出たあっ、いんぼうろん

確かに黄色いチョッキ運動員のシュプレヒコールからは「マクロン、辞任」も聞こえてはきますが、ハイテンションマックスな彼らとは違い、市井のひとびとは普通、「マクロンの任期は残り何年だったっけ?」とか「マクロンに次はない」とかそういうことが口からこぼれており、真顔で「これでマクロンも辞任だな」と話す共和国民、私は黄色いチョッキさんたちのシュプレヒコール以外に未だ聞いていません。

というか、ココんところ、ココでつぶやいたとおり、先週後半にエドゥアル・フィリプ首相がクビになるかも、と報道が繰り返され、理由はマクロン大統領が世の中こんな騒動になっちゃってフィリプ首相の内政に問題があるとご立腹だからだ、と説明が私の耳に聞こえてきて、もしそれが本当になったら、マクロン大統領のご立腹で「去らざるを得なくなったひと」はこれで何人目だろう?と、ふと。

先日もココで書き散らかしましたが、超ウルトラスーパーど田舎に住む私の周辺ではマクロン大統領について「彼は未だ若すぎるのだ」と遠慮がちに語る仏蘭西びとが多いです。マクロン大統領について誰もクビだ、退任だ、とは大声で叫んでもパリまで届かないのに、誰も小声でも言いません。なぜだろう?としばし思いめぐらしたら、ああ、大統領選挙の決選はマクロンvs極右政党党首のマリィヌ・ル・ペンの二択だったから、ほとんどの仏蘭西びとはマクロンに票を投じるしか道はなかったのです。ご自分が一票を投げた人物が現在のフランス共和国大統領であり、彼がいくら40歳でも国家元首であり、ひと昔前なら国父なのだから「即刻辞任」とは言えない・・・というか、仏蘭西の場合、大統領が選ばれた首相職が内政の長上で、大統領が共和国内を不安定にしてしまった首相にご不満、ご立腹、だっから、クビ!というのはマクロンに限ったことではないのだけれど。何せ、マクロンは大統領の座に着いてから、ギリシャ神話のジュピターに譬えられたり、ナポレオンの再来と誰かが言わされたのか、言ったのか。なんというか不要なほどのチカラの入った強権者ですから・・・いやはや。

そんな妄想が私の脳内を巡った時に思い出したのが、M-1グランプリ。
確か決勝は二択ではなく三択だったなあ、と。フランスでは今世紀に入ってから、何度か最終決戦候補のひとりが極右政党の人物になり、そうなってしまうと極右以外の共和国民は極右政党ではない方の人物にしか投票《できなくなる》。この最終決戦は米国の真似・・・と言っても、米国は二党だから、2候補というか、ベースがまるでフランスのそれとは違うので、最終決戦は三択が良いのではないかと選挙権もないガイジンながらそう考えました。もし前回の大統領選の決戦で三択だったら、マクロン、ル・ペン、フィヨンの三名ですからね。事実上、マクロンvsフィヨンで勝負だったのだろうなあ。選挙中にフィヨン家のスキャンダルを流したのはマクロン陣営の圧しだろうけれど、それでも結果はフィヨンが勝ったかも。

まあ、次の大統領選挙は2021年? はー、その時、私はこの世にいるのだろうか?
おんりぃ・がっど・のおず。

le 13 décembre 2018, Lucie




# by ma_cocotte | 2018-12-13 23:29 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
ヴぁっかにしないでよ。そっちのせいよ。


ちょっと待って。プレイバック!プレイバック!
今の言葉ぁ プレイバック! プレイバック!
なんだろねぇ、懐かしい歌が脳内ヂュウクボックスから流れてきたぜ、べいべ。

ココの前回のエントリィを送信した直後にココんちあたりは夜明けを迎え、ほぼそれと同時に背後のテレビのスピーカーからもしかするとエドゥアル・フィリプ首相が退任となる(いや、おマクロン神からクビを言い渡される)らしいと流れ始めました。それを聞いたところで、こんなおマクロン神のもとでだーれが首相の座に就くンだろ?と。共和国でガイジンのまんま棲息している私の脳では誰も思い浮かびません。これはちょいと前の内務大臣が自ら政権を去った直後の人選でもまンるで想像つかなかった時以上の「ぽっか~ん(口で息している顔つき)」なのでした。で、誰が選ばれたとしても私欲で生きているヒト以外はおマクロン神の下なんて「たまったもんぢゃねぇよなあ」とついうっかり、口で息したまんま思っちゃったのでしたあ、まる

