端の会社に通っていた当時、同時期にどういうわけか地球はこんなに大きくて広いのに仏蘭西に長期滞在することになった女性が私を含めて複数おり、南仏に向かう私を前にパリに移住する女性がそれは美しいお顔ですずやかにおっしゃった一言です。今回の黄色いチョッキ運動騒動でも、ひと昔前のサルコぢがおっさる「ラカイユ」騒動でも、パリに住んでいなければ何も真実は見えない、事実はわからないのでしょう。

では、この辺で。

le 2 décembre 2018, Vivien

by ma_cocotte | 2018-12-02 20:55 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
黄色いチョッキのカッコ悪さ le gilet jaune moche
ココ十日くらい、今週に入ってからはほとんどニュウスを見ていません。というか、見る気がしません。
なぜかと言うと、先週はじめからずっと17日に始まる全国規模の石油価格高騰反対イヴェントの報道がトップニュウスで、今週19日月曜からはそれに続くは毎度、日産のカルロス・ゴーン氏逮捕の報道ばかりだからです。このトップ報道が石油価格高騰反対運動、お次がおカルロス・ゴーンの順番が狂わないまま、週末を迎えることになり、木曜夜あたりから視聴するこちらの心中「あああ、共和国内が平和ってことね」と思うようにもなってはいたのです。

が、しかし、

常にトップニュウスである石油価格高騰反対運動、人呼んで「ジレ・ジョオヌ Gilet jaune」、=黄色いチョッキという名の運動ですが、毎度のことながら規模が大きくなるにつれて、参加者のお祭り騒ぎが過剰になり、暴動と呼んでもいいのではないかと思えるほど公共物の損壊や放火が目立つようになってきました。

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この石油価格高騰反対運動についてなぜ「黄色いチョッキ」と綽名されているのかというと、これ ↑ ね。共和国内では2008年7月1日付で自家用車内にはこの黄色いチョッキを常備する決まりができたのです(確かこのポスターに見える赤い三角立て看板も)。共和国という国ではこのポスターでもわかるとおり、市街を囲む外環道を出たら、外灯の存在しない道路ばかりになります。ですから、そういう道で車の事故、故障に遭ってしまったら、ヒトはこの腰のあたりの白い二本の線が蛍光になっているチョッキを着て行動すれば、真っ暗闇の中で爆走する他車にはねられる確率が低くなるのです。ちなみに、おフランスでは写真のような外環の外の一般道では110km/hで走っていいことになってまふ。中央分離帯がなくて、だよ。

つまり、共和国民で、自動車を使っているひとなら誰もが車内に置いてあるこの黄色いチョッキを着用して、今回の石油高騰について政府に抗議しよう!と誰かが提案したわけです。なぜ「誰か」なのか、というと、この抗議運動のリーダーが「曖昧な存在」で、どこの政党党首でもないし、労働組合のトップでもなく、ウワサではフェイスブックで或る仏人男性が呼びかけたのが始まり・・・という話もあります。

そんな責任者が存在しないこの黄色いチョッキ運動ですが、おそらく政府側にしてみれば想定外の大規模な運動に化けてしまった(としか言いようがないかも)。先週土曜日は各県庁所在地の外環道の出入り箇所に黄色いチョッキを着たひとびとが陣取って交通規制だか交通妨害を実行しており、その行動は土曜の日没前までに終わるのかと思いきや、日曜も、週明けて月曜からもほぼ24時間体制で行われたのです。まあ、決行第三日も過ぎれば、想像できますが、積極的に参加している方々は「ハイになる」。ニュウスで紹介されている彼らの様子も陣取った場所でBBQパーリーでワイワイとどんちゃん騒いでいるようにしか傍目には見えなかったりするのですが、彼ら自身は真剣に反対運動に取り組んでいると信じているのです。

そして、週半ばにはほうぼうで放火や暴動騒ぎが始まり、中には高速道路の料金所をデモ参加者が占拠し、利用者を無料で高速道路内に誘ったり、果ては料金所のボックスから火の手が上がり全焼という現実も。この運動は共和国本土だけでなく7つの海に点在するおフランスの海外領土にも広まったことで、土地によっては参加者が暴徒化し、公共物の損壊や物品の盗みにまで。