上に貼ったリンクは昨日の夜、共和国内で放映されたおマクロン神の共和国民に向けた演説の映像でごわす。
バイアスのかかったあたしの目から頭に送信されたこのご尊影は、「どこのガキ?」です。これから思春期を迎える少年のような人相ぢゃああありませんか。先週末、ヂュピタア(現世ではエマニュエル・マクロンと呼ばれている)神は最愛の(現世ではブリヂットと名乗られてる)ヴィヰナスとどうお過ごしあそばされたのでせう。ヴィヰナスにあやされているナルシスに化したおマクロン神というルーヴルあたりに掲げられているどなたかの絵画がなぜか思い出される不思議。てか、これまで歴代のおフランス大統領や政治家について聖書の登場人物になぞらえることが続いていたのに、おマクロン政権になってからギリシャ神話の登場人物に譬えられるのがオカシくもあります。

で、昨日の夜のおマクロン神、いえ、マクロン大統領閣下の登場。
傍観者の立場の私が思うに「遅すぎた」のではないですかねぇ。
黄色いチョッキ運動でピチピチしているひとびとの怒りは頂点に達し、沸騰し、中には既に爆発している試験管がいくつもあるわけで、そういう状態になっているひとびとに「最低賃金を引き上げますよ」「予告した諸税引き上げの実施日を延期します」「年金生活者の一部(低額支給層)に温情」「ボーナスには税金をかけないよう私企業にも政府から指導す」とか次々と提案したところで、冷ややかにテレビ画面を眺めているミーには「なんだこりゃ。こうゆうのを子供騙しっちゅうンぢゃないの?」「飴玉で騙しているぜ。あっという間に口の中で溶けちゃうべ?」という感想しか出てきませんでした。
偶然なのか、このマクロン大統領閣下の共和国民への「語りかけ」の番組が終わった直後、ほうぼうの黄色いチョッキ着用者から「100ユーロなんぞ給油一回分ではないか!」と具体的な事実を挙げての叫びが言の葉となって口から表れたのでした。「だよねー」としか同意できないわ。やっぱ、怒りが怒髪天衝いて、口腔内が高炉と化してしまっているのだからおマクロン神がエリゼ宮のバルコニィから投げた福飴なんて瞬時に溶けちまう、歯の詰め物が取れると心配して神経集中して飴玉を口腔内で転がす必要もまるで無しなのさw

てなわけで、今度の土曜日も黄色いチョッキ運動者たちによる抗議集会が花の都巴里やら共和国内の県庁所在地と観光地で実施されるらしいです。きょうの朝のニュウス第一報で、ほぼ極左に位置しちゃってるメランション(前回の大統領選に出馬していた)が今週末の総決起を叫んでましたからに。

まあ、おマクロン神は「飴ではなくブリオッシュを投げよう。そうすりゃ、あやつらも咀嚼するから考える余地ができるだろ」と思考が進むだろうなあ・・・と想像はしますけれど、そういう以前にエマニュエル・マクロンというヒトは成功者が好きで、アルカイーダ(=アラビア語で「三角形の底辺」という意味)に棲むひとびとについて(無知な子供のように)嫌いなのだろう、とこんな私でもニオイをかぎ取っているのよね。マクロン大統領って「絶対服従」と「絶対従順」も独善で彼にとって都合のいいところを摘み取って、他人に押し付けているのも、あたしゃなんとなーく気づいています。マクロン大統領より年長の方々が「彼はまだ若い。そのせいだよ」と静かにつぶやく姿も、私は偶然いくつも現実で見てもいます。だから、私室で子供に化けたマクロン大統領をあやす菩薩だか聖母のごときブリジット夫人の「絵」も容易に妄想できるわけです。