まあ、この辺は民衆による「民衆のため」と思い込んだ抗議運動が発生した場合におフランスでは「よくあること」に思えたりしなくもありません。きょうは誰が言い出しっぺかわからないまま、この「黄色いチョッキ」運動に賛同するひとびとが花の都巴里に集結し、抗議集会を開きます。ご想像どおり、責任者が存在しませんから事前に警察に許可なんぞ取っておりまへん。ただ、なんとなく、どんどん参加者が暴徒と化してもいるので、花の都巴里で何が起こってしまうのか・・・あたしだったら今日の、週末の巴里へは行かんぞ。催涙ガスが飛び交いそうな悪寒がするもん。

で、最後に。
ココんちからそんなに遠くないシャラント Charente 県内でも同様の、抗議運動参加者による公道の進路妨害行為が続けられており、週半ばだったか、車の進行を妨害された運転者である婦人が車から出て、「通してください」と懇願したところ、運動参加者から「お前は国へ帰れ!」と大声が多数出たのです。なぜなら、そのご婦人の肌の色がカフェオレ色だったから。オイロッパのひとのように金髪碧眼ぢゃなかったってこと。この様子、France 3のニュウスで一部始終放映されて、肌が黄色くて顔が平たい族のあたしは吐き気を催すほど嫌な、悲しい、いや、どう表していいかわからん気持が心身に走りました。報道の最後にはこの女性と社内にいた配偶者が警察にこの旨、訴えたと結ばれていましたが、なんつーか、ココ数日のカルロス・ゴーン氏逮捕に関しての日本への(主に拘置所の環境や待遇)批判などと混ざりあって、いったいおフランスの民衆って先進してンのか、それとも1789年の大革命当時とたいして変わらんままの停滞国民なのか、わからなくなってもきました。民衆の運動の様子を眺めていると大革命時の第三市民かいな?と思えなくもないし、だったらがムばってほしいと私だって願いもします。だって、共和国の場合、車無しに生活できるのはパリ、リヨン、マルセイユの三大都市や、それらに続くストラスブール、ボルドー、リルの、外環道の中に住居があるひとびとだけぢゃありませんかね? 外環道周辺または外環道より外に住んでいるひとびとは車がなければ生きていけねーよ。そういうひとびとから石油価格を高騰させて税金をふんだくる目論見の大統領閣下とそのお仲間たち。彼らには石油高騰なんてなんら響かない。彼らと違い頭が悪くて、出自不鮮明の貧しい我々自身のせいなのですよね。・・・と、大革命当時と同じ構図が見え隠れしてくるわけさ。

ったく、仏蘭西の偏った中華思想、なんとかならんものかの。

昨日の午前中、教会の雑務を終え、80歳を過ぎたであろう責任者のマダムに退席の挨拶をしたら、正午直前だったこともあり、マダムから「ボナ・ペティ」と一言。その後に「日本人もお昼ご飯を食べるの?」という質問がくっついたのさ。Bof


le 24 novemble 2018, Flora


by ma_cocotte | 2018-11-24 16:22 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
ご維新で時は止まり
おととい月曜の、日が暮れたあたりからだったか、仏蘭西でも「ごーん、ゴーン」と五月蠅く耳に聞こえ、目に飛び込むようになってまいりました。はい、日産自動車の代表取締役会長カルロス・ゴーン氏の逮捕についてです、はい。個人的には彼がブラジル生まれ、育ちと知っていたので、ブラジル人がいかにもしそうなこったわい、とまず苦笑でした。次に、彼はおフランス国籍者でもあるので、ブラジル中華思想とフランス中華思想が災いとなって日本という極東の、仏蘭西共和国内で安い世界地図を買えば省略されちゃうような(彼らの概念では)小国で悪さをしたのだろうけれど、おそらくご本人は逮捕された今現在でも、なぜブラジルで生まれ育ち、おフランスで最高の教育を受け、世界の超一流会社のザ・トップ・オブ・トップスになったミーが何悪いことしたの?と罪の意識なんぞこれっぱっちも心身が思い浮かばせないままなのだろうなあ、と私は妄想しています。

で、この世ではもちろん偶然ですが、私個人はたまたま毎週日曜に大河ドラマ「西郷どん」を視聴しており、今月に入ってから岩倉と大久保の欧米使節団が欧米諸国で悉く交渉失敗し、不平等を思い知り、大日本帝國に戻った大久保のキャラが怒髪が天衝いても衝き足りずにおひげも天に向くわ、人相変わるは、「昔の一蔵さんはどこ行っちゃったのぉ?」というあたりがドラマで描かれているわけですが、なんだかこの「西郷どん」での話の流れとカルロス・ゴーン氏逮捕をきっかけとした世間の様子が妙に重なり、確か大政奉還は1867年の秋でしたが、それから151年経ったであろう今2018年になっても、おフランス側の日本国に対しての見下し方はてーして変わらんのではないか?とマロは思い始めてしまっているところです。

そもそも、ココんちの仏蘭西びと♂は人種差別主義者なので、今回のゴーン氏逮捕で日産の西川社長の記者会見についてテレビ画面にあらわれたところで「あ、ゴーンをいぢめた奴だ」とつぶやきやがりましたからね。それから、ルノー社は日産株を4割持っているから、日産はルノーの言いなりになるしかない、とも言いやがりました。まあ、アホどころかパーなので何言っても無駄だなあ、と内心思いつつ、「億万長者のくせにセコいことしやがって、ふん」とつぶやいといた。「ったく、夜明け前から働く、もしかしたら土日も出勤しているかもしれないNissanのフランス人社員がゴーンみたいなことをしたら、同情も、憐れみもあっておかしくないとあたしゃ思うが、ゴーンの給料、調べてみろ」とも、ついうっかり我が口から洩れちまったぜ。

細かいことは書かないけれど、ココんちの仏蘭西びと♂のようなヴァカもんにしても、ルノーやらおフランス共和国政府のヒエラルキア頂点の天井びとであろうと、どこかここ数日の対日本、対日産への見下し方、上から目線が、なんというかなあ、時代遅れというか、こいつらいつまで植民地主義やら昔のおフランスの栄華を支えに信じ込んで、極東やら赤道向こうの国やひとびとをバカにし続けるのかしら?と。こうなってしまうと仏蘭西共和国なんか21世紀において後進国ですわね。

日本国も、日産も、三菱も、ルノーに対してガンと強く動いていいのではないでしょうか。

le 21 novembre 2018, Dimitri



あぁ、書き忘れ。
今回の件でカルロス・ゴーン氏が離婚、再婚していたことを知り、驚きました。
確か前夫人は都内のどこかでレバノン料理のレストランを経営していませんでしたっけ?



by ma_cocotte | 2018-11-21 19:09 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
テレビ婆さんにとってつまらない日
こんにち2018年7月15日があたくし「テレビ婆さん」にとってつっまんなぁあい一日なンであります。
朝、起床してテレビに火ぃ入れたところでどこのチャンネルも、今夕のサッカーワールドカップ決勝の話題です。だから、24時間ニュウス専門チャンネルに換えたら・・・いずれもサッカーワールドカップ決勝の話題。まあ、そういうことはフランスの世の中平和という表れなのだ、と私自身の気持に「どうどうどう」となだめ、言い聞かせて、まもなくお昼。

きょうの朝から目に入るテレビでのこの話題。
ヒジョーに不思議に思うのは、テレビ局がインターネットで拾ったであろう(おそらく)フランス国籍の、齢一桁と思われるお子たちがフランスの国歌(ラ・マルセイェエズ)を嬉々と唄う様子を次々と紹介していることです。子供たちの中にはまるで米国民のように右掌を心の臓あたりに置いて国歌斉唱しています。

式典をまったく行わない、学問だけ教えて道徳は教えないフランスの初等中等教育ですのに、この幼い子供たちはどこで国歌を覚えて、こういう所作で唄いあげるのでしょうね? 素朴な疑問だわあ。

もし、万が一、今宵、フランスが勝利したら、テレビの枠だけでなく、巷の様子が尋常でなくなることはフランスの理だと思われるので、テレビ婆さんはいっそう憂鬱になることでせう。



le 15 juillet 2018, Bonaventure

by ma_cocotte | 2018-07-15 18:44 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(4)
朕を「マニュ」と呼ぶべからず。
昨夜から三次元やら電脳域の仏語圏で飛び交っているニュウス。


こうしてココでタイプしている今も、背後のテレヴィヂョンからこれと同じビデオの音声が聞こえています。
「さヴぁ、マニュ?」と、フランス語の世界で大統領のファーストネームであるエマニュエル Emmanuel の愛称は「マニュ」、それにタメ口の「サヴァ」を添えた形でマクロン大統領閣下に握手を求めた青年に対し、マクロン大統領がご自分について「マニュ」ではなく「ムッシュウ」または「ムッシュウ・ル・プレジドン」を添えるよう諭したわけで。マクロン大統領がココは公式の場であることもきちんと理由付けしていたことはたいしたもんです。