先週末にフィリプ首相がクビにされるかも、後任は誰?となった時、黄色いチョッキ運動支援者の中から昨年、マクロン大統領に従えず、クビを言い渡される直前に自ら現場を去った共和国軍の最長上ド・ヴィリエ総大将の名前が何度も出てきたのも、彼らの中に従軍経験者がひとりやふたりいるのは当たり前だのクラッカーですものね。ド・ヴィリエ将軍ご本人はご自分は決して政治家ではなく軍人だからありえない、とはっきりおっしゃってました(彼の実の弟は政治家で、過去に数度、大統領選に立候補してもいます。が、短絡的に申せば弟君は世間でほぼ「極右」扱い)。

と、以上、ながながダベりましたけれど、今の、少年のような人相の大統領さんには宇津救命丸が良薬かしらね。お仏蘭西にはないけどさ。

オランド大統領の御時にか、共和国内の富裕層に税金をかけて、その一部は納税に不満を覚えたので共和国外に移住したのです(富裕層の中には複数国籍者がいる)。ココ数週間の「黄色いチョッキ」騒動を眺めていると、富裕層はいとも簡単に国外脱出できるけれど、黄色いチョッキをまとった人々にはそんな海外逃亡(我が脳内は国外脱出をはかるルイ16世一家@ベルばら)なんてできません。マクロン神にしてみれば海の投網に引っ掛かった魚が三角形底辺に生きるひとびとで、彼らは決して逃げないからアタマ数の多い彼らからの税収が「チリも積もればヤマとなる」という魂胆(いかにも銀行屋さんw)。大金持ちはさー、不満を爆発させないように快楽生活する手段をいくらでも選べるけれど、三角形の底辺のひとびとにはできません。

なんだかなあ。
三歳児くらいの言いっぷりになりますけれど、「マクロンは貧乏が嫌いなンだね」。

マクロンのように頭脳明晰で富裕を得た個人は三角形の頂点から下界を見渡して、「キミがたもアタマ良くなって昇ってこい。そして、手を取り合おう」なのかも。これってエイメリカというか新教の発想であって旧教ではない。フランスは今はアヂャパーでも元々は旧教が国教の国だったのだから、そういう土台の国でマクロンのような上昇志向の押しつけは反発と怒りを招くだけでさあね。

マクロンって「ガッコあたま」の典型かもしんない。



le 11 décembre 2018, Damase


偶然、こんにち12月11日の聖人が「Damase」。これ、仏語読みすると「だます」w 「だまされねーよ」と思いました、まる








# by ma_cocotte | 2018-12-11 16:39 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)
商売あがったり
明日もまた、花の都おパリで「黄色いチョッキ、Gilets jaunes」の抗議運動があるのだそう。
きょうの朝の報道によりますと、歴史的建造物に彼らを近寄らせないし、運動が実行される地区の商業施設のほとんどが閉店、市内の主要博物館、美術館も閉館を決めたとか。そりゃ、そうだわな。凱旋門の破壊行為はかなりのもので、同様のことが実現しちゃったら、あーた、です。ルーヴルのガラス張りのピラミッドなど割られちゃいそうだものね。明日はいずれの有名建造物、公共美術品の周囲にはおまわりさんやら憲兵隊さんがブツを取り囲んで輩を近寄らせない(と、おマクロンさまが裏で命じているにちゃーないw)

しっかし、毎週土曜の、しっか〜も師走(お仏蘭西的には待降節と言い表した方がよろしいかも)のクリスマス&新年商戦の書き入れ時に三週連続で黄色いチョッキを羽織ったひとびとが尋常でない大騒ぎをするのです。それも、パリの商業地区を中心に。たまったもんぢゃござあませんわね。なぜ土曜日なのだろう?としばし目玉をきょろきょろ動かしてみたら、土曜日だったら地方在住の支援者も休業日の場合が多いので上京、参加しやすいからかしら、と。この騒動に乗じて、単に「公共物を破壊してのスリリングがたまらん」という気持ちだけで満タンのひとびとも隠れているだろうからタチが悪いし、彼らと向き合う警官や憲兵隊員が全員パリ生まれ育ちのウルトラフロンセでもなけりゃ、盲目的保守でもないし、ましてマクロン神崇拝者でもなく、地方に住む実家や親せき、友人知人たちがガソリン税の高騰やら電気代値上げについての嘆きに同情している者もいるのが現実。

ったくね、昨日の夜は共和国首相にド・ヴィリエ将軍(去年だったかマクロン神の思し召しに従えず、クビを言い渡される前に自ら退任をされた方)を!と強く求める黄色いチョッキさんが紹介され、生番組にそのド・ヴィリエ将軍がご自身の著書の番宣も兼ねて登場なんてこともありました。黄色いチョッキさんたちが「マクロンに毛嫌いされているひとびと」を集めて理想政権を夢想したい気持ちがガイジンの私にもわからなくはありません(あたくしはド・ヴィリエ将軍贔屓です。別にヴァンデ県(註 この県はド・ヴィリエ家の本拠地)の目鼻の位置に私が住んでいることが理由ではありませんが)。

兎にも角にも、「マクロンに次はない」は私が常々、この一か月は毎日、口から言の葉となって飛び出てしまっているつぶやきです。今週に入ってからは、マクロンには人心がない、嫌われ者ってこういうひとのことだ、と確信に至っています。これは今年の秋に入ってから、閣僚が次々と政権から離れる道を潔く選んでいるあたりから思っちゃいたけれど、決定打はやはり今の、目の前で繰り広げられている民衆の運動の勢いですね。イチナナハチク大革命だかロクハチ学生革命だか今世紀に入ってのラカイユ騒動だかの再来に譬えられても仕方ありません。

明日は死傷者が出ませんように、まる

あたしゃ、超ウルトラスーパーど田舎で粛々と・・・ナニ?
あ、思い出した。12月8日の午後1時からアルジェリアはオランで19殉教者の列福式だ。オランはココんちの仏人♂の母方の祖父母が生まれ育った町だし、明日の列福者のひとりはココんちからほど近い町の出身者。縁あるなあ。生中継を見なくっちゃ!と願いつつも、午後2時から高齢者施設での奉仕だ・・・ぢゃんねぇえん。




# by ma_cocotte | 2018-12-07 15:34 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
生温い師走の始まり
師走に入って第四日目。
ようやくお天道様が雲を割って現れたので、12月4日の午後遅く、ココんちからほど近いニオール市の旧市街で開催されているクリスマス市を冷かしてきました。
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ニオールはアルファベットを並べると Niort となり、ヌゥヴェル・アキテエヌ地方の北端であるドゥ・セーヴル Deux-Sèvres 県の県庁所在地です。まあ、私見ですけれど、ニオールはあまりサエない町で、県庁所在地であっても市内に地下鉄もトラムウェイも通ってもいませんし、まぢ、なんだかな、な町なのですけれども、県庁所在地だからかクリスマス市は(2018年度の場合)12月1日から24日夕刻まで催されているのです。よその町村では待降節に入ってからいずれかの土、日曜のどちらか一日または両日のみにクリスマス市を開催というのがマヂョリティです。

なぜ無職の私が夕方にクリスマス市を訪問したのか。それは電飾見たさで、昨日は17時半を周ってようやく飾りに火が入りました。



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きれいやねぇ。

ただし、昨日は日本だけでなくお仏蘭西の、このニオールあたりもとっちらかったような気温上昇で、こうして写真を撮ってもなんだかキリっと冷えた空気が感じ取れない気がするのですが・・・日本国内だけが異常気象だとナニかの前触れではないか、と心配になる私ですが、お仏蘭西でもこんな緩んだ気温でまず安心して、次に「まっさか世紀末の予兆???」と今更善行しこたま実行して命乞いしようと思う自分が情けなく、あわれな地を這う獣のようでなあ。地獄にも行けず、醜い肉体で苦しみ続けるのかなあ。ま、それも天主さまの思し召しでぃ・・・と開き直っても、全然、自分、救われない。