この様子は中道より左に行けば行くほど、または自らの居場所が三角形の底辺であればあるほど、喧々囂々と「オートリテールだあっ!」とどよどよと騒がれるのも容易に想像がつきます。きょうび、フランス共和国の公教育では「教育」しか行わないので、もし家庭で行儀作法など教えないといつでもどこでも自分の思うがままにここちよく誰に対しても友達に話す時のように接する未成年がほうぼうにいます。

このビデオを見ていて思い出したのは、共和国内のカトリック教会のヲールドで、今では神父様に対してこのビデオと同じく、市井でポピュラーな愛称で呼び、もちろんTuでの会話をし、神父様より年長の世俗が自分はアンタより年上だから敬語で話せ、とかTuを用いて提案してくるのも当たり前だのクラッカーです。私がココ新天地に越してきてすぐ関わった教会で、世俗の老若男女がミシェルという名の神父様に向かって「ミシュウ」と呼んだり、Tuを用いたタメ口でぺらぺらしゃべる様子に私はヴぃっくらこいた過去があります。それまでは世俗は年を取っていようが口がようやく動く年ごろであろうが、神父様や修道者には敬語を用いることが私には「当然、自然」だったからです。たとえ、神父様や修道者が私たちに親しみをこめて話し続けたとしても、こちらからは「です、ます」で会話する。フランス語だったら彼らは私たちにTuを用いても、私たちは必ずVousで会話する感じ。神父様に敬称(Mr. ~ または Pr. ~など)用いずに家庭や友人に対してと同様の関りを平気で神父様に提案する高齢者はたいてい1968学生革命の強い影響を受けて、それ以前のカトリック慣習に「反吐が出る」と背中を向けているし、若い者は無論、公教育では授業を受けることしか知らないし、家庭においては親または祖父母が68世代、またはそれ以降という慣習の中で自然に日々を過ごしているひとびとです。だ、か、ら、1968以前の環境に背を向けなかったひとに育てられたり、学校教育で関わったひとたちは21世紀から17年過ぎた今でも神父様には敬語で話します。これはたとえ家族、親戚であっても、です。自分の息子がもし司祭になると我が家を離れたら、そこで親兄弟姉妹は「縁が切れた」というか「関係が変わった」ことを自覚します。だから、実の親が出家した息子に Vous を用いて話すようになることもかつては「当たり前」でした。そういう環境で育ち、現在は司祭、修道者になった方々が市井の小教区で世俗と関わるようになり、初対面の世俗さんから「私は年上だから、です、ます、であなたは話しなさいね」と言われても、内心で「ボクのパパもママンも今の僕には「です、ます」で話しているのにな(苦笑)」でしょうけれど、そういう環境で育った方はスマアトだし、事を荒立てたくないので「あなたのおっしゃるとおりにします。ムッシュウ、マッダ~ム」とそれは美しい顔で返答されるのでしょう。うへぇw

こういう幼少期の家庭環境が自らの出家を境に変化する様子は日本国内のカトリック家庭でもよくあることで、たまに神父様方の自叙伝や回顧録で知ることもできます。たいていは親御さんが自らに言い聞かせて子を聖域に送る、という葛藤も描かれていて、涙無しでは読めなかったりします。(余談、そういう慣習のせいで、以前は出家した司祭、修道者は親の死に目、葬儀にも出られないという話も飛び交ってはいました。)

市井での大統領閣下とのやりとりやら教会という今では限られた小世界でのこういう慣習や関わり方を否定するひとびとも今の世の中、それはたくさんいるし、今ではそちらの勢いの方がマジョリティになっているかもしれません。

で、マクロン大統領におかれましては、未だシジュウになるかならないかのお年ごろですのに、最近のガ・・・いや、お子たちのこういうやりとりについて数秒であっても短く、簡潔に作法を教えたことになります。きっと、たぶん、おそらく、この話題は今週末くらいまで尾を引いて、風刺した漫画や人形劇が次々とこさえられるのでしょうね。ヒダリの突き当りからミギの突き当りまで飛び交ういろいろな意見を眺めつつ、「今のフランス共和国」をガイジンのあたしは楽しむことにします。



le 19 juin 2018, Jude







by ma_cocotte | 2018-06-19 15:37 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
コ ノ ゴ ガ ツ
今年、2018年の五月。
仏蘭西の暦におかれましては、国定固定祝祭日が5月1日と8日で、8ひくことの1は7ですから、いずれも火曜日になります。そして国定移動祝祭日が2018年の場合、10日と21日です。5月10日はキリスト昇天祭で復活祭の日曜日から40日後なので毎年必ず日付異なれど木曜日になります。5月21日は聖霊降臨の日曜翌日の月曜日という祭日で、こちらもまた毎年必ず日付が違っても聖霊降臨を祝う日曜日の翌月曜日が祭日になります。