ニオールのクリスマス市は12月24日までなので、何度か訪問できればよいのですが。もうちょっと、こう、肌がしびれるくらいの寒い日に遊びに行きたいです。


le 5 décembre 2018, Gérald





# by ma_cocotte | 2018-12-05 20:56 | 『冬』 Rien de special | Comments(0)
パリに住まなきゃ意味がない。

昨日、師走ついたちの土曜日。
お仏蘭西では先の土曜に続いて第二回目のパリはシャンゼリゼ通りを中心にした黄色いチョッキ運動の集会、デモ行進が実行されました。第一回目の「暴動」と呼んでもかまわないかもしれないほどの騒動でしたから、昨日の第二回目もある程度の先週と同様であろう騒ぎを想像はできましたが、先週はシャンゼリゼの坂の下の方で大騒ぎとなり、今回はシャンゼリゼの坂の上の方での騒動となりました。シャンゼリゼの坂の上の方とは凱旋門がござるあたりです。今となってはなぜ凱旋門周辺で騒ぐことを政府やらパリ市が甘く眺めていたのか不思議ですが、運動実行者側が凱旋門をまるで乗っ取ったかのような状況となり、あの凱旋門にいたずら書きだけでなく、凱旋門そのものの彫刻を破壊するに至ったのでした。

いや~、テレビ画面の向こうとは言え、その様子にガイジンのあたくしは(既に死語でしょうけれど)ドン引きでした。私はおそらく共和国内で最も地味な零細県庁所在地の、外環道の際に住んでいるので、ガソリン税高騰には文句たらたらであり、黄色いチョッキ運動には同情しています。が、彼らがパリだけでなく、各地の公共物や店舗をデモを理由に破壊している現実にはなんら共感を覚えません。今日まで十日近く、共和国内各地の黄色いチョッキ運動の活動報告をテレビ画面を通して見てはいますが、ココのいくつか前のエントリーにもつぶやいたとおり、日数が増えるにつれて参加者がハイになっている?お祭り騒ぎはたまたパーリー状態?と集会先の様子に疑問を持ち、先週末と昨日のパリ集会の破壊行為を見て、彼らの精神状態はどうなってるのかね?とそぼくな疑問を持ったのです。この件も歴史上の過去の出来事のなんらかにリンク付けできるというか、あの破壊を嬉々と実行するひとびとを傍観しているとどうしても「ああ、だから大革命がこの国であったのね」と妙に私は納得しました。それも高学歴の方々にしてみれば、「ま・ここっとって本当に・・・(失笑)」でしょうけれど、どうにも国王を処刑したり、新政府に従わないひとびとを残酷に迫害したご先祖様からのDNAが今に未だ生きているような気がしてなりません。でも、これまた以前、ココで書きなぐったとおり、仏蘭西と言う国はアングロサクソンやゲルマン、スラヴなど民族で語ることは既にできない共和国民構成です。にもかかわらず、まるで大革命当時もこういう騒ぎ方だったのでは?とリンクできるとするならば、それはもしかして仏蘭西語の何かがひとびとの心理に作用するのか、それとも教育なのか、ガイジンの私には何の手掛かりもありませんが、もしかしたら社会学の先生方はそういうあたりからもアプロオチしていらっさるのかもしれません。

こういう破壊行為を眺めても微塵も同情できないし、「私も一緒に壊したい」と私が思えないのも、私自身が「武士の娘の孫」でもない馬の骨だからですね。あんな破壊をしての結果って何か見えますか?私には上から嘲笑しながら冷たい目線を向けるひとびとしか目に浮かびません。

昨日の騒動では凱旋門からほうぼうにのびるシャンゼリゼ通り以外の大通りでも黄色いチョッキ運動参加者が破壊行為を実行したとのこと。私のように田舎のはずれでテレビ画面からパリの様子を見てこんなエントリーをしたところでこれまた「巴里の日本人」方には冷笑されて当然です。すみません。

タイトルにした「パリに住まなきゃ意味がない」というのは、前世紀の終わりに私が江戸城お堀端の会社に通っていた当時、同時期にどういうわけか地球はこんなに大きくて広いのに仏蘭西に長期滞在することになった女性が私を含めて複数おり、南仏に向かう私を前にパリに移住する女性がそれは美しいお顔ですずやかにおっしゃった一言です。今回の黄色いチョッキ運動騒動でも、ひと昔前のサルコぢがおっさる「ラカイユ」騒動でも、パリに住んでいなければ何も真実は見えない、事実はわからないのでしょう。

では、この辺で。

le 2 décembre 2018, Vivien

# by ma_cocotte | 2018-12-02 20:55 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(2)