で、今年。
固定祝祭日の1日と8日が火曜日になったことで、日曜と火曜の間の月曜日が就業日、そして火曜と木曜の間の水曜日が就業日、そしてそして、木曜と土日の間の金曜日が就業日と、休・働・休・働・休・働・休・休という日の流れになってしまったのです。となりますと、ココはおフランス。いずれの御時にかココで書き殴った記憶がありますが、共和国民は休みと休みの間に一日だけ就労日があるとその日を休んでしまう方が相当数おり、そうすることを「ポン Pont、=橋」と言い表しているのです。今年の場合、一週間のうち月曜と水曜と金曜が休日にはさまった一日きりの就労日になりますので、ポン、ポン、ポンと3つの橋をかけて8日、いや、先の土曜から数えたら9日の休暇を取っちまうひともいるわけで、まあ、月曜休業の店舗が多数を占める共和国内ではありますが、普段月曜開店のお店でも橋をかけて連休にし、「水曜日からお待ちしておりまーす」とフェイスブックでお知らせちょんまげだったりします。

これもまた、生きている長年の間にたまにやってくる「せらヴぃ」と言われれば、「はい、おっしゃるとおりです」とほほ笑むしかありませんが、しかし。

今年はこの暦の流れにちょいと前、ココで話題にした国鉄とおエールおフランスのストライキが乗っかっているという現実。
毎週、週末前の金曜日と週明けの月曜日の朝になると両社のストライキについての情報が報道で流れます。私にとってはこれらのストライキは他人事ながらムっとなることばかり。以前、どこかに書き散らかしたかもしれませんが、ココんちのように首都や大都市ではなく地方の超ウルトラど零細都市だと、週末だけ自宅に戻り、週明けの早朝に列車に乗り、花の都はパリやら日本語の世界史の教科書に登場するような有名都市に移動し、会社勤務やら学校の寮に戻り週末の帰宅まで過ごす老若男女がかなりいます。ですから、金曜と月曜に国鉄がストライキを決行すると、彼らの移動が難しくなったり、不可能になったりするのです。その証拠に4月の毎月曜、ココんち近くの国鉄駅には列車が一本も通りませんでした。地元紙は「駅が死んだ」と第一面に大見出しを載せたほど。

国鉄の労働者は国家や国父さんである大統領閣下に不満があってストライキ決行しているのに、その犠牲になるのは平民(あたしゃ、国民とは言わないよw)というのはこんなに屁理屈で論破を好む民なのに大いなる矛盾なんぢゃないかと思うンですがねぇ。

そして、おエールおフランスのストライキも先週末だったか現社長が退任したけれども、彼が退任して、もしも社員の給与だか待遇が(彼ら好みに)改善されたとしても、国民どころか世界中の旅人のおエールおフランス離れは加速するばかりだとあたしは想定するンですが。前世紀のように国民が母国のナショナルフラッグの航空会社しか使わないということは21世紀に入って17年も経った今は過去であり、地球を旅することに慣れたひとびとはしっかり脳内で料金とサーヴィス、快適さを考えて航空会社を選び、利用するようになりました。で、現在のエールフランスの価格設定、機内サーヴィスと快適・清潔さはバランスよろしいでしょうか。・・・・私見ですけれど、アンバランス極まりない。私の場合、前世紀の終わりはおエールおフランスの愛用者でしたが、どんどんサーヴィスが悪くなり、最後に乗った時は食事を指定したら馬でも食べないような食物がお盆に乗ってきましてね。それを限りに・・・というか、その後も里帰りのたびに複数の航空会社の提示料金を比較してもおエールおフランスがデラ高い・・・で、機内は汚いし、食事はああだし・・・となるわけで。そーゆーこと(ココ ↑ に書いたのは私が経験したトラブルの中のほんの一部です)を知っているだけに、こうして今、連日、テレビやラジオからAFのストライキやAF労働組合の言い分を見聞しても、なぜだかむなしいわあ、なのでした。

デモやストライキは共和国民平等の権利であることは私も知ってはいるつもりですけれど、それらが暴動にヘンゲしたりするのはまったくもって私には理解不能で、そういう点にぶち当たると私はやっぱりフランスではガイジンなのだとあらためて思い知るのでした、まる


さーて、明日は祭日なので、明日することを今日しなくちゃね。ふぅ。


le 7 mai 2018, Domitille

by ma_cocotte | 2018-05-07 17:50 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)